2019/01/23 - 2019/01/27
26位(同エリア147件中)
へびおさん
奈良旅完結編・1日目は桜井と御所の古墳・天皇陵巡りをしてきました。
そして本日のお宿は昨年豪雪で泊まれなかった奥明日香にある『農家民宿ゆるりや』さん。
期待していた通りの素敵な宿でした。
翌日の旅2日目は王寺駅周辺を散策してきましたよ♪
≪日程≫
1/23(水) 桜井 → 御所 古墳巡り
宿泊: 農家民宿ゆるりや(明日香)
1/24(木) 王寺駅周辺散策
宿泊: 信貴山宿坊 玉蔵院(生駒)
1/25(金) 奈良市内お土産&カフェ巡り
宿泊: 遊景の宿 平城(奈良)
1/26(土) 天皇陵巡り → 若草山焼き観賞
宿泊: SLOW HOUSE NARA (奈良)
1/27(日) 唐古遺跡 → 檜原神社
≪往路≫
1/22(火)22:50 東京鍜治橋駐車場 → 5:00 京都八条口 <深夜バス たびのすけ(青垣観光)・4列シート>(1900円×2席)
≪復路≫
1/27(日)21:15 JR奈良駅 → 6:03バスタ新宿 <青春エコドリーム4号・4列シート>(女性得割/ネット割 4410円)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
1/23(水)
12回目の奈良旅、1日目は桜井と御所の古墳巡りをしてきました。
15時半過ぎに宿泊場所の飛鳥駅で下車。 -
到着する電車の時刻を事前に伝えており、駅まで迎えに来てもらっています。
今回泊まる明日香村の入谷というところは奥明日香と言われ、路線バスも通っていない山奥にあるんです。 -
今日はとても穏やかな1日で、日中は3月くらいの陽気に感じました。
奈良の冬は空気が冷たくはありますが、風もなく穏やかな日が多いので、個人的にそれほど寒いとは感じません。
私の住む埼玉は気温はそこまで低くならないけれど、関東名物・空っ風(からっかぜ)という特有の強い北風が吹くので、体感温度は関東のほうが寒いと思いました。 -
無事 駅で宿の奥様と合流。
途中新しく経営する石舞台そばのゲストハウスを見せていただきながら移動しました。
物凄い急斜面を軽ワゴンで上って行きます。
駅から車で15分、宿に到着。
ちょっと心配になる外観ですが、これは昨年の台風で色々壊れてしまったのだそう。
一泊二食付きで9500円(1人宿泊の場合)です。
HP↓
http://www.okuyamato.pref.nara.jp/nouka/stay/yururiya.html
クマノトラベルというところでネット予約ができるのですが、マージン取られて高くつくので直接宿に連絡をとったほうが良いです。 -
まずはお茶菓子にオペラケーキと台湾留学生からお土産で送られてきたという紅茶をいただきます。
ここは海外の方も多く宿泊されるのだとか。
奥様は農家民宿の講演会や明日香村のトークイベントによく呼ばれるらしく、古墳マニア界では超有名人の ” まりこふん ” さんともイベントで対談されたんだそうです。 -
『ゆるりや』は2018年2月の奈良旅で予約していた農家民宿です。
残念ながらその時は雪で道路が凍結したりして泊まることが出来ないと直前に連絡があり、飛鳥駅近くにある系列の『農家民宿とまりゃんせ』に予定変更したという経緯がありました。
今回宿の方にその話をしたところ、またも同じ時期に予約をいれたことから「冬が好きなんですね」と言われてしまった。
もし今回もこのゆるりやに泊まれなかったら、石舞台そばに新しく造ったゲストハウスに泊めていただくことになっていました。
そしてその他にもう1軒 今井町にもカフェ&民宿のお店をオープン。
この『こもれび』は昨年泊まった『とまりゃんせ』で女将をしていた方(神奈川出身)がキリモリしているそうです。 -
奥様と色々お話をして一段落したら夕焼けを見に行くことに。
小学校6年生の長男くんに案内してもらいます。 -
入谷には展望台があるということ。
柵の左手に鳥居が見えます。 -
こんな看板があるということは、ここまで観光に来られる方が多いのかな。
-
鳥居の扁額には大仁保神社とあります。
一説には御祭神は仁徳天皇とも言われているそうですが、宿の奥様曰く「女渕に棲む女の竜神様に関係する女神が祀られている」とのこと。 -
入谷には女渕・男渕があり、滝つぼになっているそうです。
女渕は皇極天皇が雨乞いをした伝説があるのだとか。
こじんまりとしたお社がありましたが神社に関する説明書きはありません。
後で調べたら御祭神は罔象女神(=弥都波能売神・みづはのめのかみ)と言って、イザナミの尿から生まれた泉の神様らしいです。 -
そして、展望台からの夕焼けー!!
-
いろいろな山が見えるんですね。
双眼鏡も設置されていて、日によってはアベノハルカスが見えるのだとか。 -
奥に けぶって見えるのが葛城山と金剛山。
-
二上山も見えます。
-
私の好きな二上山。
-
あ~
素敵な景色でした。
連れてきてくれた長男くんが「もういいですか」と言ってきたので5分くらいで戻りましたが、もっと見ていたかった(;^ω^) -
全国的に獣害が増えていて大変です。
-
ここまで案内してくれた長男くん。
ずーっと、家の中でもサッカーしていました。
夢はバルセロナかイタリアのチームに入ること。
見事な足さばきで、この急斜面の坂をリフティングしながら(しかもボールを落とさないで)下っているんです。
すげー!!
素人の私でも分かるほどの技術力でした。
応援しているよ! -
宿に戻ってきました。
この辺りは夏には蛍が飛ぶのだそうです。 -
待ちに待ったお部屋へご案内!
子供部屋を抜けて2階へ上がったコチラが宿泊客の部屋です。
すでにお布団が敷かれていた♪ -
ベッドもあります。
この民宿は定員4名まで。 -
「夕焼けを見る用」の窓もありますよ♪
-
その窓からの眺め。
17時、ちょうど太陽が山の陰に隠れ始めました。 -
みるみるうちに沈んでいく。
-
部屋には弓矢や槍?のようなものが展示されていました。
-
お部屋。
部屋にテレビはありません。
アメニティもバスタオルやシャンプーなどのお風呂用品は一部お借りできますが、パジャマや歯ブラシなどはないです。
あと、部屋は暖房が効いているので寒くはありませんでしたが、山の上のためか電波が弱くてスマホがほとんど使えなかった。 -
部屋を逆方向から見渡してみる。
この広い空間に私1人だけって贅沢だわ~
この宿は古い農家を買い取り、ご夫婦自らの手でリフォームしたんだそうです。
床の板や壁も、全部自分たちで張り直したんだとか。 -
17:40
窓からの景色。
美しい風景に魅入ってしまう。 -
さてさて、着いたときにお風呂と夕飯の希望時間をお伝えしていました。
18時にお風呂に入りに行きます。
お風呂とトイレ&洗面所は台所を抜けていかねばなりません。
こういうのがちょっと気を遣う。 -
洗面台。
-
暖簾かと思っていたら着物が掛かっていた!
外国の方はこういうの喜ぶんだろうな。 -
シャワー。
シャンプー・リンス・ボディーソープはありましたが、ちょっと泡立ちにくいタイプだったので、気になる方は持参されたほうが良いかもです。 -
そして浴槽!
ゆるりや紹介の写真を見て、このお風呂に浸かってみたいと思っていたの!!
今日のサイクリング&山登り&ハイキングで汗まみれになったので綺麗に洗い流してサッパリ☆ -
19:00
夕飯です。
自家製の梅ジュース付き。 -
宿泊前に天ぷらと飛鳥鍋だったらどちらが良いかと訊かれていました。
飛鳥鍋は昨年泊まった『とまりゃんせ』で頂いていたので、今回は天ぷらでお願いしていました。
中央の大きい葉はアスパラ菜で、その下にあるのがワサビ菜だそう。
お塩でいただきます。
美味しい~♪ -
奥にあるのは肉豆腐。
関西では肉豆腐と言う料理はないらしいのですが、関東住みの私もあまり馴染みのない料理ですかね。
このお豆腐は明日香村唯一の豆腐屋さんのもので、美智子皇后も飛鳥に来た折に お食べになったそうです。
もやしとキャベツのお汁も出汁が効いていて美味しかったし、少量ずつ盛られたお惣菜も美味しかった! -
因みに食べている私と宿主さんたちとの距離。
この距離で1人で食事をするって緊張します。
映っていない右手の部屋ではお子様2人がテレビを見ながら夕飯を食べていましたが、「テレビの音が大きい」とご主人に怒られていて申し訳なかったわ。
ご主人は今日1日猟友会メンバーと狩りをしていらっしゃったということで、この日獲れたお肉を料理している様子。 -
じゃーん!
17時に獲れたばかりの鹿の新鮮な心臓とレバーを特別に振舞っていただきました。
ご主人が「すっごい綺麗な肉だわ!」と水洗いしながら興奮気味に仰っていたのが印象的。
大きめの肉がレバーで、周りにある小さめにカットされているのが心臓です。
心臓は弾力のあるお肉と言う感じ。
初めて食べたのですがクセもなく、とても美味しかった! -
もうお腹がいっぱいですが・・・
これは猪肉の唐揚げ。
猪肉は噛み応えがあり、鹿肉と比べると獣っぽい味がしました。
動物によってこんなに違うんだと実感。 -
ふ~
あのあと、青森の方から送られてきたというリンゴまでいただき満腹で苦しいです。
22時前ですが疲れたので もう寝よう。
旅1日目はこんな感じで終了。 -
1/24(木)
朝3時頃から目が覚めちゃっていました。
朝焼けが見たくて外の様子を窺いますが、なんか雲が多いな・・・ -
7:00
本当は6時頃から外を歩こうと気合を入れていたのですが、綺麗な朝焼けは見られなさそうだったので、この時間に周辺散策スタート。 -
高台から集落を見渡します。
明日香村は県内で過疎化が一番進んでいるのだそうです。 -
お子さんも ほとんど居ないんだろうな・・・
-
昨日来た展望台へ。
-
神社の敷地には神武天皇の名が刻まれた石碑がありました。
言い伝えによると、ここはかつて漁業(川での漁?)に優れた人々が住んでいたが、大海人皇子(天武天皇)が壬申の乱で吉野へ隠遁する際にこの土地の人々に協力を求めたというのです。 -
境内はこんな感じ。
展望台は建物の奥にあります。 -
展望台。
雲が多いな~ -
カメラ越しに双眼鏡を覗いてみる。
うっすらアベノハルカスが見えた! -
色を変えたほうが分かるでしょうか。
こんな雲が多い日でも、朝だと空気が澄んでいるので遠くまで見えるんですね。 -
盆地の中に見えるのは耳成山か畝傍山か。
-
宿から少し下まで行ってみますが・・・
急坂過ぎて足のつま先が痛くなってしまった。
この坂では、道が凍結したらどうにもならないですね。 -
7:30
朝食をいただきます。
長男くんはもう家を出た後で、次男くんは出る用意をしていました。
次男くんとは一言も話していなかったのですが、最後に「バイバイ」と言ってもらえた。
ご主人もまだいらっしゃったので、大阪から移り住んで農家民宿を始めたきっかけや、明日香村の現状など色々お話を伺いました。
因みに海外からは「富裕層の富裕層、お城のような家に住んでいる人たち」が日本の田舎を楽しみたくて来られるらしいです。
ゴールドマンサックスのCEOなども来たんですって!
奥様が貿易会社に勤めていた時に培った英語力を活かして対応されるのだそうですよ。 -
8時半前、宿を後にします。
高台から見る稲渕棚田が美しく、また飛鳥に来たくなりました。 -
飛鳥駅まで送ってもらい、奥様に別れを告げました。
明日香は村長さんが新し物好きで色々新しい試みをしているらしいのですが、全部「滑っている」とのこと。
レンタカーサービス『MICHIMO』も飛鳥の風景にそぐわないという反対意見を押し切って導入したものの、採算が合わなくて民間業者に委託することになったらしいです。 -
そして更に衝撃的な情報が!
明日香に星野リゾートが出来るらしいんです。
初め、私が泊まった奥明日香辺りを「開発したい」と星野のお偉いさんが来て地元の方と話し合いがされたそう。
その後、駅の反対側を5年後を目途に開発することになったようなのですが、この長閑な景観や のんびりとした雰囲気が壊れないかと大変憂慮しています。
宿のご主人曰く、「あそこは猪や鹿の巣窟や。どうするんだろうな」とのことでした。 -
長閑な飛鳥から移動します。
飛鳥 8:56 → 橿原神宮前 → 田原本/西田原本 → 新王寺 10:00 -
途中の乗換駅・田原本。
西田原本駅へは一旦改札を抜けます。
西出口へ。 -
田原本&西田原本の駅前。
-
田原本は桃太郎発祥の地なんだとか。
桃太郎のモデルとなった吉備津彦命は孝霊天皇の第3皇子で、この地にある孝霊天皇の宮・黒田盧戸宮で生まれたからなんだそうです。 -
但馬駅周辺の景色。
この辺り三宅町は日本書紀にも出てくる古い地で、古墳や遺跡の多い土地です。
本当はここも歩いてみたかったのだけど、時間が足りなかったわ。 -
せめて車窓から景色を楽しむ。
-
10:00
新王寺駅に到着。 -
西友が隣接しています。
-
駅前にはロッカーがないので、こちらの2階にあるロッカーに荷物を預けます。
-
なんとロッカー代100円だった!
-
まずはJR王寺駅を抜けて反対口に出ます。
JRの王寺駅は大きかった。 -
王寺と言えばの雪丸くん。
聖徳太子の愛犬との言い伝えです。 -
王寺は雪丸推しが凄かった!
-
雪丸①
-
雪丸②
-
雪丸③と聖徳太子。
-
駅反対側はこんな感じ。
-
雪丸のお墓がある達磨寺を目指します。
こちらの橋を渡って。 -
大和川を渡ります。
-
王寺のマンホール。
駅前に建つモニュメント『和の鐘』が描かれていました。 -
雪丸推しのはずなのに、達磨寺への表示がなくて若干不安・・・
でも寺町らしい雰囲気の道になってきました。 -
やっと道案内の表示。
雪丸の足跡。 -
ここを雪丸ロードというのか。
雪丸④ -
駅から歩くこと15分、達磨寺に到着~
-
雪丸⑤
この雪丸、なんか怖い・・・
口元の点々がなんかリアルだし、お腹に丸みがあるので、犬の恰好をした髭の生えているメタボ気味のおじさんにしか見えない。 -
まずはお参りを。
達磨寺は創建が613年と言われている古いお寺です。 -
本堂からの眺め。
幼稚園が隣接しているので幼児たちの元気な声が聞こえて明るい雰囲気。 -
では寺内を探検します。
こちらは「一夜竹(いちやたけ)」と言って、達磨大師が持っていた竹の杖をここに挿したところ一夜にして芽が出たという言い伝えがあります。 -
そしてお目当て①が、この石造雪丸像。
-
変にキャラクター化された雪丸より断然可愛い。
この石像がいつ造られたものか分かりませんでしたが、雪丸像自体は江戸後期にはもうあったことが分かっています。
雪丸は人の言葉を話し、経を読めたという伝説があるそうですww -
本堂の裏側に来ました。
お目当て②
達磨1号墳・2号墳。 -
こちらが2号墳。
-
1号墳のほうは中が見られるようになっています!
-
わ~
すごい!
この1号墳が雪丸のお墓とされているようで、玉や須恵器が出土しています。
もともと雪丸像はこの近くに祀られていたのだそう。
また、聖徳太子が秘かに地下道を通って法隆寺から来ていたという伝説もあり、この石室がそれに当たると考えられているのだとか。
まぁ法隆寺とはそんなに離れていないので、無理な話ではないのかな。 -
達磨寺の案内図。
本堂は3号墳の上に建てられているんですね。
お経が読めた雪丸は、達磨墓(本堂)を護るために本堂の北東に自分を埋葬するよう遺言したそうです。 -
雪丸像とその古墳が見られて楽しかった!
そしてお寺の前にあったプランターにまでYUKIMARU!
雪丸⑥ -
小学生たちが描いたのかな。
雪丸⑦
安全を守ります。 -
次の目的地へ行く途中にあった のぼり。
雪丸⑧
お寺のキャラクターを神社まで使っちゃう。 -
せっかくなので立ち寄ってみます。
片岡神社。
創建は不明ですが、806年に書かれた書物にその名が窺えるようです。
御祭神はいわゆる有名どころの天照大御神や豊受神など七柱の神の名が記されていますが、その中にあまり馴染みのない『清瀧大神』という神様の名前があります。
片岡神社が雨乞いの神で、この地が大和川水運の要所であったらしいことから、この清瀧大神が本来の御祭神だったんじゃないかな? -
神様の通る「神道」のある神社なんて出雲大社以来だわ。
-
神社裏手。
ここも古墳ぽい雰囲気。 -
次の目的地へ・・・
ぬおー
またダラダラ坂だよ。 -
奈良は坂が多いなぁ。
ひぃひぃ言いながら歩きます。
あ!
天皇陵っぽいのを見つけた。 -
一生懸命階段を上ったのに道を間違えていた・・・
その高台からの景色です。
明日香では雲が多い朝を迎えていたけれど、この時間は青空が広がって一安心。 -
大和三山の耳成山か畝傍山が見えました。
(この2つは形が似ていて判別つきません) -
片岡神社から歩くこと15分。
天皇陵に着きました。 -
第7代・孝霊天皇 片丘馬坂陵(かたおかの うまさかの みささぎ)。
-
眺めがいいです。
ポツポツと木が生い茂っているコンモリしているのは古墳なんだろうなぁ。 -
孝霊天皇も実在性が問われる方ですが、桃太郎のモデルとなった吉備津彦や箸墓古墳の埋葬者とされる百襲姫の父ということになっています。
-
「ゴーッ」という音に空を見上げます。
奈良の空は伊丹空港か関西空港に離着陸するであろう飛行機の姿がよく見られます。 -
道路を挟んだ天皇陵の向かい側に古墳っぽい丘がありました。
ここは『大和馬ヶ脊(うまがせ)城』というお城の跡らしいです。 -
11:20
お昼を食べにやってきました。
『Cafe family tree』。 -
築70年の家を和と洋が融合した空間にリノベーションされているのだとか!
-
店主の方が1人で作るのでランチは要予約。
OPENしている日も限られているみたいなので、ホームページのカレンダーを確認してから行かれたほうが良いです。
HP↓
https://no-speed-limit.wixsite.com/mysite -
わ~
期待が高まるわ! -
玄関を開けたら普通のお家みたいだったので若干とまどう・・・
1人で予約したら離れの小部屋が用意されていました。
気兼ねなく食べられるわ☆
私は11時半の予約だったのですが、この時間すでに1組が大広間に居て、そしてこの後ぞくぞくとお客さんがいらしていました。 -
メニュー表。
-
予約時に きまぐれワンプレートか めはりプレートかも伝えます。
私は きまぐれワンプレートを予約していました。
どんなお料理がくるのかな~ワクワク -
まずはお茶請け。
おかきかと思ったお菓子は あられのような甘い味でした。 -
割りばしが入っている袋も可愛い♪
-
きました~
きまぐれワンプレートランチ(1000円)とセットで頼んだ ぶどうジュース(200円)。
色とりどりで可愛いくて、どれもとっても美味しかった!
お腹いっぱい、お薦めのお店です。 -
お部屋には児童書や旅行雑誌、グルメ雑誌などが置いてあったのですが、その中にまさかの雪丸の本が。
パラパラとめくってみましたが絵本ではなく、割と字の多めの本でした。
小学校低学年向けかな。 -
このお店が表紙になった雑誌もありました。
-
12:30
お腹もいっぱいになったし、王寺で最後の目的地へ移動します。 -
王寺ネコ。
-
三毛もいた。
ちゃんとお家作ってもらっているのねww -
道標。
ここから神武天皇陵へは遠いんじゃないかしら・・・
王寺は奈良県とはいえ大阪に隣接しているので大阪のほうが行きやすいんでしょうね。 -
川沿いに出ました。
大和川。 -
Cafe family treeから歩くこと30分、『磐瀬の杜』石碑に着きました。
磐瀬の杜は万葉集で詠まれた古い地名で、ここ生駒郡三郷町なのか、同じく生駒郡の斑鳩町辺りのことなのか はっきりしないそうです。 -
神奈備の 岩瀬の杜の 喚子鳥(よぶこどり)
いたくな鳴きそ 吾が恋まさる
万葉集 巻八 詠人 鏡王女
訳:神奈備の岩瀬の森の喚子鳥(=カッコウ)よ、そんなに鳴かないでおくれ。私があの人を恋しく思う心が増すばかりだから。
鏡王女は天智天皇の妃でしたが、のちに藤原鎌足に贈られ彼の妻となっています。
信貴山周辺に住んでいたことがあるそう。
額田王との姉妹説には疑問を感じます。
お墓が舒明天皇陵のそばにあることから、天皇の孫の可能性があるのだとか。 -
なんの実だろう。
おいしそう・・・ -
龍田大社へ向かっているのですが、龍田古道なんてものがあったのか!
-
これが龍田古道。
-
坂を上がるところに神社の入口がありました。
その名も神奈備神社。 -
神奈備(かんなび)とは神様が坐す場所ということ。
この神社は龍田大社の末社です。 -
神奈備を詠った歌が神社の案内とともにありました。
-
13:15
龍田大社に着きましたー。 -
拝殿。
龍田大社は「龍」の字から御祭神は水神なのかと思いきや、風の神様を祀っています。
創建は古く、今から2100年前。
崇神天皇の御代と言われています。 -
祝詞殿の奥に本殿があり、風の神様である志那都比古神(しなつひこのかみ)と志那都比売神(しなつひめのかみ)がお祀りされています。
-
高橋虫麻呂の長歌を刻んだ石碑。
風祭りのことが詠まれています。
龍田大社の風鎮祭は平安時代にすでに風祭りとして行われていたようで、それがずっと継承されていくなんて凄いですね。 -
風に吹かれて大きめの風鈴(鐘?)が重く低い音を響かせていました。
陰陽五行では「風の神様」は木気にあたり、木+風と書く「楓」で四方八方を風の神様の清々しい「気」が行きわたる様にしています。
龍田大社のご神紋は『八重の楓』。
そう言えば天狗がヤツデの葉で風を巻き起こすのって、ここから来ているのかしら。 -
末社の1つである白龍神社。
縁結び・浄難災難除けの神様です。 -
<大社ホームページより>
江戸末期から明治末期まで、御神域に白蛇として現れ信仰されていましたが、一夜にして姿が見えなくなりました。
その後、明治41年春、突如にごり池(現在の北葛城郡広陵町(きたかつらぎぐんこうりょうちょう)に白龍として出現されましたので、この地にお迎えし、お祀りしました。
「白龍大神は水を好みます」と立看板があったので、御石にたくさんお水をかけてきました。 -
13:35
三郷駅に戻ってきました。
三郷は「さんごう」と読むんですね。
埼玉の三郷は「みさと」と読みます。 -
駅前にあった巨大案内マップ。
色々なハイキングコースがあるんだな。 -
三郷 13:42 → 王寺 13:45
預けていた荷物を取りに行き、一息ついたらバス乗り場へ移動します。
バス乗り場へは西友の2階とつながっている通路から行くことになります。 -
信貴山へは42系統か43系統のバスで。
-
14:25出発のバスに乗り込みます。
-
車内。
ものすごいカーブの多い道で、運転手さんのハンドル捌きに魅了される。 -
次々とお客さんは降りて行き・・・
信貴山バス停では私一人になってしまいました。
因みにこのバス停は、もとはケーブルカーの駅だったんじゃないかな? -
14:45
信貴大橋バス停にて下車。
バスを見送ります。 -
さっそく鳥居が出迎えてくれています。
ではいざ、朝護孫子寺へ!
・・・③へつづく・・・
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