ヴェネチア・フィレンツェだけじゃない　　ツアーで行かない小都市も巡る旅

2024/02/05 - 2024/02/16

ヴェネチア4泊　　トレヴィーゾ・ヴィチェンツァ・トリエステ
フィレンツエ4泊　アレッツオ
ペルージャ２泊　 グッピオ

ヴェネチアのカーニバルをチラ見して、見過ごせない小都市を大学時代の友人と二人で廻りました。

その2 ヴィチェンツァ・トリエステ

エリア ヴィチェンツァ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: エールフランス
• 旅行の手配内容: 個別手配

3日目

ヴェネツィア　メストレ駅からRVで30分　ヴィチェンツァに来ました
この街出身の建築家　アンドレア・パッラーディオ最後の作品「オリンピコ劇場」を見学するためです

オリンピコ劇場の入り口
ヴィチェンツァ駅から徒歩で２０分程度でした
街を貫く目抜き通りが「アンドレア・パッラーディオ大通り」
この通りをまっすぐ進めば到着です

この劇場、遠近法を巧みに利用して、まるで奥に街があるように見えます！
これは古代エジプトのテーベの町を模したそうで、舞台の上にはギリシャ式の円柱が立っています
実は、奥行がたったの１５メートル

上方に２８体の彫像
その下の柱の間にも２３体の彫像が立ってます

この空の色！
なんとも摩訶不思議な雰囲気で、迷い込んだら帰って来られないかも？
誘われるわ～

舞台の下には、オーケストラボックスがあり、夏場にはコンサートが開催されているそうです

キエリカーティ宮です
パッラーディオ初期の傑作とされ、市立絵画館となっています

サンタ・コローナ教会

内部はスッキリしてエレガント

シーズンオフに行く場合は、観光する順番を十分に計画する必要があります。
特に教会は午前中なら大丈夫ですが、午後は１５：３０にならないと中に入れなかったりします。

折角ヴィチェンツァまで来たならDUOMOは見たい！と思い、時間つぶしがてら近くのカフェに入りました。

頼んだのは、チョコレートドリンク
スゴク濃厚でした
４ユーロ

やっと入れたDUOMO
かなりの広さ

４日目

電車で片道２時間かかるトリエステを訪れました
コロナ前に２週間滞在した事があり、私にとってはすごく懐かしい場所です

ここがトリエステ駅
イタリアの端の終点の駅
トリエステではドイツ語が話せる人も多く、他のイタリアの都市とはかなり違う雰囲気
経済的にも豊かな印象が強いです

、

トリエステはドナウ川沿いの国々の船が寄港する、アドリア海有数の港として発展しました
冬場の運河は寒々としてますね～

大運河にあるサン・アントニオ教会
冬場は「ボーラ」って恐ろしい強風が吹き荒れることもあるそうですが、幸い今日は風もなく曇り空です

トリエステの中心
ウニタ・デイタリア広場
ここでも一番立派な建物は、やはり政庁舎

毎年１０月には、有名なヨット大会が開催されて賑わいます
高潮でヴェネツィアに寄港できない大型クルーズ船は、ここトリエステから発着します

ヴェルディ劇場です

ミラマーレ城
トリエステは、かつてはハプスブルク家の支配下にあり、ここはオーストリア皇太子マクシミリアン大公の居城でした
今は内部が歴史博物館で、周りは公園として整備されています
トリエステ駅からバスで２０分もあれば行かれます
バスもかなり本数があるし、終点のヨットハーバーで降りればOK
ヨーロッパお城好きならば、おススメの観光ポイントです

ミラマーレ城公園内には、こんな大砲がありました
ここから敵の艦船に向かって攻撃していたのかな？

ミラマーレ城を下から見上げるとこんな感じです
中に入らなくても、お城の周りを一周できるので満足できます

トリエステの思い出のお店で食べたパスタ
実はエミリオロマーナ州出身のシェフの店です
たっぷり、パルミジャーノレッジャーノチーズをかけてもらいました！