40代おひとり様の初心者海外旅行【イタリア7日目 ローマ　バチカン　サン・ピエトロ大聖堂】

2018/07/28 - 2018/08/05

バチカン美術館で半日を過ごした後は、美術館の地下いあるイートインで遅めの昼食。ピザとコーラでちょっとジャンキーにエネルギーチャージ。

15時台はサン・ピエトロ大聖堂に入るために、炎天下の中、ただひたすら並ぶ、並ぶ…。
聖堂は予約ができないので、サン・ピエトロ広場を半周しそうな長蛇の列に慄きつつも、大人しく並ぶしかない。
人種も老若男女も関係なく、みな平等に並ぶしかないというのはある意味、神聖な場を訪れるための儀式のようでもある。

後で気づいたのだが、朝イチで早めにサン・ピエトロ大聖堂に並び、昼過ぎに予約したヴァチカン美術館に行けばよかったかも…。
とはいえ、予約時間に間に合うかどうかでヤキモキするのも切ないので、とにかくバチカン市国観光は時間にゆとりを持つのが大事だと学ぶ。

●サン・ピエトロ大聖堂

・開：7：00～19：00（10月～3月は～18：30）
・休：宗教的祝日には入場規制あり
・交：バチカン市国内

ちなみにバチカン市国はれっきとした１つの国で、国境は城壁で囲まれている。とはいってもサン・ピエトロ広場やバチカン美術館入口から気軽に入国できパスポートも不要。


※旅の想いを徒然なるままに綴った旅行エッセイはこちら

●40代おひとり様の超初心者海外旅行【イタリア7日目】
https://nanami-jp.hatenablog.com/entry/2019/09/01/204046

エリア ローマ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

●サン・ピエトロ広場

サン・ピエトロ大聖堂に入るための観光客で長蛇の列！夏は帽子と水は必須！
真夏日ということで時々、広場に撒かれる打ち水がありがたい。

●サン・ピエトロ大聖堂

大聖堂は入口のセキュリティチェックを無事に通過すれば誰でも無料で入ることができる。流石、総本山。太っ腹。

●サン・ピエトロ大聖堂

入口には複数の門が設けられている。
行く手は地獄か天国か。裁きの門のプチ体験。

●サン・ピエトロ大聖堂

待ちに待った大聖堂の内部はこれまた息を飲む荘厳さ。柱も天井も床もどこを見ても厚い信仰の塊で生み出された緻密な装飾で埋め尽くされている。
神聖さも権威も半端ない。
ちなみにこの大聖堂もクーポラに登れるらしいのだが、並ぶ体力が底を付き断念。ヴァチカン市国を一望したかった……。

●サン・ピエトロ大聖堂

大聖堂は縦が横より長い十字架の形をしており、縦の部分は身廊と呼ばれているそう。
天井はもとより、柱の一本一本、隅々まで手を抜かない装飾がみっちりと施されている。
信仰の具現の塊に気力体力が吸い込まれそうな勢い。

●サン・ピエトロ大聖堂

大聖堂の中にはミケランジェロ作のピエタ像も。
ちなみにこの像、ミケランジェロが23歳の時の作品だそう。
23歳といえば大学4年生か新入社員かといった年齢。
この年にしてすでにこの完成度。脳内と指先に３Ｄスキャナーを内蔵しているとしか思えない造形。天才の格の違いを見せつけられる。

●サン・ピエトロ大聖堂

大聖堂のそこかしこに天使の像が。
一見、布と思しきものが良く見たら大理石の彫刻でビックリ！！
なんという柔らかく滑らかな仕上がり。

●サン・ピエトロ大聖堂

宗教画もいたるところに。当時、文字が読めない人も絵だけで内容が分かるということは、宗教に詳しくない私にも内容が分かりやすい。絵画は万国共通。

●サン・ピエトロ大聖堂

床のレリーフも緻密で美しい。

●サン・ピエトロ大聖堂の衛兵

そこかしこに佇む衛兵さんはスイスから派遣されているスイス人衛兵とのこと。
年齢19～34歳で身長174cm以上で、カトリックかつ兵役経験ありのスイス人でないと選ばれないらしい。厳選されたエリートたちはみなイケメン☆　無表情で真っ直ぐ立つ姿が凛々しい。

●夕食

昼食のピザがイマイチだったので、夕食はバチカン市国からちょっと歩いたピザ屋でリベンジ。買ってからテイクアウト専門店で近くで食べる場所がないことに思い当たり、恐々とホテルまで持って帰ることに。
ホテルの近所で買ったビールとピザは最高の相性で美味しかった！！