2019/03/17 - 2019/03/17
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ドクターキムルさん
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葛原岡ハイキングコース(https://4travel.jp/travelogue/10609422)入口に向かう。浄智寺裏を通ると、葛原岡ハイキングコース入口までには民家が建っている。しかし、団地の戸建てとは全く違った家々でその雰囲気はここ鎌倉に似つかわしいものである。
竹塀を修理しているお宅がある。このお宅の門も風情がある。
左側に建つ家の門には「小倉」の表札が掛かっている。女流画家・小倉遊亀(おぐらゆき)(明治28年(1895年3月1日~平成12年(2000年)7月23日)の旧宅である、かつて、尾藤谷の横須賀線のトンネルの上から谷を越え、尾根伝いに進み、下りた場所が故小津監督邸跡で、その3軒の家の1軒に小倉遊亀画伯も住んでいたのだ。105歳の没年まで絵筆を執り続けた画家でもある。小津安二郎(明治36年(1903年)12月12日~昭和38年(1963年)12月12日))は良く知られた映画監督ではあるが、住んでいた北鎌倉の場所は知られていないのだろう。誰も気にする人はいない。このトンネルは明月院踏切(第三鎌倉道踏切)近くの友野家一族が明治になって掘ったトンネルだと友野家の御主人から直接聞いたことがある。御主人はここに4.5m道路を通してマンションを建てたいと算段していたが、それから何年も経つがそのままだ。鎌倉においてはちょっとした開発でも必ず反対が起こるため、そうした開発は大変なんだろう。鎌倉では家を建てるためには発掘調査が必要となることが多い。しかし、それよりも、開発が反対されることの方が大変だろう。何年経ったからといっても、開発反対の火の手が消えることはないからだ。
孟宗竹、四方竹、丸竹に囲まれた萱葺き屋根の家が昔通りに健在だ。
駐車場裏の使われない道路は未舗装で、関東タンポポが花盛りだ。そういえば、関東タンポポの開花が早まった気がする。
生垣前には銀杏の木が聳え、この地はかつては浄智寺の塔頭でもあった場所なのだろう。
茶室があるお宅(https://4travel.jp/travelogue/11470214)を過ぎ、葛原岡ハイキングコースに入ると家の門を修理しているこの家のご主人がいる。この家の裏山には大きなコブシの木があり、白い花が美しい。
(表紙写真は浄智寺の裏界隈)
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