奥茶臼山

2019/08/10 - 2019/08/11

畏友NK氏との夏山、昨シーズンは蝙蝠岳でしたが、さらにひねって今季は奥茶臼山(2,474ｍ)
奥茶臼山を知っている人は相当の山通だと思います。南アルプス南部の聖岳や兎岳あたりから西に独立峰のように格好良く見える山です(タイトル画像は昨夏、聖岳から、奥は中央アルプス)
一般コースはしらびそ峠からの往復だけ。コースタイムもトータル８時間超。前から気になっていた山をこの際に、というわけ。

朝は快晴、見たことない角度からの南ア南部が新鮮で、登高欲をそそります。
予想されたこととはいえ、かなり大変な山でした。倒木がいっぱいで迷いそうな場所も結構(実際、下山で複数回迷いかけました)。困難はさほどじゃないですが、とにかく長い。
さらにあんなに良かった天気が崩れて、下山の後半は雨。１時間ほどは豪雨に近い感じ。まあ未踏の山をひとつゲットしたのはうれしいですが、奥茶臼山は玄人好みの山でした(山日和の山の日でしたが、会ったのは６人だけ)

エリア 飯田(長野)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

遠山郷に前泊しますが、途中一山登っていきましょう
浜松市のカモシカと森の体験館から常光寺山に(左奥)

１時間半で山頂、どうってことなかったけど、NK氏はヒルに付きまとわれ悲鳴(@_@)　画像もありますが、見たくないよね!?

常光寺山 自然・景勝地

遠山郷の紺屋旅館　食事はgood、特に鮎の塩焼きが

2日目朝のしらびそ峠

しらびそ高原天の川 宿・ホテル

南アルプス南部　日が差しているあたりが大沢岳、その右の三角が中盛丸、さらに右に兎岳と聖岳が重なっています

残雪の季節ならこんなふうに

６時出発　登山口の案内図　アップダウンを繰り返しながら登るよう

茶臼岳(ややこしいですが、こちらは南アの主峰)から光岳(右端)の稜線

さらに西側　左に光岳、真ん中が加加森山、右が池口岳
最初は池口岳が今回の候補でしたが、ハードすぎると……

２時間弱で尾高山

ほぼ中間点の奥尾高山

道標は少ない　この先はなかったと思います(要所に赤テープ)

あと１時間ちょっとです　ここまでは晴天でしたが……

倒木が多いうえに迷いやすい箇所も　右端の赤テープを見失わないよう！

11時半ようやく登頂　ガスで展望はなし(x_x)

花は少なかった　このオトギリソウ以外に、ゴゼンタチバナ、ホタルブクロくらい
下山の後半は予報になかった雨が降り出し、正直辛い(苦笑)

しらびそ峠に戻ったら、雨がやみ、南ア南部の展望が！

気持ち良い かぐらの湯で山の汗を流しました
山賊焼定食が安くて美味しかった(^o^)

遠山郷温泉 かぐらの湯 (道の駅 遠山郷) 名所・史跡

この旅行記へのコメント （2）

• 琉球熱さん 2019/08/12 23:55:45

  奥茶臼山

  ねもさん、こんにちは
  
  「奥茶臼山」、一瞬那須の奥地かと(笑)
  あぁ、あっちは茶臼「岳」だった･･･
  しかも「茶臼岳」も南アにあるとは(笑)
  
  尾高山、奥尾高山ともに２千越えの山なのに、静かですね。
  奥茶臼に至っては「玄人」というより「マニアック」。
  知らない山ばかりでした。
  
  それにしても、相変わらずの健脚ぶり！　お見事です。
  
  ------琉球熱------

  ねもさん からの返信 2019/08/19 00:09:03

  RE: 奥茶臼山

  琉球熱さん　コメント＆ご投票ありがとうございます。
  奥茶臼山はたしかに山中毒者だけが登る山ですね(笑)
  来季はもっとマニアックな池口岳に登ろうと思います。そうしたら健脚と褒めてください！
  
  ところで思わせぶりな↓って、何ですか？　興味津々です。
  今年はちょいと事情があって、恒例行事はほぼすべて凍結。当然、夏山も自粛。
  そんな緊縮ムードに遂に耐え切れなくなって……