道の駅記念きっぷ購入と真夏の高野山参詣（2025年8月22日）

2025/08/22 - 2025/08/22

道の駅記念きっぷ購入と真夏の高野山参詣

道の駅かつらぎ西（下り線※和歌山方面）は、京奈和自動車道かつらぎ西下り線パーキングエリア内にある道の駅です。
記念切符が7月1日より新規に販売されているとのこと。
切符購入がてら高野山にお参りしました。

毎年紅葉の時期には訪れているのですが、真夏の高野山参詣はほんとに久しぶりでした。
猛暑の下界とは違って、ここ高野山はすこしひんやりとした雰囲気で過ごしやすかったです。

紅葉スポットの蛇腹路の真夏の様子です。

エリア 高野山周辺(和歌山)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車

2025年7月1日より販売開始された道の駅記念きっぷです。
道の駅かつらぎ西は京奈和道の上り線、下り線に別々に設けられています。
唯一ここだけの珍しい形態のようです。
上り線の切符は開駅当初（2015年）より販売されていたようですが、下り線はやっと今年の7月1日より販売開始されました。

道の駅かつらぎ西から1時間弱で高野山の霊宝館に到着です。
いつもいつもここ霊宝館の無料駐車場を利用して、高野山のおまいりをしています。

霊宝館
国宝21件、重要文化財148件、和歌山県指定文化財17件、重要美術品2件、合計188件、約2万8千点を収蔵するほか、未指定品になりますと約10万点を数える収蔵量を誇っています。
今回も入館しませんでした。
一回入館したきりですが、素晴らしい見ごたえのある収蔵品でした。

秋には素晴らしい紅葉を見ることができます。

霊宝館から道路を渡って壇上伽藍へ向かいます。
蓮池からの眺め。

不動堂
壇上伽藍の最初に出会うのは不動堂（国宝）です。奥に金堂が見えてます。
壇上伽藍の境内の蓮池畔に立つ、高野山内に現存する建物の中で最古の堂。建久9年(1198)に行勝上人が一心院谷に創建したものを明治時代にこの地に移築した。勾配のゆるい檜皮葺きの屋根を持つ現在の建物は鎌倉時代後期のものといわれ、国宝に指定されています。

愛染堂
四海静平、玉体安穏を願い後醍醐天皇の御願により1334年（建武元年）に建立されました。本尊として愛染明王を祀り、愛染明王護摩と長日護摩が行われる場所です。

根本大塔
何度かの焼失の後、現在の塔は1937年（昭和12年）に空海入定1100年を記念して再建したもので1階平面が方形・2階平面が円形の鉄筋コンクリート造の16間（約30ｍ）四面・高さ16丈（約50m）の2層の多宝塔です。
真言密教の根本道場（修行の中心地）として、887年に日本最初の多宝塔として完成した高野山のシンボルです。

金堂
高野山の総本堂です。

中門
天保14年（1843年）に焼失後172年ぶりの再建で、高野山開創1200年記念事業として、2015年（平成27年）4月2日落慶、旧・中門には、持国天・多聞天（江戸時代末期の作）が安置されていたが難をのがれ、根本大塔内に保管されていたものを、仏師松本明慶が修理をし、さらに、増長天・広目天像も新造して四天王像を安置する四天門として甦りました。
四天王とは仏国土の四方を護る天であり、東西南北を担当しています。
東方-持国天
南方-増長天
西方-広目天
北方-多聞天

中門
持国天

多聞天

広目天

増長天

御影堂
空海の弟子の真如親王筆とされる弘法大師御影を本尊とし、外陣には空海十大弟子の肖像が掲げられています。

三鈷の松
この松葉は、三鈷杵と同じく三股に分かれています。落葉した三葉の松葉は黄金色をしており、身につけていると「金運」を招く縁起物として、また、「飛行三鈷杵」の霊験にあやかるため、「お守り」とするために探し求める多くの参拝者がいらっしゃいます。

大塔の鐘
火災等により度々鐘楼が焼失し、改鋳が繰り返され現在の銅鐘は、1547年（天文16年）に完成したものです。直径が約2mと非常に大きく、日本で4番目に大きな鐘であったことから「高野四郎」の愛称で呼ばれるようになりました。現在でも使われており、午前4時、午後1時、午後6時、午後9時、午後11時と1日5回時刻を知らせています。

大伽藍の諸堂をすべて巡る余裕はないので、秋には紅葉が素晴らしい蛇腹路を通り金剛峯寺の前まで行き、霊宝館へ戻り「奥の院」へ行きました。

蛇腹路

蛇腹路
所々色づいています。

大伽藍への参道です。
ここから大伽藍へ向かうのが本当なんでしょうが、いつもここから出てきてしまいます。

金剛峯寺
何回かお参りしていますので、最近はこの参道から拝礼だけして移動しています。

霊宝館の駐車場に戻り車で奥の院入り口まで来ました。

石灯籠や墓標が立ち並ぶ参道を通り、弘法大師御廟の拝殿にあたる燈籠堂にお参りしてから英霊殿に来ました。
燈籠堂のある場所は神域となっているため写真撮影は禁止されています。
高野山では一番の紅葉スポットだと思います。

英霊殿前

英霊殿前
今年もきれいな紅葉が見れますように祈念しました。