平成最後の年末年始旅行は<br />約40年前の7年半を過ごした昔懐かしいバンコクへ。<br /><br />Thailand　ノスタルジックバンコク　トンブリまで<br />https://4travel.jp/travelogue/11448637のつづきです。<br /><br />この人形劇のことを知ったのはMuffinさんの旅行記から。<br />https://4travel.jp/travelogue/10787172#bbs<br />いつか訪れてみたいと願っていた場所にやうやくたどりつきました。<br />Muffinさんありがたう！<br /><br /> Soi Wat Thong Sala Ngarm, Phasi Charoen <br />電話番号: +66 83 034 9858<br />午後2時開演。水曜日はお休み。<br /><br />★Thailand ノスタルジックバンコク(1/14) 14編の目次<br />https://4travel.jp/travelogue/11456576<br /><br />

Thailand　ノスタルジックバンコク(4/14)トンブリ　Baan Silapinの人形劇

20いいね！

2018/12/26 - 2019/01/04

8841位(同エリア24201件中)

エリア

バンコク(タイ)

旅行の満足度: 5.0

同行者: カップル・夫婦（シニア）

交通手段: 鉄道タクシー徒歩

航空会社: ANA

旅行の手配内容: 個別手配

利用旅行会社: ブッキングドットコム

2時になってお客もいっぱい。
最前列の人たちは木の床に直接座っています。
無料ですけど、このユネスコ無形文化財の人形劇を
無料で見せていただくのは申し訳なくもったいなく。

ユネスコの説明はこちらです。
http://www.accu.or.jp/ich/jp/arts/A_THA2.html
司会の人。

この人形劇は1901年にクレー師によって作り上げられましたが
その後絶滅の危機にあったことも。
まずはお人形を抱いた人が入場します。
後ろの方の席でしたので全景を撮るのが難しく
2階にあった絵でお見せしますね。
マスクをつけた人形遣いに抱かれた
「まだ入魂されてないハヌマン（猿）」の像です。
物語はラマキエン（ヒンドゥーの一大叙事詩ラーマーヤナ）の一部です。
ラマキエンは
悪魔ラワナに誘拐されたシータ妃をラーマ王子と猿のハヌマン軍団が取り戻す、というストーリーなので、少なくともラーマとラワナも出なくっちゃお話にならないと思うんですけど、一大叙事詩なのでお話にはたくさんの枝葉があるそうで、ここでもその一部を演じるのでせう。

シータ姫と猿のハヌマンとこの人はどなた？
クレー師なのかな？

司会がタイ語なのでほとんどわからない。
40年前には運転手の身の上相談に乗ることまでできていたのに
情けないことにす～っかり忘れちゃって。

その身の上相談てのがね
運転手には日系の製薬会社勤務の背のすらりとした美人の奥さんと子供がいたのに若い恋人ができちゃって。奥さんも子どもも大事だけど、恋人も好きだ、別れられない、とかいうんですよ～。
今頃どうしているかしらねえ。

お線香をあげて
みんなで跪いてお祈りをささげ、お人形に魂を入れます。
特等席の見物客

背景の古びた石造りのものは600 年ほど前に建立された仏塔だそうです。
歌舞伎や人形浄瑠璃では
黒子は見えてはいても「いない」という前提ですけど
こちらでは黒子は人形の影のやうに躍動的でおもしろい。
それにしても衣装が日本の忍者みたい。
3名が一体の人形を操ります。
このスタイルになったのはいつからなんでせう？
ハヌマン
ラーマ王子の妃シータ
マツエクがすんごい。

お面をかぶっているのに
その人の表情がのりうつっているみたいです。
それがなにか？
途中で司会の人とやりとりしたり
観客にチュッしたり
みんなも大喜び。
あらあら
お嬢ちゃんがびっくりして立ちあがってる。
美しい衣装
女性の人形遣いもいます。
画像の編集をしてて
Muffinさんの旅行記と比べて
どうして汚く見えるんだろうとチェックしてみたら
撮影技術が違うのはもちろんですけど、季節が違ってた！
彼女の旅行記では背景の竹林が美しい緑！
竹林が枯れてる季節には黒か白い幕でも張ってほしかったなあ。
あ、黒い幕ぢゃ黒子の動きがわからないわね。
最後のポーズ。
みなさんごきげんやう。
終わってすがすがしいお顔の黒子たち。
下の箱はTip Boxです。
入場料は無料ですけど、ご寸志はいただきます。
性格も表しているやうな完成度の高いお面
観客席をまわって一緒に写真撮ったりチップいただいたり。
唐辛子婆も観劇料ならぬ感激料をさしあげました。
子供達はお魚に餌をやるのが待ちきれない。
帰りはタクシーでBTSバンワー駅まで。
「年末なので（さういへばほんに今日は12月31日ぢゃった）
道が混んで混んで1㎞を2時間かかった。」
の運ちゃんの言葉に、歩いたほうが早いわよねと答えたら
「タイ語ができるんだ～～！」とビックリされました。

BTSクルントン駅で降りてミレニアムヒルトンそばの
The Jam Factoryの中のNever Ending Summerというレストランに行こうと歩きはじめたんですけど唐辛子爺がジモティでにぎわっているおそば屋さんをみつけてしまって。テキパキしててとっても美味しかったけどお店の名前を忘れてしもて。

HKさんから「カウントダウンに花火が上がるから楽しんでね。」
とお知らせが届いたのに疲れちゃって寝てしまった私たちでした。

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この旅行記へのコメント（8）

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Muffinさん 2019/02/16 19:09:59

すばらしい旅行記でした

唐辛子婆さん

また思い出を蘇らせていただいて感謝です！　（それに私のものよりももっと躍動感があってあの場所に戻ったみたいです）
訪れてからだいぶ時が経ち記憶が薄れていく上に、他国を経由して日本に戻ってきたらまるで夢の国のような風景ですが、すてきな旅行記のおかげであの場所に座っていた自分を思い浮かべることができました。

Muffin

唐辛子婆さんからの返信 2019/02/17 22:49:05

Re: すばらしい旅行記でした

Muffinさん

見てくださって投票もありがとうございました。
もうフィリピンから日本に戻られちゃったんですか？
それとも一時帰国ですか？
バンブーのパイプオルガンだとかバナナの繊維の刺繍だとかMuffinさんらしいディープな旅行記をこれからゆっくり楽しみたいと思っています。

さういへば昔、北部のイサベラに行ったことがありました。
https://4travel.jp/travelogue/10046198

唐辛子婆

Muffinさんからの返信 2019/02/17 23:47:45

Re: すばらしい旅行記でした

一昨年の春に15年ぶりに戻りましたが、すぐにまたフィリピンに再赴任になり、今回夫は初の単身赴任、私は逆方向で日本とフィリピンを行ったり来たりしています。もう5-6年分旅行記を溜めてしまいましたが、唐辛子婆さんのおかげでまた作り始めるきっかけをいただきました。これから頑張ります。

唐辛子婆さんからの返信 2019/02/17 23:53:26

Re: すばらしい旅行記でした

わあ、楽しみが増えました♪

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唐辛子婆さん 2019/02/01 14:47:21

黒子のお面

picotabiさん

本当にドヤ顔ですね＾＾。
Tip Box のお面もいろんな性格がこもっているみたいで
さすが芸術家集団の家、なかなかのレベルですね～！
みなさんに見てほしいです。

いっぱい投票ありがとうございました！

唐辛子婆

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唐辛子婆さん 2019/02/01 14:42:09

黒子のお面

picotabiさん

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picotabiさん 2019/01/31 22:20:44

黒子に目がいっちゃう！

お面をつけてるのに、表情がにじみ出てる感じで。
ドヤ顔にもみえるし。
目とか鼻とかつけたら、もうそれで「顔」ダヨォ。

唐辛子婆さんからの返信 2019/02/17 22:51:34

Re: 黒子に目がいっちゃう！

picotabiさん

なぜか「返信する」じゃなくて「新しくコメントを書く」で以下のご返事を書いていたというのがいまごろになってわかりました。
picotabiさんへ届いていませんでしたよね？
遅くなってすみませんでした。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

本当にドヤ顔ですね＾＾。
Tip Box のお面もいろんな性格がこもっているみたいで
さすが芸術家集団の家、なかなかのレベルですね～！
みなさんに見てほしいです。

いっぱい投票ありがとうございました！

唐辛子婆

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