5年連続フランス2018夏　その13紺碧海岸と要塞の昼　ニースオペラ座でクラシックコンサートの夜

2018/06/14 - 2018/06/14

今回のフランスで一番濃い青空の一日。ということは、やっぱり海でしょ！ニースから少しバスに乗りVille Franche sur Merという港町で歴史と海水浴を満喫したあと、夜はニースのオペラ座でコンサートの大充実な一日でした。

June 1 Leaving Toronto, Arriving at Annecy via Montréal
June 2 - 3 Annecy 　
June 4 - 5 Chamonix-Mont Blanc
June 6 - 9 Lyon 6
June 10 - 17 Nice　←ここです

エリア ヴィルフランシュ=シュル=メール(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: エアカナダルージュ

ニース(から東)とモナコ(から西)の中間に位置する、温暖な気候でしられる町にニースからバス1.5ユーロできました。Villefranche-sur-Mer. 人口約5,100（2016年現在）。　なかなかこの地名は日本語ではいいづらいけれど、なんとも風光明媚な素敵なところ。

ヴィルフランシュ シュル メール旧市街 旧市街・古い町並み

古代ギリシャ人、古代ローマ人もこの港を使っていました。あ、すばらしい庭園があります。

そう思っていると、女性の方が、庭園を管理している男性を紹介してくれました。すると強面のよく日にやけた初老の男性が、いそがしそうに土いじりをされています。

おじゃましました。

戦争で亡くなった方たちをまつった碑もあります。

真っ青な空の今日、足取りも軽いです。

木と海と舟と花と。くぅ～、いいですね。

Saint-Elme de Villefranche要塞 (9世紀）です。港町にある要塞、いいですね。

結構急な坂をのぼったりおりたり。

跳ね橋があります。勿論侵略、防衛、の歴史を繰り返してきた欧州ではこんなに簡単に昔は違う公国の領地だったものにアクセスできてしまいます。

大砲もあります。

城壁の中をすすんでいきます。このパステルカラーがPACA (Provence Alpes Côte d'Azur)エリアの建物の共通点。

1557年に建てられた要塞。

さらにここにも庭園があります。もしかしたらあの庭師の男性がこちらも管理しているかも。だってすごく近いし、これも町の所有だろうから。

城塞の庭園のほうから見た地中海。すばらしい眺め。

バラと。

可憐な紫の花にとまるミツバチと。

碇のオブジェとサボテンたちと。

なかなかこの要塞は見せ方が独特でいい。

おや、こんなところもありますよ。

要塞の中にある町役場です。少しお話しましたが、親切な女性のかたでした。

タイムスリップしたような気持ちにさせてくれます。

投影機もあったり。結構映画やドラマの撮影にもこの場所は使われるらしいです。

美しいですね。

いいなぁ。

少し離れたところからもう一枚。

ブーゲンビリアが咲き乱れるこの町を象徴するようなかんじです。

身を乗り出して海をとります。

さぁ要塞をたのしんだので、町の中心地へおりましょう。小さいけれどすばらしい庭園を通って出ます。

旧市街へ向かいます。

わぁ！陽と陰。

日本人の新婚さんがイタリア人のフォトフラファーに結婚用の写真を撮ってもらっています。「もっとジェスチャーをつけて！」と言われていますが、そりゃあイタリアの方の基準にしたら、日本人のジェスチャーは地味かもしれませんね。お幸せに！

こちらは画家、ジャンコクトーの絵がある、知る人ぞ知る教会です。ただフランスでは珍しくこの規模の教会ですが入場料がいります。

サン ミシェル教会 (ヴィルフランシュ シュル メール) 寺院・教会

もう一つの教会が坂をのぼったところにもあります。

お昼は工事をしている方におすすめをきいたこちらのレストランへ。でもこれはいまいちだったなぁ。。それかメニューの選択肢をまちがえたか。

緩いかんじが六月中旬のコートダジュールの港町の雰囲気ですが、七月半ばを過ぎると一変するようです。

海沿いの壁にブーゲンビリアが咲き乱れています。

6月中旬平日ですが、もう海水浴で賑わっています。

私も水着をきてきたし、ゆっくり海水浴をすることにしました。

あぁ爽快。

少しだけ歩いて、人が少しさきほどよりも少ないところで海につかります。

気温は25度以上ありますが、水温はそんなに高くないけれど、波打ち際に座り水を楽しみます。ゴーグルをつけて海底を見ている人、泳いでいる人、ビーチで日光浴をしている人、いろいろ。一時間くらいゆっくりここですごしました。

さぁそろそろニースに戻り始めます。バスは高台にある道からでているので坂道をだいぶ上がってきました。

さきほどいた要塞、お昼を食べた旧市街側。

カプ　フェラ（岬）側。

さらに高いところからVillefranche-sur-Merをのぞむ。

壁際につたうブーゲンビリア。

すばらしい町、Villefranche-sur-Mer、ニースから気軽に来れます、とてもおすすめです。海、旧市街、要塞、庭園、色々たのしめますよ。

ニースのアパートに帰るまえに、近くのパティスリー屋で、ミニタルトを二つ買ってきたので、珈琲をいれておやつタイム。水着も洗い、夜のお出かけの準備。

さぁ今夜はオペラ座でコンサートがあるので、ドレスアップしてきました。

ニースオペラ座 劇場・ホール・ショー

一人でコンサートに来るのは、日本国内国外通じて初めて。オペラ座でオペラをみたのはウィーンで両親と2013年にしましたが、今夜はオーケストラです。

ニースオペラ座 劇場・ホール・ショー

オーケストラで、知っている曲もあります。入場したときに、一人一輪バラをいただきました。

ニースオペラ座 劇場・ホール・ショー

なかなかいいかんじです。

ニースオペラ座 劇場・ホール・ショー

ニース市長、オペラ座館長、音楽家、など挨拶が45分も続き、8時開演でしたが、演奏が始まったのが大分遅くなりましたが、手作りのかんじのイベント。インターミッションにはやはりシャンペンなどを売っていましたが、今回はパス。

ニースオペラ座 劇場・ホール・ショー

大変いい2時間弱の演奏でした。

ニースオペラ座 劇場・ホール・ショー

11時半くらい、ようやく陽もすっかりおちて暗くなりました。昼間は太陽のもと海へ、夜はクラシックコンサート、なんとも目と心の栄養になる魅力的な一日でした。明日は山沿いの村へ行きます。こちらも、大好きな村となりました。

読んでくださりありがとうございました。

マセナ広場 広場・公園