ちいさな自転車旅　南九州【前編】宮崎

2019/05/01 - 2019/05/02

久しぶりの飛行機輪行。
令和元年初日、爽やかな季節に4日間の自転車旅 in 南九州
こちらはその前編、宮崎です。

1日目は綾温泉までのサイクリングを予定していましたが雨で断念。
2日目のルートはこちら。https://yahoo.jp/eNeNUQ

エリア 宮崎

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

令和元年5月1日。
羽田空港は大混雑。
かなり時間に余裕を持ってきたものの、荷物を預けるのに長蛇の列でぎりぎり。

8：00発の宮崎行き。
荷物の運搬上の機械トラブルとかなんとかで、出発が遅れる。

令和の富士。
♪あ～たまを雲の上に出し～の、あたまの方。
いまは機内Wifiが使えるから、Twitterにもタイムリーに投稿できます。

富士山 自然・景勝地

予定より約40分遅れ、10時30分に宮崎ブーゲンビリア空港到着。
自転車も無事届けてもらいました。
しかしならがら外は雨模様。
各天気予報のサイトをみながらしばらく空港で待機。

空港は居心地良いけど、このウエットな路面では雨が止んでも走れないと判断。
13：20分のにちりん16号で宮崎へ。
特急ですが空港から宮崎駅間は特急料金かからず乗車出来ます。

宮崎駅の名物駅弁、椎茸めしを購入。

甘辛く味付けされた肉厚の椎茸がジューシーで美味しかったです。

JR宮崎神宮駅で何時間雨が止むのをまっただろう。。。
時間がありすぎてセルフィー。

16時を過ぎれば雨雲は全て東に抜ける予報。
16時を待たず、小雨の中、宮崎神宮へ見切り発車。

宮崎神宮 寺・神社・教会

令和初日。参道は厳かな雰囲気です。

本殿や御朱印へは長蛇の列。
御朱印帳を持参しましたが、参拝だけしました。

初代天皇とされている神武天皇がまつられています。

宮崎神宮から宿泊先、アリストンホテル宮崎さんへ。
お手頃な価格なのに朝食が高評価だったのでこちらに予約したのですが、なんとサイクリストフレンドリーなお宿でした。
ホテル内にサイクルラックと整備用具が揃えてあります。

アリストンホテル宮崎 宿・ホテル

一息ついてから宮崎の街へ。宮崎は想像していたよりも大きな街で魅力的な飲食店がたくさん。しかし初志貫徹、来る前から決めていた、「酒場放浪記」店、たかさごさんへ。

たかさご グルメ・レストラン

得々セット、生ビール+若鶏骨付もも焼き+タラの芽の天ぷら1200円！

得々セットも魅力的でしたが、まずは宮崎の芋焼酎、木挽BLUE。
酒場放浪記で吉田類さんが飲んでいたものです。一合徳利に氷がついて300円。

また椎茸。椎茸南蛮です。（宮崎チキン南蛮の椎茸版）タルタルソースが添えられています。肉厚熱々で美味しい。

沖イカ漬。
隣で飲んでいた方が、うずらの照り焼きなるものを食べていたので話を聞いてみるとここの名物とのこと。丸焼きでちょっと食べる勇気は無かった。
この方は子供の頃、ご両親に連れられ良くこの店に来ていたのだそう。最近になって懐かしくなり、また来出したのだとか。地元の人に愛されているお店で食事をするのは、旅の楽しみのひとつ。

〆の冷や汁。これが食べたかったのでおつまみは控えていました。
私の地元埼玉にも冷や汁（すったてとも呼ばれる）があり、大好物なので食べ比べしたかったのです。見た目は似ていますが宮崎のにはお豆腐が入っています。
がっつり一食分あり食べきれませんでした。

5月2日
アリストンホテル宮崎さんの評判の朝食。
宮崎の郷土料理を中心にいただきました。
レタス巻き、めひかりのから揚げ（ふっくらサクサクに揚がっていて美味しい）、椎茸のふくみ煮、冷や汁（アゲイン）、ぬた芋、がね（さつまいもの天ぷら）、ローズポークの酢豚、茶わん蒸し、マンゴージュース。

アリストンホテル宮崎 宿・ホテル

本日は快晴。南国感溢れる宮崎！

ハワイっぽいその1

ハワイっぽいその2

事前に青島の駐輪場について調べても情報が得られませんでしたが、こちらの渚の交番にサイクルラックがありました。
こちらに自転車を置いて青島へ。

青島は鬼の洗濯岩で囲まれています。

青島神社。こちらで参拝。
そして令和発の御朱印をいただきました。

青島神社の黄色いポスト

宮崎は鮮やかな色の花にあふれています。

堀切峠を抜けると一気に視界が開けます。

堀切峠 自然・景勝地

巨大な鬼の洗濯岩。

道の駅フェニックス前のバス停。
さんさんと輝く太陽の下を旅する機会があまりなかったので、異次元な感じがします。道の駅でカットパイナップルを食べてさらに南国気分を揚げます。

道の駅 フェニックス 道の駅

天気予報では25度を超える夏日と言われていましたが、体感的には適温。
風を切って快適に走れる日になりました。

ビーチも澄んでいてキレイです。

トンネルを回避するために選んだ道は、車通りが無いうえ、景色が良く気分が良かったですが、なんと通行止め。。。
宮崎から自転車で鵜戸神宮を目指していた2人組の男子中学生はここで断念していました。
トンネル近くに戻り地元の方に聞いたところ、トンネル内は歩行や自転車で通行可能とのこと。実際、キレイに舗装してあり柵も設けられていたので、安全に通行できました。

かなりの渋滞をすり抜けて、やっとのこと鵜戸神宮に到着。
こちらで2つめの御朱印をいただきました。

鵜戸神宮 寺・神社・教会

ああ、テレビで良く見る絶景はここだ。

鵜戸神宮 寺・神社・教会

鵜戸神宮の手前は数キロに渡って渋滞も、鵜戸神宮から先はなし。
ただ、日向灘沿いのこの道は、10キロくらいに渡り全く風景変わらず。
さすがに飽きるレベル（笑）

油津到着。
明治に建てられた杉村金物本店。

油津港

油津港 名所・史跡

堀川運河と堀川橋

油津駅。
この近くの天福球場は広島カープのキャンプが行われるのだそう。

油津駅 駅

油津出身の元同僚に勧められた京屋酒造。

NHKの朝ドラ「わかば」の撮影に使われたのだとか。

油津から7キロほどで飫肥。
Cycle Around JapanというNHK Worldの自転車旅番組でも紹介されていたおびの茶屋で厚焼卵を食べたかったのですが、なんと残念ながら本日は売り切れ。

おびの茶屋 グルメ・レストラン

仕方なく、飫肥で食べたかったもうひとつのもの、おび天を求め飫肥を散策。

城下町らしく武家屋敷が並び鯉が遊泳しています。この近くにいた小学生たちがおび天の場所を案内してくれました。

こちらがおび天のお店。

おび天とは魚のすり身と豆腐を醤油、味噌、黒砂糖で味付けしたもの。甘いさつま揚げ？でも豆腐が入っているので口当たりふわふわ。
そして奥に写っているのが。。。。

そう、食べたかった厚焼きたまご。
おびの茶屋ではないけど、こちらで食べられて満足。甘くて滑らかでプルプル。

飫肥城跡へ。

飫肥城跡 名所・史跡

パワースポットと言われているしあわせ杉。
4本の杉の中心に立つとパワーをもらえるそうです。

飫肥には明治大正時代に建てられた洋館も残っています。
こちらはそのひとつ、大正時代に建てられた旧飯田医院。
（やっぱりお医者さんのお宅ね）

飫肥駅に向かう途中、昔の繁華街っぽい通りがあったので一枚。

飫肥駅。
こちらか宮崎に輪行して帰ります。

飫肥発17：54　宮崎着は19：03

宮崎での夕食探し。
なにか軽いものが食べたかったので、充電バイクの番組で紹介されていたこちらで宮崎ラーメンにしようと思ったけど既に閉店。（写真は前の晩に撮影）

昨晩、宮崎の街を歩いていて気になったもう一軒、きっちょううどん。
こちらにしましょう。

私以外のお客さんはみんなうどんを注文していました。
私は「きんぴらそばに天ぷらを追加」とお願いし、出てきたのがコレ。
「天ぷらとはさつま揚げのことですか？」って店に人に聞いたら、さつま揚げが通じなかった。赤いのは紅ショウガに見えるけど、紅ショウガではなかった。
カルチャーショックです。

5月3日　アリストンホテル宮崎の朝食。
実は早朝に出発するはずでしたが、もう一度朝食が食べたくて予定変更。めひかりのから揚げとガネ（サツマイモの天ぷら）それにフルーツ。
とっても美味しかったです。
朝食後、８時前にチェックアウト。駅に向かいます。

ちいさな自転車旅 南九州【後編】鹿児島へ続きます。