ストックホルムからノルウェー・フィヨルド&オスロ9日間～久しぶりの夫婦二人旅～④ストックホルム街歩き・その2

2019/05/29 - 2019/06/06

「死ぬまでに一度は行ってみたい」と思っているところの一つである「ノルウェー・フィヨルド」を訪れたいと思い立ち、今回の旅を計画しました。なぜ「フィヨルド」になったのかは自分でも判然としませんが、とにかく「フィヨルドに行こう」と思ったのです。
また、それに付随して、「Rail Star」としては、「フロム鉄道」「ベルゲン急行」に乗ることも目的です。
ここ数年来の海外旅行は、友達ご夫婦との4人旅が続いていましたが、今回は久しぶり(8年ぶり)の夫婦二人旅です。
すべて個人で手配しましたので、できるだけ具体的な情報提供もできればと思います。個人手配でご旅行される方の参考になれば幸いです。

今回は、第2日目　5月30日(木)　快晴のストックホルム街歩き・その2です。

【旅の概要】
〇第1日目　5月29日(水)
神戸空港⇒羽田空港⇒フランクフルト空港⇒ストックホルム空港　ストックホルム泊
〇第2日目　5月30日(木)
ストックホルム街歩き　ストックホルム泊
〇第3日目　5月31日(金)
ドロツトニングホルム宮殿、ユールゴーデン島観光　夜　ストックホルム空港⇒ベルゲン空港　ベルゲン泊
〇第4日目　6月1日(土)
ベルゲン街歩き　夕方　列車とバスで、ハダンゲル・フィヨルドの街ウルヴィクへ。　ウルヴィク泊
〇第5日目　6月2日(日)
ソグネ・フィヨルド(ネーロイ、アウルラン)観光、フロム鉄道乗車　ウルヴィク泊
〇第6日目　6月3日(月)
ウルヴィク街歩き(リンゴ農家見学他）午後ウルヴィク⇒ハダンゲル・フィヨルド⇒ノールハイムスン⇒ベルゲン
夜　ベルゲン急行寝台列車でオスロへ移動。
〇第7日目　6月4日(火)
オスロ街歩き　　オスロ泊
〇第8日目　6月5日(水)
オスロ街歩き　午後　オスロ空港⇒フランクフルト空港⇒羽田空港への帰国便へ
〇第9日目　6月6日(木)
午後　羽田空港⇒関西空港　ベイシャトルで神戸空港　自宅へ戻る。

エリア ストックホルム(スウェーデン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: ノルウェー・エアシャトル ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

市庁舎を後にして、徒歩でリッダーホルメン島へ渡り、リッダーホルム教会を見ながら、ガムラスタンへ向かいます。

ガムラスタンへ。

王宮の衛兵交代にはまだ時間があったので、後で立ち寄るノーベル博物館や夕食の予約をしたレストランの場所確認も含めて、ガムラスタンの中心街を少し散策します。

大聖堂

13世紀に建てられたストックホルム最古の教会で、王室の結婚式や戴冠式が行われています。

いいお天気で人出も多いようです。
お土産物屋さんやおしゃれな雑貨店が並んでいます。

王宮付近も人が多いです。

写真右の階段を上ると、衛兵交代が行われる王宮の広場があります。

左手には、国会議事堂が見えます。
観光バスも続々とやってきています。

衛兵交代が行われる王宮の広場

広場で立哨する衛兵

王宮への出入口

入り口にも立哨する衛兵(こちらの方は女性でした)

衛兵交代を待つ人もどんどん増えてきます。

衛兵交代の様子

12:15頃から始まるという情報を見ていましたが、だいぶ早く始まりました。

衛兵交代の様子

衛兵交代の様子

衛兵交代の様子

衛兵交代の様子

整列していた衛兵が建物に入り、王宮入口へ衛兵が動いて、交代式は終了しました。
「騎馬や楽隊の演奏もある」という情報もあったのですが、全くありません。20分弱で終わりました。

衛兵交代を見終えて、ガムラスタンを散策しながら地下鉄ガムラスタン駅へ向かいます。地下鉄で「ヒョートリエット」駅まで移動します。

ガムラスタンの通り
カフェやレストランはまだ開店前のところもあります。

ガムラスタンの通り

ガムラスタンの通り

地下鉄ガムラスタン駅
地下鉄もコミューター・レイルと同様に、改札でトラベル・カードを「ピッ」として入ります。出るときはそのまま進めば、扉が開きます。

地下鉄ガムラスタン駅

地下鉄ガムラスタン駅

19番の電車に乗って、ヒョートリエット駅まで行きます。
(17、18番でも行くことができます)
ヒョートリエットへは、2つの目的があっていきます。一つは、ノーベル賞授賞式がおこなわれる「ストックホルム・コンサートハウス」、もう一つは、昼食です。

ストックホルム・コンサートハウス
地下鉄ヒョートリェット駅からすぐです。
ガイドツアーもあるようなのですが、中には入っていません。

ストックホルム・コンサートハウス

コンサートハウス前の広場では、マーケットが開かれています。

コンサートハウス前のマーケット

コンサートハウス前のマーケット

広場の一角にある「ヒョートリス・ハーレン」
ここの地下にお目当ての「昼食」を食べに来ました。

「ヒョートリス・ハーレン」は、食品市場であり、さまざまな料理店もあり、手軽に食事をとれるところです。
並びにある「クングス・ハーレン」の地下には、大きなフードコートがあり、世界各国の料理が食べられるそうです。

「ヒョートリス・ハーレン」

「ヒョートリス・ハーレン」

お目当ての店「カイサス・フィスク」

ブイヤベースに似た濃厚な「フィッシュ・スープ」が評判のお店です。

カイサス フィスク シーフード

「カイサス・フィスク」
注文をして先に支払いを済ませて、席に着きます。フィッシュスープは、飲み物などと一緒にその場で受け取りますが、揚げ物など時間のかかるものはテーブルまで持ってきてくれます。

評判の高い「フィッシュ・スープ」(120SEK)

評判通り、とても「旨い!!」です。
シーフードがたっぷり入っています。エビと白身の魚(タラかな?)が特に美味しかったです。上に乗っているのは、ガーリック風味のマヨネーズソース。

一緒に頼んだ「フィッシュ&チップス」のハーフサイズ。(70SEK)
ほくほくした揚がり具合で、これもGood!!です。量的にもちょうどよかったです。
パンとサラダは、セルフサービスで食べ放題です。サラダ用のドレッシングもありました。

代金は、ビール(75SEK・高い!!)と合わせて265SEK(クレジット決済・3,125円)。北欧では、基本的にチップは不要です。
物価の高い北欧としては、良いコスト・パフォーマンスだと思います。

コンサートハウスを回り込んだところにある地下鉄ヒョートリエット駅に戻ります。
これから「スルッセン」駅まで行きます。

地下鉄「スルッセン駅」
「〇にT」が地下鉄を表します。

駅の周りは、工事をあちらこちらでしており、雑然としています。

街を少し散策しながら、メーラレン湖の湖畔に行ってみます。

スルッセンの街並み

メーラレン湖の湖畔からの眺め

リッダーホルム教会
この頃から少し雲行きが怪しくなってきて、気温も下がってきました。

メーラレン湖の湖畔からの眺め

ガムラスタンの大聖堂

メーラレン湖の湖畔からの眺め

市庁舎とクルーズ船

スルッセンから橋を渡って徒歩でガムラスタンに戻ります。

ガムラスタンに入ってすぐの、鉄の広場にある、国を代表するミュージシャンの「エヴェルト・トーブ・Evert Taube」の像と記念写真

「モーテン・トローツィング・グレン」
ガムラスタンで最も狭い路地

ノーベル博物館に向かいます。

その前にこちらのカフェでちょっと一休み。

大聖堂

ノーベル博物館のある大広場

ノーベル博物館
入場料は、1人100SEK

ノーベル博物館

晩餐会関係の展示物

ノーベル博物館

授賞式関係の展示物

ノーベル博物館

歴代受賞者関係の展示

私たちの住む神戸にも所縁の深い山中伸弥先生

ノーベル博物館

青色LEDの天野浩先生

ノーベル博物館

ノーベル博物館

ノーベル博物館出入り口にある「カフェ&ショップ」
ノーベル賞晩餐会でデザートとして出されるアイスクリームが食べられるそうです。また、カフェの椅子には、歴代授賞者のサインがあります。

ノーベル博物館を後にして、「アイアンボーイ」に会いに行きます。

大広場から、王宮方面に向かいます。

「アイアン・ボーイ」高さ 14ｃｍ

王宮の向かい側、黄色い壁の「フィンランド教会」の裏庭に、ひっそりと座っていました。
いろんな国の硬貨が置かれていました。

「アイアン・ボーイ」

「アイアン・ボーイ」
月を見上げているアイアンボーイですが、こちらを見つめているようにも見えます。

アイアン・ボーイに、サヨナラを言って、王宮前から港へ下りていきます。

王宮

王宮前の港

王宮付近

国会議事堂の横を通り、少し早いのですが、夕食に行きます。

「カフェ・イッレ」

大聖堂のすぐそばにあります。
午後8時に予約していたのですが、早い時間にしてもらいました。
このレストランは、日本語メニューがあり、団体ツアーの方にも人気があるそうです。宿泊ホテルの朝食時に一緒になった日本のツアーの方が1組、先に入っておられました。

「スウェーデン風ミートボール」
「グレービーソース」と「コケモモのジャム」をつけて食べます。
マッシュポテトが大量です。

もう一品は、「イワシのフライ」
こちらもマッシュポテトが大量です。
天気が悪くなりだいぶ寒かったこともあり、この2品に加えて、「オニオン・スープ」も頼んでいたので、「満腹、満腹」状態でしたが、どの料理も普通においしかったです。

3品とビール他飲み物で、621SEK(クレジット決済・7,323円)、コスト・パフォーマンスは良いのではと思います。

夕食後、地下鉄ガムラスタン駅まで歩き、「T-セントラル」駅へ。徒歩で、「ストックホルム・シティ」駅まで行き、コミューター・レイルでホテルまで戻りました。

ストックホルム街歩き1日目終了です。

明日は、ドロツトニングホルム宮殿、ユールゴーデン島を観光してから、ベルゲンに飛行機で移動します。

続きは、⑤「ストックホルム街歩き・その3」へ。