2019/04/30 - 2019/04/30
7位(同エリア7件中)
ショコラさん
今日でバンクーバーともお別れ。
バンクーバーは、都会でありながら海も山もあり、アウトドアが楽しめて、新鮮なシーフードが食べられ、アートがゴロゴロある街でした。4泊しても、行きたいところ全部は無理でした。
いつか再訪できたら、そのときは今回行けなかったノースバンクーバー西海岸のハイキングパスを歩き、UBC植物園でツリーウォークやセグウェイツアーに参加し、グラウス山で1日過ごして、バンデューセン植物園にも行きたい。それからカフェ巡りも!
作家の桐島洋子さんがバンクーバーに恋をして、家まで買った気持ちがわかりました。
再訪できることを願って、次の目的地ソルト・スプリング島へ向かいます。
桐島洋子さん著の『バンクーバーに恋をする』(角川SSコミュニケーションズ)を読んで以来、この島へどうしても行きたかったのです。
【旅程】 ■この旅行記
□4月26日
(夜)羽田発 ⇒(午後)バンクーバー着
チェックイン後、ホテル周辺をお散歩
[バンクーバー泊]
□4月27日
シーウォール・ハイキング(スタンレー・パーク→ イングリッシュ・ベイ・ビーチ→
サンセット・ビーチ→ グランビル・アイランド→ バニア・パーク)
[バンクーバー泊]
□4月28日
ディープ・コーブ・ハイキング⇒ キャピラノ吊り橋
[バンクーバー泊]
□4月29日
リン渓谷ハイキング⇒ ダウンタウン散策(カナダ・プレイス→ ギャスタウン)
[バンクーバー泊]
■4月30日
バンクーバー(ツワッセン港)⇒ ソルト・スプリング島(ロング港)
ガンジス村散策
[ソルト・スプリング島泊]
□5月1日
(午前)ホテルでのんびり
(午後)ソルト・スプリング島の見どころ巡りツアー
[ソルト・スプリング島泊]
□5月2日
(終日)ホテルでのんびり、ホテルのガーデンでピクニック
[ソルト・スプリング島泊]
□5月3日
ソルト・スプリング島(フルフォード港)⇒ バンクーバー島(スワルツ・ベイ)
ビクトリア・ダウンタウン散策(州議事堂→ フィッシャーマンズ・ワーフ)
[ビクトリア泊]
□5月4日
ブッチャート・ガーデン⇒ ビーコン・ヒル・パーク
[ビクトリア泊]
□5月5日
(午前)ホテルチェックアウト、空港へ
(午後)ビクトリア発⇒ バンクーバー経由 ⇒ [機中泊]
□5月6日
⇒(夕方)羽田着
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ソルト・スプリング島へは、バンクーバーの南にあるツワッセン港から渡ります。
フェリーの時間に合わせて、ホテルを朝7時過ぎにチェックアウト。
朝食を食べる時間がないので、ツワッセン港に着いてからカフェで食べることにしました。
ツワッセン港へは、スカイトレインでブリッジポート(路線図のオレンジ色の駅)まで行き、そこからバスに乗り換えて終点下車。
バンクーバー・シティ・センターからだと、港までトータルで1時間くらい。 -
シティー・センター駅から20分ほどでブリッジポート駅に着きました。
写真の左上を走っているのがスカイトレインの線路です。
高架下に乗り換えのバス停があります。 -
こちらがツワッセン港行きの#620番のバス停。
バスの便数はそんなに多くないので、事前に調べておいてください。 -
このバス停には整列ラインが引かれています。
この日は平日だったからか、乗客が並んだのは3列くらいでしたが、こんなに乗客が多いときもあるんだな。
土曜日はソルト・スプリング島で有名なサタデー・マーケットもあるから、たくさん人が並ぶかもしれません。週末は早目に並んだほうがいいかも。 -
ツワッセン港へはバスで35分ほどで到着。
ソルト・スプリング島へは週末(土日に各1便程度)は直行便がありますが、この日は平日だったので、乗るフェリーは、ガルフ諸島のガリアーノ島、メイン島、ペンダー島を経由する便でした。所要時間は、直行便だと1時間半弱、経由便だと3時間弱です。
3時間はちょっと長いかなと思いましたが、この日は快晴で、景色がめちゃくちゃよかったので、クルーズ旅行みたいでとても楽しかったです。
オレンジの線がフェリーのルート、赤い線の島がソルト・スプリング島です。
フェリーはジョージア海峡に浮かぶ島々を縫うように航行。
★BCフェリー Tsawwassen ⇒ Salt Spring Island(Long Harbour)時刻表
https://www.bcferries.com/schedules/southern/vade-current.php?scheduleSelect=sch040119007.html
※地図は、以下のBCフェリーのサイトからお借りしました。
https://www.bcferries.com/schedules/southern -
ツワッセン港のターミナル外観の写真を撮るのを忘れてしまった。
ここは、ターミナル内にある手荷物預け場所(写真は預けたあとで撮りました)。
行き先別に区切られています。ソルト・スプリング島は一番左。 -
手荷物の預け入れはセルフです。
備え付けの行き先別のタグに、名前と目的地(宿泊地)を書き、荷物にくくりつけます。 -
そして、このはかりで荷物の計量をします。
16kg未満なら色タグなし、16kg~23kgなら備え付けの黄色タグをつけ、23kg以上は自分で船内へ持込み、となっています。
わたしたちの荷物3つのうち、1つだけ20kgちょっとあったので、黄色タグをつけました。 -
タグをつけて台に載せると、荷物は台の下へとすべっていきました。
フェリーの乗客はかなりの人数いるはずなのに、どの行き先の台にも旅行鞄などはひとつもない。載っているのは郵便物のようなものだけ。なんで? みなさん手荷物は船に持ち込むんでしょうか? -
わたしたちの荷物だけ、ぽつねん……。
ちゃんと運んでもらえるのかとっても不安だけど、もう預けちゃったからしょうがない。
なんで誰も荷物を預けないのか、そのわけはあとで判明……。 -
朝食は、ツワッセン港にあるツワッセン・キー・マーケット(Tsawwassen Quay Market)内のカフェで食べようと思っていました。
でも、どの建物がキー・マーケットなのかわからず、探すのも面倒になり、ターミナル内で食べることにしました(あとから調べたら、ターミナルのすぐ近くにある白い建物だった)。
待合棟へ行く前に、外をちょっと散策。
フェリーが数隻停泊しています。
★Tsawwassen Quay Market
http://www.tsawwassenquay.com/ -
大きなフェリーがやってきました。
ツワッセンは大きな港で、海の玄関口という感じがします。 -
待合棟へ。
わたしたちが乗るフェリー(9時55分発)は桟橋3から出航。定刻。
桟橋3の待合室へ行く途中にも、待合室にも、カフェやショップはなんにもなし(ウソでしょう~)。
こんな大きなターミナルだから、お店がまったくないことはないだろうと、待合棟の中を探し回り、やっとキオスクを見つけました。
サンドイッチを買って、ようやく朝食にありつけました(ふうっ)。 -
乗船の時間になりました。
こちらが乗るフェリー。
みなさん荷物を持っている――キャリーバッグなど大きな荷物を引いている人も。
預けずに持ち込んでいる人ばかりで、ますます不安に……。 -
乗船。
船内の見取り図。
カーフェリーなので、船も大きいです。 -
デッキ4のここが、パッセンジャー・ラウンジ。
せっかくの快晴の船旅なので、デッキ5の甲板へ行ってみます。 -
デッキ5の甲板。
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見晴らしよし~。ほんとにいいお天気だ♪
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出航です!
前方には島がいくつも見えます。最初に向かうガリアーノ島はどれだろう? -
島のひとつに近づいてきました。
どうやらこれが最初に寄港するガリアーノ島のようです。 -
ガリアーノ島(スタディーズ港)
-
丸太をたくさん積んだトレーラーが乗りこんできます。
ガリアーノ島は林業が盛んなのかな。 -
再び出航。
海風がちょっと冷たいけど、この景色を見ていたいので、ライトダウンを着こんで、このまま甲板で過ごします。 -
イチオシ
わ~、なんて素敵な景色。。。
岬の先っちょにかわいい小さな塔が。
右手の邸宅は別荘でしょうか。ガリアーノ島は別荘地でもあるようだし。
ホテルだったら泊まりたいなぁ。 -
フェリーは岬をまわって右へ。
ジョージア海峡に浮かぶガルフ諸島の島々。
いい眺めだ~。 -
気持ちよすぎて顔がゆるむ。
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風がちょっと強くなってきたけど、ここを離れたくない。
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風が強くても内海だからか、海はとても穏やか。
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島に近づいてきました。次の寄港地のメイン島かな?
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海沿いに家が建ち並んでいます。これらも別荘っぽい。
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各家から海へ桟橋が伸びています。ヨットでアクセスできるのか。
ここのオーナーたちは、「今日は天気がいいからヨットででかけよう」みたいな感じなんでしょうね。他の島へも行けるし。そんな休暇が過ごせたら素敵だろうな~。 -
港が見えてきました。
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2つ目の寄港地メイン島(ヴィレッジ港)です。
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下船する人も乗船する人もいます。乗船待ちの車も並んでいます。
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再び出航。
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視界が開けました。
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このままずっとここにいたいのだけど、下船前にお昼を食べておきたいので、船内のカフェテリアへ行ってきます。
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こちらがカフェテリア。
熱々で食べられるメニューもあります。 -
夫はフィッシュ&チップスをオーダー。
揚げたてでおいしかったようです。 -
わたしはあまりおなかがすいていなかったので(ターミナルで朝ごはんを食べてから3時間も経ってない)、バナナケーキとヨーグルト、レモネードで軽めのお昼。
食事をしている間にペンダ―島に寄港しました。 -
食事を終えて、また甲板へ。
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フェリーがやってきました。
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なんか絵になる。
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上空を水上飛行機が飛んでいきます。
バンクーバー周辺は、水上飛行機も一般的な交通手段です。
ソルト・スプリング島へも水上飛行機で片道1万円くらいで行けます。
今回、水上飛行機にしようかとも考えましたが、手荷物料金が高く、大型スーツケース2個だとかなりの料金になるためやめました。
船だと時間はかかるけど、クルーズも楽しいので、バンクーバーから日帰りなら、折衷案で往路か復路のどちらかを水上飛行機にするのもいいかも。 -
ヨットも気持ちいいだろうなぁ。
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フェリーが横切っていきます。
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前方に見えてきたのがソルト・スプリング島のようです。
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この岬の突端にも塔が。
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ソルト・スプリング島には港が2つあり、バンクーバー方面からは島の東のロング港に着きます。
目の前に長い入江が見えます。この入江の左側に港があるようです。 -
ソルト・スプリング島に着きました!
景色を見ながらの3時間の船旅はあっという間でした。楽しかった~。
急がない旅なら、フェリーもとてもおすすめです。 -
心配していた手荷物ですが、ちゃんと出てきたー。よかった~!
荷物につけていたタグをはずし、ふと裏を見ると、【重要事項】なるものが書かれていました(タグをつけたときには気づかなかった)。
そこにはこうか書かれていました――
「乗客の手荷物が損傷したり紛失したりしても、当方は一切の責任を負いません。また、損傷・紛失に対するクレームにも応じません」とあるではありませんか~(@@)
そうか、それでみんな手荷物を預けなかったんだ!
またBCフェリーに乗船する機会があったら、荷物は決して預けないようにしよう。
とにもかくにも、ロスバゲにならなくてよかった~。
さて、荷物を無事に手にして、さあホテルへ!のはずが、まさかのことが――
旅行記「バンクーバーと近郊の島々へ(8)」へつづく……。
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この旅行記へのコメント (2)
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- sanaboさん 2019/09/23 18:50:14
- バンクーバーは自然の宝庫ですね☆彡
- ショコラさん、こんにちは
バンクーバー市内とビクトリアくらいしか行ったことがない私ですが
山や海などの自然が身近なバンクーバーでは、このような楽しみ方も
あるのだということを教えていただきました^^
ヨーロッパでもハイキングを楽しまれてたショコラさんらしいなぁと
思いながら拝見しました。
ところで、ぽつねんと置かれたショコラさんたちのお荷物の光景は
いかにも不安感をあおりますよね~(笑) 無事に出てきてよかった!
それにしてもあの責任放棄のような文面はアリなのかしら?!@@
バンクーバーはシーフードも美味しいし、久しぶりに行きたくなりました♪
sanabo
- ショコラさん からの返信 2019/09/24 21:41:52
- RE: バンクーバーは自然の宝庫ですね☆彡
-
sanaboさん、こんにちは!
旅行記へのコメント、ありがとうございます〜。
バンクーバーとビクトリアへ行かれたことがあるのですね♪
今回は「自然を楽しんで、おいしいものを食べる」のが目的だったので、こういう旅になりました。
あらためて振り返ると、ショッピングをまったくしていなかった(^^;)
いつもなら食料品店や雑貨店に立ち寄るのに、今回立ち寄ったのはレストランやカフェばかりだった。。。
フェリーの荷物、ほんとに無くならなくてよかったです。あの注意書き、びっくりしますよねー(日本じゃありえん)。
「無くなっても壊れても知らないよ」じゃ、預けようとは思わないですよね。わたしたち以外で預けている人はひとりもいなかったもの。
日本の基準で考えちゃだめだと思いました。
バンクーバー、わたしも再訪したい〜(あれこれ画策中)。
バンクーバーのダウンタウンは新しい建築物や施設、お店などが続々とできているようなので、sanaboさんも再訪されたときにはきっと新しい発見があるのではと思います(^^)
ショコラ
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