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 鎌倉市長谷1にあったのり真安斎商店(https://4travel.jp/travelogue/10477748)は9年前はお店のような雰囲気の佇まいを残していたが、もう店じまいしてしまっている雰囲気であった。しかし、それも今では倉庫のようになってしまっている。「のり真安斎商店跡」とでも表示すべき場所であろう。<br /> 関東大震災(大正12年(1923年))直後の大正13年(1924年)に建てられた店舗と住宅の建物が鎌倉の景観重要建築物(指定第21号)になってしまったために、ぽつんと取り残された感がある。由比ガ浜通の両側には関東大震災後の頃に建てられた民家や商家が相当数残っていたのだが、昨今の古民家ブームの中で、大方は甘味処や古民家カフェ、レストラン、結婚式場などに変貌したか、変貌しつつある。鎌倉市の景観重要建築物には由比ガ浜通の純和風建築や市内の和洋折衷の古民家はないようだが、これも鎌倉市の古民家に対する視点のずれが生み出したものであろう。それを象徴するかのようなのり真安斎商店の建物である。<br />(表紙写真はのり真安斎商店)

のり真安斎商店(鎌倉市長谷1)-2019年春

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2019/03/09 - 2019/03/09

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ドクターキムル

ドクターキムルさん

 鎌倉市長谷1にあったのり真安斎商店(https://4travel.jp/travelogue/10477748)は9年前はお店のような雰囲気の佇まいを残していたが、もう店じまいしてしまっている雰囲気であった。しかし、それも今では倉庫のようになってしまっている。「のり真安斎商店跡」とでも表示すべき場所であろう。
 関東大震災(大正12年(1923年))直後の大正13年(1924年)に建てられた店舗と住宅の建物が鎌倉の景観重要建築物(指定第21号)になってしまったために、ぽつんと取り残された感がある。由比ガ浜通の両側には関東大震災後の頃に建てられた民家や商家が相当数残っていたのだが、昨今の古民家ブームの中で、大方は甘味処や古民家カフェ、レストラン、結婚式場などに変貌したか、変貌しつつある。鎌倉市の景観重要建築物には由比ガ浜通の純和風建築や市内の和洋折衷の古民家はないようだが、これも鎌倉市の古民家に対する視点のずれが生み出したものであろう。それを象徴するかのようなのり真安斎商店の建物である。
(表紙写真はのり真安斎商店)

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  • のり真安斎商店。

    のり真安斎商店。

  • 土間には雛飾り。

    土間には雛飾り。

  • 戸棚にも置物だ飾られている。<br />これはかつての「のり真安斎商店」とは無縁の光景であろう。

    戸棚にも置物だ飾られている。
    これはかつての「のり真安斎商店」とは無縁の光景であろう。

  • 店内。

    店内。

  • 店内。観葉植物は目隠しのため?

    店内。観葉植物は目隠しのため?

  • 軒柱には大祓の「おはらひさん」が飾られている。

    軒柱には大祓の「おはらひさん」が飾られている。

  • のり真安斎商店の小路側側面。

    のり真安斎商店の小路側側面。

  • 「のり真安斎商店」の「鎌倉市指定景観重要建築物(指定第21号)」のプレート。

    「のり真安斎商店」の「鎌倉市指定景観重要建築物(指定第21号)」のプレート。

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