6月の旅 ⑫ ～ 白山比咩神社

2019/06/13 - 2019/06/13

旅の7日目 今日は白山市鶴来にある加賀国一宮、白山比咩神社に行きます。

午前中まったりしていて、日に二本しかない金沢駅からの直行のバスに乗れませんでした。

そこでJRで金沢の隣、西金沢駅へ。
そこから北陸鉄道、石川線、新西金沢駅から終点鶴来駅まで行きます。所要時間25分程度です。

鶴来からは徒歩で30分強。
は？徒歩かぁ。

エリア 石川

金沢駅から一駅の西金沢駅へ移動。
西金沢駅から福井方向を見ますと新幹線の線路が伸びています。確か北陸新幹線は金沢止まりのはず。実はこの先に車庫があるので毎日使われている線路だそうです。北陸新幹線はもうすぐ福井までつながります。

こちらが北陸鉄道の新西金沢駅です。プラットホームがかわいいです。

北陸鉄道、石川線です。2両。

ちゃんと表示はありますが、チケット売り場はありません。

石川線の「新西金沢」駅です。切符も売ってないのに結構待っている人がいました。外が暑いからかな？

北陸鉄道石川線、空いています。木曜日のお昼頃。

終点鶴来駅を降りてまっすぐ行くと白山市役所があり、中に白山市観光連盟がレンタサイクルをやっています。

なんと1日借りて電動付きで500円からあります。安い！

ゴールデンウィークなどは大変な人気だったそうです。

到着！
駐車場と、ソフトクリームやさん、と食べ物やさんらしき一軒があります。

歩いて30分強、しかひ自転車だと10分くらいでしょうか。坂道もほとんどなく、楽勝でした。

表参道はなだらかな登り。
御鎮座2100年を数える白山信仰の地です。

手前の橋を渡ると急に風がひやっとし、厳かな気分になりました。

杉並木の山道を登っていきます。

登りは急ではないです。杉、欅、楓などの樹木に覆われた表参道は約250m。

表参道の途中にある琵琶滝です。奥の上の方から流れて来ています。

夜にはライトアップされるそうです。へええ。

それにしても、結構訪れている方がいらっしゃいます。

手水舎は大きな岩をくりぬいて作ってあります。なかなか風情があります。

こちらは御神木。巨大な幹ですね。

根元の周り約12m、樹高約42m。樹齢およそ800年と言われてる杉です。

手取川は白山を水源としています。

昨日行った平泉寺には九頭竜川が流れていましたが、九頭竜川も白山が水源です。
岐阜の長良川、富山の庄川も白山が水源と書いてあります。

大楠の大木もありました。

御神馬がいらっしゃいました

白山比咩神社にたどり着きました。全国三千社の総本宮。五穀豊穣、交通安全、学業成就、縁結びなどにご利益があります。

御祭神は、

白山比咩大神（しらやまひめのおおかみ）ー菊理媛神（くくりひめのかみ）
伊弉諾尊（いざなぎのみこと）
伊弉冉尊（いざなみのみこと）

いわれ

霊峰「白山」をご神体として、生きとし生けるものの「命」の祖神と仰ぐ白山比咩大神を奉斎したことにはじまり、その創建は遠く崇神天皇の御代と伝えられます。

今日では全国にある三千あまりの白山神社の総本宮として白山信仰の中心をなしています。

参拝の後、参道を降りていくと、木々の間からの木漏れ日と木陰が美しい文様を作っています。

手取川を水が豊富です。雨の翌日ということもあってすごい勢いで流れています。

手取川は、白山を源流とする川で、加賀平野から日本海まで約77キロを流れています。八市四町へ飲料水を供給する川でもあります。

同時に急流河川であり、石川県一の大型水量発電所もあるそうです。

鶴来の街中には、昔ながらの古い家々が並んでいるところも散見されます。

造り酒屋さんです。菊姫とあります。

横町うらら館。
こちらは無料の休憩所になっています。
特産品も売っているようです。

うららは、元は商家でした。囲炉裏があります。

北陸鉄道石川線。畑の中の駅「おやなぎ」駅。遠くに家々が見えますが、駅は、まったくの田んぼの中です。