Thailand　ノスタルジックバンコク(4/14)　 ラマ9世公園 Suan Luang Park　～ミツバチばあやの冒険～

2018/12/26 - 2019/01/04

平成最後の年末年始旅行は
約40年前の7年半を過ごした昔懐かしいバンコクへ。

今日も唐辛子爺はゴルフなので、その間にホテルから近い所を探したら
植物園がありました。
いつも旅先の植物園を訪ねることにしている唐辛子婆にうってつけ。

しか～し
ホテルで呼んでもらったタクシーの運転手があまりに乱暴運転なので
事故った時のためにと車内に貼ってあった写真やら名前やら車の番号を撮影！
ドアにはお客も「シートベルトをしなかったら5000バーツの罰金！」
と書かれている。
と、はなっから喧嘩腰の二人でしたが何事もなく
ラマ9世公園に到着しました。
こんな辺鄙なところで車を待たせもしないで散策するのは
帰路のことを考えたらとっても不安。
でも、こいつをこれ以上儲けさせるのもイヤだ！

このバンコク最大（80万㎡）の公園の入場料が20バーツ！（約70円）
朝5時から9時は無料だそうです！禁酒禁煙。
エントランスの事務所では英語は通じず、ガイドもいない。

公式サイト
http://suanluangrama9.or.th/

都心からのアクセスは
BTSウドムスック駅からタクシーで20分、90バーツぐらいだそうです。

★Thailand ノスタルジックバンコク(1/14) 14編の目次
https://4travel.jp/travelogue/11456576

★?ミツバチばあやの冒険?　外国編のサイトマップ
http://4travel.jp/traveler/tougarashibaba/album/10683803/

エリア バンコク(タイ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ブッキングドットコム

ひとりで歩くにはクラクラするやうな広さですが
好きなだけ気ままに歩いてみませう。
なんてったって南国の緑が美しい。
手前の赤い花は近づくと表紙のやうに蕊（しべ）を
べろ～んちょと伸ばしてお出迎え。

この涼しげなアーチは

ヒョウタンでした。

みんなの前でポーズをとる女性に
「おへそが見えてるよ。」と笑うおばちゃんたち。

ホテイアオイを

こんなに近くでみたのは

初めてかも。
たいていは池の真ん中あたりで咲いてるので。

おや？誰かが隠れてる。

大きな池のほとりには

タニシの

タマゴ。
うげげげげ、これがぜ～んぶタニシになるんだあ！
ベトナムでも見たことがあります。
こちらの旅行記の最後のほうに載っています。
https://4travel.jp/travelogue/10866881

あ、これが親かしら？

ここでおっきなトカゲに遭遇！
イタリア人観光客がどこぞの島でコモドオオトカゲに
食べられちゃった話を思い出して怖くなって
あとずさりして望遠レンズを伸ばせるだけ伸ばして撮りました。
後日バンコク在住のHKさんに聞いたら「水トカゲ」っていうんですって。
「ルンピニ公園にもいるわよ。」

これは何の花？

丸々とした実をつけるんですけど。

椰子の

実
ココナツだかパームだか区別はさっぱりわかりませんが。

恐いもの見たさで水トカゲにまた会いたいなと思っていたら
あっ、また見つけた！
こわい顔で

マリーゴールドの茂みにつっこんでいきました。

あら、意外とかわいい口元。

先が割れた二枚舌

＜なんやて～＞

泳げるんですって。だから水トカゲなのね。

これは何？
←アダンだとわかりました。

でも香りが良くて鶏肉を包むのに使うニオイアダンとは
違う種類のやうです。

だって葉っぱに鋭い棘があるもの。
←やっぱり違うやうです。
ニオイアダンはパンダンリーフといってスリランカでも
スパイスとして使うやうです。
もっと華奢で柔らかい葉っぱで東南アジアの市場でよく売られています。

花には蠅だか蜂だかがブンブンたかってました。

この実の中身はどんなかしら？
もしかして唐辛子婆の大好きな平べったい半透明のココナツだったりして？
←やっぱり違うやうです。
どなたかご存知の方、教えてください。

これは？
葉っぱはカンナみたいなんですけど

枯れてもなんだか面白い。
なぜかウーピー・ゴールドバーグを思い出してしまふ。

水辺は白鷺や

白い花が

みずみずしく咲いていて

木陰を歩くのはほんとうに気持ちがいい。

ニチニチソウや

ジニア（百日草）といったどっちかというと庶民的な花さえ

広大な緑の公園の中では美しく高貴にみえてしまふ。

それはここの働き者の女性たちのおかげでせう。

熱帯をこのイデタチでせっせと歩いて

水やりしたり雑草抜いたり。
フラワー・フェスティバルなども開催されるそうで
その時に来てみたかったです。

そしてこちらの中国式の庭園も

凛としてとても美しい。

壺型にくりぬいた壁をくぐりぬけると

高貴な方のお庭に

いざなわれたやう。

溥傑？
あのラストエンペラーの弟の愛新覚羅溥傑？
そのゆかりの建物がどうしてここに？

なんだか中国か台湾に迷い込んだみたいな

錯覚に陥りました。
日本庭園もあるそうですけど、どこかな？

まだまだ広い公園をどんどん歩きます。

熱帯の太陽が容赦なく

照らしてくれるけれども
ジャングルの中を歩くのはワクワクします。

高い所から根っこを伸ばして

水辺にまで伸ばして。
＜だって人間だってストロー使うでしょ？＞

＜そだねー＞

ゴールデンシャワー

おや、結婚式だわ。

こちらでは卒業写真の撮影です。

ご卒業おめでとう！
「Thank you, Madam.」

ここのアーチはいろんな種類のつる草で覆われていました。

Lover's Chain（恋人たちの鎖）

これは何？

名前を忘れましたけどお菓子の色を紫に染める花

この花はバンコクのCさんちに咲いていたなあ。
熊ん蜂がブンブン群がってた。

水辺のオーキッドツリーの

花

そして最後に楽しんだのは
この人が反射板かざしてもらって狙っている

このまっかっかな

花
オーストラリア原産のアオギリの仲間のやうです。

下から見上げて撮ってみました。

中央の大きな湖にはタイ風のパビリオンとか
それから蘭の温室もあるそうですけど
暑さに頭がクラクラしてきたので
この夏に熱中症になった唐辛子婆は急いで撤退することにしました。

エントランスに戻ったら新しいお客を乗せたタクシーが到着したので
すぐにそれに乗れて超ラッキーでした。