冬の宮城 ⁂２日目 鳴子温泉⁂

2018/12/21 - 2018/12/21

鳴子の温泉街をぶらぶら。

エリア 鳴子温泉(宮城)

昨晩は体が異様に痒くてなかなか寝つけず！
お風呂から上がる時に、シャワーで温泉成分をよく流さなかったことが原因のようです。肌が弱いと、泉質によって湯かぶれを起こすそうです。
入浴中、ちょっとピリピリしてたもんね…。

そんなわけで、ゆっくり眠れず寝坊。
朝風呂に行く間もなく「朝ご飯お持ちします」とフロントから電話がきてしまった。

朝も品数が多く、食べきれなさそう。

一品一品美味しいので、白米がすすみます。
烏賊のお刺身もついているし、きんぴらごぼうやおひたしも美味しい。

豆乳鍋には、鶏肉や水菜やはんぺんが入っていました。

朝食後は大浴場には行けず(9:00～清掃)、１階の貸し切り風呂へ行きました。

こちらは熱めのお湯ですっごく気持ちがよかったのですが、天井から水滴が頻繁に落ちてきて長居はできませんでした。どうにかならないのかな…。

残念ながら、これで入浴はお終いです。

チェックアウト後は温泉街をぶらぶら。

平日の午前中なので、閑散としています。
ランドセルを背負った小学生の集団とすれ違ったくらいで、だれも歩いていません。

ちなみに、すがわらさんの車で駅まで送っていただきました。
食事も温泉もよし、館内はぴかぴかに掃除されていて、居心地のよい旅館でした。
次回は連泊したいです。
初めての一人旅にもおすすめ。

可愛いこけしが立っているのは、ゆめぐり広場・手湯の入り口です。

足湯は至る所にあるのですが、手湯って珍しいですよね。

もちろん、源泉使用なので、手を浸すだけでかなりの気持ちよさを味わえます。ただ、熱いので、長時間浸していたら手が真っ赤に！皮膚も少しむけてきました。要注意です。

お土産にこけしでも買おうかと思ってお店に入ったものの、だれも出てこなかったw

色んな所に足湯があります。
タオルがないのでスルー。

共同浴場滝の湯の脇を通って温泉神社を目指します。

硫黄の匂いがぷんぷん。

石段に雪が残っていてつるつるしていましたが、雪山用のブーツで来たので問題なし。
社殿にも雪が積もっています。

水は流れていませんが、手水舎です。

こけしのある社殿にお参りします。

こちらの【温泉神社】の創建は非常に古く、『続日本後紀』にその旨の記述があります。仁明天皇の御代(837年)に温泉が湧き、里人が朝廷に報告したところ、温泉の神を祀ることになったそうです。
その後、延喜式神明帖にも記載され、延喜式内社となりました。たいへん由緒正しい神社なんですね。
祭神は大己貴命と少彦名命です。

御朱印もいただきました。
こけしの写真付き。

神社をあとにして、こちらのお土産屋さんで買い物をしました。

なんせ観光客が全く歩いていないので、閑散とした中一人で土産物屋に入るのは勇気が要ります。お店の人もやたら話しかけてくるし…。居た堪れない。

入らなかったけど、こけしのお店が気になりました。

【餅処 深瀬】

以前たまたまテレビ番組で紹介されているのを見て、絶対に立ち寄りたいと思っていました。

いかにも田舎的な、渋くて素敵なスペースで、購入したものを頂けます。
ストーブもわざわざつけてくださって、寛げました。

かの有名な深瀬の栗団子。
みたらし団子の中に栗が丸々一粒入っています。
そして、お餅の柔らかいこと！
お茶と漬物付き。
素朴な感じがいいですね。

正午過ぎても通りには人っ子ひとりいません…。

でも、この鄙びた雰囲気はたまらなくいいな～。
東京で暮らしていると別世界に迷い込んだ気分になります。昭和の香りも漂う。

お昼はこちらの【食堂えがお】で。

地元民がわんさかいる中で温玉カレーを注文。

なんだか、お家でお母さんがちょっと失敗したようなカレーでした。薄い…。
お店のおばちゃんのおすすめに従って山菜そばにしたほうがよかったみたい。(蕎麦が苦手なので…)

雪景色を眺めながら電車で帰路に着きます。

小さい頃から雪で苦労する生活を送ってきたため、雪恐怖症みたいなものに囚われていましたが、暖かい場所から眺めるだけなら大丈夫www
雪景色の美しさを初めて知りました。
青空と真っ白な雪のコントラストがきれい。

なんだ、冬でも旅に出られるじゃん。