西行堂と妻娘の墓

丹生都比売神社から高野山へ向かう途中、小高い丘に小さな庵「西行堂」があり立ち寄りました。
西行とともに出家した妻娘が修行...  続きを読むしながら住んだと伝えられる天野の地で生涯を終え、二人を偲んで建てられといわれるお堂で、平安時代末期から再建を繰り返し天野の里人たちが守り続けているとのこと。
近くに「西行堂記」という石碑があり、由緒書きが刻まれていました。


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投稿日:2020/01/18

丹生都比売神社に近い県道４号線沿いですが、道路から少し小高い所にありました。
西行法師（本名・佐藤義清）は23歳で出家し...  続きを読む、諸国を行脚し「新古今和歌集」の代表的な１人で、平安後期の天才歌人として知られた人物です。
西行堂は一旦通り過ぎてしまったほど質素な造りで目立ちませんが、地域の方々が西行法師と妻、娘を偲んで守ってきたことがわかりました。  閉じる

投稿日:2019/06/23

　背景に高野山という素晴らしい舞台装置を持ち、豊かな自然、財も豊富な丹生都姫神社を持つ天野地区は伝説の宝庫でもあります。曽...  続きを読む我の十郎・五郎に仕えた団三郎兄弟、俊寛の家来有王、平家の名門武士滝口入道との恋の末後を追ってこの地で果てたとされる横笛の墓等を登場させています。中でも圧巻は西行、諸国を遍歴した後西行は高野山に住んでいたが、妻と娘が尼になって天野に移り住んだと聞き、いつしか山を下りて晩年はこの僧堂で暮らしたと云う。晩年の彼には、行いすました高僧よりそういった姿を想像した方が似つかわしいと作家の白洲正子も著書で語っています。  閉じる

投稿日:2018/08/11