「死ぬまでに一度は行ってみたい」と思っているところの一つである「ノルウェー・フィヨルド」を訪れたいと思い立ち、今回の旅を計画しました。なぜ「フィヨルド」になったのかは自分でも判然としませんが、とにかく「フィヨルドに行こう」と思ったのです。<br />また、それに付随して、「Rail Star」としては、「フロム鉄道」「ベルゲン急行」に乗ることも目的です。<br />ここ数年来の海外旅行は、友達ご夫婦との4人旅が続いていましたが、今回は久しぶり(8年ぶり)の夫婦二人旅です。<br />すべて個人で手配しましたので、できるだけ具体的な情報提供もできればと思います。個人手配でご旅行される方の参考になれば幸いです。<br /><br />今回は、第3日目　5月31日(金)後半　ユールゴーデン島を訪れ、その後ノルゥエーのベルゲンに飛行機で移動します。<br /><br />【旅の概要】<br />〇第1日目　5月29日(水)<br />神戸空港⇒羽田空港⇒フランクフルト空港⇒ストックホルム空港　ストックホルム泊<br />〇第2日目　5月30日(木)<br />ストックホルム街歩き　ストックホルム泊<br />〇第3日目　5月31日(金)<br />ドロツトニングホルム宮殿、ユールゴーデン島観光　夜　ストックホルム空港⇒ベルゲン空港　ベルゲン泊<br />〇第4日目　6月1日(土)<br />ベルゲン街歩き　夕方　列車とバスで、ハダンゲル・フィヨルドの街ウルヴィクへ。　ウルヴィク泊<br />〇第5日目　6月2日(日)<br />ソグネ・フィヨルド(ネーロイ、アウルラン)観光、フロム鉄道乗車　ウルヴィク泊<br />〇第6日目　6月3日(月)<br />ウルヴィク街歩き(リンゴ農家見学他）午後ウルヴィク⇒ハダンゲル・フィヨルド⇒ノールハイムスン⇒ベルゲン<br />夜　ベルゲン急行寝台列車でオスロへ移動。<br />〇第7日目　6月4日(火)<br />オスロ街歩き　　オスロ泊<br />〇第8日目　6月5日(水)<br />オスロ街歩き　午後　オスロ空港⇒フランクフルト空港⇒羽田空港への帰国便へ<br />〇第9日目　6月6日(木)<br />午後　羽田空港⇒関西空港　ベイシャトルで神戸空港　自宅へ戻る。<br /><br />

ストックホルムからノルウェー・フィヨルド&オスロ9日間～久しぶりの夫婦二人旅～⑥ユールゴーデン島観光、そしてベルゲンへ。

16いいね！

2019/05/29 - 2019/06/06

527位(同エリア1986件中)

エリア

ストックホルム(スウェーデン)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

ホテル: 4.5

グルメ: 5.0

交通: 5.0

同行者: カップル・夫婦（シニア）

一人あたり費用: 30万円 - 50万円

交通手段: 鉄道高速・路線バス船タクシー徒歩飛行機

航空会社: ノルウェー・エアシャトル ANA

旅行の手配内容: 個別手配

ドロツトニングホルム宮殿からフェリーで、市庁舎東側に着き、徒歩で中央駅を抜けて、トラムの「T-Centralen」停留所にきました。
トラムの7番でユールゴーデン島に向かいます。
乗ったとたんに検札がありました。
ハンディーターミナルのような機械で、チケットなどをスキャンしています。
トラムを北方民族博物館前で降りて、「ヴァーサ号博物館」に向かいます。
途中にあったモニュメント?でしょうか。

ヴァーサ号博物館が見えてきました。
ユールゴーデン島には、北方民族博物館、スカンセン野外博物館やアバ博物館等、見どころもたくさんありますが、時間の関係でどうしても見たいこの博物館だけにしました。
ヴァーサ号博物館
博物館の出入り口

チケットは、1人150SEK、クレジットカードで支払います。
ヴァーサ号

現存する最古の完全な船(戦艦)
全長61ｍ、最大幅11.7ｍ、高さ52.5ｍ(マストの最上部までの高さ)
処女航海に出たが、突風に襲われ、ストックホルム港内であっけなく沈没してしまいました。1961年に船体が引き上げられました。

巨大な船が、すっぽり館内に収まっています。
ヴァーサ号
ヴァーサ号
下にいる人と比べると大きさがわかりますね。
ヴァーサ号
ヴァーサ号の模型
ヴァーサ号の模型とヴァーサ号
ヴァーサ号の模型

ヴァーサ号搭載のボートでしょうか。

ヴァーサ号、迫力ありましたね。
来て良かったです。
ヴァーサ号博物館を出て、ランチができそうな店を港方面に探しに行きます。
北方民族博物館付近には観光バスもたくさん止まっています。
王宮が左手に見える港に来ました。
お天気が良くて、風が気持ちがいいです。
多くの観光客が散策を楽しんでいます。
港付近
港付近
ランチは、港の風景を楽しめるテラス席で、サンドイッチにしました。

ヴァーサ号博物館内のレストランが、外のテラス部分でも軽食を出しています。館内のレストランとつながっていますが、館内とイケイケになっていますので、レストラン側には行けなくなっています。

飲み物と合わせて、247SEK、北欧もパンが旨いです。
ランチを済ませて、降りた同じ停留所からトラムに乗ります。
軌道内は、車や路線バス、「Hop-on-Hop-off」バスも通ります。
トラムで、T-Centralenに戻ってきました。
近くショップで最後のお土産探し。
さて、これからホテルに戻って荷物をピックアップして、ストックホルム・アーランダ空港に移動し、ノルウェーのベルゲンに飛行機で向かいます。

ストックホルム、約1日半よく歩きましたが、幸いにもお天気に恵まれ、とても充実した時間でした。まだまだ見どころがいっぱいの街なので、もう少し時間があればなおよかったと思います。
コミューターレイルで、ホテルのあるソレントゥーナ駅からメーシタ駅に来ました。
ここから路線バス５８３番で空港に向かいます。
路線バスの車内。

一昨日乗ったときには気づきませんでしたが、空港の近くには、ジャンボ・ジェット機をそのままホテルにしている「ジャンボ・ステイ」が窓から見えました。
ストックホルム・アーランダ空港　ターミナル5
ターミナル5の出発ロビー
ターミナル5の出発ロビー

ここから、LCCの「ノルウェジアン航空」で、ノルウェーのベルゲン・フレスランド空港まで移動します。
まず、「自動チェックイン機」で、Eメールで送られてきた予約票にある予約番号などを手順に沿って画面入力し、搭乗券の発券をします。同時に、預け荷物のタグも発行されます。
このチケットは、公式サイトで事前に予約・購入しました。
「事前座席予約可、預け荷物1人１個、キャンセル不可」という条件で、２人で187.25ユーロ、24,138円でした。(このチケットのみ、ユーロ建てでした)
こちらは、ノルウェジアン航空の通常のカウンターです。
セルフ・バッゲージ・ドロップ
セルフ・バッゲージ・ドロップ

預け荷物に、発行された荷物タグを付けてコンベヤーに載せ、スキャナーでタグのバーコードをスキャンすると、コンベヤーに載せた荷物が奥に流れていきます。タグの控えを忘れずに取ります。
搭乗手続きが終わったので、ターミナル5とターミナル4の間にある「スカイ・シティ」に行ってみました。
スカイ・シティは、レストランやショップ、ホテルなどもある複合商業施設です。
スカイ・シティ
スカイ・シティ
スカイ・シティ
スカイ・シティ

「アーランダ空港中央駅」のチケツト売り場
この下から、アーランダ・エクスプレスやコミューター・トレインが発着しています。

館内のカフェで、キャッシングした現金の残りを使い切るために、飲み物と軽食をとって、現金＋残金をカードで支払いました。

クレジットカード決済のレートに関しては、送られてきた請求書を見ると、1クローネ＝約11.8円でした。予想していたよりやや円高でした。
そろそろ搭乗ゲートに向かいます。
ノルウェジアン航空(DY)4139便
19:15発20:35着、1時間20分のフライトです。
ノルウェジアンの機体
赤い機首が、なかなかいいですね。
機内の様子

ほぼ定刻に出発しました。
いいお天気のストックホルムを離陸して順調に飛行していましたが、ノルウェー上空に来て、景色が一変しました。
ノルウェー上空に来て、景色が一変しました。
ノルウェー上空に来て、景色が一変しました。
ノルウェー上空に来て、景色が一変しました。
フィヨルドが見えます。取り囲む崖には残雪があります。
フィヨルドに架かる橋が見えます。
「ハダンゲル・フィヨルド」の橋でしょうか。
ベルゲンが近づいてきました。
ベルゲンが近づいてきました。
ベルゲン?空港に無事到着しました。
バッゲージ・クレーム

デューティー・フリーが併設されています。
ノルウェーは、酒類の販売に制限があり、また税金も高いので、飛行機で帰ってきたらここでいろいろなものを買い込む地元の方も多いそうです。
私も、部屋飲み用にワインを1本買いました。95NOK(クレジット決済・1,219円)でした。
到着ロビーに出て、ATMで400NOKをキャッシングしました。(ノルゥエーでは、400NOKがキャッシングの最低額でした)
トラムの券売機

到着ロビーから外へ出て、地下へのエスカレーターで、トラム乗り場に下ります。
本日のホテル「スカンディック・コクスタッド」まで、トラムで行きます。

画面タッチ方式ですが、これが全く反応が悪く、「タッチ」程度では反応しなくて、ほとんど「殴る」ように画面をたたいてチケットを買いました。
クレジットカードのみ対応。
薄いカード状のチケット
シングル・チケット、1人38NOK
「スカンディック・コクスタッド」(最寄りのトラム停留所付近からの写真・翌朝)

空港から2つ目の停留所がホテルの最寄です。
駅からホテルまでは、距離自体はそんなに離れていませんが、大きな道路を横切れずに、少し遠回りになりましたが、無事チェックインを済ませました。

ところが、部屋に入ってみると、予約したツインの部屋ではなく、ダブルの部屋でした。すぐにフロントに連絡するとフロント担当の女性が来てくれて、シングルベッドを2台繋いでタブルにしていたのを分割してツインにし、ベッドメイキングをしてくれました。「ごめんなさい。こちらの手違いで余分な時間を使わせてしまったわ。あなた方の部屋番号を1階のバーに伝えておくので、好きな飲み物を飲んでください。私の奢りよ!」と言って、ウィンクして出ていきました。
ヨーロッパらしい気が利いてスマートな対応でした。もちろん、気分よくバーで過ごさせてもらいました。

明日は、ベルゲン市内観光とハダンゲル・フィヨルドの街ウルヴィクへ移動します。

続きは、⑦「ベルゲン市内観光とウルヴィクへの移動編」へ。