2018/06/12 - 2018/06/12
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dankeさん
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今日はニース近郊でおそらく一番有名な村の一つであります、エズにバスで行きます。行きは鷲の巣村といわれる高所にあるエズの村側にニースからバスでむかい、村散策をした後は、ニーチェの道を下山して、地中海につかり、村の下側(海側)から違う路線のバスでニースに帰る行程にしました。花、石畳、岩、海、空、教会、色々満喫することができました。
June 1 Leaving Toronto, Arriving at Annecy via Montréal
June 2 - 3 Annecy
June 4 - 5 Chamonix-Mont Blanc
June 6 - 9 Lyon 6
June 10 - 17 Nice ←day 4
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- エアカナダルージュ
-
さてニースのアパートで大ごちそうをいただいて、バスに乗って今日は近隣のエズ村に行きます。バスが少しわかりづらく、82番か112番に乗ります。エズは、海側山側とバス停があり、山側が村のあるほうです。海にいって山をのぼり村に行きたい方は別として、村を見たい方はこれらのバスでEze Villageに行きます。バスは頻繁にこないうえ、世界中からの観光客で大混雑です。たまたま古いタイプのバスだったので冷房もきかず、湿気のあるなか、バスに乗るだけで汗がふきでました。でもそのかいあって、美しい村に着くことができました。
https://www.lignesdazur.com -
エズの観光局に行って、村の地図をいただき、散策を始めます。目的は3つ。植物園に行き、素晴らしい景色をみること。ニーチェの道を行き下山すること。そして地中海につかること。
と、何か日本語で書いてあるものが道にあります。 -
雨ニモマケズ 風ニモマケズ ー 宮沢賢治の詩です。ネット情報によると岩手県からエズ村へ東日本大震災にいただいた義援金へのお返しだとか。。宮城県、福島県と観光で少し行かせていただきましたが、岩手県はまだ行っていないので、ぜひできる形で私もなにかしたいと思っております。
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その一方でこちらで有名なフラゴナールの香水ショップも。本店はグラースという村にあるのですが、そちらも素敵でした。ここでは私は何も買わず。
フラゴナール その他の店舗
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この村の歴史は古く、6世紀ごろにさかのぼります。村の名前も昔はいろいろなかたちでよばれていたらしいですが、最終的にプロヴァンス語のEzoがフランス語に訳され?・ze(実際はエ、の発音を気持ち伸ばします)となったそうです。
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町は標高429メートルらしいのですが、石畳の道の上、階段も多いです。
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2016年の記録では人口は約2,500人ですが、この界隈(村のメイン通り)にはあまり住人はいなく、周辺に住んでおられるそうです。
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まだ曇りがちですが、時々雲がきれてきました。2018年の6月は曇りが多いと地元の方たちがおっしゃっていたのですが、たまたま私がニース滞在中の1週間まさにコートダジュール(紺碧海岸!)の天気の日は2日間だけだったかも。
でも地球規模の天候変化のせいもあり、地中海側はより一年を通して曇りの日が増えると本で目にしました。 -
なんていい朽ちた色合いでしょう。
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あちらの教会にも行ってみましょう。
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少しピークがすぎたころでしょうか、でもバラもきれいです。
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教会にきました。、18世紀に再建築され、1984年にフランスの重要文化財に登録されたそうです。
聖母被昇天教会 寺院・教会
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いつものように、旅を無事に続けられることに感謝してろうそくをともします。
聖母被昇天教会 寺院・教会
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小さいけれどいい教会です。エズに来られた際にはぜひ。
聖母被昇天教会 寺院・教会
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教会を出たところからの景色です、また雲がかかっていますね。アルザスのオークニクスブール城に行ったときもこのような天候だったのを思い出しました。
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村の道に戻ります。
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中世を思わせるような。
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可憐な花。
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Le Nid d'Aigle (鷲の巣)というレストランへ。フランスでは必ずBONJOURと言って何人ですか、ときかれるまで座らないほうが感じがよくとられるようです。私は木の生い茂る中庭を選びました。
ル ニド エーグル フレンチ
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こんなすてきなところ。村の目抜き通りにあるのですが、木が生い茂っていて露骨には道行く人たちからは見えない。
ル ニド エーグル フレンチ
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朝もしっかりたべたし、夜もアパートに朝市で調達した食材があるので、昼は軽めに、サーモンタルタルを。下の緑の実はケーパーです。ヨーロッパであじづけされたケーパーっておいしい。
ル ニド エーグル フレンチ
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バルサミコ酢とオリーブオイルと塩と胡椒はお好みでつけてください。
もちろんおいしいバゲッド(小さいバケツに入っているのがそうです)もね。熱い夏の屋外の昼下がりに最高です。ただ飲むと炎天下だしこれからも歩くので自分には危険なので、ここはオレンジジュースで。。
食事を終えてお手洗いをかりたあと、お店の人に「こっちへ来てください」と言われました。ついていくと、その眺望のよいレストラン内のテーブル席を見せてくださいましたが、思った通り雲がかかって今日は眺望がのぞめません。でもありがとう、またエズに来たらぜひ、伺いたいです。ル ニド エーグル フレンチ
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ごちそうさまでした。ただまだ曇っているなぁ。植物園どうしようかな。
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エズはアートギャラリー、宝石やさん、小物屋さんだらけです。絵画は写真にとらないようにきをつけて。。
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すてきな入口。
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しゃれていますね。
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このバランスがうまいですね。
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このお花で壁一面真っ白なところがあり、若いカップルが嬉しそうに写真を撮っていました。美は大切です。
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植物園に悩んだけれど、入りました。わぁ、もうこの景色。
エズ熱帯庭園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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村の一番高いところにあるので、階段が多いのですが、そのところどころに女性像が立っていて、一人ひとりに名前がついているのです。
エズ熱帯庭園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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彼女はクロエ。私の意訳ですが。。
「私はどこで自分が生まれたのかしらないけれど、今自分がどこで生きているのかしっている。」 -
イチオシ
カプ フェラ側をのぞむ。
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さきほどまでいた教会をみおろします。
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イチオシ
オレンジ色の屋根はシャトーエザ。村で一番高級なお城宿。宿泊されて眺望を満喫されるのもよいでしょうね。
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1920年代にはニースからエズまで山トラムが走っていたそうです。山側もすごいですね。
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イチオシ
ミモザの上にそびえ立つ、絶壁にある道路をみながら。
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サボテンもいいですね。
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そうです、主役は植物ですから。
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イザボー 「地面につかまっているの、でもいい、心は天に向かっているから。」
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マルゴー 「私についてくるがいいわ、若いあなた。そうしたら私の秘密をすべてしることができる、かもね。」
意味深! -
黄色い花のなかに虫がいますね。ありがとう植物園、満喫しました。入園してよかった。
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行きに撮ったバラのある道をとおります。
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さぁ村も満喫したし、そろそろ下山しましょうか。
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さぁニーチェの道を通り村から下山しましょう。道しるべに沿い いきます。
ニーチェの道 建造物
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ニーチェは哲学者でしたが、アルベール カミユよりも先に、彼はまさにコートダジュール光のにひかれ、よく訪れていたそうです。そして彼はまさに考えごとをしながら、この道をおりていたとかなんとか。。
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さきほどまでいた村もだんだん小さく見えてきました。
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さぁ45分下山しましょう。
ニーチェの道 建造物
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私のほかにドイツ人のカップルしかいません、私は時々岩にカメラをおいて自撮りをしながらマイペースでいきます。
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曇っていますが、小山の間には地中海が広がっています。
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コートダジュールのローズマリーは香り高く、プロヴァンスのハーブともども名が高いだけあります。
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セージです、こちらもかおりがすごい。
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ニーチェの道は下山でも「楽々ハイキング!」ではないので、なんだか某ガイドブックに簡単ハイキングと書かれているのは少し語弊があるような気がします。結構登山道が岩だらけで靴底の薄い靴だと痛くて歩けないと思います。
ニーチェの道 建造物
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岩山がひろがります。この少し焼けたような深緑が南仏を思わせます。きっとニーチェが登山していたときはもっと焼けるように暑かったのだろうな。曇っていても帽子サングラス必須です。
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これ、道? なんです、だってここをいかないと下にはいけない。
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野花にいやされながら、汗をふきふきいきます。
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まさかあの岩は私は下山しませんが、この付近は登山のメッカでもあるそうですよ。コースにより4時間以上などもあります。
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イチオシ
1時間以上かけてゆっくりおりてきて、目の前に地中海が広がります。気持ちいい!こちらはカプ フェラ側(その先ニース)です。
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こちらはモナコ側(その先イタリア)です。
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結局下山中、ニーチェの道を登っているのを見たのは二人のみ。登るのはかなりきついとおもうけれど。
ハイビスカスのお花がおでむかえ。もう海はすぐそこ。 -
お花のトンネルをくぐって海へ。ちなみにフランス語で海はMERと書きます。
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ワンピースの下に水着を着てきたので、らくらく海にどぼーん。(トドのようですが)。よく食べ、歩き、汗をかき、話し、そして海につかる。最高ではないですか。
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今日はすべてやりたいことができたのと、ニーチェとはいかなくても哲学者に思いを馳せたりして頭と体をつかったので、大変充実感があります。それにしても村(山の上)に比べ海側はとても人が少ないエズ。いいかんじです。
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藤壺観察もしつつ、岩浜にペタリと座り海に触れながらリラックス。空が青くなってきました。
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さぁそろそろ帰りましょう。
ニースへの帰りは海からすぐそこの道路にあるバス停から、100番に乗ります。このバスはニースからイタリア国境沿いの町マントンに行くし、モナコがこのエズの隣のバス停なので、15分おきにくるとはいえとても混むのです。もしCompletとバスに書いてあるなら、満車ですので、バス停に止まってくれません。私たち数人バス停にいたものたちも、その満車を一台乗り過ごして、ニースの帰途につきました。 -
無事ニースのアパート到着。朝市で買ったメカジキは、オリーブオイルと塩コショウとカレー粉で焼きました。ズッキーニの花と実と人参はバターと台所にあったローズマリーを少し頂戴していためました。そして帰りに近くのコンビニで買ったロゼワインと。美味!
明日はすっかり海が気に入ったので、海沿いを歩いてきます。
読んで下さりありがとうございました。
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