Thailand　ノスタルジックバンコク(10/14)バンコキアン博物館を探して

2018/12/26 - 2019/01/04

平成最後の年末年始旅行は
約40年前の7年半を過ごした昔懐かしいバンコクへ。

Charoen Krung通り。

私の耳にはチャロンクルンと聞こえるその通りは、40年前
バンコク旧市街の中で一番華やかな通りだったやうに思います。
オリエンタルホテルが7年連続世界一の王座を獲得していた時代
まだペニンシュラはおろかシャングリラ・ホテルもない時代のお話ですが。

子育ての真っ只中だったので
なかなか来ることができず、なので訪れた日には
素敵なお店の数々に目を奪われ
ことに骨董品屋さんやインテリアとしての仏像やレリーフに
心奪われ時間はあっという間にすぎていきました。

タイで初めて作られた舗装道路で
チャオプラヤー川と並行して南北に走り
昔はタイの流通の要と呼ばれ各国の大使館もあり
馬車が行き来していた・・・。

その通りにある「バンコク・フォーク・ミュージアムに行きたい。」
ホテルのフロントに聞いても知らないというので
通りの名前をタイ語で書いてもらって出かけました。

★Thailand ノスタルジックバンコク(1/14) 14編の目次
https://4travel.jp/travelogue/11456576

エリア バンコク(タイ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ブッキングドットコム

BTSシーロム線のサパーンタクシン駅で降りて
チャロンクルン通りを南下します。

北上するとマンダリン・オリエンタルとかの極上ホテルがならぶエリアですが
南下すると表紙のやうに昔なつかしい趣の通りでした。

お目当ての建物はチャロンクルン通りのソイ43ですから
すぐに見つかると思いましたが誰に聞いてもわからない。

ソイというのは表通りに対する小路の意味ですけど
大通りのように広いソイもあるので小路と訳すのは正確ではないやうな。

この甘味屋さんで聞いてもわからない。
博物館はおろかソイ43がどこだかも知らないというのです。

眼鏡屋さんできいてみたら英語が通じて
ご主人が親切にも博物館に電話をかけてくれてやっとわかりました。
「まっすぐ10分ほど歩いたら左手にポートオフィスがあるので
そこを右折だそうですよ。」

奥さんはしきりに「遠いからトゥクトゥクに乗るやうに」
勧めてくれましたけど徒歩10分なら大丈夫＾＾。

それにしてもポートオフィス？
港湾事務所？
チャオプラヤ川の河口まではまだ遠いはずなのに？
でもチャオプラヤ川は広くて深い。
昔から汽船がアユタヤまで遡っていったぐらいだから
この近所に港湾事務所があってもおかしくはないのかも・・・。

モスレムの人ふえたなあ。
昔はほとんどみかけませんでした。

あ、これかな？ポート・オフィス・・・。

ポスト・オフィスでしたよ、ははは。
ガルーダがシンボルなのね。
町の赤いポストにもガルーダの模様がついてました。

その右側が確かにソイ43でした！
ありがとう眼鏡屋さん！

わ～お、落書きのレベル高すぎ！

これも！
さて、ここからは先にこちらのバンコキアン博物館編をご覧ください。
https://4travel.jp/travelogue/11448888

バンコキアン博物館をでてもとの道を戻ります。
このあたりはお屋敷町がだんだん商店街になっていったのか

それとももとから商店街だったのかわかりませんが

公衆電話がまだ生きてる。

昔はスクムビット通りのどこにでも見られた屋台

あ、ジャックフルーツ。

古い街並みに心を残して

夕方にバンコク在住のHKさんご夫妻とBTSプロンポン駅で待ちあわせ。

このあたりもす～～っかり
おしゃれなショッピング街に変わってました。
昔は外国人御用達のスーパーや食品専門店の前に屋台が並び
ガイヤン（焼き鳥）とカオニョ（蒸したもち米）とソムタム
（青いパパイヤのサラダ）の「東北ランチ三点セット」が
とっても美味しかったものでしたが。

クリスマスがとっくに終わったのに
いまだにクリスマスソングが流れている街で
みんな自撮り

パイナップルのオーナメントが南国らしい。

かわりばんこに記念撮影。

みなさん

ポーズがお上手ね。

タイ料理が食べたいというリクエストにこたえて
HKさんが選んでくれたNaraというおしゃれなレストラン。

マッサマンカレーの良く煮こんで柔らかくなったお肉がおいしい。
「僕が小さい時よくメイドが作ってくれたカレーですよ。」
HKさんには一時帰国の度に会っているのですが
ご主人様には30年ぶり！
幼稚園児のママ友で家族ぐるみのおつきあいで
会えば一気に当時そのまま（＾o＾）

「ここらも変わったでしょ。
住んでるマンションはそのままやのに街が向こうからやってきた。
今じゃ渋谷駅徒歩10分のとこに住んでるカンジや。」

いままでいろんなタイ料理をなつかしく食べ歩きましたが
ここでやっとトートマンプラー（薩摩揚げみたいなの）にありつけた。
タイ料理は食べたいものがありすぎて。

30年のうちにタイ料理の傾向にも変化がみられるようで
ガイホーバイトゥーイ（アダンの葉っぱで包んで揚げたチキン）
とかホーモック（魚のすり身をココナツミルクと一緒にバナナの葉に包んで焼いた？蒸した？もの）などはまだお目にかかっていません。

そしてタムルン（ヤサイカラスウリ）の葉っぱとか
チャオーム（水オジギソウ）など
以前はお洒落なレストランでは使われてなかった（と思う）
庶民の食材が普通に登場してる。ような気がする。

プーポンカリー（蟹のカレー）おいしい！

ご主人様は飛行機に乗るのが趣味で
80代のお母様と一緒にペルーのマチュピチュにいったり
アフリカに行ったりすんごい。
唐辛子爺がペルーやパラグアイに出張しながら
マチュピチュやイグアスの滝に行けなかったことを
とっても残念がってくれて。
だって仕事終わったらすぐに帰らなきゃならないんだもの。

だいじょうぶ、これから行くぞ。

まずはインドネシアのバンドンからソロへ
それからバングラディシュ、インド、タジキスタン、アルメニア、
ジョージア、アゼルバイジャン、トルコ、オマーン
サウジアラビア（できれば）、ケニア、ジンバブエ、
カーボベルデ、ルワンダ、チュニジア、モロッコ・・・。

唐辛子爺：う～む、そっち方面に行くと中南米に行く時
アメリカのトランジットでひっかかるぞ。
唐辛子婆：じゃ～先に中南米に行く。ついでに南極にも行きたい。
唐辛子爺：う～～む◎◎・・・本気だらうか・・・。

HKさんも呆れ顔。
「私は（用事で日本往復ばっかで）もう飛行機にはこれ以上乗りたくな～い。」

このmiengという葉っぱに包んでいただくサラダは
北部タイにしかないものだと思いこんでいたらば
バンコクにも昔からあったんですって。
miengは日本にはないので
タイ料理屋さんではサニーレタスなんぞで代用しています。

嗚呼、ヨーマプラオ（椰子の木のてっぺん）とか
マコモダケとか、菱の実とかまだまだ食べてないものがい～っぱい！
またバンコクに来なくっちゃ。

HKさん、楽しい夕べをありがたう！
続きは日本でまた♪