2018/11/07 - 2018/11/07
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今回の旅の目的は、四国霊場(八十八カ所と別格二十霊場)の巡礼を終えて高野山へ行くことですが、折角行くなら湖東や湖南、南山城にも、と欲張った内容になりました。
札幌を出発して既に7日間経ち、8日目はようやく目的の「高野山」へ向います。
*写真は高野山大門
〔行程〕
8日目(18/11/7)
橋本-丹生都比売神社-西行堂-八幡社-高野山大門-熊谷寺-高野山奥の院-みろく石本舗-金剛峯寺-光臺院-壇上伽藍-奈良【ホテルウェルネス飛鳥路 泊】
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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宿泊した,ルートイン橋本。
比較的新しく、大浴場とコーヒー飲み放題が好感度アップです。ホテル ルートイン橋本 宿・ホテル
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朝食は無料ですが、野菜もありなかなか良い内容です。
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高野山へ向う前に、丹生都比売神社へ参拝。
弘法大師が高野山開創のお礼として創建した神社で、神仏習合の精神を表しています。丹生都比売神社 寺・神社・教会
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「輪橋」とい名の大きな太鼓橋。
本来神様がお渡りになる神橋ですが、この神社では参拝者も渡ることができます。 -
丹生都比売神社の拝殿。
主祭神の「丹生都比売大神」は天照大神の妹君で厄除けの女神ですが、不老長寿、農業、養蚕の守り神としても信仰されています。 -
高野山へ向う途中にある「西行堂」に立寄ります。
西行法師(本名・佐藤義清)は平安後期の天才歌人です。西行堂と妻娘の墓 名所・史跡
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道路沿いに気になった神社があり立寄りましたが、八幡社という神社でした。
*4トラスポットはありません。 -
九十九折の国道480号線を上り、高野山大門へ。
高野山の西の入口として、総門に相応しい威厳ある門です。大門 名所・史跡
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標高が高いため、大門近くの紅葉は見頃でした。
先に、高野山・奥の院 へ向います。 -
奥の院へ向う参道は杉の大木が整然と立ち並んでいて、御廟へ向う聖なる道の雰囲気が漂っています。
高野山奥の院 寺・神社・教会
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参道の途中にある「汗かき地蔵」。
中の橋の脇にあり、橋の下を流れる「金河」は生死の境、三途の川のような存在から、生前に犯した罪の罰をこの地蔵が代わって受けるため常に汗をかいて苦しんでいる、と言われる有難いお地蔵様です。汗かき地蔵 (高野山奥の院) 寺・神社・教会
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汗かき地蔵の隣にある「姿見の井戸」。
中を覗いて姿が映らなければ、3年以内に命が絶えるという言い伝えがあるそうです。覗いてみたところ、自分の姿が映り一安心でした。
*4トラスポットはありません -
中の橋。
正式には手水橋という名ですが、一の橋と御廟橋の間にあることから、中の橋と呼ばれています。
手水橋の下を流れる「金河」は生死の境と言われ、三途の川のような存在です。中の橋 名所・史跡
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化粧地蔵。
自分の化粧品でお地蔵さんにお化粧すると美人になる、と言われています。
*4トラスポットはありません -
仲良し地蔵。
仲良しがいかに美しい姿か、を示していると言われています。心温まるお地蔵様です。
*4トラスポットはありません -
水向け地蔵。
御廟橋の袂にある15体の仏像で、御廟橋を渡る前にお地蔵様に水を柄杓で尊像にかけて供養します。
背負って頂いた穢れや苦しみを、水をかけて汗と一緒に流させて頂くという意味があるそうです。高野山奥の院 寺・神社・教会
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御廟橋。
高野三山から湧き出る水を源流とする玉川に架かる橋で、この橋から先は霊域とされ、脱帽し写真撮影もできません。
奥の院御廟や燈籠堂へお参りした後、参道を戻ります。 -
ピラミッドのような無縁塚。
多くの石仏などが祀られていましたが、いろいろな事情があって無縁になってしまったのでしょう。 -
英霊殿。
第二次世界大戦の戦死者供養のため、昭和27年に建立されました。
朱塗りの平和橋は、平和の祈りを世界に伝える架け橋と言われています。高野山奥の院 寺・神社・教会
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奥の院への参道沿いに、有名な武将や企業の供養塔が並んでいました。
先ず、八代将軍・徳川吉宗の供養塔。 -
武田信玄の供養塔。
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伊達政宗の供養塔。
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豊臣秀吉の供養塔。
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織田信長の供養塔。
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上島珈琲の供養塔。
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新明和工業の供養塔はロケットの形です。
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奥の院のお参りを終え、みろく石本舗へ。
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やきもちとお茶で休憩。
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金剛峯寺へ向う途中にある熊谷寺へちょっと寄り道。
熊谷寺 寺・神社・教会
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駐車場の近くに、法然上人を祀る円光堂があります。
法然上人自ら彫った像が本尊として祀られています。 -
金剛峯寺へ。
金剛峯寺 寺・神社・教会
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金剛峯寺・主殿。
高野山の総本山としての威厳ある建物で、国内最大級の檜皮葺の歴史的建造物です。
焼失を繰返し、現在の建物は1863年に再建されたものです。 -
金剛峯寺・蟠龍庭。
日本最大級の広大な石庭で、庭石は空海誕生の地である四国の花崗岩で龍を表し、白砂は京都の白川砂で雲海を表しています。石庭全体で、雲海の中で奥殿を守るように一対の龍が向い合っている姿を表しています。金剛峯寺 寺・神社・教会
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金剛峯寺・新別段で、お茶と和菓子のお接待を受け、お坊さんの法話を頂きました。
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拝観予約の時間が近づいたので、光臺院へ向います。
この山門は、左に光臺院、右に龍泉院と掲げていました。 -
光臺院本堂へ。
光臺院は1221年に創建されたお寺で、高野御室と称されている名刹です。
本堂に安置されている、快慶作の「阿弥陀三尊立像」(重文)を拝観、美しい仏像を近くで拝観することができました。 -
本堂の仏像を拝観した後、庭園へ案内されました。
作庭家・重森三玲氏による名園で、鯉が滝を登って龍になる様を表現している美しい庭園でした。 -
池に浮かぶ落ち葉や鯉も美しさを感じます。
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拝観後境内を散策、落着いた感じの境内と紅葉した木々がいい雰囲気です。
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光臺院の隣にある龍泉院にちょっと寄り道。
龍泉院は 931年頃に創建された歴史あるお寺で、本尊の薬師如来は重要文化財に指定されています。 -
龍泉院の境内に入ると、美しい紅葉と伽藍が並んでいました。
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六時の鐘。
壇上伽藍入口の近くにあり、1618年に建立した鐘楼で、高い石垣の上にあります。現在でも午前6時より午後10時まで、偶数時に時刻を知らせています。金剛峯寺 寺・神社・教会
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壇上伽藍へ向う道沿いの紅葉。
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壇上伽藍・根本大塔。
高野山のシンボル的存在で、日本最初の多宝塔です。
内部には、中央に大日如来、その周りに阿弥陀如来、宝生如来などが配されていて、周囲の柱に菩薩が描かれていました。空海が思想する曼荼羅の世界が広がっています。壇上伽藍 寺・神社・教会
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壇上伽藍・大塔の鐘。
平安時代前期から1000年以上に亘り時を響かせてきた鐘で、日本で4番目に大きいことから「高野四郎」と呼ばれています。
現在の銅鐘は1547年に完成、4時、13時、18時、21時、23時の5回、計108回鐘の音が響きます。壇上伽藍 寺・神社・教会
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壇上伽藍・金堂。
高野山の総本堂で、主要な年中行事の多くがここで行われています。
高野山創建時、「御社」に次いで819年に創建、何度も焼失したが、現在の建物は1932年に再建。
本尊は1926年に焼失してしまい、現在の本尊・薬師如来は高村光雲作で秘仏です。壇上伽藍 寺・神社・教会
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壇上伽藍・御影堂。
弘法大師の持仏堂として建立され、弘法大師の御影を祀っています。
内陣に大師の御影、外陣に空海の十大弟子像が祀られ、年に一度だけ外陣の一般参拝ができます。壇上伽藍 寺・神社・教会
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壇上伽藍・三鈷の松。
金堂と御影堂の中間にある松の木で、高野山にある「七株の霊木」の一つです。
弘法大師が真言密教の根本道場とする聖地を求め、唐から投げた「三鈷杵」がこの木にあったという伝説からこの名が付いています。
この木の松の落ち葉のうち、3つに分かれている葉を拾ってお守りにすると良い事があるそうです。壇上伽藍 寺・神社・教会
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運良く、3つに分かれている葉を拾うことができました。財布に入れてお守りにします。
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壇上伽藍・六角経蔵。
鳥羽法皇の菩提を弔うため1159年に建立されたが、焼失を経て現在の建物は昭和9年に再建された。
六角二重塔様式の経蔵で、一回転すれば一切経を一通り読んだ功徳を得る、とされているのであやかりました。壇上伽藍 寺・神社・教会
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壇上伽藍・中門。
819年に創建したが、以降焼失と再建を繰返し、現在の門は平成27年に完成したものです。
四隅に四天が揃っていて、睨みをきかせています。壇上伽藍 寺・神社・教会
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壇上伽藍・東塔。
白河上皇の発願により、本尊の尊勝仏頂尊を祀る多宝塔です。
1127年に創建、焼失を繰返し、現在の塔は昭和59年1984年に再建したものです。壇上伽藍 寺・神社・教会
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壇上伽藍・西塔。
886年に真然が建立したが、火災による焼失を経て、現在の塔は1834年に再建しました。
西塔の本尊は金剛大日如来で高野山の中で最古の仏像ですが、内部は非公開です。壇上伽藍 寺・神社・教会
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壇上伽藍・御社。
弘法大師空海が高野山を開創するにあたり、高野山の鎮守社として819年に建立。
現在の社殿は1594年の再建で、重要文化財に指定されています。壇上伽藍 寺・神社・教会
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壇上伽藍・山王院。
御社の隣にあり、学問を奉納する御社の拝殿として1171年に建立、現在の建物は1594年に再建。
山王院は地主の神を山王として礼拝する場所で、僧が修行の成果や学問を奉納しています。壇上伽藍 寺・神社・教会
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壇上伽藍・蓮池と善女龍王社
蓮池は壇上伽藍一帯の防火用貯水池として造られ、善女龍王社は水を司る龍神様として祀られています。
高野山を一通り回ったが、今夜の宿は奈良市内の「ホテルウェルネス飛鳥路」でここから約2時間30分ほどかかります。夕食の時間もあるので、少し早めに切上げて向うことにします。壇上伽藍 寺・神社・教会
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「ホテルウェルネス飛鳥路」に到着。
3階建てですがエレベーターはなく建物は経年が隠せませんが、大浴場がありWifiは快適に繋がりました。ホテルウェルネス飛鳥路 宿・ホテル
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夕食は食堂で「和定食」で美味しく頂きました。食後にセルフでコーヒーが付きます。
明日は「南山城」へ向います。
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