40代おひとり様の初心者海外旅行【イタリア4日目 フィレンツエ】

2018/07/28 - 2018/08/05

旅も中盤へと差しかかった4日目。
この日は昼過ぎにヴェニスに移動予定。
とはいえチェックアウトは12時で列車は13時台なので、午前中は名残惜しいフィレンツェを時間が許す限り散策することに。
ホテルから徒歩数分で有名な教会があると知り、朝イチで向かう。

※旅の想いを徒然なるままに綴った旅行エッセイはこちら

●40代おひとり様の超初心者海外旅行【イタリア4日目】
https://nanami-jp.hatenablog.com/entry/2019/09/01/181655

エリア フィレンツェ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

●サンタ・クローチェ教会

・開：9：30～17：00
・休：祝日不定休
・交：シニョリーア広場から徒歩7分

ホテルの通りを抜け、広場にたどりついて開けた視界の目の前に突如現れた白亜の教会。朝日で逆光になってしまっていたが、清々しい朝の光を浴びて佇む姿が美しい。

サンア・マリア・ノッヴェラ教会と比較すると内装は男らしいというか堅牢な印象が強い。ストイックな空間に、祭壇奥のステンドグラスの煌めきだけが浮き上がり、これはこれでメリハリの効いた空間になっている。

●サンタ・クローチェ教会

教会の側廊にはミケランジェロやガリレオといった偉人たちのお墓がまつられている…のだが、後になって知った為、誰がどこに眠っているのか1つ1つお墓を照合しそこねてしまった…。やはり事前知識は大切だと痛感。

●サンタ・クローチェ教会

この教会の価値の一つとしてあげられるのが、1966年のフィレンツェ大洪水の爪痕を知れる事だろう。正直、この場所を訪れるまでフィレンツエでそんな大規模が洪水があったなど微塵も知らなかった…。
　展示室では当時の洪水の様子を紹介する映像が上映されており、半地下の部屋には洪水の水位跡が残されていて、天井間近まで迫っている水位跡に当時の惨状がどれほどのものだったかがうかがえる。そして、被害にあってほぼ壊滅状態だった「最後の晩餐」の絵が修復され修復前と修復後を比較できるようになっていた。

●昼食

サンタ・マリア・ノッヴェラ駅のカフェで昼食。
朝食をガッツリ食べているのでお昼はお手軽に。

●列車内

すっかりお気に入りとなったレ・フレッチェの一等車に乗って、次なる都市は水の都ヴェニスへGO！
1等車は1人席と2人席があったので迷わず1人席を選択。
ゆったりしたすわり心地でペットボトルの水とスナック菓子のサービスもあり。

車窓からは、トスカーナの緑緑しいブドウ畑と黄色い絨毯のようなひまわり畑や、小高い山（というか丘？）と岩肌の連なり、ジェノヴァに辿りつくころにはアルプスからの山風と地中海の海風が混ざり合うかのように少しだけ空気の色が変わり、そしてヴェニスに繋がる長大な橋を通過しながら眺める浅瀬の海と色とりどりの光景が楽しめる。