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青森・秋田旅行 【3日目】は、秋田駅からローカル線に乗り角館へ向かいました。桜はとっくに散ってしまっていましたが、お天気に恵まれ、新緑の町並みを気持ちよく散策することができました。

青森・秋田旅行 【3日目】角館の武家屋敷を歩く

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2018/04/30 - 2018/05/02

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旅行記グループ 行くぜ☆東北

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Earl Grey

Earl Greyさん

青森・秋田旅行 【3日目】は、秋田駅からローカル線に乗り角館へ向かいました。桜はとっくに散ってしまっていましたが、お天気に恵まれ、新緑の町並みを気持ちよく散策することができました。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
グルメ
3.0
ショッピング
3.5
交通
2.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
新幹線 JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • コンフォートホテルは朝食付なので、軽く腹ごしらえをしてから出発です。このホテルは館内至る所清潔で好感が持てます。食堂でも、外を眺めながらゆっくりと食事をとることができました。

    コンフォートホテルは朝食付なので、軽く腹ごしらえをしてから出発です。このホテルは館内至る所清潔で好感が持てます。食堂でも、外を眺めながらゆっくりと食事をとることができました。

  • 秋田駅から奥羽本線大曲駅まで行き、そこで田沢湖線に乗り換えて角館に向かいます。<br /><br />車窓から見る山並みや田園風景に癒されました。

    秋田駅から奥羽本線大曲駅まで行き、そこで田沢湖線に乗り換えて角館に向かいます。

    車窓から見る山並みや田園風景に癒されました。

  • 角館駅に到着し、ロッカーに荷物を預けたら散策開始です。<br /><br />武家屋敷までバスがないので、徒歩で向かいます。パンフレットには徒歩20分とありげんなりしましたが、外町の西宮家までなら10分くらいで着きます。<br />

    角館駅に到着し、ロッカーに荷物を預けたら散策開始です。

    武家屋敷までバスがないので、徒歩で向かいます。パンフレットには徒歩20分とありげんなりしましたが、外町の西宮家までなら10分くらいで着きます。

  • 西宮家に到着し、まずは文庫蔵から見学します。<br /><br />西宮家の先祖は慶長年間に秋田へ移った佐竹氏の家臣でしたが、江戸期を通して有力な武士だったようです。さらに明治・大正期には大地主として繁栄しました。<br /><br />文庫蔵にはもともと古文書や陶磁器などの貴重品が保管されていました。

    西宮家に到着し、まずは文庫蔵から見学します。

    西宮家の先祖は慶長年間に秋田へ移った佐竹氏の家臣でしたが、江戸期を通して有力な武士だったようです。さらに明治・大正期には大地主として繁栄しました。

    文庫蔵にはもともと古文書や陶磁器などの貴重品が保管されていました。

  • 調度品の展示

    調度品の展示

  • 蒔絵の小箪笥の抽斗に色絵付けの盃が収められています。こういったものは目を楽しませてくれます。

    蒔絵の小箪笥の抽斗に色絵付けの盃が収められています。こういったものは目を楽しませてくれます。

  • 古文書もたくさん保管されているのですが、「西鶴物」として『日本永代蔵』と『本朝櫻蔭比事』が収録された本がありました。西鶴本の流通は盛んだったので、奥羽地方の人々も読んだのでしょう。こちらは写本でしょうが、喉から手が出るくらい欲しいです。貴重ですね。『雨月物語』の写しと『古事記』の写しもあります。

    古文書もたくさん保管されているのですが、「西鶴物」として『日本永代蔵』と『本朝櫻蔭比事』が収録された本がありました。西鶴本の流通は盛んだったので、奥羽地方の人々も読んだのでしょう。こちらは写本でしょうが、喉から手が出るくらい欲しいです。貴重ですね。『雨月物語』の写しと『古事記』の写しもあります。

  • 角館の古地図

    角館の古地図

  • こちらはレストラン北蔵です。<br />大正期に建てられました。<br />ここでランチにするかどうか迷ったのですが、秋田でしか食べられないものを求めていたので、見送りました。<br />ちらっと覗いたら、中は素敵な雰囲気。

    こちらはレストラン北蔵です。
    大正期に建てられました。
    ここでランチにするかどうか迷ったのですが、秋田でしか食べられないものを求めていたので、見送りました。
    ちらっと覗いたら、中は素敵な雰囲気。

  • 明治中期に建てられた母屋。<br />団体専用のお食事処のようですが、囲炉裏のあるお部屋もあるらしく、一度中に入ってみたいです。

    明治中期に建てられた母屋。
    団体専用のお食事処のようですが、囲炉裏のあるお部屋もあるらしく、一度中に入ってみたいです。

  • 西宮家だけでも相当見応えがあります。午前中は、外町辺りを歩いている観光客が少ないので、かなりゆっくり見学することができました。

    西宮家だけでも相当見応えがあります。午前中は、外町辺りを歩いている観光客が少ないので、かなりゆっくり見学することができました。

  • 安藤醸造本店に来ました。

    安藤醸造本店に来ました。

  • 職場の人にすすめられて来たのですが、この土蔵の内部を見られるだけで楽しいですね。

    職場の人にすすめられて来たのですが、この土蔵の内部を見られるだけで楽しいですね。

  • たくあん漬けの種類が豊富。<br />スタンダードないぶりがっこの他に、米糠と渋柿で漬けたものや麹で漬けたものもあり、美味しそうです。…というか、試食したら美味しかったです。<br />でも、重い荷物を持ち歩くことは避けたかったので、お土産は最小限にしました。<br />(それと、お金が…!!!)

    たくあん漬けの種類が豊富。
    スタンダードないぶりがっこの他に、米糠と渋柿で漬けたものや麹で漬けたものもあり、美味しそうです。…というか、試食したら美味しかったです。
    でも、重い荷物を持ち歩くことは避けたかったので、お土産は最小限にしました。
    (それと、お金が…!!!)

  • お醤油やタレ、ポン酢があります。<br />ここに来て醤油を買わないわけにはいかないでしょう。

    お醤油やタレ、ポン酢があります。
    ここに来て醤油を買わないわけにはいかないでしょう。

  • 麹で漬けたキュウリを試食したら殊の外美味しく、「寒麹」を買いました。豚肉を漬けても美味しそ~!

    麹で漬けたキュウリを試食したら殊の外美味しく、「寒麹」を買いました。豚肉を漬けても美味しそ~!

  • 蕎麦つゆ、たれ、だしが並びます。<br />だしも試飲したら美味しい…。

    蕎麦つゆ、たれ、だしが並びます。
    だしも試飲したら美味しい…。

  • 入り口付近のお座敷は開け放たれています。生活感あるな…。

    入り口付近のお座敷は開け放たれています。生活感あるな…。

  • 奥座敷も見学できます。歴史上の豪傑が五月人形になっていますね。

    奥座敷も見学できます。歴史上の豪傑が五月人形になっていますね。

  • こちらの井戸水は嘉永年間の創業以来、仕込み水として使われているそうです。角館は良質で豊富な伏流水に恵まれているとか。

    こちらの井戸水は嘉永年間の創業以来、仕込み水として使われているそうです。角館は良質で豊富な伏流水に恵まれているとか。

  • すぐそばに安藤醸造のカフェがあります。

    すぐそばに安藤醸造のカフェがあります。

  • 甘酒をいただいて一休み。<br />ランチメニューもあります。

    甘酒をいただいて一休み。
    ランチメニューもあります。

  • 江戸時代から続く商家である田鉄家へ。<br />田鉄というのは、田口家の屋号です。<br />佐竹氏が常陸から秋田へ転封となったのに伴い、実弟の芦名氏も角館の城代となりました。その時に同道した人物が田口家の祖となるようです。<br />

    江戸時代から続く商家である田鉄家へ。
    田鉄というのは、田口家の屋号です。
    佐竹氏が常陸から秋田へ転封となったのに伴い、実弟の芦名氏も角館の城代となりました。その時に同道した人物が田口家の祖となるようです。

  • この旅で、やっと桜を目にすることができました。葉桜になりかけていますが。<br /><br />桜ほど日本人の心を和ませる花はないです。この薄紅色に惹かれるのでしょう。

    この旅で、やっと桜を目にすることができました。葉桜になりかけていますが。

    桜ほど日本人の心を和ませる花はないです。この薄紅色に惹かれるのでしょう。

  • こちらは里桜?<br />桃色の濃い花が愛らしいです。

    こちらは里桜?
    桃色の濃い花が愛らしいです。

  • このあと、町を散策して本当にがっかりするのですが、角館の桜の時季は一週間前だったらしく、どこもかしこも桜が咲いていた跡しか残っていませんでした。

    このあと、町を散策して本当にがっかりするのですが、角館の桜の時季は一週間前だったらしく、どこもかしこも桜が咲いていた跡しか残っていませんでした。

  • 江戸末期に建てられたこちらの蔵では、外町の商家の生活が垣間見える展示品がたくさんありました。

    江戸末期に建てられたこちらの蔵では、外町の商家の生活が垣間見える展示品がたくさんありました。

  • 婚礼衣装と簪

    婚礼衣装と簪

  • 明治時代の着物と帯

    明治時代の着物と帯

  • 帳簿などの史料があります

    帳簿などの史料があります

  • 九谷焼

    九谷焼

  • 明治・大正期に顧客に御中元として贈った物のようです。

    明治・大正期に顧客に御中元として贈った物のようです。

  • お昼ごはんは、食べログで調べて高評価だった【桜の里】でとることにしました。14時近くに行ったのに行列です。

    お昼ごはんは、食べログで調べて高評価だった【桜の里】でとることにしました。14時近くに行ったのに行列です。

  • 元祖比内地鶏の親子丼。<br />鶏肉は噛みごたえがあって美味しく、卵も3個分たっぷり使っています。<br /><br />ただ、都内で食べる親子丼のレベルのほうが高いような…。

    元祖比内地鶏の親子丼。
    鶏肉は噛みごたえがあって美味しく、卵も3個分たっぷり使っています。

    ただ、都内で食べる親子丼のレベルのほうが高いような…。

  • 【角館武家史料館】にも行きました。桜の里のすぐ後ろです。

    【角館武家史料館】にも行きました。桜の里のすぐ後ろです。

  • 佐竹北家に伝わる武具、衣装、史料などを展示しています。薄暗くぱっとしない施設ですが、面白い道具がいくつかありました。<br />これは、道中おにぎりを入れた器。

    佐竹北家に伝わる武具、衣装、史料などを展示しています。薄暗くぱっとしない施設ですが、面白い道具がいくつかありました。
    これは、道中おにぎりを入れた器。

  • 享保雛

    享保雛

  • 佐竹北家の陣幕

    佐竹北家の陣幕

  • 明治期のものでしょうか。<br />全国長者番付です。<br />三井、岩崎、住友、鴻池、浅野など、のちに財閥となる家名がありますね。東京・渋沢栄一や酒田の本間様の名も。<br />

    明治期のものでしょうか。
    全国長者番付です。
    三井、岩崎、住友、鴻池、浅野など、のちに財閥となる家名がありますね。東京・渋沢栄一や酒田の本間様の名も。

  • 【小田野家】<br /><br />こちらは小田野長右衛門から分家した清右衛門家の屋敷です。解体新書の挿図など蘭画で名高い小田野直武は長右衛門家の人です。

    【小田野家】

    こちらは小田野長右衛門から分家した清右衛門家の屋敷です。解体新書の挿図など蘭画で名高い小田野直武は長右衛門家の人です。

  • 明治末期に火災に遭い、その後再建されたお屋敷のようです。武家屋敷としては全体的に簡略化されているそうです。

    明治末期に火災に遭い、その後再建されたお屋敷のようです。武家屋敷としては全体的に簡略化されているそうです。

  • 【岩橋家】にやって来ました。<br /><br />岩橋氏はもともと会津黒川城主芦名氏の重臣でしたが、伊達政宗に敗れて常陸に去った主人に随従したそうです。その後、芦名氏が兄の佐竹氏とともに出羽国へ下ると、一時他家へ仕えていた岩橋氏も帰参しました。

    【岩橋家】にやって来ました。

    岩橋氏はもともと会津黒川城主芦名氏の重臣でしたが、伊達政宗に敗れて常陸に去った主人に随従したそうです。その後、芦名氏が兄の佐竹氏とともに出羽国へ下ると、一時他家へ仕えていた岩橋氏も帰参しました。

  • 建物は江戸末期に改造され、茅葺きから木羽葺きに変えられたそうです。

    建物は江戸末期に改造され、茅葺きから木羽葺きに変えられたそうです。

  • 【青柳家】です。武家屋敷の中でも観光名所となっており、繁盛してます。こちらは入館料あり。<br />

    【青柳家】です。武家屋敷の中でも観光名所となっており、繁盛してます。こちらは入館料あり。

  • 敷地面積が広いです。<br />しかも、上級武士のお屋敷なので、格調高く門構えも立派でした。<br />

    敷地面積が広いです。
    しかも、上級武士のお屋敷なので、格調高く門構えも立派でした。

  • こちらが玄関。

    こちらが玄関。

  • この先がお台所です。

    この先がお台所です。

  • 武器蔵です。見応えのある展示品が多いです。

    武器蔵です。見応えのある展示品が多いです。

  • こちらには鎧や兜などの武具だくでなく、史料も展示されています。

    こちらには鎧や兜などの武具だくでなく、史料も展示されています。

  • 幕末の謎の軍学者・大森正富の軍学書に、歌川国芳が挿絵を描いた『武道芸術秘伝図会』だと思われます。国立国会図書館のデジタルコレクションにもなっていますが、断然紙の本のほうが味があります。<br />地方には、戦火を逃れて実に多くの貴重書が現存していますよね。

    幕末の謎の軍学者・大森正富の軍学書に、歌川国芳が挿絵を描いた『武道芸術秘伝図会』だと思われます。国立国会図書館のデジタルコレクションにもなっていますが、断然紙の本のほうが味があります。
    地方には、戦火を逃れて実に多くの貴重書が現存していますよね。

  • 青柳家で使われていた客用の掛布団。鮑を熨したおめでたい熨斗模様の夜着で、角館黄八丈もあしらった珍しいものだそうです。

    青柳家で使われていた客用の掛布団。鮑を熨したおめでたい熨斗模様の夜着で、角館黄八丈もあしらった珍しいものだそうです。

  • 青柳家がかつて甲府の武田の武器づくりをしていた当時の鎧兜です。<br />甲府~水戸~秋田と移動する間も、家宝として大切に受け継がれてきたそうです。

    青柳家がかつて甲府の武田の武器づくりをしていた当時の鎧兜です。
    甲府~水戸~秋田と移動する間も、家宝として大切に受け継がれてきたそうです。

  • 解体新書記念館です。<br /><br />秋田蘭画の創始者小野田直武の画業について展示しています。小野田家と青柳家は姻戚関係にあるそうです。<br />直武は30歳で夭折し、彼に蘭画を学んだ藩主佐竹曙山も37歳の若さで亡くなっているので、秋田蘭画の時代というのはものすごく短いんですね。

    解体新書記念館です。

    秋田蘭画の創始者小野田直武の画業について展示しています。小野田家と青柳家は姻戚関係にあるそうです。
    直武は30歳で夭折し、彼に蘭画を学んだ藩主佐竹曙山も37歳の若さで亡くなっているので、秋田蘭画の時代というのはものすごく短いんですね。

  • 小田野直武から青柳家当主に贈られたものだそうです。

    小田野直武から青柳家当主に贈られたものだそうです。

  • 日本史の教科書に載っている有名な扉絵です。<br /><br />鉱山の技術指導者として秋田にやって来た平賀源内は、小野田直武の作品を目にして彼を江戸に連れて帰りました。直武はしばらく江戸に詰めていましたが、その間に最新の西洋文化に触れることができたそうです。そして、杉田玄白を紹介され、『解体新書』の挿絵を描くことになりました。

    日本史の教科書に載っている有名な扉絵です。

    鉱山の技術指導者として秋田にやって来た平賀源内は、小野田直武の作品を目にして彼を江戸に連れて帰りました。直武はしばらく江戸に詰めていましたが、その間に最新の西洋文化に触れることができたそうです。そして、杉田玄白を紹介され、『解体新書』の挿絵を描くことになりました。

  • 佐竹北家13代当主義躬の日本画。<br /><br />小田野直武から教えを受けて花鳥図などの洋風画を描いています。直武・佐竹義敦(曙山)と並ぶ秋田蘭画の代表的な画家の一人だそうです。<br /><br />紫陽花の色合いが美しいですね。

    佐竹北家13代当主義躬の日本画。

    小田野直武から教えを受けて花鳥図などの洋風画を描いています。直武・佐竹義敦(曙山)と並ぶ秋田蘭画の代表的な画家の一人だそうです。

    紫陽花の色合いが美しいですね。

  • 左側の掛け軸は、南蘋流の彩色花鳥画の第一人者、熊代熊斐の作品かと思われます。<br />

    左側の掛け軸は、南蘋流の彩色花鳥画の第一人者、熊代熊斐の作品かと思われます。

  • 小野田直武は寛延2年に秋田藩角館城代の槍術指南役の第4子として生まれました。<br />秋田藩お抱え絵師である武田円碩から書画を学んだ直武は、早い段階で頭角を現していたようです。17才という若さで絵馬の制作を依頼され、「大威徳明王像図」を完成させています。狩野派であったため、浮世絵風の美人画も遺しています。<br /><br />こちらは20前後の直武が描いた唐風の美人画『唐美人図』と、『渡唐天神図』です。

    小野田直武は寛延2年に秋田藩角館城代の槍術指南役の第4子として生まれました。
    秋田藩お抱え絵師である武田円碩から書画を学んだ直武は、早い段階で頭角を現していたようです。17才という若さで絵馬の制作を依頼され、「大威徳明王像図」を完成させています。狩野派であったため、浮世絵風の美人画も遺しています。

    こちらは20前後の直武が描いた唐風の美人画『唐美人図』と、『渡唐天神図』です。

  • 桜が咲いていた痕跡がここにも。<br />残念…。<br />タイミングを逃しました。<br />紅葉の季節にも美しい風景が見られそうです。<br />花はなくとも趣のある庭園なので、じっくり見て回りました。

    桜が咲いていた痕跡がここにも。
    残念…。
    タイミングを逃しました。
    紅葉の季節にも美しい風景が見られそうです。
    花はなくとも趣のある庭園なので、じっくり見て回りました。

  • 池泉回遊式庭園の空間美を楽しめます。敷地面積は3000坪だそうです。様々な草木が配されています。

    池泉回遊式庭園の空間美を楽しめます。敷地面積は3000坪だそうです。様々な草木が配されています。

  • 土蔵を利用した館内には、青柳家に伝わる様々な道具が展示されています。

    土蔵を利用した館内には、青柳家に伝わる様々な道具が展示されています。

  • 絵皿

    絵皿

  • 角館の白岩焼き

    角館の白岩焼き

  • 『大岡政談』など、明治期に出版された古書が並びます。

    『大岡政談』など、明治期に出版された古書が並びます。

  • 『里見八犬伝』も。

    『里見八犬伝』も。

  • 近年、旅番組を通して知ったのですが、古きよき日本の文化が現存するのは京都だけではないのですね。とくに、小京都とよばれる全国各地の街には近世の町並みが遺っています。<br />これからそんな素敵な場所を訪れてみたいです。

    近年、旅番組を通して知ったのですが、古きよき日本の文化が現存するのは京都だけではないのですね。とくに、小京都とよばれる全国各地の街には近世の町並みが遺っています。
    これからそんな素敵な場所を訪れてみたいです。

  • 最後に訪れたのが【石黒家】です。

    最後に訪れたのが【石黒家】です。

  • 武家屋敷通りの北端に位置します。<br />角館に現存する武家屋敷の中では最も古いそうです。<br />こちらは茅葺きの母屋。<br />

    武家屋敷通りの北端に位置します。
    角館に現存する武家屋敷の中では最も古いそうです。
    こちらは茅葺きの母屋。

  • 実際に座敷に上がって見学することができ、係の人が案内してくれます。<br />

    実際に座敷に上がって見学することができ、係の人が案内してくれます。

  • 透かし欄間に工夫が見られ、灯りをつければ右側に映るようになっています。

    透かし欄間に工夫が見られ、灯りをつければ右側に映るようになっています。

  • お蔵は明治・大正期に増築されたとか。

    お蔵は明治・大正期に増築されたとか。

  • 石黒家の人によって紅翠亭という家塾が開かれたそうです。そこで使用された教本です。水戸の徳川光圀編纂の『大日本史』もありますね。

    石黒家の人によって紅翠亭という家塾が開かれたそうです。そこで使用された教本です。水戸の徳川光圀編纂の『大日本史』もありますね。

  • 角館を4時間くらい歩き回って、足が棒になりました。<br />期待した以上に武家屋敷の見応えがあったので、旅の最終日も大満足です。<br /><br />角館発16:58《こまちら32号》に乗って帰ります。

    角館を4時間くらい歩き回って、足が棒になりました。
    期待した以上に武家屋敷の見応えがあったので、旅の最終日も大満足です。

    角館発16:58《こまちら32号》に乗って帰ります。

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