2つのお屋敷@ヴィチェンツァ　201703春のヴェネツィア⑯

2017/03/16 - 2017/03/29

ヴィッラ・アルメリコ・カプラ ”ロトンダ” と、ヴィッラ・ヴァルマラーナ ”アイ・ナーニ” 、ヴィチェンツァで2つのお屋敷訪問。

エリア ヴィチェンツァ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 飛行機
• 航空会社: エールフランス JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

駅の売店で、強面のお兄さんからチケット買って、

8番のバス。

運転手さんにお願いして、近くで降ろしてもらったの。

停留所だってことはわかっても、日本みたいにアナウンスとかないから。

細い坂道、

石の塀に沿って坂道10分ぐらい歩いて、

入口に到着。

世界遺産の、ヴィラ・アルメリコ・カプラ。

ヴィラ アルメリコ カプラ (ラ ロトンダ) 建造物

ヴァチカンで、ローマ法王の秘書してたアルメリコ・カプラさんの引退後のお住まい。

パッラーディオの傑作って言われてるらしいわよ。

そう？　パンテオンみたいだけど。。。

４面どこから見てもね、一緒のデザインなんだって。

一生懸命来たけど、入口で借りた日本語の説明書きもへんてこりんで、気分↓


※絵葉書です

中に入れる曜日も限られてるから、日にちも合わせて来たのにな。


※絵葉書です

お屋敷好きなのにな。


※絵葉書です

10ユーロも払ったのに、見られるところも少ないし。

その割に、係員が多いのは、写真撮らないように見張ってるからかもね。

花でも咲いてたら、少しはましだったかも。

ロトンダ早々に後にして、矢印通り。

えっ、ほんとにここでいいの？　

みたいな細道歩いて10分。

さっきのことがあるから、あんまり期待してなかったけど、

ヴィラ ヴァルマラーナ アイ ナーニ 観光名所

なんだか好きかも。

あっ、中は柱だった(笑)

ロトンダとおんなじで、入場料10ユーロなんだけど、

チケット売り場の人とか、感じい～♪

前後左右のフレスコは、ティエポロなんだって。

テーマは、ギリシャ神話みたいで、

タイトル見ても、どんな話か不明。

お姉さん色っぽくって、

天使がぽっちゃり。

家族写真がいっぱい。

居心地がいいのは、ご家族が、まだほんとにここに住んでるからかも。

一般公開してるのは、維持費にお金がかかるからかな。

お花の季節にも来てみたいわね。

光が入って明るい部屋なのに、

悩んでるお兄さん。

このお皿はヴェネチアンよね。

この色絵は、日本製じゃない？

このお皿で、何を食べてるのかな。

どんなに有名な人に描いてもらっても、

全部が柄々だったら、飽きたりしないかな。

ラブラブな２人に、

別れのときがやってきても、追いすがったり、

うらやましがったり、

物思いにふけったり。

もっと楽しいシーンでもいいと思わない？

バラの向こうに、あの塔を見たかったな。

チューリップは、あと１週間ぐらい？

こっちは、ゲストハウス。

チケット売り場や、ブックショップも兼ねたエントランス。

この肖像画は、ヴァルマラーナさんちのご家族ね。

最初のお部屋はシノワズリ。

香辛料とか、織物とかの交易で、ヴェネツィアともつきあいが深かったから。

ティエポロの息子のティエポロも、行ったことない神秘的な国、想像力たくましくして描いたのね。

だけど、中国の松って、こういう形じゃないと思うわよ。

中国風のお部屋の隣は、農民の間。

広場に寝っ転がってるのは、お仕事の後の休憩かな。

テーブルの上にあるのは、チーズかな。

こういう生活できないから、憧れてるのかも。

こういうゴージャスなシャンデリアとは、バランス悪いんじゃない？

パーティーかと思ったら、散歩の部屋だって。

お帽子に、パラソル。　日焼け対策ばっちりね。

このシャンデリア、おもしろい。　ガラスと陶器のミックス。

オリンポスの部屋で、自己陶酔してるのが木星。

琴持ったイケメンがアポロで、恥ずかし気なお姉さんがダイアナかな。

鎌持った土星と、頭に羽つけた火星。

このピンク、お気に入り♪

まだまだお部屋ある。　何人泊まれるんだろ。

お猿もいるわよ。

食器がたくさんあるし、

ベッドがないから、配膳室かもね。

この絵は、修復が必要かも。

ベッドも小さいから、お付きの人のお部屋かな。

隣の部屋はゴールド入ってゴージャスだから、

こっちがご主人様のお部屋よね。

こんなにお部屋いっぱいあるのに、バスルームがないのはどうして？

カフェテリアあるから、お茶していきましょう。

ちょっと空気冷たいけど、外のほうが気持ちがいいかな。

メニューもティエポロね。

このお屋敷、通称が小人のヴィッラ・ヴァルマナーラ 。

なんで小人だろって思ってたけど、由来はこのおじさんたちね。

このヴィッラのオーナーのお嬢さんが小人症だったから、使用人に小人症の人を採用してたらしいわ。

お嬢さんが、他の人と違うってことに気が付いて自殺しちゃったから、召使いがショックで石になっちゃったってお話。

思わず笑っちゃう外見だけど、今も塀の上からお屋敷を守ってるのね。

帰りもバスでって思って、来るとき帰りのチケットも一緒に買ったけど、

バスの時間まで時間あるっていうし、歩いても帰れるってヴィッラの人が言うから、

ワンちゃんにほえられながら、ぶらぶら。

お花もきれい。

アルコ・デッレ。スカレッテ。　階段の門。

ここにも柱だ～って思って、知らないで写真撮ったけど、パッラーディオの設計なんだって。

バスに乗ってたら、気が付かなかったかも。

結構交通量の多い通り渡らなくっちゃいけなかったけど、迷わないで帰ってこられたわ。

また来ちゃった、ホテルのおじさんのお勧めレストラン。

そして、また頼みすぎちゃったかも(笑)

アスコラーナと、お野菜のグリルと、タリアータ。

ポテトフライは、お肉の付け合わせなのに、こんなにボリューム多い。

お腹いっぱいで、デザートはパス。

お店からのサービスで、ピノみたいなアイスクリームとチョコのデザート。

満足♪