福岡長崎レッサーパンダ遠征５泊４園めぐり（４）大牟田アクセス前泊グルメ編：小倉から高速バスいとうづ号と西鉄で大牟田へ＆前にも泊まった大牟田駅前のビジネスインこめや＆初めて足を伸ばした大牟田駅JR側で駅隣接の居酒屋「千年の宴」の夕食

2019/02/21 - 2019/02/22

私にとって今シーズン最大の今回の福岡長崎レッサーパンダ遠征で、２番目に訪問した動物園は、大牟田市動物園です。
１番目の到津の森公園動物園は北九州市にあり、そこのレッサーパンダ担当の飼育員さんに、「次は大牟田ですか。同じ福岡でもはじっこ同士なので、移動が大変ですね」と言われたときはじめて、そういえばはじっことはじっこだ、と認識しました。
土地感がないところでは、路線検索を頼りに移動しているので、地理的感覚が鈍くなるのです（苦笑）。

その到津の森公園から大牟田市への移動は、私の単純な考えでは、いったん小倉駅まで戻ってから、JRを乗り継ぐことくらいしか思い付かなかったのですが、jilllucaさんから、到津の森公園前のバス停から高速バス「いとうづ」号に乗って西鉄天神バスターミナルに行き、そこから西鉄で大牟田に直行できると教えてもらいました。
到津の森公園前のバス停は、ふつうの街中のバス停です。
高速バスに途中の停留所から乗ったことはほとんどなかった私には思い付かなかった行き方でした。
しかも、長距離高速バスなのに、予約が不要なのです。
そんな予約不要な高速バスもほとんど利用したことがなかったので───でも後でよく考えたら去年2018年９月に千葉の市原ぞうの国に行くときに利用した京成バスがそうでした───ほんとうにあんなふつうの停留所に高速バスが予約もなしに時刻表通りにやってくるのか、心配になってしまい、あちこちのサイトで調べた上で、さらに経験者のjilllucaさんにも確認してしまいました（苦笑）。
でも、おかげで、福岡県のはじからはじまで、ずいぶんラクに移動できたと思います。
ただ、バスは渋滞で少し遅延したため、西鉄の乗り継ぎはぎりぎりで、ほとんど駆け込み乗車でしたが、おかげで次の大牟田行きの直通の特急を30分待たずにすみ、大牟田のホテルに早めにチェックインできました。
前回はチェックインがもっと夜中近くになった覚えがあるのですが……あのときは山口県の秋吉台から移動したのだから、今回より時間がかかって当然でした。

大牟田駅前に前泊して大牟田市動物園に行くのは今回で２回目です。２年前の2017年２月に初訪問して以来です。
今回の宿も、その時に泊まった「ビジネスインこめや」にしました。
ここは、シェアハウスみたいなホテルで、部屋にシャワーとトイレはあるけれど、バスタブはないし、アメニティは最低限ですが、その分、価格はリーズナブルですし、そういうところもホテルと違ってなんだかわくわくしました。
ふつうのホテルよりずっと規模は小さく部屋数も少ないのですが、泊まったのは平日でしたし、早めに予約したので、どうも唯一らしい和室をおさえることができました。
自宅で畳の部屋で過ごすことが多い私にとって、やはり和室でスリッパ要らずで、床にぺたんと座って過ごせるのはとても快適でした。

前回、大牟田で前泊したとき、駅前周辺には居酒屋くらいしかレストランがなく、閑静な住宅街だったことを思い出し、大牟田での夕食はあまり期待していませんでした。
でも、ホテルに落ち着いてからスマフォでレストランの検索をしてみたら、駅の反対のJR側にはすぐ隣接したところに、居酒屋系だけれど、料理メニューも豊富な店があることに気付いて、そこで夕食を取りました。
でも、大牟田名物って何だろう？
店のメニューでそう謳ってくれないと私にはよく分からず、そのレストランもモンテローザ系列の全国チェーン店だったので、メニューにあるのは全国各地の食材を使った各地の名物ばかりでした。なので、地元名物かどうかあまりこだわらず、食べたいのを注文しました。
そんなわけで注文した中で一番贅沢なのは、京都比叡山の湯葉の料理となりました（笑）。

今回の遠征の日程の中で、大牟田市動物園に行く金曜日だけは雨予報でした。
ただ、その日が近づくにつれて天気予報は好転し、降りだしたのは午後一時の小雨ですみ、本格的に降りだしたのは閉園間近の夕方でした。
大牟田市動物園のすぐ近くまで行くバスはなく、駅からは徒歩20分、バスを利用しても、最寄りのバス停から徒歩10分はかかるようでした。
なので雨が降っていなければ、徒歩で行くつもりでした。私の足と方向音痴なら30分は見ておけばよいと思っていました。
ところが朝の仕度が遅くなってしまい、ホテルをチェックアウトし、駅のJR側の待合室にあるロッカーに荷物を預け終えた段階で、すでに９時。
このとき私は、動物園の開園時間はてっきり９時だと勘違いしていたので、なるべく開園してすぐに行きたかったため、駅前でタクシーを拾ってしまいました。
そして到着してはじめて、開園時間は９時半だったことに気付きました。
なので開園まで門の前で待つことになりましたが……遅くに勘違いするよりは、ましでした。
ただ、帰りは雨が降るのは確実でしたし、さっさと次の目的地に向かうため、タクシーを配車予約してしまいました。
でも、タクシー代は往復ともワンメーターの640円ですんだので、そのくらいなら無理して歩かなくて良かったと思いました。
実をいうとこの遠征の出発前にちょっと体調を崩しかけていました。頭痛と喉頭痛、それから風邪か花粉症か分からない鼻水に悩まされていました。
この遠征の間、旅の緊張感と動物園での高揚感で、そんな体の不調はいつのまにか吹き飛んでしまいましたが、２日目の大牟田市ではまだちょっと引きずっていましたから。

＜2019年福岡・長崎レッサーパンダ遠征～今シーズン最大のレッサーパンダ遠征の旅行記のシリーズ構成＞
□（１）小倉アクセス前泊グルメ編：羽田空港からANAで北九州空港へ＆前にも泊まった小倉駅前のホテルリリーフ＆焼鳥ダイニングTAITANで小倉ふる里どりづくしの夕食＆到津の森公園のミモザの春の便り
□（２）到津の森公園（前編）レッサーパンダ特集：大島からお嫁にきたアシタバちゃんはじめまして！～リンリン・パパと野風ママと笑笑（クスクス）坊ちゃんと野花ちゃんの一家へようこそ！
□（３）到津の森公園（後編）エサやりが楽しかったアライグマから食事中のワライカワセミ他ひととおり会えた草原の世界・林床の世界・樹冠の世界・マダガスカルの世界の動物たち＆ふれあい動物園でのふれあい
■（４）大牟田アクセス前泊グルメ編：小倉から高速バスいとうづ号と西鉄で大牟田へ＆前にも泊まった大牟田駅前のビジネスインこめや＆初めて足を伸ばした大牟田駅JR側で駅隣接の居酒屋「千年の宴」の夕食
□（５）大牟田市動物園：Hello！レッサーパンダのレイくん！～念願のレンくんとまいちゃんの男の子はママにアタックの連続！＆キリンのハズバンダリートレーニングは中止だったけど生き生きした姿が見られた園の工夫＆妙に可愛かった肉食ネコ科の猛獣たち
□（６）佐世保アクセス前泊グルメ編＆森きららショッピング：大牟田から鳥栖経由の特急みどり号で佐世保へ＆東横イン佐世保駅前に宿泊＆駅隣接の日本海庄やでごま鯖や山芋等の地元料理の夕食＆早くもポピーが咲いていた森きららの園内と観賞温室の花たち
□（７）森きらら（前編）はじめまして美形一家のレッサーパンダのレンくんとミカンちゃん＆私とも遊んでくれた子パンダ＆ここでもエサ待ちが可愛かったアライグマたち
□（８）森きらら（後編）週末はイベントが多い！～ワオギツネザルやペンギンやツキノワグマのイベントに参加＆ツシマヤマネコに会えた！～むっちーで可愛いツシ丸くん@
□（９）博多アクセス・ホテルステイ・グルメ編＆福岡空港で博多みやげのショッピング：佐世保から特急みどり号で博多へ＆大浴場の温泉はいいけど駅から遠かったスーパーホテルLOHASに２泊＆２晩とも串焼きメインの夕食
□（10）福岡市動物園（前編）レッサーパンダ特集：マリモ姫とノゾムくん～飼育員さんに抱っこされた姿が可愛くて～将来肩車レッサーのリンゴタイムが実現なるか？
□（11）福岡市動物園（後編）地元のファンさんの案内で見学できたさまざまな動物たち～暖かかったのでビントロングに＆ここでもツシマヤマネコに会えた@

西鉄バスの公式サイト
http://www.nishitetsu.jp/
九州バネットポータルサイト（高速バス情報あり）
http://www.atbus-de.com/

ビジネスインこめやの情報サイト（じゃらん）
https://www.jalan.net/yad300865/
居酒屋「千年の宴」の公式サイト（モンテローザ）
http://www.monteroza.co.jp/new/menu/832/

大牟田市動物園の公式サイト
http://omutacityzoo.org/

＜タイムメモ（全行程・概要）＞
【2019年２月20日（水）前泊】
18:35　羽田空港発ANA3887（SFJ共同運航）で北九州空港へ
20:25　北九州空港着（ほぼ定刻）
20:35頃　預けたキャリーバッグを受け取る
20:45　北九州空港発のエアポートバスに乗車（Suica可700円）
21:30　小倉駅バスターミナルに到着
21:35　ホテルリリーフにチェックイン
22:00-23:10　焼鳥ダイニングTAITAN小倉駅前で夕食

【2019年２月21日（木）】
07:20　起床
07:40-07:55　ホテルの朝食
08:15　ホテルをチェックアウト
（キャリーバッグ持参）
08:20　小倉駅前のバスターミナルに到着
（08:18　バスターミナル発のバスが出たばかり）
08:28　小倉駅バスターミナル発の西鉄バスに乗車
（３番のりば／Suica可260円）
08:54　到津の森動物公園前に到着（ほぼ定刻）
09:05　到津の森動物公園に入園（開園09:00）
09:05-16:45　到津の森公園動物園
17:00　閉園と同時に動物園を出る
17:05　公園のゲートを出る
17:15発の西鉄天神バスターミナル行の西鉄高速バスいとうづ号に乗車
（数分遅延）（予約不要／Suica可1,130円）
18:40　西鉄天神バスターミナルに到着（実際は少し遅れて18:55頃到着）
19:00　西鉄福岡駅発の西鉄天神大牟田線特急に乗車
（駅はバスターミナルの同じ建物の下の階）
（大牟田直行便は30分おきなのでほぼ駆け込み乗車／薬院駅までは混雑）
20:05　大牟田駅に到着
20:20　ビジネスインこめやにチェックイン（素泊まり）
21:15-22:10　JR側の駅前の居酒屋「千年の宴」で夕食

【2019年２月22日（金）】
06:00　起床
08:45　ホテルをチェックアウト
08:55　JR側の駅の待合室のロッカーに荷物を預ける
09:00　タクシーで大牟田市動物園へ（640円）
09:05　動物園に到着
（開園時間を09:00と勘違い）
09:30　開園と同時に動物園に入園
09:30-16:15　大牟田市動物園
16:30　閉園と同時に動物園を出る
16:35　配車予約したタクシーに乗る
（16:40に予約／640円）
16:40　大牟田駅に到着
16:47　大牟田駅発JR鹿児島本線鳥栖行に乗車
17:43　鳥栖駅着
17:57　JR特急みどり21号佐世保行に乗換え
（特急券必要・Suica不可・車内精算）
19:25　佐世保駅到着（Suica不可の駅）
19:40　東横イン佐世保駅前にチェックイン
21:10-22:00　駅前の日本海庄や佐世保駅前店で夕食

【2019年２月23日（土）】
06:00　起床
07:25-07:40　ホテルの無料の朝食バイキング
08:05　ホテルをチェックアウト
08:17　佐世保駅発の市営バス展海峰行に乗車
（バスターミナル７番のりば／320円）
08:45　動植物園の停留所に到着
09:00　開園と同時に森きららに入園
09:15-16:55　九十九島動植物園森きらら
17:00　閉園とほぼ同時に動物園を出る（17:15閉園）
17:00　配車予約したタクシーに乗車（1,960円）
17:15　東横イン佐世保駅前に到着
（預けた荷物を受け取り少し整頓後）
17:25　佐世保駅に到着
17:43　佐世保駅発の特急みどり26号（指定席）に乗車
19:35　博多駅着
20:00　スーパーホテルLOHASにチェックイン
（徒歩７分とあったが15分かかった）
21:05-21:15　ホテルから博多駅前へ
（軽装でも15分かかった）
21:25-22:20　駅から三百歩横丁の焼とりの八兵衛で夕食
（満席ぎりぎり前）

【2019年２月24日（日）】
04:00　起床
05:00-05:45　大浴場の温泉で朝風呂
07:00-07:25　ホテルの無料の朝食バイキング
（朝食開始06:30／07:30から大混雑するらしい）
08:25　ホテルを出る
08:40　西鉄バス停「駅前Bのりば」に到着
08:48　博多駅前発の西鉄バスに乗車
（Suica可／190円／定刻より少し遅延）
09:10　動植物園前の停留所に到着
09:10　動物園に入園（開園09:00）
09:10-17:00　福岡市動物園
17:00　閉園と同時に動物園を出る
17:05　動植園前から西鉄バスに乗車
（16:58発のバスが遅れたのかも）
17:45　博多駅バス降車停留所に到着（なぜか230円）
18:10-19:15　よかたい総本店ダイニングで夕食
19:30　コンビニに寄ってからホテルに戻る

【2019年２月25日（月）帰宅】
04:00　起床
05:00-05:40　大浴場の温泉で朝風呂
06:30-07:05　ホテルの無料の朝食バイキング
（朝食開始06:30／開始直後はやや混雑）
07:20　ホテルをチェックアウト
07:30　空港行きの地下鉄ホームに到着
（空港まで２駅）
07:55　福岡空港出発フロアに到着
08:00　自動チェックイン
08:05-08:15　ANA FESTAで買い物
09:00　福岡空港発ANA244で羽田空港へ
（離陸09:15で定刻より少し遅延）
10:50　羽田空港第２ターミナル発（定刻だと10:35着）
11:40　羽田第２ターミナル発の池袋東口直行のリムジンバスに乗車
12:30頃　池袋東口に到着
13:20頃　帰宅

※福岡市動物園とハシゴして半日だけ訪れた前回の初訪問のときの旅行記
2017年２月９日（前泊）～２月10日
「初・山口福岡レッサーパンダ遠征はこの冬最大の寒波到来（５）大牟田前泊ビジネスインこめや＆翌朝の雪景色の大牟田市動物園」
http://4travel.jp/travelogue/11215525
「初・山口福岡レッサーパンダ遠征はこの冬最大の寒波到来（６）大牟田市動物園：再会したまいちゃんはハイテンション＆もてもてそらちゃんには十分会えたけど、きらきらレンくんはすぐに寝てしまって消化不良＆キリンのプリンちゃんにも再会＆熊本から避難中のユキヒョウのスピカちゃん他」
http://4travel.jp/travelogue/11219164

※これまでの動物旅行記の目次を作成済。随時更新中。
「動物／動物園と水族館の旅行記～レッサーパンダ大好き～　目次」
http://4travel.jp/travelogue/10744070

エリア 大牟田(福岡)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー ANAグループ 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

2019年２月21日（木）、到津の森公園動物園を１日満喫したあと、向かいのスーパーの前にあるバス停で、高速バス「いとうづ」号を待つ

ふつうの路線バスですが、屋根もベンチもあって大変ありがたかったです。
いまは数少なくなった公衆電話もありました。

いとうづ号がやってきた！

バスではありきたりですが、ちょっと遅れたので、ちゃんと来るかドキドキしました。
なにしろ、予約不要の高速バスに途中乗車なんて、あんまりしたことがないからです。

17時15分発のいとうづ号に乗る

行き先は②イ鉄展示高速バスターミナル。
だいたい30分おきにありました。

西鉄福岡駅発19時の特急大牟田行きに乗車

西鉄福岡駅は、西鉄天神高速バスターミナルと同じ建物の下のフロアにありました。
エスカレーターを降りたら、すぐにありました。
ただ、18時40分着のはずのバスが遅れて18時55分に到着したので、途中でのんきに写真を撮っている余裕はありませんでした。
ホームに来て、乗る電車を目の前にしてやっと一枚ぱちり。
ただ、大牟田行きの直行は30分おきにあったので、19時30分発に乗っても構わなかったのですが、早めに到着した方がよいと思ったのです。
乗換えがあんなに分かりやすく、距離も短かったし、Suicaも使えたおかげで、初めての駅なのに５分で乗り換えられたわけです。

定刻20時５分に、終点の大牟田駅（西鉄）に到着

西鉄福岡を出発した特急は、はじめはだいぶ混雑していました。
荷物が多かったし、西鉄福岡は始発駅なので、30分待って次の電車で座って行けば良かったと思いました。
でも、次の薬院駅を出るころには、ぐっと空きました（私は進行方向一番後ろの車両にいました）。

大牟田駅の西鉄側の出口

２年前にもここを利用しました。
そのときはJRで大牟田入りし、西鉄で薬院駅経由で福岡市動物園に移動したものでした。

大牟田駅西口（西鉄側）

２年前は大雪が心配な日でした。
このあたりも雪景色だったものです。

関連の旅行記（2019年２月９日（前泊）～２月10日
「初・山口福岡レッサーパンダ遠征はこの冬最大の寒波到来（５）大牟田前泊ビジネスインこめや＆翌朝の雪景色の大牟田市動物園」
http://4travel.jp/travelogue/11215525

記憶のままにホテルに向かったら、なんと反対側の歩道に、ビジネスインこめやがある──！

いくら私が方向音痴だからといって、駅目の前の大通のどちら側にホテルがあったか、それすらも間違えてしまったのかー！
と、大変驚きましたが、よく見たら、あちらは２号館でした。
前回はなかったと思うので、この２年の間に２号館ができたようです。

今宵泊まるビジネスインこめやはこちら

見覚えのある建物が見てきて、ほっとしました。
手前に有料のレンタル自転車の影が見えました。

ビジネスインこめやの入口

中から入口の方を見たところ

入ってすぐに管理人のカウンターがあり、そこで前払い精算して、部屋の鍵を受け取りました。
外出時も鍵は自分で保管し、チェックアウト時はカウンターのボックスに鍵を入れるだけですみます。
左側の扉は、その管理人部屋です。

１階にあるコインランドリーとキッチン

冷蔵庫やポットは部屋にはありません。

パブリックな冷蔵庫と電子レンジとポット

ミネラルウォーターは100円と有料ですが、水道水は無料ですし、お湯とお茶セットがありました。
ただ、２年前はインスタントコーヒーセットもあったはず……。

キッチンの向かいにマンガあり

私の部屋は２階ですが、エレベーターはないので、管理人さんが荷物を運ぶのを手伝ってくれました。

２階への階段

２階の廊下と２階のパブリック冷蔵庫

建物は２階建てです。
あとでじゃらんの基本情報をもう一度見て見たら、部屋数は16室、うち洋室15室に和室１室。
私は唯一の和室を確保できたわけです。

部屋の前にて

部屋の中の様子

靴はここで脱ぎます。
和室ってやっぱりいいわ～。

部屋の中から扉の方を見たところ

エントランススペースの右手にシャワー室、その右手にトイレ・洗面台のある部屋。

トイレの扉も開けてパチリ

テーブルとテレビがある側を見たところ

バスタブはなくシャワーです。
ここはツインルームに当たります。
シャワー室の前の板敷きのスペースを囲うようにカーテンが締められるようになっていました。

シャワールームの様子

前回泊まった洋室も同じようなシャワールームだった覚えがあります。

足台があり、新しいセットの舎をー室

体を洗うスポンジもありました。
垢すりタオルは持参していますが、スポンジの方を使いました。

トイレの様子

洗面台はこちら。
ドライヤーもありました。冬は、ドライヤーがないと困ります。

洗面台の様子と、アメニティ

歯ブラシセットとクシと綿棒とかみそりがありました。
十分です。
まあ、さすがに消臭剤はありませんでした。

シャワー・トイレ室を背に部屋を見わたしたところ

和室は、なんといってもそのままぺたんと座って過ごせるので、大変ラクでした。
カーテンがかかっているところは、ちゃんと外も見ることができる窓でした。

壁には洋服掛け

ちなみに室内着はないです。
浴衣は100円で貸出していますが、部屋の暖房で十分暖かかったので、下着で寝ちゃいました。

テーブルの上

このホテルは食堂があって、午前11時から午後９時まで営業中。
急げば間に合ったかもしれませんが、このときはすでに駅前のレストランで夕食をとることにしていました。

部屋で一息ついた後、夕食を食べに、大牟田駅に戻る

すぐ右手に、東口に出る自由通路がありました。

線路の上をゆく自由通路

大牟田市のことは、大牟田市動物園があることくらいしか知らなかったのですが、世界遺産があったとは。

自由通路をずんずん進む

この自由通路にはエレベーターで上り下りできるので、翌朝、キャリーバッグを盛って移動しやすいです。
西鉄側（西口）にもJRの改札がありましたけど。

自由通路を降りて、東口に出る

こちらの方が賑わっていました。
動物園も、こちら側からアクセスした方がラ近いですし、常駐しているタクシーもこちらの方が多そうでした。

駅舎の様子

西鉄側にもファミマがありましたが、こちらのファミマの方が規模が大きかったです。
でも、食後のコーヒーや翌朝の朝食用のパンをファミマで買ってホテルで飲んだのですが、できるだけホテルに近い方、つまり西鉄側で買いました。

駅にすぐ隣接したこちらの居酒屋「千年の宴」で夕食を取ることにする

営業時感は夜中の１時まで

これならゆっくりと夕食が取れます。
ただ、22時以降の来店の場合は深夜料金が加算されるとありました。
21時すぎに来店して、22時10分すぎに店を出た私はぎりぎりセーフでした。

階段を上がって２階へ

こちらが２階にある入口

個室に案内される

たぶんみんな個室なんだろうと思います。
ただ、はじめに案内された部屋では、隣からのタバコのにおいがきつかったので、離れた部屋にしてもらいました。

個室でゆっくりくつろいで夕食が取れるのはうれしい

写真が美しいメニューからまず目を引いたのは、湯葉料理

京都比叡の湯葉が使われているそうです。
ここは福岡だけど、まあいいや。

炭火焼きのほっけが食べたい

野菜はしっかり取らなくちゃね

比叡ゆばと新鮮野菜サラダに目をつけました。
こちらは生湯葉ではなく、細かく刻んだぱりぱり湯葉が使われています。

ごはんものは……

とろーりチーズのオムそばにしましょう。
もうどこの名物とか、全然関係ナッシング！

食後のデザートは、北海道バニラアイスのキャラメルソースがけ

まずは、とろーりチーズのオムそば

いわゆる焼きそばがオムレツの中に入っている@

比叡ゆばと新鮮野菜サラダもたっぷり

ドレッシングはいくつか選択肢があり、和風の玉ねぎドレッシングにしました。

湯葉×湯葉

湯葉入りの野菜サラダと、生ゆばのいくらとウニかけ@

贅沢した一品@

分量がちょこっとの高級料理。
味わったつもりだけれど、あっという間に食べ終わってしまいました。

炭火焼きほっけ

これは、美味しくなかったわけではないけれど、あまりぱりっとしていませんでした。ちょっと残念。

食後のアイスクリームは北海道産

キャラメルソースかけというのが、気に入ったのです。

翌朝2019年２月22日（金）、荷物をJR側の待合所にあるコインロッカーに預けることにする

素泊まりで、朝食は特に提供していないホテルだったので、前夜のうちにコンビニで買っておいたパンで朝食をすませ、鍵を管理人さんのカウンターのボックスに入れるだけでチェックアウトは終わり、昨日下見できた自由通路で駅のJR側に出ました。

待合室の様子

大牟田から次の目的地の佐世保まで、路線検索するといくつか行き方がありましたが、できるだけ乗換の少ない鳥栖経由で移動することにしました。
ただ、そのルートだと１時間に約１本になるので、待ち時間を想定して、こちら側に荷物を預けた方がよいと思ったわけです。

JRの改札側

大牟田駅ではSuicaが使えることが分かっていたので、切符売り場があることには気付きましたが、切符は買わないでおきました。
まさか佐世保駅はJRが使えない駅だと知らず。
ただ、そのおかげで、予定より１本早い便に乗れました。

この段階で９時になってしまったので、動物園へはタクシーで向かうことにする

動物園の開園時間は９時半なのですが、いつのまにか９時だと勘違いしていました。
４園分の情報を頭に入れていましたから、ところどころでごっちゃになってしまったのです。
なので、これはタクシーを利用するしかないと思ったのです。
まあ、体力の温存のためには、そうして良かったと思います。

タクシー乗り場

夕方は雨予報だったので、タクシーの運ちゃんに連絡先をもらい、動物園に着いた後に帰りの配車予約をしました。

大牟田公園入口

動物園はこの緩やかな坂を少し上ったところに入口がありますが、車両進入禁止なので、タクシーで来れるのはここまでです。
運賃はワンメーターの640円ですみました。
であれば、帰りも無理して歩くことはないと思いました。

９時10分に動物園に到着

あれ、なんで開いていないんだろう、と驚き、ここで開園時間が９時30分だと気付きました。

まだ開園していない動物園正門前

これなら徒歩でも十分間に合ったろうと思いましたが、体力は温存できました。
20分くらいなら、スマフォをいじっていてすぐにたってしまいましたが、正門前には、屋根のある待合ができるようなところもイスも何もありませんでした（たいていの動物園はないですけどね）。

ここからは動物園内いろいろ

ライオン・ホワイトタイガーがいる猛獣舎のそばにあったアジのある大きな絵。
真ん中の動物は、私には巨大な怪鳥に見えたのですが、よく見たら、葉っぱの間から顔が見えたホワイトタイガーかしら。

レッサーパンダ舎は、えんめい橋を越えた一番奥

えんめい橋は平成４年４月に完成

そのころにこの先のエリアも動物園に加わって、敷地が倍増したようです。

えんめい橋の猛獣たち

なかなか味わい深いテイストだったので、ぱちり。

えんめい橋の草食動物たち

大牟田市動物園には、以前はゾウがいたようですが、いまはいないです。

この日は動物園で軽くランチ軽食を取る

以前の遠征で、動物園でおなかが空いて我慢ができず、へんな時間に軽食を取ってしまったので、夕食時におなかが空かず、夕食グルメを堪能できなかった失敗をしたので、その後は、ホテルの朝食をたっぷり食べたら、動物園では我慢するようにしました。
ただ、本日の朝食はコンビニのパンだったし、少し寒かったので、暖かいものを軽く食べることにしました。
カンガルー舎のすぐ隣にある売店です。

ランチにしたうどん

なにか特別なうどんというわけではないのですが、こういうところでピクニック気分で食べたので、格別でした。

動物写真の自販機

売店の横にあったものですが、正門前にあったのも同じデザインでした。

ここに写っているレッサーパンダは、ソラちゃん！

亡き将太じいちゃんと、美貌の誉れ高いレンくんに愛されたソラちゃんです。
小倉から大牟田への移動と前泊とグルメ編はおわり。

動物写真は次の旅行記「福岡長崎レッサーパンダ遠征５泊４園めぐり（６）佐世保アクセス前泊グルメ編＆森きららショッピング：大牟田から鳥栖経由の特急みどり号で佐世保へ＆東横イン佐世保駅前に宿泊＆駅隣接の日本海庄やでごま鯖や山芋等の地元料理の夕食」へとつづく。

ただし、旅行記は順不同に作成していて、アクセス宿泊グルメ編のつづきは「福岡長崎レッサーパンダ遠征５泊４園めぐり（６）佐世保アクセス前泊グルメ編＆森きららショッピング：大牟田から鳥栖経由の特急みどり号で佐世保へ＆東横イン佐世保駅前に宿泊＆駅隣接の日本海庄やでごま鯖や山芋等の地元料理の夕食＆早くもポピーが咲いていた森きららの園内と観賞温室の花たち」です。