2019/05/01 - 2019/05/01
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Earl Greyさん
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帰省ついでに、陸奥国一の宮である鹽竈神社へ、令和元年の限定御朱印をもらいに行きました。
当初の予定では、お寿司→鹽竈神社→遊覧船→松島→仙台というコースだったのですが、御朱印の受付が長蛇の列で……。
塩竈に行ったのに海を見ずに帰るとか、ちょっと消化不良の旅となりました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- JRローカル
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-
7:44東京発の新幹線[やまびこ]に乗りました。
グランクラスでもよかったのですが、乗車時間が短いのでグリーン席にしました。
まあ、快適です。
新青森か函館まで遠征するなら、絶対グランクラスだな。(ネット上での評判はイマイチですが)
ところで、今朝はGranStaのお店がどこも開いていない!
お弁当と飲み物を買うところがない!
DEAN&DELUCA で何か買おうと思っていたのに。
しかたなく新幹線のホームで駅弁を買いました。
ちなみに、開店していたブルディガラ(パン屋)は長蛇の列。
東京駅構内は大混雑でした。 -
定刻通り、10:06に仙台駅に到着。
-
仙石線で本塩釜駅まで移動しました。
塩竈は寿司の街というイメージが定着していると思います。
宮城産のササニシキと三陸沖で獲れる魚介類が売りで、全国的にも有名な寿司屋が軒を連ねます。
古くから、陸奥国一の宮鹽竈神社の門前町として、また、国府多賀城や近世の仙台藩の荷揚げ港として栄えてきました。
近年では、日本有数の生鮮鮪の水揚げ港として発展しています。 -
お目当てのお寿司屋さん、【しらはた】に開店15分前から並びました。
1周目で入店できるか微妙な感じです。
【すし哲】もちらっと見ましたが、こちらは朝からWaiting Listに名前を記入し、開店時間になったら来店するスタイルのようです。
本日中に案内されるのか?というくらいすでに枠が埋まっていました。おそろしや。
すし哲さんとしらはたさんは経営者がご兄弟だそうで、使っているネタも同じです。
塩釜の名店なので、遠方から訪れるファンも多いのです。 -
一巡目で入店できました。
メニューは、にぎり、ちらし、巻物や丼、おつまみと豊富です。
おまかせにぎりを注文しました。 -
ネタがまるで光彩を放っているようです。
美しい…。
海老の頭がついたお吸い物も提供されます。 -
穴子があまり好きではないので、蟹と交換してもらいました。
その隣の煮蛸が秀逸。やわらかく煮てあり、タレとシャリもよく合います。旨味が凝縮された感じ。
ボタン海老、鯵、平目、鮑、ホッキ貝、いくら、雲丹のいずれも美味しい。
そして、近海ものの鮪3種は傑出しています。
まさにほっぺが落ちそうなほど美味しい!
このトロを食べるためにまた足を運びたい!
リピーターが多いはずです。 -
デザートの自家製苺のシャーベットまで抜かりがない。
一品一品丁寧に提供してくれるお店で、こだわりが感じられます。 -
食後は鹽竈神社を目指します。
-
石畳の街並みは趣があります。
前回訪問時に休業だった味噌屋さんが、今日は開いています。
帰りに寄りたいな。
味噌ジェラートに心惹かれます。 -
このお茶屋さんも渋いですね。
-
裏参道。
こちらから登って行く人もいるようです。
比較的ゆるやかな坂道が続くとのこと。 -
私の好きな、阿部勘酒造店。
昨年、すし哲で純米吟醸をいただきました。
見学はできないみたい。 -
表参道に着きました。
[東北鎮守鹽竈神社]の石碑があります。 -
ここから石段を上がります。
-
石造りの神明鳥居は寛文年間に建てられたようです。
-
石段を一気に駆け上がろうとしましたが、無理でした。
東京の地下鉄のエスカレーターでトレーニングしてたんだけどな。
ぽかぽか陽気で、葉桜にはなっていますが、薄紅の桜の花が咲いています。のどかだなあ。 -
しかし、この石段を上りきらないうちに、延々と続く列にぶつかります。
さながら蟻の開帳参りです。
驚愕しました。
御朱印をもらうために並んでいるとのこと。
3時間待ちというので、気が遠くなりました。
ちなみに、明治神宮はこの時9時間待ちとの噂が。 -
境内には立派な燈篭がいくつもあります。
「取次 志賀信濃守」とありますが、江戸末期頃に鹽竈神社の宮司であった志賀信濃守藤原広喜氏かと思われます。
基礎の部分の彫刻は獅子でしょうか。
宝珠は燃えるような形をしています。 -
階段、長いですね…。
主人に「待つだけのご利益があるよ」と励まされながら、御朱印の受付の列に並びました。
もう一度繰り返しますが、明治神宮は9時間。
それに比べればたいしたことないですよね。 -
随身門は三間一戸、朱塗りの八脚門です。
-
神紋は塩竈桜。
塩竈桜というのは平安時代に品種として認知されていたようです。
昭和の時代には天然記念物に指定されています。 -
提灯にも神紋が。
-
手水舎。
列は遅々として進みません。 -
石段から列は続き、中門を通過してからさらにぐるっと回るようなのです。
初詣、なめてました。
というか、初詣なんですよね、今日は。
14:00にマリンゲート塩釜から遊覧船に乗る予定でしたが、諦めざるを得ません。
松島行きはキャンセルです(泣) -
銅板葺の中門も立派で、歴史の重みを感じさせます。
鹽竈神社、いいですね。
都内の鉄筋コンクリート製の神社とは比にならない風韻が漂います。 -
さすがに疲れてきました。
中門くぐるまで2時間くらいかな。
自分たちの背後にも、おそろしいくらい人が並んでいます。 -
ここからがまた長いです。
牛歩ですな。 -
石燈籠と桜。
桜は八重紅枝垂という品種。 -
この一際大きいのは、銅鐵合製燈籠です。
文化6年に伊達九代藩主周宗公が、蝦夷地警護の凱旋ののち奉賽として寄進しました。
塩竈市の指定文化財です。
中台の上部に龍の彫刻が施されています。
格挟間の側面にも様々な霊獣の装飾があり、手が込んでいますね。 -
樹齢500年の多羅葉。
モチノキ科に属す雌雄異株の常緑高木で、葉っぱに文字が書けるので、葉書の起源だとか。 -
3時間かけて、やっと御朱印をいただきました。
鹽竈神社の御朱印帳も購入。
楽天で買った物も持参したのですが、漂白したのか紙質が良くないのですよ…。
瑞巌寺で購入した物もそうなのですが、大きな寺社のオリジナル御朱印帳は高品質です。
あとは、和紙会館などで扱っている物も良さそう。
令和元年の限定御朱印で、通常のものとは異なります。
…ということは、通常の御朱印も貰いにまた来なければ! -
神様に大変失礼なのは承知で、御朱印を先にいただいてからお参りしました。
マナー違反なので、だめです。
鹽竈神社のHPによると、神社創建の正確な年代は不明だそうです。
ただ、平安初期の嵯峨天皇の御代に編纂された『弘仁式』に「鹽竈神を祭る料壱万束」と記され、国から多くの祭祀料を授かっていたことになります。
御祭神は別宮に主祭神である塩土老翁神を、左宮に武甕槌神、右宮に経津主神が祀られています。
鹽土老翁神は『古事記』『日本書紀』の海幸彦・山幸彦の説話に登場し、釣り針を失くして困っていた山幸彦に目無籠の船を与えワダツミの宮へ案内したとされます。
武甕槌神(鹿島神宮主祭神)と経津主神(香取神宮主祭神)は、高天の原随一の武の神として国譲りに登場し、国土平定の業をなした神です。
社伝によると、東北地方を平定するために訪れた鹿島の神と香取の神を道案内したのが鹽土老翁神の神だそうです。
鹿島の神と香取の神は役目を果たしたあとは、元の宮へ戻りました。しかし、鹽土老翁神は塩釜の地に残り、人々に製塩法を教えたとされています。塩釜の地名の由来でもあります。
現在の社殿は4代藩主伊達綱村が元禄8年に着工し、5代藩主伊達吉村の宝永元年に落成しました。
朱塗りの入母屋造です。
お参りするのはたいして待ちませんでしたが、混雑状況は3時間前と変わらず。 -
こちらは別宮で、主祭神が祀られています。
特別だから別にしているとか。
ご祈祷待ちの人がたくさんいました。
御朱印を求める人も多かったのですが、ご家族で正装して初詣にいらしている地元の方々の多さにもびっくりしました。
結婚式を挙げるカップルも30分刻みで何組もいらしたようです。
思った以上に国民が今日の日を大切にしていることがわかりました。 -
中門を出ると撫で牛がいました。
開運・商売繁盛の御利益があります。 -
志波彦神社にもお参りします。
志波彦大神が祀られていますが、もともと他の土地から遷座されたようです。
鹽竈神社とは趣が異なり、拝殿は朱黒です。
秋には金木犀がすばらしいとか。 -
帰りがけに思いがけず、風情に富んだ庭園に出会いました。
よく手入れされていて、様々な種類の桜の木が植えられています。少し前まではお花見が楽しめたのでしょうね。
小さな池泉回遊式庭園で、松島湾を借景としています。 -
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-
こちらの鳥居から帰ります。
来た時とは違う道です。
この時点で時間に余裕がなく、他に観光もせず、お土産も買わずに帰路に着くことに…。
浦霞酒造の見学もしたかったし、榮太郎で生どら焼きも買いたかったです。
それに、味噌ジェラートも心残り。
しかも、海を見ていない!!!
これはかなりくやしい。 -
仙台駅に着いたのが16時半近く。
実家で両親が待っているので、お決まりのずんだ茶寮でずんだシェイクを飲んで帰ります。
(何度も言いますが、渋谷の東急foodshow でいつでも飲めます・汗)
これを飲むと仙台に帰ってきた気分になるのですよ。
今日の旅はこれでお終いですが、松島まで足をのばしたかったです。
鹽竈神社の神様と御縁を結べたので、それだけで幸いとせねばならないんですけどね。
夏にまた行くかもしれません。
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