2018/10/06 - 2018/10/06
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simonmossadさん
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沿岸急行船9日目は、ヴェステローレン諸島を巡りながらフッティルーテン発祥の地ストークマルクネス(Stokmarknes)に寄港し、フッティルーテン博物館で沿岸急行船の歴史を訪ねます。
そして後半はロフォーテン諸島のラフトスンデ海峡(Raftsundet)を通り抜けるハイライト中のハイライト。眼前に絶壁の迫る極狭のトロルフィヨルドに入って行きます・・・
2018秋 ノルウェー沿岸急行船 往復の旅 記事インデックス
https://4travel.jp/travelogue/11432987
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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7時半頃に起きるとハーシュタ(Harstad)に着く直前でした。
外デッキに出ると北行きのノールノルゲ号(MS Nordnorge)が既に停泊中です。 -
予定ではフィンマルケンがハーシュタに着岸して2隻並んだ状態からノールノルゲが出港していくはずでしたが、こちらが少し遅れているようで到着を待たずにノールノルゲは出港していきました。
もう明るい時間なのにすれ違いの警笛は無し。
鳴らす・鳴らさないの違いは何だろう?(船長同士の仲が悪いと鳴らさないとか??)
そんな静かなすれ違いシーンの動画です。
https://youtu.be/tg8oLLT8_pg -
ハーシュタを出たら朝メシ。
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ノルウェー本土最大の島、ヒン島(Hinnøya)の北部を進んでいきます。
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ヒン島とアンドヤ島(Andøya)の間のリソイ海峡(Risøysundet)に差し掛かってきました。
この海峡はとても浅いので、沿岸急行船がギリギリ通れる程度に海底を浚渫した水路が作ってあり、水路の場所を示す灯標が並んでいます。 -
降ったり止んだりしそうな雲が遠浅のリソイ海峡に映っていました。
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リソイハムン(Risøyhamn)に着きました。停泊時間が短いので下船せず。
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次の寄港地ソルトラン到着時に見たいものがあるので、レストラン前で開店待ちして早めにランチを済ませました。
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ソルトラン到着直前にソルトラン橋(Sortlandbrua)をくぐるのですが、ここでエクスカーションのバスと交差します。
このバスは早朝にハーシュタを出発した"Taste of Vesterålen"というエクスカーションのもので、沿岸急行船がちょうとこの橋をくぐるタイミングに合わせてバスも橋を渡るという演出になっていて、交差する瞬間にお互いに警笛を鳴らし合います。
交差する瞬間の動画はこちらです。バスの中から手を振る乗客の姿も見えますよ。
https://youtu.be/U_3rqcKhtSo -
そんなこんなでソルトラン(Sortland)に到着。先ほど橋で交差したエクスカーション組はここで再合流します。
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ソルトランはノルウェー沿岸警備隊の基地があるそうで、港には哨戒艦が停泊していました。
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船はさらに南下して、ソルトランのあるラング島(Langøya)と次の寄港地ストークマルクネスのあるハッセル島(Hadseløya)を繋ぐ橋をくぐります。
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毎日のように見かける虹。今日も降ったり止んだり。
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ストークマルクネス(Stokmarknes)が見えてきました。
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陸の上に船が鎮座しているのがひときわ目立ちます。
これは沿岸急行船の先代フィンマルケンで、博物館が併設されていて中が見学できるようになっているそうなので、着いたらレッツゴーですよ。 -
ストークマルクネスに到着しました。
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港の前にリカルド・ウィト(Richard Wth)の胸像が誇らし気に建立されていました。
ここストークマルクネスは、彼が1881年にフッティルーテンの前身となるヴェステローレン蒸気船会社(Vesteraalens Dampskibsselskab)を設立した場所だそうで、沿岸急行船の生誕の地と言える由緒ある港町です。 -
そして胸像だけでなくフッティルーテン博物館も港のすぐ隣。
海からも見えていた先代フィンマルケンの横にモダンな博物館の建物が立っていまして、渡り廊下の向こう側の建物に入り口があるのでそちらへ向かいます。
ちなみにこの渡り廊下は通れなくて、先代フィンマルケンを見学するには一旦外に出ないといけませんでした。。。フッティルーテン博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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博物館の中は昔の沿岸急行船の船内を再現した小部屋がいくつかありました。これはブリッジ。
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通信室かな??
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これは客室です。わかりやすいように写真は明るめに補正してありますが、実際は薄暗い中に顔色の悪い人形が寝ていてなかなか不気味。
上のブリッジもそうですが、隣の先代フィンマルケンで本物を見学できるので博物館内の再現コーナーは正直言って微妙でした。 -
制服が渋いぜ。
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過去から現在までの色々な船の模型コーナーもありました。
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我らが現役フィンマルケンもあった!
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さて、一旦外に出て先代フィンマルケンに向かいます。
隣の建物で3階くらいまで階段で上がり、この図面で上から2段目の"SALOON-DECK"から入っていきます。
ストークマルクネスの停泊時間は1時間しかないので、サクサク回らないと時間切れに・・・ -
カフェテリア。天井は低いですが思ったより小綺麗でモダンな印象でした。
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明るいブリッジ。どの装置が何をするものなのか分かりませんが、マニアには堪らないんじゃないでしょうか。
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客室。なんだか取っ散らかってて、見学向けに綺麗にしている様子ではありませんでした。
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外デッキ。ここも片付いてない。床が木なのが歴史を感じさせますね。
風雨に晒されないように、現役時代には無かったトタン屋根が上に被せてあります。 -
先代フィンマルケンの外デッキから現役フィンマルケンをパチリ。
今のフィンマルケンが完成したのが2002年、先代は1956年で、年の差は46歳です。
骨董品のような佇まいの先代フィンマルケンでしたが、これと同年代・同規模のノールチャーネン号(MS Nordstjernen)がなんとまだ現役で、ベルゲン~キルケネスの定期運行こそやっていないものの、スヴァールバルやロフォーテン諸島などの探検クルーズに就航しています。
レトロな船旅が好きな人には堪らないですね。
私は・・・新しくて大きいのがいいです。 -
ストークマルクネスを出港するとヴィデローの小型機がストークマルクネス空港にちょうど着陸するところでした。
その一部始終を動画でお楽しみください。
https://youtu.be/jm7ln3JYCPwストックマルクネス空港 (SKN) 空港
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そしていよいよ、ラフトスンデ海峡(Raftsundet)に向かいます。
雲が低く垂れ込めていて天気はイマイチ。 -
切り立つ山、切り立つ小島。
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海峡を少し進んだところで小型船が近づいてきて、シーイーグル・サファリというエクスカーションに参加するお客さんが乗り込んで行きました。
ガイドが魚を宙に放り投げて、それをウミワシがキャッチするシーンを間近に見られるんだとか。 -
トロルフィヨルド(Trollfjorden)の入り口まできました。
一足先に入っていた先ほどのサファリの小型船がちょうど出てくるところ。 -
まっすぐ奥に延びるトロルフィヨルド。
最も狭いところで幅100mくらい。 -
フィヨルドの長さは2kmあまりで、あっという間に奥まで入ってきました。
奥は少し広くなっていて、ここで船はぐるっと180度旋回して来た道を戻ります。 -
フィヨルド壁はまさに絶壁。
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トロルフィヨルドの入り口を中から見るとこんな感じ。
ここを沿岸急行船が通過するシーンを第三者視点で見てみたいものですが、このあたりは急峻すぎて車道どころか登山道すらほとんど無く、陸路で近づくことが困難な場所です。 -
トロルフィヨルドを出て1時間半ほどで次の寄港地スヴォルヴァル(Svolvær)にやってきました。
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2時間ほど停泊するので街のスーパーマーケットへ買い出しに出かけました。
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港に停泊していたシーイーグル・サファリの小型船。
海峡上でこの船に乗り移ったエクスカーション参加者はそのまま小型船で一足先にスヴォルヴァルに着いていました。 -
船に戻って晩御飯にします。今夜は何故かブッフェスタイル。
朝・昼とそんなに変わらないので何か損した気分です。。。 -
ディナーを終えて外デッキに出るとちょうどスヴォルヴァルを出港するところでした。
このカラフルにライトアップされた施設はMagic Ice Lofotenというアートギャラリー兼バーで、岸壁の端に建っているので船からよく見えます。 -
スヴォルヴァルを出港して少し進むと僚船トロルフィヨルド(MS Trollfjord)とすれ違いました。
お約束の動画でどうぞ。
https://youtu.be/iHQc5IPAJcg
この夜はずっと天気が悪そうだったので、オーロラ出待ちはせず早めに就寝しました。
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