姫路・岡山の旅（１０）岡山へ向かう山陽新幹線ひかりレールスターのこだま号

2019/02/12 - 2019/02/12

旅の３日目。朝早く姫路を離れて山陽新幹線で岡山へ向かいます。
乗車したこだま号はひかりレールスターの車両。普通車自由席なのに横４列の広くて快適なシート。姫路駅で買った駅弁で旅の彩りを添えます。
途中の停車駅、相生では８分も停まって後続のさくら号に道を譲りますが、せっかく高い特急料金を払っているのだから、快適な車内で長い時間列車旅を楽しみたい時にはむしろ嬉しい！とさえ思えます。

エリア 岡山市(岡山)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

２月１２日午前６時４５分。
旅の３日目。２泊したホテル日航姫路をチェックアウト。

ホテル日航姫路 宿・ホテル

すぐ目の前の姫路駅へ。

姫路駅 駅

平日午前６時４５分の姫路駅はまだ混んでいませんでした。

駅構内にはコンビニがあって便利。

人通りもまばらな自由通路。

改札内口を入って新幹線乗り換え改札口前にあるまねきダイニングで駅弁を買います。

まねきダイニング グルメ・レストラン

朝早くから何種類もの中から選べるのってうれしい。
運営しているまねき食品のホームページを見たら明治２２（１８８９）年に山陽鉄道の開業に伴って日本で初めての「幕の内」弁当の駅弁の販売を始めたのがこの会社だそうです。

なお、日本での幕の内以外の駅弁は明治１０年代ごろに始まったとされています（諸説あり）

新幹線乗り換え改札を通ってホームへ向かいます。

新幹線ラチ内（改札内）には姫路城にちなんだ顔出しパネルがありました。

ホームに行ってみると発車の２０分近く前なのにもかかわらずこれから乗るこだま７２９号が停まっていました。
ずいぶんと早い入線だなと思って調べてみたら姫路駅始発のこだま号でした。
そのうえ車両には「Ｒａｉｌ　Ｓｔａｒ」の文字が書いてあって気持ちが高まります。（思いのほか早起きできたのでよく調べもせずに乗ったもので）

山陽新幹線 乗り物

うれしい理由はひかりレールスターの車両だからでした。
自由席の一部も４列シートの広々とした座席のはずと、７号車自由席へ。

在来線グリーン車なみのひろびろとしたシートが並んでいます。

足元も広々だし、リクライニングもいい感じです。
（ちょうど近くのおじさまがシートを倒していたのでわかりやすかった）

８両編成の列車でしたが、こだま７２９号では４，５，６号車は指定席、１，２と７，８号車が自由席で、このうち４～８号車が広いシートを採用しています。

定刻７時１５分に姫路駅を出発しました。

新幹線上りホームには列車を待つ人の列ができていました。出張や通勤の方が多いようです。

姫路駅を離れて加速していきます。

姫路城の外堀の役目も果たす船場川を渡り越します。

姫路駅で買った駅弁を開きます。

おかずの種類が豊富でどれもおいしかった。

大きな道路を跨ぎ越し

姫路駅で買った乗車券、自由席特急券。あわせて３，２２０円。

相生駅に着きました。
この駅で８分停車して後続のさくら号の通過待ちをします。

上りホームにも通過待ちのこだま号が停まっていました。

相生駅 駅

相生駅からは７号車だけで１０人近くの乗車がありました。
驚いたのは制服を来た女子高生も乗ってきたことです。時代の変化ですかね。
新幹線通学だとしたら、私が高校生だったころには考えられないことです。

相生駅を出発して山陽本線をオーバークロス。

霧の中に突入する瞬間が写真に撮れました。
こんな瞬間が獲れるのもスピードの速い新幹線ならではでしょうか。

やまあいの区間を行きます。

大きな池が見えました。

すぐに大きな川。吉井川かな？

昨日降った雪が残る田園地帯を見て

減速しながら岡山駅に入ります。

定刻の７時４７分。岡山駅に着きました。わずか３２分の新幹線での列車旅でした。

岡山駅 駅

こだま７２９号はここからおよそ３時間かけて博多駅へ向かいます。

岡山駅自由通路

西口を出てすぐの岡山駅直結・さんすて西館にあるホテル、ヴィアイン岡山に荷物を預けに行きます。

ヴィアイン岡山 宿・ホテル

荷物だけ預けて出かけます。

フロントのある５階からは岡山駅の様子がよく見えていました。
ちょうど見えている赤いディーゼルカーはこれから乗る桃太郎線（吉備線）かな？

ホテルのある建物はあとから増設されたからなのか、ビルとビルの間に「ＪＲ岡山駅」の文字がひっそりと残っていました。

（つづく）