ヴィチェンツァ世界遺産の方程式　201703春のヴェネツィア⑱

2017/03/16 - 2017/03/29

（アーチ＋コロンナ）×パッラーディオ＝世界遺産。

エリア ヴィチェンツァ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 航空会社: エールフランス JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

大どころ見たから、ちょっと毛色変えて、

サンタ・コロナ教会。

バラ窓が印象的です。

真っ白な堂内に、カラフルな主祭壇。

この最後の審判すごい。

聖人に見守られた聖歌隊席。　いつもより、いい声出そう。

洗礼の絵にはそそられないけど、絵の周りの顔だけ天使がお気に入り。

マリア様もいいけど、薄い色のステンドグラスもいい感じ。

絵葉書買ったらね、ほんとにきれいな教会でしょって係の人が。

その言葉が一番印象的な教会でした。

教会の人に、考古学博物館すすめられたけど、興味があるのは、こっちのお屋敷。

レオーニ・モンタナーリ宮。

繊維業で成り上がった、お金持ちのお屋敷。

ドラゴンに守られた入口に、

天使が支える天井、

きれいなお姉さんでも、首だけだし。

せっかくヴィーナスがお出迎えしてくれるなら、

このおじさんは、いらなかったな。

おっきい部屋に入ったら、

またアポロ。

アポロって、ヴィチェンツァと何か関係あるの？

エレガントなシャンデリアとフレスコに囲まれた、古代ローマの部屋。

パッと見きれいだけど、子ども逆さづりだったり、子ども流されてたり、かなり残酷。

お隣の、色使いがすてきなシャンデリアがあるのは、４大陸の間。

船に乗って、いろんなところに行って、

貿易したり、略奪したりしてたってことかな。

４つの元素の間の前室、

魚釣ったり、果物取ったり、

火遊びしたり。

おねしょするよ～

階段上がろうとして気が付いた。

どう思う、この手？

階段上がったら、イコンの部屋。

見慣れたイコンと違うのは、ロシア製だからかも。

ホースかと思ったら、ドラゴン？

天秤に乗せられてるから、最後の審判かな。

双六みたい。

フリッフリのサン・二コラ。

あっ、階段の手は、二コラさんの手かも。

それとも、マリア様の手かな。

レオーニ・モンタナーリ宮、裏も表もおんなじ顔なのね。

こんな細い通りでも、ちょっと歩けば

世界遺産。　イセッポ・ダ・ポルト宮。

ついてる顔は、ご先祖？

お隣は、ヴェネツィア風。

味のある建物だと思っても、パッラーディオじゃないと名前もわからない。

エルメスのコリエ・ド・シアンみたいな壁は、ティエーネ宮。

バルコニーにもアーチで、横に描かれた絵の中にもアーチ。

ここにも当てはまる、ヴィチェンツァ方程式。　

ティエーネ宮の向かいは、バルバラーノ・ダ・ポルト宮。

パッラーディオ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

今は、パッラーディオ博物館。

お庭にさ、こんなに石敷いちゃったら、歩きにくくない？

通りが狭いから、こうやって中庭作らないと、お部屋に光が入らないのかもね。

きっと、この天井画も、ギリシャの神様。

展示されてるのは、写真。

手塚治虫？

階段上がったら、

中庭の上のバルコニー。

どのおうちにも煙突。

外はいいお天気で、窓も広いのに、部屋の中真っ暗。

これは、ロトンダね。

この時代は、バリアフリーなんて考えなかったのかな。

この建物は、どこだろ？

こっちのほうが、おもしろくない？

紙の部屋のおとなりは、絹の部屋。

ヴィチェンツァ、絹の貿易で栄えたからね。

バジリカの輪切り。

一番大きい、小麦と栄光の部屋。　小麦？

これ暖炉？

建物見てから、ここ来るか、来てから見に行くか、どっちが正解かな。

お屋敷好きな人なら、どっちでも楽しめること間違いなしよ。

シニョーリ広場に戻ってきましたよ。

シニョーリ広場 広場・公園

迫力あるビサッラの塔の向こうに、ヴェネツィアとおそろいのサン・マルコと聖テオドロ。

時計塔 建造物

それから、パッラーディオの大作、バジリカ。

お兄さんとかお姉さんとかいっぱい乗った、アーチの塊。

バジリカ 建造物

中に入ってみたかったけど、閉まってた。

アーチの下にはお店。　時計屋さんとか、宝石店とか。

ヴィチェンツァって、お金持ちが多いから、貴金属とか宝石のお店が多いんだって。

買ってくれる人がいれば、技術も発達するわよね。

ヴィチェンツァは、ハンドメイドの金細工が有名らしいわ。

イタリアで初めてのジュエリー博物館ができたのは、そういうわけなのね。

ポスターにつられて見に行ったんだけど、

いつ、どこで、誰が使うのかわからないような、妙なアクセサリーもいっぱいだったわよ。

あったかくなったしね、素通りできなかったの。

ほ～ら、おいしそうでしょ♪　

素材もいい物使ってそうだし。

出るころになって、地元の人いっぱい入ってきたから、人気の店みたい。

だけどね、味はまあまあだった。

ドゥオモの向かい、

ドゥオーモ 寺院・教会

教区博物館。

実用的なだけじゃなくって、見た目もきれいな楽譜。

ジローラモ・ブルサフェッロって人の連作。

キリストと百人隊長、キリストとサマリア女、ラザロの蘇生、我に触れるな。

お姉さん、キリスト印のお水は、１回飲んだらもう喉かわかないんだよ～

でも、お高いんでしょ～

くくっ。　このマリア様は、計算高そう。

オフシーズンだったからかな、見られるところ、すっごく少なかったな。

今年の法衣、トレンドはパープル。

もうちょっと世界遺産。

ポルト・ブレガンツェ宮。　三本柱で中途半端。

ティエネ・ボニン・ロンガーレ宮。

設計パッラーディオだけど完成前に死んじゃって、お弟子が引き継いだけど今度は依頼主のティエネさんが死んじゃって、ボニン・ロンガーレさんが買い取ったんだって。

ポジャーナ宮は、他とずいぶん違うわね。

トリッシモ・バストン宮。　これは、世界遺産じゃなかったのね。

新しい物もいっぱい見たけど、たくさん歩いて、ちょっぴりお疲れ。