2019GW北海道旅８日間　その１　0日目　新日本海フェリーすずらんで苫小牧へ

2019/04/26 - 2019/05/04

2019年のGWはカレンダー通りなら10連休。
幸い、カレンダー通り休めそう。
この先、こんなチャンスはもうない。

でも、大型連休は国際線は高い。
そして、改元は日本で迎えたい。
じゃあ北海道だな。
広大な大地を楽しもう！

※その1は移動だけで終わります。
※北海道はほとんど出てきません。
　なので0日目です。

●0日目　←この旅行記
　新日本海フェリーで苫小牧東港へ移動
◯1日目
　千歳ー帯広ー池田ー釧路
◯2日目
　釧路ー根室ー納沙布岬ー根室ー厚岸ー釧路
◯3日目
　釧路ー美留和ー摩周ー網走ー北見
◯4日目
　北見ー旭川
◯5日目
　旭川ー糠南ー問寒別ー音威子府ー稚内
　宗谷本線で人のやさしさを知る
◯6日目
　レンタカーで宗谷をうろうろ
　ANA　稚内ー新千歳
◯7日目
　札幌近郊きっぷでうろうろ
◯8日目
　ANAで帰路

エリア 苫小牧(北海道)

• 旅行の満足度: 3.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回の往路は１回乗ってみたかったフェリー。
仕事終わりに出発します。
４月から働き方改革で、月の残業時間に上限時間が設定され、
既に上限値に達していたので余裕の定時退社。
旅人にやさしいぞ働き方改革。

フェリーターミナルへは敦賀駅から連絡バスがあります。
22:00敦賀駅ー22:15フェリーターミナル

敦賀駅 駅

フェリーターミナルまでは350円。

敦賀ー苫小牧のフェリーは、
20時間かかります。
こんな大型連休じゃないと乗れないよね～
20時間かかるという贅沢を楽しんできます。

フェリーターミナルに到着。

働き方改革で休日出勤の規制が厳しくなったので、
10連休明けには、皆が連休ボケ。
だったら満喫したほうがいい。
旅人にやさしいぞ働き方改革。

敦賀フェリーターミナル (敦賀新港) 乗り物

新日本海フェリーは、
売上の80%が貨物輸送で、
旅客輸送はたったの8%。
物流メインなのです。

だからフェリーも現地到着が20:30と、
夜に走りたいトラック向けの時間設定。

いつもは寝ている時間なので眠い・・・
ここで寝てしまっては大変なので、
テンションを上げることにした。

ターミナルの売店でクラシックをゲット。
北海道気分が上がる～(・∀・)

クラシックで麻薬のようにテンションが上がったところで、カウンターへ。
ネット予約してQRコードを印刷して持参する場合は、
カウンターへ行く必要はないのですが、
個室の場合はルームカードキーを発行してもらう必要があります。
船内でも発行してもらえますが、
カウンターが空いていたのでここで発行。

北海道は、ANAのプラチナ達成フライト以来。
SFC取得後初の北海道に、
まさかフェリーで行くことになるとは・・・

ちなみに、予約開始日の夜にHPで予約したのですが、
値段の安いツーリスト（寝台）は既に満席。
個室しか空いてなかったのです。

出港の１時間前の23:30頃より乗船開始。
船内はきれい。

では、まずは客室へ。
右側は海に面した部屋。
左側は海に面してない部屋。

予約時点で海に面してない部屋しか空いてませんでした。

こちらが宿泊するステートルーム。
ベッドは硬いやつ。
カーテンはありますが、
採光用で開けると壁です。

お隣の会話が結構聞こえるので、
会話のボリュームには注意しましょう(´・ω・｀)

新日本海フェリー 乗り物

テレビ、トイレ、洗面台付き。
浴衣、フェイスタオル、歯ブラシ、スリッパもあるので、
荷物を最小限にしたい人間には便利。
今回は機動力重視で荷物最小限なので便利でした。

寝台タイプのツーリストはこれらを持参するか、
ショップで購入する必要あり。
タオルだけは有料貸出あり。

船内の設備は24時間ではなく、時間制。
風呂は1:30までで翌朝は8:00から。
ショップとカフェは1:00までで、
日中はレストランの営業時間は営業されない。
（多分スタッフの配置のためかと）

車やバイクで乗り込む人が、
まだ出てきていないので空いているうちに
船内のショップへ。

北海道限定品が普通に売られています。
そう、船内から北海道なのです。

お風呂は翌朝に入ることにして、
クラシック飲んで寝ます～。

北海道上陸前にこんなにクラシック飲んでいいのだろうか・・・

翌朝。8:00頃に目が覚めた。
船は佐渡沖。
テレビで航行情報が見られのが便利。
携帯は圏外。

朝風呂に行きましょう。

すずらんがほこる、露天風呂が最高でした。
日本海を見ながら、
時速50kmで航行しているので
強い風を顔に受ける。
首から下はポカポカ。気持ちいい。

さっぱりしたら船内見学。

こちらは海をみながらのマッサージチェア。

海を見ながらくつろげるスペース。

朝は空いていましたが、
この後は常に満席状態でした。

ゲームコーナーもあり。
子連れの親子が利用していたかな。

安く抑えるならコンビニで買って持ち込みなのですが、
せっかくなので船の朝食をいただきます。
これで900円くらい。
味はビジネスホテルの朝食そのもの。

でも、これを船で食べられるというのが贅沢。
よく考えれば水を使うだけでも贅沢。
露天風呂なんて最高に贅沢だな～。

新日本海フェリーすずらん トリコロール グルメ・レストラン

食後は、デッキに出てみる。
新日本海フェリーのすずらんは、
時速50kmの高速船のため、
外に出られるのは船の後方のここだけ。

この日は、低気圧と前線の影響で荒れた天気。
でも、この方が日本海っぽくていい。

揺れはところにより、かなり激しめ。
手すりにつかまらないと歩けない時もあった。
この２日後の夜中に震度３の地震に遭うんだけど、
「フェリーのほうが揺れたな～」と思ったほど。

10:20頃、苫小牧を出港してきた
姉妹艦のすいせんとすれ違い。

両船ともに時速50kmなので、相対速度は100km。
あっという間に大きな船体が見えなくなっていくのは
圧巻でした。

船内ではビンゴ大会があるが参加せず。
理由はビンゴに運を使いたくないから。
抽選会とかも基本的に参加しない主義です。

ビンゴに使う運を、この旅の天気に回したい。

10:30
部屋でクラシック。
テレビをつけたらBSで
駒大苫小牧出身のマー君が投げていた。

午前中から野球見ながらビールとか、
急にダメな大人の休日感が出てきたな(´・ω・｀)

11:00
館内に置いてあったフリーペーパーを読む。
ジンギスカンの写真を肴にクラシック。
早くジンギスカンをレアで食べたい・・・

12:00
昼食へ。
ホエー豚の豚丼1,000円。
生ビールは一番搾りでした。

新日本海フェリーすずらん トリコロール グルメ・レストラン

意外と言っては失礼かもしれませんが、
ちゃんと美味しかったです。
豚の脂の甘みが良い感じ。

12:40
船は男鹿半島沖。
リゾートしらかみ良かったな～としみじみ思い出すなど。

携帯電話はさっきからずっと圏外。
この携帯電話に縛られないというのも、すごく贅沢。

13:00
館内映画でコナン君を見る。

じっくりコナン君を見るなんて、
社会人にはなかなかできない贅沢。

15:00
ショップで買ったとうきび茶。
この独特の香りが大好き(*´Д｀)
とても美味しい。

15:45
そろそろ津軽海峡なのでデッキに向かう。
ちょうど手品ショーが終わるところだった。

多くの人が見ていたのは、皆娯楽に飢えているからか・・・

デッキに出た。
寒い・・・
明らかに新潟沖の頃とは空気が違う。
風が冷たいし強い。

15:55
竜飛岬が見えた！
天気は悪いけど、迫力は伝わってくる。

なお、津軽海峡では携帯電話の電波が少しだけ入る。

16:00
半袖のお父さんに
「寒いですね」
と話しかけられた。

そりゃ寒いでしょうね～(；・∀・)

16:15
ちょうど北海道新幹線の真上のあたり。
青森はうっすら見えるが、北海道はまったく見えない。

もし天気が良かったら、
「北海道ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!」
ってテンション上がってたんだろうな。

16:30
デッキで冷えたので大浴場へ。

なお、露天風呂は冷たい風が強すぎて、
寒くてとても入っていられなかった。
新潟沖では気持ちよかったのに、
津軽海峡の風やばし・・・

大浴場で温まって生き返ったら船内うろうろ。

こちらはレストランの入り口。

夕食メニュー。

朝、昼とフェリーでご飯を食べて、
シャバの飯が食べたい気分なので、
フェリーの夕食はパス。

テレビは、沖ではBSしか入りませんが、
陸が近づくと地デジが入ります。

北海道の電波ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
北海道のテレビが映って大興奮。

もっとも、JR北海道の赤字のニュースでしたが・・・
微力ながら今日から乗ってやるぜい。

17:00
ショップでクラシック購入。
ベッドでだらだら飲んで、そのまま一眠り。

自由に横になって眠れるのが贅沢だね～

20:15
デッキでは苫小牧市内が見えた。
苫小牧東港は、苫小牧と名乗っていますが、
苫小牧市内まで20km以上離れています。

なお、ダウンジャケットを着てます。
非常に寒いです。

苫東厚真火力発電所が見えたら、
苫小牧東港に到着。

20:40頃から下船が始まりました。

待機されているのは、清掃の方々。
この３時間後には、折返しで出港ですからね。
ありがとうございます～。

フェリーターミナルを出たらバスへ。

苫小牧東ターミナルからは、
南千歳駅へのバスのみがあります。
日高本線の浜厚真駅まで歩けそうな距離ですが、
この時間は終電が終わっています。
（ターミナルと浜厚真駅の間ではヒグマの目撃もあるようです。）

苫小牧東港 周文フェリーターミナル 乗り物

ターミナルの目の前からバス出発。
南千歳駅まで1,000円。
運賃前払いです。

20:50頃に出発。

21:40頃に南千歳駅到着。

船の揺れで、内蔵全体が疲れているような感じですが、
さらにもうひと踏ん張り。

南千歳駅 駅

身体の疲れのせいか、
北海道に来た興奮が無い・・・

21:57南千歳ー22:00千歳

千歳駅で下車すると気温は３度。
ダウンジャケット持ってきて良かった～(；・∀・)

キオスクはセブンイレブン。
キオスクのセブンイレブン化はJR西と一緒ですが、この北海道マークが良い(・∀・)

遅い時間なので、
コンビニで済ませようかなとも思ったけど、
それよりシャバの飯が食べたい。

あっ、ラーメン食べたい。
千歳駅前にある「さっぽろ桃園」に入店。

22:00を過ぎていますが、店内は混んでました。

北海道に来たからには、
味噌ラーメン700円。

やさしいお味。
野菜もたっぷり。
疲れた身体にちょうど良かった。

ホテルにチェックイン。
フェリーで来たのに、
泊まるのはエアポートホテル。

寝るだけなのでまったく不満なく、安くて大満足。
スーツケース広げるのは厳しいかもしれませんが。

千歳エアポートホテル 宿・ホテル

では、本格的な旅は明日から。
クラシック飲んで寝ます。

明日は、帯広で豚丼を食べて、
池田のワイン城行って、
釧路で夜ご飯を食べるぞー。

この旅行記へのコメント （2）

• 豚のしっぽさん 2019/05/06 22:24:20

  北の国から おかえりなさ～いヽ(*´∀｀)

  移動手段にフェリーって最高の贅沢！
  なかなか良いスターではないですかぁ♪
  
  8日間の足跡、すごーーーく楽しみ！！
  
  シッポ

  shuuu1983さん からの返信 2019/05/06 22:43:11

  Re: 北の国から おかえりなさ～いヽ(*´∀｀)

  シッポ様、こんばんは～
  
  とても贅沢な時間でした。
  北海道へのフェリーは時間がかかるので、なかなか利用する機会はありませんが、大浴場入ってサッポロクラシックと、北海道のウォーミングアップとして最高でした。
  
  しっぽさんの旅行記、大変参考にさせていただいた８日間です。
  ありがとうございましたー！
  
  shuuu1983