ザミーン・ウード旅行記(ブログ) 一覧に戻る
冬のモンゴル・シベリアを旅してきました。冬のモンゴル・シベリアのイメージは、天気予報で報じるシベリアから流れ込む極寒の寒気、シベリア抑留の歴史、個人旅行で道に迷うと凍死のリスクもあるかも、と旅行する所ではないと思っている人も多いでしょう。しかし冬のモンゴル・シベリアにも沢山の人が普通に生活しており、交通機関も動いています。あまりにもイメージが悪く実情を知られていないだけで、調べてみると冬のシベリアも十分旅行が出来る事が判りました。秘境好きの私にはシベリアらしい世界一の厳寒を体験したみたいという気持ちが高まり、3月上旬に冬のモンゴル・シベリアへ個人旅行を決行してきました。旅の目的は、北京からモンゴル・シベリアを経由してウラジオストクまで陸路で縦断すること、世界で最も寒い都市に行くこと、極寒のアウトドアアクティビティを体験すること、幾つかの冬のフェスティバルに参加することです。<br /><br />冬のモンゴル・シベリア旅の旅行記1では、中国の北京を出発してモンゴルのウランバートルまで約1300kmの旅です。もちろん空路なら簡単で一番早いですが、シベリアまで陸路で縦断するのが旅の目的でもあるので、選択肢は以下の3つ<br /><br />1.国際鉄道K3/K23: 所要27時間~、料金1200元~。利点は鉄道旅行の醍醐味が楽しめるのと、直通で乗換えがないので楽。欠点は週2便しかない、予約が面倒、料金が割高な事。道中の景色は便によりますが主に中国側で見られます。<br /><br />2.夜行バス(中国)&昼行バス(モンゴル): 所要25時間~、料金360元~。利点は陸路では最速、国境越えも簡単。欠点は鉄道旅行の醍醐味がない事。道中の景色はモンゴル側で見られます。<br /><br />3.夜行バス(中国)&夜行鉄道(モンゴル): 所要38時間~、料金250元~。利点は最安値。欠点は移動中に2泊するので旅がつらい、自力での国境越えの面倒さ、夜の移動のため景色が殆ど楽しめないこと。 <br />(他にも鉄道乗り継ぎ、昼行バス乗り継ぎ、乗り合いタクシーの選択肢もありますが、あえてこれらを選ぶ理由がなく比較していないので省略)<br /><br />最初は選択肢1.の国際鉄道K23(土曜朝発、日曜昼着)を利用する予定でした。しかし事情があり日曜早朝までに着く必要が出来たので、最終的に選択肢2.のバス乗り継ぎ1泊2日陸路最速移動(金曜夜発、土曜夜着)にしました。冬のモンゴルは観光にはオフシーズンですが、交通機関は夏と同じ様に動いています。50年以上前、まだ日本からヨーロッパまで空路で行くのが一般的でなかった頃に使われたシベリア鉄道、その昔の旅程を辿る旅に出発です。<br />

冬のモンゴル・シベリアへの旅1 北京からウランバートルまで 陸路最速1泊2日バスの旅 (Heading to Ulanbaatar)

30いいね!

2019/03/01 - 2019/03/02

2位(同エリア12件中)

ノーーウォリーズ

ノーーウォリーズさん

冬のモンゴル・シベリアを旅してきました。冬のモンゴル・シベリアのイメージは、天気予報で報じるシベリアから流れ込む極寒の寒気、シベリア抑留の歴史、個人旅行で道に迷うと凍死のリスクもあるかも、と旅行する所ではないと思っている人も多いでしょう。しかし冬のモンゴル・シベリアにも沢山の人が普通に生活しており、交通機関も動いています。あまりにもイメージが悪く実情を知られていないだけで、調べてみると冬のシベリアも十分旅行が出来る事が判りました。秘境好きの私にはシベリアらしい世界一の厳寒を体験したみたいという気持ちが高まり、3月上旬に冬のモンゴル・シベリアへ個人旅行を決行してきました。旅の目的は、北京からモンゴル・シベリアを経由してウラジオストクまで陸路で縦断すること、世界で最も寒い都市に行くこと、極寒のアウトドアアクティビティを体験すること、幾つかの冬のフェスティバルに参加することです。

冬のモンゴル・シベリア旅の旅行記1では、中国の北京を出発してモンゴルのウランバートルまで約1300kmの旅です。もちろん空路なら簡単で一番早いですが、シベリアまで陸路で縦断するのが旅の目的でもあるので、選択肢は以下の3つ

1.国際鉄道K3/K23: 所要27時間~、料金1200元~。利点は鉄道旅行の醍醐味が楽しめるのと、直通で乗換えがないので楽。欠点は週2便しかない、予約が面倒、料金が割高な事。道中の景色は便によりますが主に中国側で見られます。

2.夜行バス(中国)&昼行バス(モンゴル): 所要25時間~、料金360元~。利点は陸路では最速、国境越えも簡単。欠点は鉄道旅行の醍醐味がない事。道中の景色はモンゴル側で見られます。

3.夜行バス(中国)&夜行鉄道(モンゴル): 所要38時間~、料金250元~。利点は最安値。欠点は移動中に2泊するので旅がつらい、自力での国境越えの面倒さ、夜の移動のため景色が殆ど楽しめないこと。
(他にも鉄道乗り継ぎ、昼行バス乗り継ぎ、乗り合いタクシーの選択肢もありますが、あえてこれらを選ぶ理由がなく比較していないので省略)

最初は選択肢1.の国際鉄道K23(土曜朝発、日曜昼着)を利用する予定でした。しかし事情があり日曜早朝までに着く必要が出来たので、最終的に選択肢2.のバス乗り継ぎ1泊2日陸路最速移動(金曜夜発、土曜夜着)にしました。冬のモンゴルは観光にはオフシーズンですが、交通機関は夏と同じ様に動いています。50年以上前、まだ日本からヨーロッパまで空路で行くのが一般的でなかった頃に使われたシベリア鉄道、その昔の旅程を辿る旅に出発です。

旅行の満足度
3.5
  • これがモンゴル・シベリアの旅の前半の陸路の行程。中国・北京を出発して、国境の街二連を越えてモンゴル・ウランバートルまで行きます。ウランバートルに数日滞在後はロシアのシベリア地方のイルクーツクを目指します。この旅行記はウランバートルまでです。なお、旅の後半は極東ロシア縦断の旅でヤクーツクからウラジオストクまで陸路で縦断する予定です。旅のほぼ全体を通して最低気温が-10度以下の厳寒地を訪れます。<br />

    これがモンゴル・シベリアの旅の前半の陸路の行程。中国・北京を出発して、国境の街二連を越えてモンゴル・ウランバートルまで行きます。ウランバートルに数日滞在後はロシアのシベリア地方のイルクーツクを目指します。この旅行記はウランバートルまでです。なお、旅の後半は極東ロシア縦断の旅でヤクーツクからウラジオストクまで陸路で縦断する予定です。旅のほぼ全体を通して最低気温が-10度以下の厳寒地を訪れます。

  • 旅の出発は北京、3月1日の金曜日の朝に到着しました。北京の昼の気温は14度、冬は終わり春の陽気です。この日は数時間の北京市内観光とモンゴル国境二連までのバスチケットを入手します。北京は実は初めてで、まずは天安門を観光します。天安門の巨大さと北京の空気の悪さを実感します。数百メートル先が霞んでいます。<br />

    旅の出発は北京、3月1日の金曜日の朝に到着しました。北京の昼の気温は14度、冬は終わり春の陽気です。この日は数時間の北京市内観光とモンゴル国境二連までのバスチケットを入手します。北京は実は初めてで、まずは天安門を観光します。天安門の巨大さと北京の空気の悪さを実感します。数百メートル先が霞んでいます。

  • 北京の観光はこの旅行記の趣旨ではないので、簡単に済まします。唯一紹介したいのはラマ寺院の雍和宮です。ここは18世紀の清時代に設立されたチベット系の寺院です。この後モンゴル、ロシアでもチベット寺院を訪れたので比較のために載せておきます。ラマ寺院の外見は普通の中国の寺という感じですが、よく見ると漢字の他に、チベット文字、モンゴル旧文字でも表記があります。18世紀にはモンゴルにもチベット仏教は既に広まっており、その為にモンゴル旧文字でも表記があります。<br />

    北京の観光はこの旅行記の趣旨ではないので、簡単に済まします。唯一紹介したいのはラマ寺院の雍和宮です。ここは18世紀の清時代に設立されたチベット系の寺院です。この後モンゴル、ロシアでもチベット寺院を訪れたので比較のために載せておきます。ラマ寺院の外見は普通の中国の寺という感じですが、よく見ると漢字の他に、チベット文字、モンゴル旧文字でも表記があります。18世紀にはモンゴルにもチベット仏教は既に広まっており、その為にモンゴル旧文字でも表記があります。

  • 多くの信者が集まりお祈りをしています。チベット式の五体投地ではなく、中国式のお香を使ったお祈りの仕方です。寺院の内部には18世紀に当時のパンチェンラマがチベットから来京した時の数々のお宝や、戦後の文化大改革の時の生き残るための方法など、いろいろ興味深い展示がありました。<br />

    多くの信者が集まりお祈りをしています。チベット式の五体投地ではなく、中国式のお香を使ったお祈りの仕方です。寺院の内部には18世紀に当時のパンチェンラマがチベットから来京した時の数々のお宝や、戦後の文化大改革の時の生き残るための方法など、いろいろ興味深い展示がありました。

  • 寺院の建物内部は撮影禁止なので写真がありませんが、内部は中国風ではなくチベット風の雰囲気が感じられます。写真の建物の中には高さ18mの巨大な仏像があります。下の雍和宮のリンクの口コミの中に内部の写真が投稿されていますので、そちらをご覧ください。<br />

    寺院の建物内部は撮影禁止なので写真がありませんが、内部は中国風ではなくチベット風の雰囲気が感じられます。写真の建物の中には高さ18mの巨大な仏像があります。下の雍和宮のリンクの口コミの中に内部の写真が投稿されていますので、そちらをご覧ください。

    雍和宮 寺院・教会

  • 北京からモンゴル国境の町二連 Erlian(または二連浩特市 Erenhot)までの夜行バスチケットを買うため、バスターミナルに行きます(実際は先にチケットを買ってから観光しました)。北京にはバスターミナルは沢山あり、事前に調べた限り木樨园(MusiYuan)バスターミナルか新友地(XinFadi)バスターミナルから二連までバスは走っている様です。まずは、公式バス路線の始点である新友地バスターミナルに最寄の10号線地下鉄の草橋駅(Caoqiao)からタクシーで向かいます。しかし、この日の夜18時に出発する2台のバス(料金180元)は既に満席です。<br />

    北京からモンゴル国境の町二連 Erlian(または二連浩特市 Erenhot)までの夜行バスチケットを買うため、バスターミナルに行きます(実際は先にチケットを買ってから観光しました)。北京にはバスターミナルは沢山あり、事前に調べた限り木樨园(MusiYuan)バスターミナルか新友地(XinFadi)バスターミナルから二連までバスは走っている様です。まずは、公式バス路線の始点である新友地バスターミナルに最寄の10号線地下鉄の草橋駅(Caoqiao)からタクシーで向かいます。しかし、この日の夜18時に出発する2台のバス(料金180元)は既に満席です。

  • なのでプランBである木樨园バスターミナルに行きます。8号線地下鉄の海戸屯駅のすぐ前ですが、駅前側のバスターミナル裏口はクローズされています。反対側の道のバスターミナル正面でもクローズです。この辺りは再開発中で町全体が工事現場の様です。なので木樨园バスターミナルも恒久的にクローズされている様に見えます。困りました。

    なのでプランBである木樨园バスターミナルに行きます。8号線地下鉄の海戸屯駅のすぐ前ですが、駅前側のバスターミナル裏口はクローズされています。反対側の道のバスターミナル正面でもクローズです。この辺りは再開発中で町全体が工事現場の様です。なので木樨园バスターミナルも恒久的にクローズされている様に見えます。困りました。

  • バスターミナル正面を歩き回っていると、客引きに捕まり二連行きバスチケットを見せられます。どうも闇バス?が北京から二連まで走っている様です。熱心な客引きに近くの工事現場の様な駐車場に連れて行かれ1台だけ停まっているバスを見せられますが、怪しさ満点です。しかし他に手段はない為、仕方なくこのバスチケットを予約します(公式バスより高く料金220元)。中国・モンゴル国内のバスチケットはインターネットで事前予約できず(現地語ができればその限りではない様ですが)現地でチケットを買う予定なのですが、最初からこれではこの先不安になります。<br />

    バスターミナル正面を歩き回っていると、客引きに捕まり二連行きバスチケットを見せられます。どうも闇バス?が北京から二連まで走っている様です。熱心な客引きに近くの工事現場の様な駐車場に連れて行かれ1台だけ停まっているバスを見せられますが、怪しさ満点です。しかし他に手段はない為、仕方なくこのバスチケットを予約します(公式バスより高く料金220元)。中国・モンゴル国内のバスチケットはインターネットで事前予約できず(現地語ができればその限りではない様ですが)現地でチケットを買う予定なのですが、最初からこれではこの先不安になります。

  • 出発予定時刻の3月1日夜18時に、この場所に戻ります。何人か怪しいバス関係者と、一人のモンゴル人が居るだけで、本当に出発するのか不安になります。一人のモンゴル人は乗客で、ひとりでも同じ立場の人がいて少し安心します。<br />

    出発予定時刻の3月1日夜18時に、この場所に戻ります。何人か怪しいバス関係者と、一人のモンゴル人が居るだけで、本当に出発するのか不安になります。一人のモンゴル人は乗客で、ひとりでも同じ立場の人がいて少し安心します。

  • 18:30ごろに周辺から乗客が集まりだしてほぼ満席でバスは夜19時に出発しました。乗客の顔つきからモンゴル人が多い様です。ここでようやくモンゴル国境の二連まで行けることを確信しました。665km、約12時間の長い旅の始まり。モンゴル国境の二連行きの寝台バスの中は土足禁止でまあまあ清潔、中国バスの雑然さは感じません。夜のためもちろん道中の景色は見られず、そのまま寝ることにします。夜11時頃に食事・トイレ休憩がありました。<br />

    18:30ごろに周辺から乗客が集まりだしてほぼ満席でバスは夜19時に出発しました。乗客の顔つきからモンゴル人が多い様です。ここでようやくモンゴル国境の二連まで行けることを確信しました。665km、約12時間の長い旅の始まり。モンゴル国境の二連行きの寝台バスの中は土足禁止でまあまあ清潔、中国バスの雑然さは感じません。夜のためもちろん道中の景色は見られず、そのまま寝ることにします。夜11時頃に食事・トイレ休憩がありました。

  • 翌朝、目が覚めるとバスは何もない地平線の平原を走っていました。唯一見かけたのが、ご覧の恐竜のモニュメント。二連の辺りでは、恐竜の化石が発掘されている様です。何もない大平原や恐竜など、オーストラリアのクイーンズランドのアウトバックを思い出します。<br />

    翌朝、目が覚めるとバスは何もない地平線の平原を走っていました。唯一見かけたのが、ご覧の恐竜のモニュメント。二連の辺りでは、恐竜の化石が発掘されている様です。何もない大平原や恐竜など、オーストラリアのクイーンズランドのアウトバックを思い出します。

  • 12時間のバスの旅で、朝7時に二連 Erlianのバスターミナルに到着。ここで朝10時発のウランバートル行きの国際バスのチケットを買います(180元、ランチ付)。朝の気温は-5度で、天気は晴れですが外に出るなり冬の寒さを感じます。手袋、帽子が必須です。いよいよ厳寒の地に近づいていることを感じます。<br />

    12時間のバスの旅で、朝7時に二連 Erlianのバスターミナルに到着。ここで朝10時発のウランバートル行きの国際バスのチケットを買います(180元、ランチ付)。朝の気温は-5度で、天気は晴れですが外に出るなり冬の寒さを感じます。手袋、帽子が必須です。いよいよ厳寒の地に近づいていることを感じます。

  • 3時間のトランジットの間、二連の街を歩き回ります。街は大きくはありませんが都会的で新しい感じです。特に見所はなく10分程歩いて鉄道駅に着いたところです。鉄道の本数は少ないのに、国際駅(左)と国内駅(右)2つの立派な建物が並んでいます。<br />

    3時間のトランジットの間、二連の街を歩き回ります。街は大きくはありませんが都会的で新しい感じです。特に見所はなく10分程歩いて鉄道駅に着いたところです。鉄道の本数は少ないのに、国際駅(左)と国内駅(右)2つの立派な建物が並んでいます。

    エレンホト駅 (二連站)

  • 二連は中国の内モンゴル自治区で、モンゴルの旧文字の表示があります。モンゴル国内はロシアのキリル文字に変えてしまいましたが、内モンゴル自治区ではモンゴルの旧文字はまだ使われています。漢字、モンゴル旧文字、キリル文字(モンゴル語)の3ヶ国語で併記されています。монголとはモンゴルの事です。<br />

    二連は中国の内モンゴル自治区で、モンゴルの旧文字の表示があります。モンゴル国内はロシアのキリル文字に変えてしまいましたが、内モンゴル自治区ではモンゴルの旧文字はまだ使われています。漢字、モンゴル旧文字、キリル文字(モンゴル語)の3ヶ国語で併記されています。монголとはモンゴルの事です。

  • これが二連発ウランバートル行きの国際バス、韓国製でモンゴルから来たバスの様です。この当時私はキリル文字が読めず気づきませんでしたが、黄色の行き先の看板が二連・ザミーンウードのままです。国際バスは10時丁度に二連のバスターミナルを出発します。660km、約10時間のバス旅に出発です。<br />

    これが二連発ウランバートル行きの国際バス、韓国製でモンゴルから来たバスの様です。この当時私はキリル文字が読めず気づきませんでしたが、黄色の行き先の看板が二連・ザミーンウードのままです。国際バスは10時丁度に二連のバスターミナルを出発します。660km、約10時間のバス旅に出発です。

  • まずは数キロ先の中国・モンゴルの国境を越えます。徒歩では禁止されているので、自力で国境越えするためにはジープをチャーターしたりと苦労があるようですが、この国際バスを使えば簡単です。これは中国側の国境のイミグレーション。バスから荷物を全て取り出し歩いて向かいます。<br />

    まずは数キロ先の中国・モンゴルの国境を越えます。徒歩では禁止されているので、自力で国境越えするためにはジープをチャーターしたりと苦労があるようですが、この国際バスを使えば簡単です。これは中国側の国境のイミグレーション。バスから荷物を全て取り出し歩いて向かいます。

  • 中国出国手続きは簡単に済み、バスに再度乗り国境を越える瞬間。2国を分けるフェンスが地平線上に写っています。<br /><br />ここでひとつ中国の入国イミグレーションについて情報です。私はモンゴル・ロシアの帰りも中国経由なんで北京までの往復航空券で中国入国しましたが、帰国まで15日間を越えたため(実際の中国滞在は2+1日間なのですが)、中国行きフライトのチェックイン時に中国ビザの提示を求められました。日本人の中国ビザ免除は滞在15日間以内のためです。この事態は予期していたので、中国出国証明のため数日後の北京発ウラジオストク行きS7航空の片道航空券を予め予約しておきました(約70ドル、これがキャンセルして払い戻し可能な北京発国際線の最安値でした)。この予約の有効性もしっかりと調べられるので、15日間を超える中国往復航空券(または片道航空券)を購入してモンゴル・ロシアに陸路で向かう場合、15日以内に中国出国を証明する有効な航空券の予約が別に必要です。シベリア鉄道のチケット予約が中国出国の証明に使えるかは分かりません。ただ中国入国時のイミグレーションでは何も訊かれませんでした。またモンゴルとロシアの陸路入国時のイミグレーションでも、出国の方法は訊かれませんでした。

    中国出国手続きは簡単に済み、バスに再度乗り国境を越える瞬間。2国を分けるフェンスが地平線上に写っています。

    ここでひとつ中国の入国イミグレーションについて情報です。私はモンゴル・ロシアの帰りも中国経由なんで北京までの往復航空券で中国入国しましたが、帰国まで15日間を越えたため(実際の中国滞在は2+1日間なのですが)、中国行きフライトのチェックイン時に中国ビザの提示を求められました。日本人の中国ビザ免除は滞在15日間以内のためです。この事態は予期していたので、中国出国証明のため数日後の北京発ウラジオストク行きS7航空の片道航空券を予め予約しておきました(約70ドル、これがキャンセルして払い戻し可能な北京発国際線の最安値でした)。この予約の有効性もしっかりと調べられるので、15日間を超える中国往復航空券(または片道航空券)を購入してモンゴル・ロシアに陸路で向かう場合、15日以内に中国出国を証明する有効な航空券の予約が別に必要です。シベリア鉄道のチケット予約が中国出国の証明に使えるかは分かりません。ただ中国入国時のイミグレーションでは何も訊かれませんでした。またモンゴルとロシアの陸路入国時のイミグレーションでも、出国の方法は訊かれませんでした。

  • これはモンゴル側の国境のイミグレーション。中国に比べると建物は質素です。日本人は現在モンゴルビザも必要なく入国イミグレーションは簡単に通過。ここに両替所とATMがあり、モンゴルの通貨に替えられます。二連を出て1時間ほどでバス乗客全員の出入国手続きはスムーズに完了します。<br />

    これはモンゴル側の国境のイミグレーション。中国に比べると建物は質素です。日本人は現在モンゴルビザも必要なく入国イミグレーションは簡単に通過。ここに両替所とATMがあり、モンゴルの通貨に替えられます。二連を出て1時間ほどでバス乗客全員の出入国手続きはスムーズに完了します。

  • モンゴル側は中国側と比較すると田舎街。国境の街ザミーンウード Замын-Yyдも小さな町という感じです。バスはこの町で停まることなく通過。バスは60%位の乗車率、冬のオフシーズンなので他に観光客は乗っておらずモンゴル人の乗客ばかり。<br />

    モンゴル側は中国側と比較すると田舎街。国境の街ザミーンウード Замын-Yyдも小さな町という感じです。バスはこの町で停まることなく通過。バスは60%位の乗車率、冬のオフシーズンなので他に観光客は乗っておらずモンゴル人の乗客ばかり。

    ザミーン ウード駅

  • 町を出るとすぐ延々と広がる荒野が現れます。二連は都会的だったので忘れていましたが、もうモンゴルの大平原に入っています。冬明けで草の色はまだ茶色で、そもそも草が少ないです。ゴビ砂漠の中に一直線に続く道路という雰囲気です。<br />

    町を出るとすぐ延々と広がる荒野が現れます。二連は都会的だったので忘れていましたが、もうモンゴルの大平原に入っています。冬明けで草の色はまだ茶色で、そもそも草が少ないです。ゴビ砂漠の中に一直線に続く道路という雰囲気です。

  • 天気は快晴、360度地平線が広がります。雪も少し残っています。3月初旬なんで一面雪景色を想像していましたが、もう雪は殆ど解けてしまっています。降水量は少なく冬でも雪はあまり降らない様です。日が昇るにつれて暖かくなり、外の昼間の気温は約5度です。外に出ても普通の冬用ジャケット1枚で十分です。<br />

    天気は快晴、360度地平線が広がります。雪も少し残っています。3月初旬なんで一面雪景色を想像していましたが、もう雪は殆ど解けてしまっています。降水量は少なく冬でも雪はあまり降らない様です。日が昇るにつれて暖かくなり、外の昼間の気温は約5度です。外に出ても普通の冬用ジャケット1枚で十分です。

  • 道中で出会った光景、、バイクに乗る現地の若者。靴が寒冷地であることを示しています。<br />

    道中で出会った光景、、バイクに乗る現地の若者。靴が寒冷地であることを示しています。

  • ラクダの群れ。ラクダは暑い所だけでなく寒い所にも住んでいます。

    ラクダの群れ。ラクダは暑い所だけでなく寒い所にも住んでいます。

  • 馬の群れ。冬が終わり、数少ない草を求めて歩き回っているようです。<br />

    馬の群れ。冬が終わり、数少ない草を求めて歩き回っているようです。

  • 3時間ほど走行中に人工物は一切見かけず、突然現れたサインシャンダ Сайншанд の町に到着。砂漠のオアシスです。モンゴルでは写真のロシア製のジープもまだ現役ですが見かけることは少ないです。その後ろに2台続くのがトヨタの旧型プリウス、モンゴルに一番多く3台に1台はこれでよく見かけます。日本から中古車として輸入したもので右ハンドル車が右側通行の道を走っています。ここで遅めのランチタイム、バス代にランチが含まれていました。

    3時間ほど走行中に人工物は一切見かけず、突然現れたサインシャンダ Сайншанд の町に到着。砂漠のオアシスです。モンゴルでは写真のロシア製のジープもまだ現役ですが見かけることは少ないです。その後ろに2台続くのがトヨタの旧型プリウス、モンゴルに一番多く3台に1台はこれでよく見かけます。日本から中古車として輸入したもので右ハンドル車が右側通行の道を走っています。ここで遅めのランチタイム、バス代にランチが含まれていました。

  • サインシャンダの郊外では、モンゴル鉄道と道路が併走する区間があります。踏切で引っかかり貨物鉄道が通過します。<br />

    サインシャンダの郊外では、モンゴル鉄道と道路が併走する区間があります。踏切で引っかかり貨物鉄道が通過します。

  • 貨物鉄道は結構な頻度で走っているらしく、別の貨物鉄道も何回か見かけます。旅客鉄道は日に1-2往復しかありません。<br />

    貨物鉄道は結構な頻度で走っているらしく、別の貨物鉄道も何回か見かけます。旅客鉄道は日に1-2往復しかありません。

  • バスの車内は暖房がよく効いており暑くTシャツでも大丈夫な感じですが、外の湖はまだ凍っている程、外と中の気温の差が大きいです。外の気温はおそらく数度。<br />

    バスの車内は暖房がよく効いており暑くTシャツでも大丈夫な感じですが、外の湖はまだ凍っている程、外と中の気温の差が大きいです。外の気温はおそらく数度。

  • 出発から殆ど真っ平らの平原でした。果てしなく続く地平線、、でしたが首都ウランバートルに近づくにつれ少しずつ小さな山も見えてきます。<br />

    出発から殆ど真っ平らの平原でした。果てしなく続く地平線、、でしたが首都ウランバートルに近づくにつれ少しずつ小さな山も見えてきます。

  • 北に行くにつれ人が住んでいる町を見かける頻度も増えます。町の入口には大抵町の名前が入ったロシア風の碑があります。この当時は私はキリル文字は読めませんでしたが、旅を終える頃には少しは読めるようになりました。ここはダランザルガラン Даланжаргаланの町の入口です。<br />

    北に行くにつれ人が住んでいる町を見かける頻度も増えます。町の入口には大抵町の名前が入ったロシア風の碑があります。この当時は私はキリル文字は読めませんでしたが、旅を終える頃には少しは読めるようになりました。ここはダランザルガラン Даланжаргаланの町の入口です。

  • 典型的なモンゴルの田舎の村の雰囲気。小さな小屋かゲルを木のフェンスで囲んでいます。生活は豊かな感じではありません。。<br />

    典型的なモンゴルの田舎の村の雰囲気。小さな小屋かゲルを木のフェンスで囲んでいます。生活は豊かな感じではありません。。

  • この辺りの主産業は鉱業。モンゴルの一番主要な輸出品でもあります。モンゴルのシャーマン教の教えでは自然を汚すことは厳禁なのですが、そうも言っていられないでしょう。<br />

    この辺りの主産業は鉱業。モンゴルの一番主要な輸出品でもあります。モンゴルのシャーマン教の教えでは自然を汚すことは厳禁なのですが、そうも言っていられないでしょう。

  • 日が傾いてもまだ先は長いようです。バスは荒い舗装の道を凸凹を避けながら時速100キロで進みます。広いモンゴルですが、この道が唯一の南北を縦断する舗装道です。<br />

    日が傾いてもまだ先は長いようです。バスは荒い舗装の道を凸凹を避けながら時速100キロで進みます。広いモンゴルですが、この道が唯一の南北を縦断する舗装道です。

  • 18時過ぎ、サンセットを迎えました。3月上旬は朝7時から夜18時過ぎまで約11時間の日照時間です。日が暮れた後バスは暗い道を進みますが、だんだん山道になって町の明かりが増えると目的地ウランバートルはもうすぐです。<br />

    18時過ぎ、サンセットを迎えました。3月上旬は朝7時から夜18時過ぎまで約11時間の日照時間です。日が暮れた後バスは暗い道を進みますが、だんだん山道になって町の明かりが増えると目的地ウランバートルはもうすぐです。

  • 夜21時ごろ、ウランバートル Улаанбаатарに到着。ただの駐車場がバスターミナルで、闇タクシーの運転手が待ち構えており怪しさ満点です。ウランバートルは大都市で治安が悪いというので気をつけないといけません。幸いバスで一緒だったモンゴル人乗客の奥さんが車で迎えに着ており、それに乗せてもらいホテルまで送ってもらいます。ホテルに着き一安心、3日ぶりにベッドで寝れます。<br /><br />バスの旅をまとめると、北京から二連まで12時間、二連トランジット3時間、二連からウランバートルまで11時間、計26時間(1泊2日、夜19時発、翌日夜21時着)と料金計400元(約7000円)で北京からモンゴルの首都ウランバートルに着きます。モンゴルでのバスの車窓からの風景は大平原が延々と続きハイライトもなく単調ですが、大平原をぼんやり眺めているとモンゴルに来たんだなという実感は得られます。次の旅行記は、ウランバートルでのイーグルフェスティバル、冬のテレルジでの極寒ゲル滞在記です。

    夜21時ごろ、ウランバートル Улаанбаатарに到着。ただの駐車場がバスターミナルで、闇タクシーの運転手が待ち構えており怪しさ満点です。ウランバートルは大都市で治安が悪いというので気をつけないといけません。幸いバスで一緒だったモンゴル人乗客の奥さんが車で迎えに着ており、それに乗せてもらいホテルまで送ってもらいます。ホテルに着き一安心、3日ぶりにベッドで寝れます。

    バスの旅をまとめると、北京から二連まで12時間、二連トランジット3時間、二連からウランバートルまで11時間、計26時間(1泊2日、夜19時発、翌日夜21時着)と料金計400元(約7000円)で北京からモンゴルの首都ウランバートルに着きます。モンゴルでのバスの車窓からの風景は大平原が延々と続きハイライトもなく単調ですが、大平原をぼんやり眺めているとモンゴルに来たんだなという実感は得られます。次の旅行記は、ウランバートルでのイーグルフェスティバル、冬のテレルジでの極寒ゲル滞在記です。

    ウランバートル駅

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