砂埃と噛みタバコとクラクションのなかを歩いたマンダレー

2019/07/29 - 2019/08/01

7月22日から2週間かけて5か国（タイ・ラオス・ミャンマー・シンガポール・マレーシア）を旅しました。

初めてのミャンマー、どんなところか期待に胸膨らませ訪れました。初日はホテルの周辺を歩き、2日目はトゥクトゥクで市内を観光しました。こちらは到着初日の記録です。

エリア マンダレー(ミャンマー)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩 飛行機

バンコクからエアアジアで2時間弱のフライトを経てマンダレー空港に到着しました。
今回の旅行はビザなしで入国できるという情報をきっかけに計画しましたが、実際パスポートだけで入国できると不思議な感じがしました。こんなに簡単に入国できるなんて。

マンダレー国際空港 (MDL) 空港

空港内で車両の展示会をしていました。

空港からホテルまでバスで行けます。相乗りですが、ホテルまで送ってもらえるのは楽です。4000チャット（約300円）です。

途中穴があいている道があり、車内全員がジャンプしました。白人男性と目を合わせて苦笑い。シートベルトがないので怖いです。

私がミャンマーで乗った中長距離バスはすべて途中で給油していました。

街中心部は舗装されている道がほとんどでした。

宿泊したのはＥＴホテルというホテルです。
旧王宮の近くなので観光地かと思いましたが、行ってみたら周辺はローカルの方ばかりでした。

ET ホテル ホテル

お腹が空いたのでホテルの近くのカフェに行ってみました。Shwe Mann Cafe 3というお店。ミャンマーは分煙されていないお店が多いです。

席から外を臨む。お茶で手を洗う人を多く見ました。

「チキン」「ライス」という言葉で出てきた食べ物。今思えばかなりとっつきやすい食べ物でした。

お腹が満たされたので、店に行く途中で見えたパゴダに行ってみました。Shwe Kyee Myin Pagodaというパゴダです。

僧侶の説法を聞いている人がたくさんいました。

黄金できれいです。人々の信仰心の表れですね。

のどかな時間を思い出します。
犬はどうしても緊張感を持って見ますが、猫は安心して見ていられます。

パゴダの壁。日本人としては菊の御紋に似ている気がしてうれしくなりました。
世界共通のモチーフなんですね。ミャンマーではいたる所でこのモチーフが見られました。

パゴダの近くにムスリムの建物があったので、下にいた方に声をかけて見学させてもらいました。
「ハマム」とのことでした。

ここでこうして洗うんだと見本を示してくれたり、写真を撮っていいとあちらから言ってくれたりするなど親切な方たちでした。
あまり見ない外国人（私のこと）を子どもたちは興味津々で見ていました。

ところで、説明してくれた男性がふがふが話していて「不思議な話し方をするな」と思っていたのですが、突然ペッと赤い血のようなものを吐きました。噛みタバコです。ミャンマーを出るまでこの動作をする男性を数え切れないほど見ました。

歩いていると色とりどりのきれいなレースが干されていました。
このレースはどんな風に使われるのでしょう。

横にはおばあさんがたたずんでいて「撮っていい？」とジェスチャーで尋ねると穏やかに頷いてくれました。おばあさんが編んだそうです。

写真で見ると整然としているような気もしますが、ひっきりなしにクラクションが鳴らされています。

街を歩いていると外国人が珍しいのか、よくじろじろと見られました。
振り返るとかなり離れてからも見られていました。

ホテルで少し休憩してから、暗くなる前に戻ってこようと18時頃ホテルのそばの食堂に行きました。
工事中の「どうなっているの？」という建物も多いです。

奥さんっぽい人が私の料理を準備しています。不安と期待が入り混じる。

モヒンガーという料理かと思いましたが、中国の雲南料理らしいです。
ご主人はマンダレー生まれですが、ご主人のお父さんが雲南から来られたそうです。マンダレーには中国系の移民が多く、元々いた人との問題があることを聞いていましたが、旅をした感じでは中国系の方は当たり前のようになじんでいるように見えました。
もっと新しい世代について言っていたのでしょうか。
お店の方は食後、私の向かい側に座ってこられ、旅や雲南についてのお話をしました。

中国系の方は日本人と見た目が似ているので何となく落ち着きます。

日が暮れ始めると、アザーンとおぼしき音が聞こえてきました。改めて多民族・多宗教が混在している地だと感じられました。生活感にぞくぞくしました。

翌日はトゥクトゥクでの市内1日観光です。