40代おひとり様の初心者海外旅行【イタリア5日目 ベネチア　その①】

2018/07/28 - 2018/08/05

イタリア旅行5日目はヴェニスで終日観光。

お昼すぎまではまずはヴェニスの観光地の中心ともいえるサンマルコ広場へ。

広場最寄りの水上バス停留所を降りたところから、大人気の観光地だなとわかるにぎわい。土産の屋台が軒を連ね、運河沿いには多数のゴンドラが行きかう風景は絵に描いたかのような美しさ！

サンマルコ広場にはオシャレなカフェが連なり、オープンテラスの傍らではヴァイオリンの生演奏が優雅なメロディを広場いっぱいに響かせて、なんて美しくも優雅な空間…！

サンマルコ寺院の多数のアーチで形成された建造物はまるで薔薇の花びらのよう。

※旅の想いを徒然なるままに綴った旅行エッセイはこちら

●40代おひとり様の超初心者海外旅行【イタリア5日目】
https://nanami-jp.hatenablog.com/entry/2019/09/01/195728

エリア ベネチア(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

●サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会

アカデミア橋近くの乗り場からヴァポレットに乗ってサン・マルコ広場に向かう。
途中、白壁に青い丸屋根が優美なサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会が間近に。

●ゴンドラ

アカデミア橋からサン・マルコ広場へはヴァポレットで乗り換えなしで1本で行ける便利さ。
サン・マルコ広場のヴァポレット停留所の近くにはゴンドラ乗り場もあって賑わっている。

ヴァポレット停留所からサン・マルコ広場に向かう。海辺の桟橋的な雰囲気が素敵。

●サン・マルコ広場

広場に向かう途中はお土産屋が軒を連ねている

●サン・マルコ寺院

ファザードと呼ばれるアーチの壁面の連なりが優美なサン・マルコ寺院。
中に入ってみたかったが、人の多さに並ぶ気力がなくて回避。

●サン・マルコ広場

ドゥカーレ宮殿のチケット売り場は広場に対して寺院や宮殿の反対側。広場をゆったりつっきりながら雰囲気を楽しむ。

●ドゥカーレ宮殿
・開：8：30～18：00
・休：無休
・交：サン・マルコ広場。サンマルコ寺院の隣。

サン・マルコ寺院に隣り合うようにして建てられた巨大な建物がドゥカーレ宮殿。9時台ですでたくさんの観光客が並んでいる。それでも団体客が多いせいか、一般客はルートが分けられていたようで思ったより待たずに入場。

●ドゥカーレ宮殿

ヴェネチアの富の象徴として9世紀に建てられて後、14～15世紀にゴシック様式に改装されたらしい。
かなりの広さで通路も入り組んでいるので、一人だとちょっと迷子になりそう。団体客も多いので、多数の人の流れに乗って移動すると分かりやすい。

●ドゥカーレ宮殿

殿は中世のヴェニスの商人たちの羽振りのよさで、ありあまった財力を投じた装飾。そしてやはり外せないのが、いたるところを埋め尽くす金箔と天井＆壁画。
先にフィレンツェの宮殿をみまくったせいか、この宮殿はあまり目のいかない場所や梁の彫刻が意外と大振りな印象。遠いフィレンツェの芸術が人づてに辿りついて再現された為だろうか。

●ドゥカーレ宮殿

天井を飾るシャンデリアはヴェネチアンガラスでつくられており、この都ならでは豪華絢爛さを出している。

●ドゥカーレ宮殿

家具や壁紙もゴージャスで素敵♪

●ドゥカーレ宮殿

部屋ごとに壁紙や家具の色味を変えて趣向を凝らしている

●ドゥカーレ宮殿

時計ももちろん金箔でゴージャスに。中世ですでに時間の概念を時計で認識しているところに、海運で一大都市を築き上げたベニスの商人たちのビジネスマンとしての気概を感じる。

●ドゥカーレ宮殿

天井に施される装飾も様々なモチーフで埋め尽くされている。…のだろうが知識がないのでモチーフの意味など分からず、、、可愛い、美しいという見た目だけを純粋に楽しむ。

●ドゥカーレ宮殿

天井にも装飾がみっちりと

●ドゥカーレ宮殿

この宮殿の面白さの一つが、地下に張り巡らされた地下牢だろうか。観光客の波に流されるままに宮殿内を歩き回っているうちに、気が付いたら地下牢ゾーンに突入していた。

●ドゥカーレ宮殿

地上階の豪華さに反比例するかのようにむき出しの岩壁に通気性の悪い狭い通路が迷路のように張り巡らされ、他の観光客がいなければ出口に辿り着けないんじゃないかという距離が囚人を逃がさないぞという本気を感じさせる作りで怖い。