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今日は、午前中にミュンヘン北西にあるダッハウの町にある「ダッハウ強制収容所跡」に行きます。<br /><br />ミュンヘン中央駅からトラムの2番でダッハウ駅へ。そこから726番のバスで<br />ダッハウ強制収容所跡へ向かいます。<br />バスは乗る人がかなり多いのか、海浜幕張駅-幕張本郷駅で見かける連結式のバスになっていました。<br /><br /><br />ナチス支配下の1933年、ここにドイツの最初の収容所が作られました。<br />強制収容所と聞くと、ポーランドのアウシュビッツ収容所が有名ですが、ドイツ国内にもいくつか<br />造られており、ここにユダヤ人や反ナチスのドイツ人やポーランド人が収容されて、3万人を超す人が<br />ここで命を落としました。<br /><br />「Arbeit macht fre」(働けば自由になる)という標語を掲げた門をくぐると広大な敷地が広がっています。<br />最初に博物館を観ます。ここには強制収容所の仕組みや、思わず目を背けたくなるような<br />囚人の虐待や処刑の様子が描かれています。<br /><br />また、この敷地内はバラックが2棟だけ復元されて、そこに囚人のベッドやトイレがありました。<br />さらに広大なバラック跡を進んでいくと、いくつか慰霊碑や教会があり、離れにはガス室や焼却炉もありました。<br />囚人はBRAUSEBAD(シャワー室)と書かれたガス室に入り、毒ガスで殺されていったのです…<br />思わず胸が締め付けられずにはいられなかったです…ふと、ドイツの負の歴史に触れた気がしました。、<br /><br />それからミュンヘンに戻り、17番のトラムでニンフェンブルク城へ。<br />17番のトラムで行けると地球の歩き方には書いてましたが、実際には工事なのか途中まででした。<br /><br />ヴィッテルスバッハ家の夏の離宮として、17世紀から19世紀半ばまで使われて「妖精の城」という名前の<br />優美な姿を見せています。運河には白鳥が浮かんでいました。左右対称の本城内部に入ると、<br />ロココ様式の祝祭の大広間や王妃の寝室が観られます。<br /><br />ここの一番の特徴は、ルートヴィヒ1世が愛した美女36人の肖像画が壁面を埋め尽くす「美人ギャラリー」で<br />思わずこちらも見惚れるほど。「どの人が一番美人か」という視点で見てくと、なかなか興味深い<br />絵画が飾られていました。

ドイツ旅行記2019 Part15: (5/2) :ミュンヘン~ダッハウ強制収容所跡とニンフェンブルク城~

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2019/04/25 - 2019/05/03

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旅行記グループ 2019年ドイツ旅行

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makki

makkiさん

今日は、午前中にミュンヘン北西にあるダッハウの町にある「ダッハウ強制収容所跡」に行きます。

ミュンヘン中央駅からトラムの2番でダッハウ駅へ。そこから726番のバスで
ダッハウ強制収容所跡へ向かいます。
バスは乗る人がかなり多いのか、海浜幕張駅-幕張本郷駅で見かける連結式のバスになっていました。


ナチス支配下の1933年、ここにドイツの最初の収容所が作られました。
強制収容所と聞くと、ポーランドのアウシュビッツ収容所が有名ですが、ドイツ国内にもいくつか
造られており、ここにユダヤ人や反ナチスのドイツ人やポーランド人が収容されて、3万人を超す人が
ここで命を落としました。

「Arbeit macht fre」(働けば自由になる)という標語を掲げた門をくぐると広大な敷地が広がっています。
最初に博物館を観ます。ここには強制収容所の仕組みや、思わず目を背けたくなるような
囚人の虐待や処刑の様子が描かれています。

また、この敷地内はバラックが2棟だけ復元されて、そこに囚人のベッドやトイレがありました。
さらに広大なバラック跡を進んでいくと、いくつか慰霊碑や教会があり、離れにはガス室や焼却炉もありました。
囚人はBRAUSEBAD(シャワー室)と書かれたガス室に入り、毒ガスで殺されていったのです…
思わず胸が締め付けられずにはいられなかったです…ふと、ドイツの負の歴史に触れた気がしました。、

それからミュンヘンに戻り、17番のトラムでニンフェンブルク城へ。
17番のトラムで行けると地球の歩き方には書いてましたが、実際には工事なのか途中まででした。

ヴィッテルスバッハ家の夏の離宮として、17世紀から19世紀半ばまで使われて「妖精の城」という名前の
優美な姿を見せています。運河には白鳥が浮かんでいました。左右対称の本城内部に入ると、
ロココ様式の祝祭の大広間や王妃の寝室が観られます。

ここの一番の特徴は、ルートヴィヒ1世が愛した美女36人の肖像画が壁面を埋め尽くす「美人ギャラリー」で
思わずこちらも見惚れるほど。「どの人が一番美人か」という視点で見てくと、なかなか興味深い
絵画が飾られていました。

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