2019/03/09 - 2019/03/09
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ドクターキムルさん
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鎌倉市御成町の御成小隣に残る旧鎌倉図書館の建物(昭和11年(1936年)の完成)は、現状の木材を生かして耐震改修工事を行っており、2021年7月に完成する見通しである。学童保育施設として活用するために、学童保育と放課後の子どもの遊び場を実現できるよう進めるのだという。
神奈川新聞に載っていて旧鎌倉図書館だと分かった。10年くらい前は朽ち初めている二階建ての大きな建物(https://4travel.jp/travelogue/10479621)が何かの公共施設(おなりこどもの家/鎌倉市教育センター相談室)になっているという認識であったが、木組みだけになった建物の柱と梁を見ても、何故この建物を残すべきなのかは理解できなかった。
今では隣にある鎌倉市庁舎も移転問題もあり、当然、移転後の跡地の再利用の問題も出て来る。市庁舎が建つ場所は地中に中世の遺構が眠っているはずで、発掘調査なども予定されるべきで、跡地利用が決まってもそこに施設が建つのは何年後になるのかは想像できないことである。
当面差し迫っている学童保育施設も、朽ちた部材が多く、耐震改修工事が遅れ、完成が当初予定より2年も遅れるのだという。鎌倉市内には関東大震災(大正12年(1923年)以降、昭和初期に建てられた建物は多くある。この4、5年の間に、その多くは古民家カフェや古民家レストラン・結婚式場などに改修されている。勿論、古我邸レストランなどは4年前の改修時に耐震補強もやられている(https://4travel.jp/travelogue/10986935)。それなのに、大した部材も使ってはいないために、腐食が思いの他進んでしまったのだろう。それも、こんな、地方に行けばどこにでもある作業小屋に毛が生えた程度の大きさの木造建築、あるいは木造校舎より随分と小さな建物を耐震補強してまでも利用する必要がどこにあったのか?おそらくは、建て替えになれば地下に遺蹟や遺構がないか発掘調査をする必要があったから、このような発掘調査が不要となるやり方になったのか?実際には鎌倉市は老朽化していることから、当初は解体・撤去する方針だったが、市民らの要望を受け、保存・活用することを決めたという経緯があるのだという。かつて横浜市戸塚区の戸塚駅下を流れる柏尾川下流の高島橋の拡張工事が始まる際に道路沿いの染井吉野の桜並木を残せとの陳情があった。しかし、染井吉野のような寿命が短くで、肝心の桜並木もその寿命に近い樹齢にも拘わらず、移植してまで保存する必要はないだろうと思ったものだ。今では伐採された跡は拡張されて道路(用地)に変わっている。保存・保存と言っても鎌倉市内にはもっと歴史的価値が高く、貴重な保存すべき建物がいくらでもあるだろう。優先されるべきはそうした建物である。
市は平成28年(2016年)に、建物の耐震性や現状を確認するため、市外の設計事務所に調査を委託したのだという。この時期に、閉鎖された長谷子ども会館の耐震調査も行われたのだろう。長谷子ども会館(https://4travel.jp/travelogue/11467676)に続いての学童保育施設を襲う出来事であり、いずれも鎌倉市が主幹者だ。
(表紙写真は木組みだけになった旧鎌倉図書館の建物)
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