2018/11/08 - 2018/11/08
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この旅行記のスケジュール
2018/11/08
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弥勒磨崖仏
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薬師寺
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現光寺
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恭仁京跡
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札幌を出発して8日目に今回目的の「高野山」への参拝を終え、今日は南山城の寺社を巡ります。
*写真は、浄瑠璃寺本堂と浄土の池
〔行程〕
9日目(18/11/8)
頭塔-弥勒磨崖仏-岩船寺-浄瑠璃寺-あ志び乃店-薬師寺-現光寺-海住山寺-恭仁京跡-神童寺-不退寺-海龍王寺-法華寺-多賀SA上り-敦賀観光案内所-敦賀フェリーターミナル
10日目(18/11/9)
敦賀フェリーターミナル 0:30発〔新日本海フェリー〕苫小牧東港 20:30着
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 船 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ホテル・ウェルネス飛鳥路。
経年は隠せませんが、和風のおもてなしを感じるホテルでした。ホテルウェルネス飛鳥路 宿・ホテル
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ホテル・ウェルネス飛鳥路の朝食。
和定食で品数も多く味付けも良かった。 -
3階の展望室や一部の部屋から「頭塔」が見えます。
ピラミッドのような形をしていて、高僧侶のお墓だそうです。
支度を整え出発、最初の目的地は岩船寺で住所は京都府ですが、道路などの交通の便は奈良からの方が良いのです。頭塔 名所・史跡
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岩船寺へ向う途中に「弥勒磨崖仏」があり立寄ってみます。
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岩に彫られた「弥勒磨崖仏」
写真ではわかりづらいですが、仏様が線彫りされています。
*4トラスポットはありません -
岩船寺へ向う参道に「石風呂」がありました。
修行僧が岩船寺に入る前に、ここで身を清めたのでしょう。 -
素朴な岩船寺の山門から境内に入ります。
山間に佇むお寺 by きままな旅人さん岩船寺 寺・神社・教会
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岩船寺本堂。
本尊の阿弥陀如来を中心に、四天王や十二神将が祀られていました。
拝観者が少ないこともあり、貴重な仏像をゆっくり眺めていました。 -
本堂の拝観を終え、最も奥にある三重塔へ向います。
1442年に建立された重文の三重塔、美しい姿です。 -
境内の片隅にある十三重石塔。
鎌倉時代に供養のため建てられたもので、重要文化財に指定されています。 -
続いて「浄瑠璃寺」へ。
素朴な山門から境内に入ります。浄瑠璃の世界 by きままな旅人さん浄瑠璃寺 寺・神社・教会
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秋の特別拝観中で、九体阿弥陀仏に加えて重文の「吉祥天立像」も開扉中です。
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本堂は九体阿弥陀を祀るための横長になっていて、前面に浄土の池が配置されています。
訪れた時は、九体阿弥陀のうち2体が修理のため7体でしたが、開扉中の吉祥天立像もゆっくり拝観することができました。 -
浄土の池を挟んで、本堂の向いに三重塔が配置されています。
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三重塔の内部に、以前このお寺の本尊だったと言われる秘仏の「薬師如来坐像」が安置されていますが、訪れたのが8日で好天の日だったため開扉されていて、拝観することができました。
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浄瑠璃寺の拝観を終えた後、参道にある「あ志び乃店」でちょっと休憩。
浄瑠璃寺参道にある茶店 by きままな旅人さんあ志び乃店 グルメ・レストラン
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手作り感ある「あしび乃店」のメニュー。
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栗アイスを頂きながら小休止の後、「現光寺」へ向います。
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現光寺へ向う途中に「薬師寺」があり足を止めましたが、特に見るべきものもなさそうなので写真のみ。
*4トラスポットはありません -
「現光寺」は車が入れそうもない細い道の先にありました。
このお寺には、重文指定の美しい十一面観音像が安置されていると聞いていましたが、無住のお寺でした。
*4トラスポットはありません -
鐘楼に釣鐘はなく、境内や本堂はやや荒れた感じでしたが、境内にコンクリート製の頑丈な収蔵庫があり、仏像はこちらに保管されているようです。
後で聞いたところ、拝観は特別公開の時期と団体予約のみとのことでした。
次に「海住山寺」へ向います。 -
カーナビに従い海住山寺へ向いましたが、すれ違いできない細くて急坂の道を上った先にありました。
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本堂内に安置されている本尊の十一面観音(重文)は、厄除け観音と呼ばれているそうです。
訪れた時は、奈良国立博物館に寄託されていた「四天王立像」が里帰りしていて、小さいながら緻密な彫刻の仏像を拝観することができました。パートナーが気に入っている仏像で喜んでいました。奈良博に寄託の「四天王立像」が里帰りしていました by きままな旅人さん海住山寺 寺・神社・教会
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鎌倉時代に建てられた五重塔は室生寺に次ぐ小さな塔で、国宝に指定されています。
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境内には写真の「もち上げ大師」や「仏足石」のほか、輪廻塔、苦ぬき観音、やる気地蔵、なすのこしかけ、室町時代の町石など珍しい物があり、面白いお寺でした。
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少し上った所に崇拝所があり、町が一望できます。
帰りは標識に従って下りますが、道幅の広い道でした。海住山寺へ行く時もこの道を通れば安全です。 -
次に向ったのは「恭仁宮跡」。
ここには 740年から744年までの4年間だけ都があった場所です。
詳しい説明板があり、大昔を偲ぶことができます。
*4トラスポットはありません -
国分寺の金堂と七重塔の礎石が残っていました。
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次に、聖徳太子創建と伝えられる「神童寺」へ。
*4トラスポットはありません多くの文化財があるお寺 by きままな旅人さん神童寺 寺・神社・教会
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神童寺本堂。
現在の本堂は 1406年に再建されたものですが、本尊の蔵王権現はじめ、白不動明王、阿弥陀如来、愛染明王、毘沙門天など多くの仏像が保管されており、そのほとんどが重要文化財に指定されています。 -
次に「不退寺」へ。
在原業平が聖観音像を刻んで当寺を開基したのが始まりとされているため「業平寺」とも呼ばれていますが、正式には「不退転法輪寺」と言います。不退寺 寺・神社・教会
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不退寺本堂。
特別展期間中で、本尊の聖観音菩薩(業平観音と呼ばれています)、五大明王像や涅槃図(共に重文)などを拝観することができました。 -
不退寺は、山門、本堂と多宝塔のみのお寺でした。
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次に「海龍王寺」へ。
築地塀に囲まれた参道の先にある「表門」は、風情ある四脚門です。海龍王寺 寺・神社・教会
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西金堂は奈良時代の建物で、重文に指定されています。
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西金堂内に保管されている「五重小塔」は国宝に指定されています。
国宝が撮影できる、とは素晴らしいことです。 -
海龍王寺の近くにある法華寺へ。
本堂に国宝の十一面観音像が安置されているお寺ですが、疲れが出てきたので有料区域はパスすることに。法華寺 寺・神社・教会
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法華寺本堂。この中に国宝の十一面観音像が安置されています。
近畿地方の寺社巡りも9日目(実質7日)を迎えて疲れもかなり溜まってきたので、考えた結果そろそろ帰ることにしました。それなら今夜のフェリー(敦賀発苫小牧行)に乗ろうと思い立ち、これから敦賀へ向うことにしました。
フェリーの予約はしていませんが「乗れないことはないだろう」と、途中休憩しながら敦賀へ向います。… もし満員なら新潟まで走るかも... -
敦賀へ向う途中、多賀サービスエリアで休憩&夕食タイム。
多賀サービスエリア 道の駅
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フードコートにある「天の伊吹」で〔近江牛とそばセット〕を注文。近江牛の量はやや少なかったが、味付けとボリュームは満足です。
多賀SAは Wifiが通じたため、メールやネットしながらの休憩です。
この先敦賀まで時間的に余裕があるので、ここから先は高速を降りて国道を走ります。多賀サービスエリア(上り)スナックコーナー グルメ・レストラン
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JR敦賀駅で最後の休憩。
駅構内に敦賀観光案内所がありましたが、営業時間外のため無人でした。
敦賀周辺のパンフが置いてあったので次回のために。敦賀観光案内所 名所・史跡
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敦賀駅近くのコンビニで食料などを調達後、敦賀フェリーターミナルへ。
敦賀フェリーターミナル (敦賀新港) 乗り物
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フェリーターミナルのカウンターは無人でしたが、声をかけると中から係員が出てきました。
0:30発苫小牧東港行のフェリーは空いていて、「部屋はどこでもいい」と言ったところ、チケットに印刷された部屋は、何と! 行きと同じ5032号室でした。 -
フェリーターミナルの2階が待合室です。
約100人ほどの人が乗船を待っていましたが、そのうち約90%は制服を着用した自衛隊の方々でした。 -
フェリーの案内表示板。出港は約1時間遅れのようです。
フェリーターミナルは近代的な造りですが、Wifiの設備はありません。 -
23時30分頃に乗船した「すいせん」の船内。
既に深夜なので乗客の姿はありませんが、一般客は20人程度かな。 -
敦賀行きと同じ船で、部屋も同じ5032号室。
ツインルームを1人で使用するため、苫小牧までの約20時間をゆったり過ごすことができました。 -
5階の船首にあるフォワードサロン。気分を変えるのに良いスペースです。
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レストランの昼食。カフェテリア方式なので、自由に組み合わせて食事することができます。
竜飛岬沖を約1時間遅れで通過し、津軽海峡を抜けて太平洋に出た途端、低気圧による強い南東の風の影響で、苫小牧まで大揺れのうえ雨も降ってきました。 -
苫小牧東港に着岸したのは約2時間遅れでしたが、船中でゆっくり休めたので、苫小牧から札幌まで快適に走り無事自宅に到着、10日間の長旅も無事終了です。
苫小牧東港 周文フェリーターミナル 乗り物
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