2019.08 お盆の信越・鉄道旅行（１）飯田線を乗り通す・秘境区間を抜けて天竜峡までの前編。

2019/08/10 - 2019/08/15

今から1年少し前、2019年お盆休みの旅行記録。今回の旅行は前半戦はいつもの鉄道乗車旅、後半はそのまま家族と合流しての避暑旅行となりました。
まずは前半戦、豊橋から北上して全線そのまま乗り通します。久しぶり、乗ってみようか、飯田線。
他の旅行記と並行しながらのんびり気味の投稿になるかと思いますが、よろしくおねがいします。

517冊目　2020/08/30投稿

エリア 設楽・東栄(愛知)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル

この日は午前中用事があって、午後13時過ぎから出発。

ついでに言えば、前日に出張からそのまま弟が岐阜の家に来ています。だが、弟を岐阜の家に置いておいて一人で出発。その後弟は実家の両親と合流して車で追いかけてくる予定なのです。

JR東海 新快速・特別快速 (311系・313系) 乗り物

まずは飯田線に乗るため、東海道本線の新快速で岐阜から豊橋へと向かいます。

夏・真っ盛り。

飯田線・名鉄線が並走しだすと豊橋は近い。

お、名鉄が停まってるなあ。豊橋駅に到着です。

名鉄パノラマスーパーだっけ？　ちょっとご挨拶してから

豊橋駅 駅

さあ、ここからは飯田線で北上。豊橋駅を1442に出発する531Mに乗車します。終点まで7時間弱！

JR飯田線 乗り物

定期的に乗りたくなるJR東海屈指のローカル線。数年ぶりに乗り通しましょうか。

豊橋駅出発進行！

ガタゴトと各駅に停車しながら（いや、最初の数駅は通貨だっけ？）まずは三河地方を走ります。三河一宮駅

三河一宮駅 駅

長山駅

長山駅 駅

江島駅

江島駅 駅

東上駅

東上駅 駅

東上駅にて

行き違い

ここは結構立派な駅舎が残っているのですね。

それでは出発。

立派な高速道路の下を通ります。新東名かな。

川遊びかねえ。

車内は結構乗ってるね。

雰囲気的には山が近いですかね。

側線に保線車両が停まっているなあ。

昔からの駅舎もありますが、建て替えられたものも多いです。三河川合駅

三河川合駅 駅

ここでまた行き違い。

行き違い列車が来たので出発。

池場駅

池場駅 駅

ホーム向こうの石垣（？）がなんかいいな。

茶畑かな。

早瀬駅
あと、ここは静岡県なのね。

早瀬駅 駅

行き違いは313系。

そうして……

運行上の区切りとなる拠点駅、中部天竜に到着です。

中部天竜駅 駅

ここからは本数が少なくなるイメージ。と言ってもこうして時刻表みると、そう変わるわけでもないか。

中部天竜駅ホーム上の待合室。

中部天竜駅停車中の列車。

飯田線の旅としてはここまでが前座扱い（？）ですが、時刻はすでに1630。

豊橋を出発してから2時間弱が経過しています。

車内はこの通り、すでに閑散としてます。ここまではもとより、こっから先は山の中だしね。

さて、ここで14分ほど停まるのでちょっと駅前へ。

こちらが中部天竜駅の駅舎。

ふれあいバスなるコミュニティバスのバス停があります。

時刻表。

それではそろそろホームへ戻ります。

それでは出発進行。中部天竜駅出てすぐに見えるこの水路、多分佐久間ダムからの水力発電用水路じゃないかな。

中部天竜駅を出て少し走ると、佐久間駅。図書館併設みたいですね。さあ、ここからは山へと分け入っていきます。トンネルに突入して山を一本抜けた

佐久間駅 駅

トンネルを抜けると相月駅、

相月駅 駅

水窪川の谷筋にやってきました。

山間の踏切。向こうに見える道路は、おそらくこの地域の主要国道152号線。浜松から芽野、そして上田まで主に山の中を結びます。ドライブすると楽しいんですよ～。

城西駅 駅

城西駅

水窪川が車窓に望めますね。

快適な転換クロスシートに座って、ゆったりと車窓を楽しめます。

そろそろこの付近の中心

水窪に到着しました。

ここから天竜川沿いに浜松市北側の西鹿島まで遠鉄バスの北遠本線が走っていました。確か2019年の秋に末端部は自治体運行のコミュニティバスに変わってしまいましたが、まだバスを乗り換えて乗車はできるはず。また乗りに行きたいですねえ。

水窪駅 駅

水窪では特急も停車。

飯田から1時間かけて山の中を走ってきた、特急ワイドビュー伊那路4号と行き違い。

水窪を出ると、

佐久間から次の大嵐までの区間は、確か佐久間ダムの建設のために山一つ越えた別の谷筋に付け替えられた区間だったっけな。

このあたりで再びトンネルで山を一つ越えて、天龍川筋へと戻ります。水窪川沿いはここまで。

そして山をトンネルで超えたところで大嵐駅。ここからはまた天竜川沿いに走っていきます。

大嵐駅 駅

そして有名な小和田駅へ。ああ、やはり人気だなあ、この駅は。

小和田駅 駅

ご存じの方も多いかと思いますが、この小和田駅は車などでは行けない駅なのです。さっきお客さんの姿が見えましたが、電車に乗って駅訪問に来られたんでしょうねえ。

あとはこの駅が愛知・静岡・長野の３県の境界になってるんでしたっけ。ここから先が長野県になるのかな。

天竜川と茶畑。

この風景。実は駅停車中の風景。中井侍駅なんです。

中井侍駅 駅

ホーム側は山側でこんな雰囲気です。

ただ、最近の水害でこのあたりが被害を受けてしまったんでしたっけ……。

人の少ない山の中で大変でしょうが、早い復旧を願っています。

お次は伊那小沢駅。

今度はホームの向こうに天竜川。先程、中井侍駅までよりも山が迫ってくる感じではなくなってきましたかね。

鶯巣駅

鶯巣駅 駅

横の吊橋は、登山道かなにかなのかな。

平岡駅に到着。

平岡駅 駅

ここでも行き違いのために18分ほど停車。

停車の間、ちょっと駅舎の方へ行ってみますかしら。

駅舎の中。この駅舎、宿や温泉も併設している、というか駅舎の方が併設しているというべきでしょうか。チェックインのカウンターがありますね。

ちょっと今日の風呂はどこで入れるか調べがついていないですので、ここで入っていこうかしらとも思ったんですが、さすがに20分ではちょっと時間足らないよね。

温泉は諦めて、駅舎の展示なんかを見ておりました。

飯田線建設当時～国鉄時代の写真とかでしょうか。

伊那電気鉄道・三信鉄道など書かれていますが、飯田線はそもそも数社の私鉄線を国鉄化した路線。その名残で平野部の駅間距離が狭かったりするんですよね。

天龍村のポスターも。この平岡は天龍村の中心部です。

それでは列車に戻って出発。

このあたりで遠山郷の方から流れてくる遠山川を渡り

天竜川沿いに北上。

この（2020年）夏の水害で停まっているのは大嵐ー平岡なので、この区間は運転しているんですよね。

為栗駅

これ、「してぐり」って読みます。

為栗駅 駅

うん、だいぶ谷筋開けてきたかな。

立派な橋だ。天竜川沿いに走る県道1号線の南宮大橋というようです。この愛知・静岡・長野県道1号線も佐久間から飯田までをつなぐ道路。飯田線が天竜川の左岸を走る一方であちらは右岸をひたすら走っていくんですけどねー。ずっと山の中でドライブすると面白いんですよ－。1号線って番号のわりには若干道路が貧弱な気もしますが。

温田駅

温田駅 駅

田本駅

2009年に訪問してからこの旅行の時で10年。旅行記書いている今は11年。いやあ、月日が経つのは早いなあ。

金野駅

金野駅 駅

黄色い花が。きれいですねえ。

外がさすがにだんだん暗くなってきました。

天龍峡大橋「そらさんぽ天龍峡」 名所・史跡

この橋は、あれかな、三遠南信自動車道だったのかな。確か、日中はあの橋の下の部分が人も通ることのできる遊歩道になっているはず。まだ行ったことないんですけど。

天龍峡大橋「そらさんぽ天龍峡」 名所・史跡

街だ、街に出たぞ！

山間区間を終えて、天竜峡駅に到着です。

時刻は18時27分。豊橋から3時間半乗ってきました。さあ、まだあと3時間乗車しましょう。

天竜峡駅 駅