2019.08 お盆の信越・鉄道旅行（５）代行バス+キハ40運転の只見線に乗ってきた。

2019/08/10 - 2019/08/12

旅行2日目のメインイベントその２は、一部代行バスの只見線を乗り通すこと。数年後の復旧に向けて工事が進んでいる只見線の今の様子が知りたかったのです。また只見線のキハ40系列もこれから半年ほどして置き換えられたため、キハ40系列での最後の只見線乗車ともなりました。
もっとも、お盆休みのこの日程で只見線に乗りに行こうと考える人は思ったよりも多かったようです。列車・代行バス大賑わいの中、小出から会津若松まで乗り通してまいりました。

548冊目　2020/10/28投稿
トラベラーページのPVが320000回となりました。ご覧頂きありがとうございます。

エリア 魚沼・小出(新潟)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル

十日町からほくほく線・上越線を乗り継いで、小出駅までやってきました。ここからは国鉄型気動車に乗り換えて只見線の旅。

小出駅 駅

小出ー只見のサボ。

こちらの方が新色なのかな？　只見線の小出口を走る気動車は、2パターンの新潟色で塗装。

JR只見線 乗り物

国鉄型気動車はJR西日本にはまだまだいるのですが、首都圏色一色塗装になっているので、こうして地方色をまとう国鉄型気動車は久しぶりというか懐かしい感じ。

そもそも首都圏色塗装化前の西日本も、西日本標準色塗装が基本でしたね。あとはよく国鉄型気動車を見かけることができる九州・北海道も基本的には標準塗装があるので……そう考えると、地域色を保っているJR東日本の国鉄型気動車群は貴重だった！？

まあ、最新の電気式気動車も投入されており、JR東日本の国鉄型気動車はそろそろほぼ引退でしょうか。ちょっとネット調べたら、この新潟色の気動車も（記事を書いている2020年10月現在では）全車引退されたようですしね。

それでは車内の座席に座りまして

小出駅を出発！

食事を食べる時間がなかったので、走る車内の中で家から持ってきたパン（2割引）に、昨晩の宿（ネットカフェ）で汲ませていただいた烏龍茶の昼食といたします。

景色を見ながらのんびり。

段々と山の中に入ってきました。

大白川駅

この開けたところ、田子倉無料休憩所と書いてありました。登山の拠点になる場所のようです。

このあたり、田子倉駅跡があったはずなんですが、写真撮りたかったけれども場所がわかりませんでした。このスノーシェードの中とかだったのかな？

このあたり、ダム湖かな？

隣に座られていた方とお話しながら、只見へ向かいます。

ただ、どんな事をお話したか、全く覚えていない……。いつの間にやら1年以上前になっちゃったからなあ。

ちょっと開けたところに出てきましたね。もうすぐ到着かな。只見に。

こちらの座席に座って、只見まで旅しました。

只見駅に到着。

それではここからは代行バスなので、改札の方へ。

わあ、人がいっぱい！

ぞろぞろと皆さんで大移動。

只見駅 駅

みんなでぞろぞろと駅舎へ向かいましょう。

復旧が決まって嬉しいですね。おかえりなさい、只見線！

で、この夏休みお盆の時期の大繁殖期とあり、代行バスも何台かがお待ちかねの状態でした。写真には写っていないけど、もう１台目は出発したあとだったのかも。

私は、こちらのマイクロバスの方へと乗車。

JR代行バスとして長く使われているんでしょうね。

ともかく乗車して出発。わかっていたけど満員です。

かろうじて窓から沿線や復旧作業が始まっている只見線の線路の様子を見ていきましょう。

橋で川を渡る前後が高架になってるんですね。これで堤防まで勾配つけてるんでしょうか。

道路の方もスノーシェードなのかロックシェードなのか、こんなところを走っていきます。

きれいなところなんですけどね。

代行バスなので、各駅に停車していきます。

非常口マークが邪魔だ（笑）。

立派な鉄橋だなあ。はやく列車の運転が再開してほしいものです。

会津バスの川口車庫。川口ということは、代行バスもあとちょっとかな。

代行バスの終点・会津川口駅に到着。

歓迎
ようこそJR会津川口駅へ

それでは駅舎を通って

もう列車がお待ちかねです。

こちらが只見線会津口を走る、キハ４０形。

今はもう新型車両に置き換わっていることでしょう。しかしよりにもよって只見線を置き換えるとは、たまげたなあ。。。

会津川口駅 駅

只見線をと言うよりも、JR東日本管内からキハ40系列が引退するということでしょうが

もっと利用客の多い路線に新型車両入れてキハ110系列を玉突きで置き換えとかにしそうなものですが、玉突きとはいえ新しい（？）キハE120とは。

思えば、そもそもキハ110系列もいいお歳。国鉄型気動車の置き換えが一段落したら、そのまま電気式気動車に置き換えられていくのかもしれません。

ああ、このホームから只見川が望める風景、懐かしいなあ。

私、初めて只見線に乗車したのが冬だったのですが停車時間中にこのホームに降りて風景眺めてた記憶があります。いまから10年くらい前だろうか……。

それでは出発。

アーチ橋の下をくぐります。

乗車率はこんな感じ。

会津中川駅。

会津中川駅 駅

会津水沼駅

会津水沼駅 駅

小さな待合室？　これだけ小さくて洒落っ気のない小屋だと、逆に可愛く見えてくる不思議。

悠々とした川に沿って走っていきます。

会津宮下駅、結構大きい。あと、昔ながらの大きな「歓迎」の文字になんか懐かしさを感じると同時に、あかべぇが描かれているのを見て、もう会津に入ってるんだなと気づく。そう言えばこれまでの駅も会津〇〇でしたね。

会津宮下駅 駅

会津桧原駅。こちらの駅舎というか待合室は洒落た最近の造り。あいづひのはら、って読むんですね。ひばらだと思ってた。

会津桧原駅 駅

山の中だなあ。

滝谷駅

滝谷駅 駅

皆さん景色見たりスマホ見たりウトウトしたりと思い思いに過ごしてます。

郷戸駅

郷戸駅 駅

これは貨車駅？　会津坂本駅です。

会津坂本駅 駅

塔寺駅

塔寺駅 駅

会津若松に向けて、段々と高度を下げていきます。

そっか、ドアの開閉は手動なんですね。ちょっと前までは西日本のローカル区間に行くとこの形式いっぱい見ることができたけど、今ではもうほとんど残っていないのでは。

数年前にここ乗車した時、窓を開けて会津盆地の風景や入ってくる風を楽しんだのを覚えています。懐かしいなあ。新型車両になったら窓を開けられなくなっちゃいましたね。

会津坂下駅

会津坂下駅 駅

ちょっと空がオレンジ色に染まりだしてるな。

悠々と空飛んでるなあ。

新鶴駅。あ、一人降りていった。

新鶴駅 駅

根岸駅。会津にもあったのか……。

根岸駅 駅

会津高田駅。全国各地にある高田駅シリーズの一つ。

会津高田駅 駅

西若松駅にて会津鉄道線と合流。会津鉄道とかあのあたり、まだ乗ったことないんだよなあ……。

西若松駅 駅

温泉がみえてきたら

会津若松駅に到着です。

いやあ、只見線楽しかった。あれから1年強、新型車両に置き換えられたり復旧工事も進んでいるでしょうし、次回に乗るときの変化が今から楽しみです。

会津若松駅 駅