6月の旅 ② ～有馬温泉金の湯と緑の散策

2019/06/08 - 2019/06/08

旅の2日目は、ゆっくり起きて念願の有馬温泉へ行きます。

前日の雨と、バスに乗っていると、途中でパラパラと小雨が降っているところもあったので、有馬温泉からのハイキングはやめ、ゆっくり散策しました。

エリア 有馬温泉(兵庫)

10時にチェックアウトし、三ノ宮駅隣の「ミント」にやって来ました。

有馬温泉行きのバスの時間をチェック。

急行バスだと30分。各停だと約一時間かかります。時間を見ると10:35発の各停バスがありました。

乗車したのはこちらのバス。

阪急バス？？

有馬温泉に近づくにつれて景色は山の中。途中で降りるおばちゃんたちは皆さん一様に大きな荷物を持っています。

神戸市の敬老無料乗車券を使っての買い出しでしょうか？

バスが無料なんですね。だからお買い物へ行き、沢山の日用品をまとめて購入してくるようでした。元気でないと自然豊かなところで暮らせませんね。

やったー！！
念願の有馬温泉に到着。

草津温泉、下呂温泉、そして有馬温泉。日本三名湯をやっと制覇しました。近くて遠い有馬温泉でした。

太閤橋です。

なるほど温泉街の川ですね。

まずは観光案内所へ行きます。

何を隠そう、わたくし、あまり予習をしないタイプなので、詳細はやはり各観光案内所の方々にお世話になる訳です。

次にバスターミナルへ行きます。

観光案内所と同じ並びで50mほど行ったところに、大阪、京都行きの特急、急行のバスに乗れるバスターミナルがあります。

このバスターミナルの二階の待合室からは六甲の緑が見えてすてきです。

ロッカーに荷物を預け、さあ！散策に出かけます。

ディープな昭和の香りたっぷりの街並み。温泉街の特長的な坂があります。

土曜日ですが、前日の雨のせいで思ったより観光客が少なくてよかったです。

やはり中国人、韓国人、そして日本人が多いですね。

すぐに金の湯に到着。ここは友人もおススメの外湯なので散策の後で入りに来ます。

金の湯の足湯は無料です。

次の目印の赤いポスト。

左折して天神泉源へ行きます。

到着。

天神社もありましたので、お参り。

泉源。天神社の境内から吹き出す金泉。有馬温泉の代表的な泉源です。

湯気がモクモクと上がっています。あまり硫黄臭はしません。

いい匂いがします。

こちらはコロッケとミンチカツを揚げたてで売っています。

ちらっとみると中で食べられるようです。

出口には、分別ゴミ箱があり、観光客も協力的です。更に奥に小さな階段があり、生活してるのかなぁとホッとします。

細い道ですから軽自動車が通るのがやっと。

有名なカゴやさんらしいです。有馬籠。

炭酸泉源公園まで来ました。

ここから少し戻ります。

念仏寺まで来ました。だいたい温泉街の外れまで来た感じです。

念仏寺は1539年創建で、秀吉の正室ねねの別邸跡と言われているそうです。

崖の上のギャラリーからみると、下の旅籠屋の中庭が見えます。おもしろい！

お土産を探していたのですが、意外と地元のモノがありませんでした。定番のお土産はありますが、そうでない地元クラフトマンのモノとか、期待していたのですけれど。

案外軽く一周してしまいましたので、もう少し歩きたいなぁと思い、先程通り過ぎた階段道を上っていきます。

高いところから見ると、山あいの温泉街だと感じられます。

崖の上のホテルへのプライベート階段！とても急峻です。雨水を流す為の側溝付き急階段！

またすぐにバスターミナルあたりに戻って来てしまいました。想像以上に小さな温泉街なんですね。

金泉で入浴後、ターミナルの向かいのお店の裏側に善福寺への階段を見つけ、惹かれて市民の木「糸桜」の木を見に行きました。

急速に人の声が聞こえなくなり、緑が濃くなります。

静かな善福寺の庭です。

善福寺

727年、行基上人創建。1191年ころに仁西上人再建とあります。古いお寺です。

善福寺の裏手にひっそりと奥へ続く魅惑的ない小道を発見！

こちらの道へは行けません。

裏の小道を上っていくとステキな古木の道になります。どんどん登って行きます。

石垣の間から突き破って伸びるスギ？かな。すごい生命力です。

竹林の道を行きます。

かなり登ってはきましたが、このあたりはまだ右手に宿泊施設の窓などが見えます。

苔むした石の道を更に進みます。

この先、何があるんだろう？どこに着くんだろう？

なんとこんな所に出てきました。

雅中庵。お茶室の横です。

有馬グランドホテルの庭に出ました。

滝のそばのツツジ。

シャンデリアとお庭がゴージャス感満載です。

二階からみるロビーカフェエリア。

写真では地味に見えますが、実物は落ち着いた良い活花です。

遠州流一峯会お家元の活けたお花だそうです。

結構、豪華、派手派手なグランドホテルさんの中では、なにやら歴史と由緒を感じさせてくれるしっとりした佇まいでした。

いけられたお花。極楽鳥。

スターチスと菊

ひば

こちらの有馬籠は、頂き物なのだそうです。かなり古いものらしいです。大きくてステキな籠花瓶です。

有馬グランドホテルの売店は二階にあります。お買い物。
つい、旅先で買う必要のないものを買ってしまいました・・・またか。

今回は、有馬グランドホテルさんの無料シャトルバスを利用させていただいたので、いいよね。