2019.08 お盆の信越・家族旅行（10）笹ヶ峰ハイキングに赤倉温泉と妙高を満喫した家族旅行後編。

2019/08/10 - 2019/08/15

2019お盆の旅行も最終章。笹ヶ峰でのハイキングや赤倉温泉に入り、新鮮なお野菜を買って高速道路で帰宅となりました。真夏の8月にちょっと涼しげな妙高高原で過ごした2019年の夏でした。

559冊目　2020/11/28投稿

エリア 妙高・池の平(新潟)

妙高滞在三日目。今日もいい天気です。

今朝の食事メニューは……厚焼き玉子にミニ牛肉コロッケ、サバの塩焼き、豆昆布……。
左のボードの本日（8/14）の食堂利用者の予定人数も見てみましょう。朝食の欄を見ると、A（7：15-）が125人、その後も86人、10人と合計で221人。さすがは研修施設、利用者数が多いです。こういうお盆の時期やGWなどの休暇期間ですと、私達のように家族で利用しているグループも多かったりします。「〇〇ファミリー」ってグループ名で。

バイキング形式になっているので、各自が食べられる量をよそっていきます。

ということで、しっかり取りました。これでも数年前から比べると、食べる両控えめになったんですよ。

空いてきた時間帯を見計らって、食堂の写真。広々とした食堂ですが、学校などの大人数が使うことも多い施設ですから。

しっかり食べたので、お出かけしましょう。

妙高青少年自然の家のベストスポットはここではなかろうか。……かなりニッチなスポットですけど。

ほんと、今日もいい天気です。

杉野沢温泉を通過。そういえば昔ここの温泉に入りに来た事もあったっけ。

杉野沢温泉 苗名の湯 温泉

それでは車で出発。

国道18号線に出て南下。以前はここから妙高高原町だったようです。今はこのあたり一帯新井市域です。

しばらく走ってからまた山の方へ。

道が少し狭くなり、ヘアピンカーブが続きます。

ちょっと狭い道路を走っていきます。一部道が狭いとは言え、路面の状況もいいし、ところどころの路肩が広いところを見ると、改良工事をされたあとでしょうかね。

グリーンハウスと書かれた矢印の方へ。

こんな道路を走っていくと……

妙高高原笹ヶ峰にやってまいりました。

周囲には牧場があったりキャンプ場があったり、散策コースになっていたり。

人で賑わっています。

天気もいいしね。

笹ヶ峰 自然・景勝地

では、我々もハイキングといきましょう。

周囲は牧場になっているところを歩いていきます。のんびり牛が草をはんでいることも。

笹ヶ峰牧場 自然・景勝地

天気が良くて気持ちいいのと、先を急ぐわけでもないので、気の向くままにのんびりまったりと歩いていきます。

フェンスにとまったトンボ、これを数分間ぼんやり眺めていたり（笑）。

歩いて宇棚の清水（うだなのしみず）までやってきました。

こちらは「平成の名水百選」にも選ばれた湧き水。夏でも水温6度ほどと気持ちいです。美味しくいただきましょう。

直径１ｍほどの横穴から湧き出てくる水は、川となって流れていきます。なんせ流量は1分間に3,300Lと豊富で、昭和44年まで水力発電に使われていたそうですよ。

この湧き水ポイントでちょっと休息。

ここ、木造のテーブルと椅子があるので、ちょっと腰掛けて

持ってきたゼリーやら蒸しパンやらをいただきました。これが昼ごはん（笑）。ｑ

では、今度は湧き水から流れ出た川の流れに沿って下っていきましょう。

きのこが生えていたり

花が咲いていたり

そこに蝶がやってきたり。

森の中や牧場の間を歩いていきます。

植物もいろんな草や花がありますねえ。

まあ、種類とか名前とかは全然わかんないんですけどね。列車の形式なら人並み以上にはわかると思うだけどなー（笑）。

おっと、池に出てきました。

清水ヶ池というそうです。

しばし湖畔でまったり。

築堤になっている（？）ところを見ると、人工的に作られた池なんですかね。

家族でおしゃべりしながらのんびり過ごします。

そういえば、ここ何年か前にも来たなあ。

笹ヶ峰周辺案内図。その気になれば、結構な距離を歩けますね。

たまにこうして自然の中を歩いてみるのもいいものですね。

それでは、そろそろ駐車場へ戻りましょう。

帰りは違う道を、ということで、森の中を歩いて帰ります。

妙高山麓県民の森 自然・景勝地

このあたり、ドイツトウヒの森だそうですよ。

ところどころに掲示されている地図。

森の中を抜けて、グリーンハウスまで戻ってきました。

グーグルマップには「笹ヶ峰レストラン　グリーンハウス」と表示されるこちらの施設。食事を頂くことができます。

それ以外にもビジターセンターといいますか、笹ヶ峰に関する展示のスペースもありますね。

置かれていたガイドマップ。いろんな周遊コースありますよ。

で、周囲の路線バス。妙高高原ライナーや

笹ヶ峰直行バスといったバスが2019年夏季は運転されていました。

こんなところに足湯が？　いえ、こちらはアイシングプール。運動のあと、ここで足を冷やすための設備、ってことでいいのかな。足湯ならぬ足水風呂？

それではグリーンハウスを出発。乙見湖の方へ行ってみましょう。

そういえば、牧場のまわり歩いてたにもかかわらず、牛さんのいる写真撮ってなかったですね。

ここって国立公園なんでしたっけ。そういえば。

上信越高原国立公園 公園・植物園

ちょっと森の中を抜けて

笹ヶ峰乙見湖休憩舎の駐車場へやってきました。

休憩舎の中の様子をちょっと拝見。

ログハウスってこんな感じなのかなあ。木が落ち着きます。

乙見湖・笹ヶ峰ダムの方にも行ってみましょう。

乙見湖 自然・景勝地

笹ヶ峰ダムの堰堤を眺めてみます。

こちらは笹ヶ峰ダム管理事務所。

以前来たときにはなかったのですが（管理事務所で聞いたもの）

今回見てみるとダムカードの配布があったので、笹ヶ峰ダムのダムカードを頂きました。

ちょうどダムの工事中でした。

駐車場からダム堰堤を眺める。

では、そろそろ笹ヶ峰から出発しましょう。

今回の旅行では訪れていませんが妙高にはほかにも、いもり池や苗名滝などのスポットもあります。

以前地元の人が、「信州からちょっと北に入れば妙高だけれども、信州よりもすごく地味だ」というようなことを仰られたのをお聞きしたことがありますが、妙高、いいところですよ。
まあ鉄道に詳しい方なら、信越本線「妙高号」の名前からご存知だったかもしれませんが。

いやあ、いい景色。トロイカの看板も気になりますがなんのお店でしょうね。

冬はまた違った景色なんでしょうねえ。

下ってきました。まあ高原地域なんで、下ってもまだ標高あるんですが。

さあ、汗をかいたら温泉です。このあたりは温泉がいっぱいあっていいですねえ。今度は赤倉温泉へとやってまいりました。

赤倉温泉 温泉

こちらは昨日訪れた燕温泉よりも宿の数が多いです。スキーの時期とか賑わうのかなあ。

何軒も日帰りで温泉に入れる旅館がありますが、以前訪れたことのあるこちらの方に……。

赤倉温泉　きよし旅館 宿・ホテル

赤倉温泉旅館きよしにやって参りました。

お金をフロントで払って（500円だったかな？）、中へ。冷やしてある赤倉の水がポットに入れておいてあり、自由に飲むことができます。

それでは温泉に浸かりましょう。脱衣場。今は他のお客さんは見えないみたいですね。

洗い場は３つ。

こじんまりした湯船です。ああ、いい湯だわあ。

なお、この旅館きよしには、屋外の野天風呂があります。このときは入らなかったのですが、一年前の2018年夏に行ったときに入りましたので、その時の写真を。旅館から出てきまして。

こちらになります。かんたんな小屋の脱衣場があり

露天風呂になっています。このときはこちらの露天風呂でゆったりさせてもらった覚えが。
男女同じ……というよりはグループごとの貸し切り制だったかと思います。行かれた際には入ってみてくださいませ。

温泉から出たあとは屋上で風にあたったり

ロビーで新聞読んだりしていました。新潟日報。ご当地新聞です。つい長野県と間違えそうになるかもしれませんが、妙高は新潟県。地元の人に「知名度が」と言われてしまっていますけど新潟県なのです。実際、ちょっと北に向かえば一気に標高下がって日本海だもんね。

それでは民宿きよしを出発して帰りましょう。

山の中を走っていきます。

ひとつ峠（？）を超えれば、あとは下って自然の家に帰還。

では

晩ごはんをしっかりいただいて

今日もまた夜の月星を眺めに外に出てまいりました。

この日も星空撮影を試みてみるも、

あまりうまく撮れていないですねえ。雲もちょっと多いかな。

月がきれい。

途中風で三脚ごとカメラが倒れるなんてハプニングもありました。

カメラのシャッター時間を長くするとこうしてテーブルや椅子が見えますが、実際は月明かりのみなのでもっと暗く、月や星を眺めるのに良かったです。

妙高最後の夜が更けていく……。

というわけで、帰宅の日となりました。

まずはしっかりと朝ごはんを食べて。

荷物をまとめて車に運びます。

これ、なんの花でしょうね。

入り口のロータリーの花壇できれいに咲いていました。

このあと、出発前にカメラのファインダーのアイカップがなくなっていることに気づきまして。

昨晩星を見た丘や周囲の散策路に落としていないか探しに出かけました。

結局、星を見ていた丘に落ちていたのを弟が見つけてくれました。ありがとう～。風で三脚が倒れたときに、破損して落ちちゃったみたい。結局割れていたので新しいのを買いましたけど（高い部品じゃないし）、見つかってスッキリしました。

では、妙高青少年自然の家を出発！

出発してすぐに寄り道。道路沿いに「トマト直売」と書かれた看板に従って、農家のトマト直売所に立ち寄ります。

産地だけあって、めちゃくちゃ安いです。

これは2018年夏の時の写真ですが、普通に美味しく食べられるものでもこうやって「ご自由にどうぞ♪」ってなってますからね。あら、これ全部無料ですってよ、奥さん。
今住んでいる岐阜県は富有柿の産地なんですが、ちょうど今頃の柿のシーズンになると、道端の無人販売所で3-5個の柿が100円で売られてるんですよねー。やはり産地だと安くなるんだなあ、と街育ち（ちょっと来るまで走れば、周りに田んぼや畑とかも多かったけど）の私としては思う次第。

で、直売所の人に、近くにひまわりがきれいに咲いているところがあるよと言われてやってまいりました。

いやあ、きれい！

満開です、ひまわり。

この木もなんかいいですね。

正確な場所は忘れてしまいましたが、この山麓都市農村交流施設の付近だったので、こちらでスポット登録しておきましょう。

妙高山麓都市農村交流施設 名所・史跡

それでは帰宅の途へ。上信越自動車道を走って信州中野ICで下車。インターすぐの農産物産館オランチェへやってきました。

農産物産館オランチェ フルーツ狩り・農業体験

ここは野菜や果物が結構安くておすすめ。高速道路からも近いですしね。あときのこ汁を振る舞っていたかと思います。

それでは大量の土産（配る用＋自分たち用）も買ったことですし、高速信州中野ICから高速道路で帰りましょう。普段はETCなんですが、通行券を取っているところを見ると、入るゲートを間違えたようですね。

長野道を快走。数日前にこの区間を篠ノ井線の快速で通過したんだよなあ。

岡谷JCTからはE19中央道名古屋方面へ。高速道路ナンバリングで高速道路網はわかりやすくなったと思いますが、路線番号は並走する国道番号に基づくので同じ路線名でも違う番号になるという。
あと、ラジオの交通情報で国道は番号で言うのに県道は「主要地方道〇〇線」って名前だけで番号言わないの、なんとかなりませんかね。番号も言ってよ、わかんなくなるよ。

駒ケ岳サービスエリアにて休憩。

駒ケ岳サービスエリア 道の駅

この日、実は台風が四国・中国を直撃していたんですよね。私も旅行記を書くために写真見るまで忘れてたんですが。

台風の影響で交通機関にも大きな影響が出ていました。妙高から岐阜・京都へ戻るだけだった我が家は運が良かったものです。

えーっとネップルとコップルって言うのかな。

そうそう、と妙高で購入したトマトをいただきました。いやあ、おいしかった。

そうこうしているうちに、岐阜の方へ戻ってきました。運転するのはするので楽しいけれども、運転してもらえるのも楽でよろしい。

長良川 (中流域) 自然・景勝地

で、この箱の桃と

林檎はフルーツ好きなうちの家族がガンガン購入したもの。いや、買いすぎじゃね？？？って思ってしまうんですが、果物好きな家族いわく、この位の量あっという間になくなるとのこと。

これは……これも父の土産だったろうか。

とりあえず、あれだけ果物や野菜があると、当分の間は野菜づくしになります（笑）。

大体はそのまま実家に持って帰ってもらいましたけど、食べきるのが大変でした。いや、さすがの美味しさなんですけどね。

ご覧頂きありがとうございました。