四万温泉『ひなたみ館』★清流あそびと美食のお宿

2014/07/19 - 2014/07/21

初夏の群馬。四万温泉へ。
温泉といえば冬でしょ～と思うなかれ。
夏でもひんやりと遊べます。
四万温泉で、のんびりゆったりするならむしろ夏はおすすめです！

エリア 四万温泉(群馬)

群馬県の四万温泉へ週末旅行。
東京からは関越と下道で3時間ほど。
サービスエリアや道の駅に立ち寄りながら、ドライブにはほどよい時間。
辺りはみるみる山の景色。
四万温泉手前に天然記念物の甌穴というのがある。
なにかしら？

わあ！滝！
落差はそこまでないが、勢いのある清流が岩をザブザブ流れている。
あたりはひんやりと涼しい。

水の力で甌穴があき、池みたいになっている所もあれば、岩の上を水がサラサラ流れ、歩けるところもある。
自然が作り出す不思議な造形。
子供たちが水遊びしているので、私たちも靴を脱いで入る。

ひゃーー！つめたい！
なんと、山から雪解け水がおりてきているそうだ。とてもじゃないけど泳ぐのは冷たすぎる。

エメラルドグリーンの水が清々しい。

四万ダム湖を見学してから、今夜のお宿
ひなたみ館へチェックイン。

古い旅館を改築したそうで、おしゃれ。
広くはないが、シンプルでセンスがよい旅館。

角部屋で、片側は山に面している

鳥の声と木々の揺れる音

もう一方は沢に面している

サーーーッと、清流の音。
最上のヒーリングミュージック。
温泉で一汗流したあとに、
しばらくなにもせずに畳に転がって、沢の音と鳥の声に浸る。
こういう週末もいいもんだ。

ひなたみ館は食事が美味しい旅館だそうだ。
どんな料理かワクワク！

わお！素敵！！！
とても手の込んだ料理の数々。
見た目もお皿も、そしてもちろん味も最高！
食べるのが勿体ないくらい。
よくあるような先付、刺身、天婦羅、鍋、ご飯ではなくて一皿一皿に驚きがある。

ねっとり、もっちり、ふわふわのごま豆腐

美味しいお肉も焼きました。
お酒が進んだことは言うまでもありません…

〆は岩魚のお茶漬け

日本酒をぶら下げて部屋に戻るとふかふかお布団が準備されていて、贅沢の極み。
ありがたやー、おやすみなさい。

翌朝。
朝風呂に入り、すっきり！

朝食もとても心を込めて作られた美味しいご飯！
夜は頑張るけど朝はそっけない旅館も多い中、ここは手を抜きません。
清流の水で炊いているそうでこんなに美味しいご飯は食べたことありません。3回ぐらいおかわりしてしまった！

ひなたみ館は口コミが良くて決めましたが、本当に泊まって感激したお宿でした。

チェックアウト後、旅館近くの足湯へ。
ここは四万温泉のメインストリートからは外れたところにあるので、とても静か。
足湯も貸し切り。

いつも撮るポスト

お昼は、群馬名物登利平とりへい竹弁当を買って赤城山へドライブ。
鳥むね肉の鳥飯なのだが、これまた絶品。

車を停めて大沼へむかう

木道をぐるっと歩いて沼を回る。
花はもう特に咲いていなかったが、緑が青々して初夏の香りがする。

綺麗な場所だなぁ。
桃源郷のようだ。

人もまばらで本当にのんびりできた。
1泊2日の小旅行だけれど、十分に安らげた。普段の週末はゴロゴロしてたらあっという間に終わってしまうが、ちょっと早起きしてドライブして飛び出せば、こんなにゆったりと時の流れる場所が近くにある。

冬に混み合う温泉へ行くのもいいが、夏に静かな温泉へ行くのもこれまた涼を感じることができました。