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沿岸急行船5日目は朝にハーシュタ(Harstad)を出て、午後にはノルウェー北極圏最大の街トロムソ(Tromsø)に寄港します。<br />トロムソでは現地在住の日本人知人と3年ぶりに再会する約束をしていて、事前に待ち合わせ時間や場所も決めてあるのですが、なんとフィンマルケンに予期せぬトラブルが発生しトロムソへの到着が大幅に遅れる事態にッ!!<br />知人との再会はどうなる??<br /><br /><br />2018秋 ノルウェー沿岸急行船 往復の旅 記事インデックス<br />https://4travel.jp/travelogue/11432987

2018秋 ノルウェー沿岸急行船 往復の旅 5日目:ハーシュタ~トロムソ

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2018/10/02 - 2018/10/02

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simonmossad

simonmossadさん

沿岸急行船5日目は朝にハーシュタ(Harstad)を出て、午後にはノルウェー北極圏最大の街トロムソ(Tromsø)に寄港します。
トロムソでは現地在住の日本人知人と3年ぶりに再会する約束をしていて、事前に待ち合わせ時間や場所も決めてあるのですが、なんとフィンマルケンに予期せぬトラブルが発生しトロムソへの到着が大幅に遅れる事態にッ!!
知人との再会はどうなる??


2018秋 ノルウェー沿岸急行船 往復の旅 記事インデックス
https://4travel.jp/travelogue/11432987

同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
30万円 - 50万円
旅行の手配内容
個別手配

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  • 6時45分頃に目覚めたらハーシュタに停泊中でした。<br />予定では7時半頃に僚船ロフォーテン号(MS Lofoten)もハーシュタにやってきて、入れ違いのような形でフィンマルケンは7時45分に出港することになっています。<br /><br />それで7時半前から外デッキで待機していましたがロフォーテン号はなかなかやって来ず、到着を待たずにフィンマルケンの出港時刻になってしまいました。

    6時45分頃に目覚めたらハーシュタに停泊中でした。
    予定では7時半頃に僚船ロフォーテン号(MS Lofoten)もハーシュタにやってきて、入れ違いのような形でフィンマルケンは7時45分に出港することになっています。

    それで7時半前から外デッキで待機していましたがロフォーテン号はなかなかやって来ず、到着を待たずにフィンマルケンの出港時刻になってしまいました。

  • そのまま外デッキでハーシュタ出港を見届け、8時10分頃にようやくロフォーテン号とすれ違いました。沿岸急行船として定期運行している中では最も古く小さい船で、トン数はフィンマルケンの6分の1しかありません。すれ違いざまの警笛も老兵のような哀愁が漂っていました。<br /><br />すれ違い動画はこちら。<br />https://youtu.be/ft4pVKDOmhk

    そのまま外デッキでハーシュタ出港を見届け、8時10分頃にようやくロフォーテン号とすれ違いました。沿岸急行船として定期運行している中では最も古く小さい船で、トン数はフィンマルケンの6分の1しかありません。すれ違いざまの警笛も老兵のような哀愁が漂っていました。

    すれ違い動画はこちら。
    https://youtu.be/ft4pVKDOmhk

  • ロフォーテン号とのすれ違いを見物したあとに遅い朝食を摂りました。<br /><br />そしてその朝食中に不穏な艦内放送が・・・「お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか?」<br />乗船客の中で急病人が出たのかな?金持ちそうな中高年客がたくさん載っているのでリタイヤしたお医者さんが1人くらいは乗ってそうだよな?などと呑気に聞き流して朝食を続けます。<br /><br />するとまたしばらくして今度は「ハーシュタに引き返します」という放送と共に船が大きくUターンし始めましてしまいました・・・これはガチな奴だ。<br /><br />時刻は9時で、ハーシュタを出港してから既に1時間15分ほど進んでいます。次の寄港地のフィンスネスまではまだ2時間ほどかかりますし街自体の規模もハーシュタの方が大きいので引き返す判断が出されたのでしょう。

    ロフォーテン号とのすれ違いを見物したあとに遅い朝食を摂りました。

    そしてその朝食中に不穏な艦内放送が・・・「お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか?」
    乗船客の中で急病人が出たのかな?金持ちそうな中高年客がたくさん載っているのでリタイヤしたお医者さんが1人くらいは乗ってそうだよな?などと呑気に聞き流して朝食を続けます。

    するとまたしばらくして今度は「ハーシュタに引き返します」という放送と共に船が大きくUターンし始めましてしまいました・・・これはガチな奴だ。

    時刻は9時で、ハーシュタを出港してから既に1時間15分ほど進んでいます。次の寄港地のフィンスネスまではまだ2時間ほどかかりますし街自体の規模もハーシュタの方が大きいので引き返す判断が出されたのでしょう。

  • Uターン後しばらくして並走する小型の貨客線に気づきました。急病人のキャビン前と思しき廊下に外部から乗り込んできた風のレスキュー隊員っぽい人がいたので、この小型船で乗り付けてきたのかもしれません。

    Uターン後しばらくして並走する小型の貨客線に気づきました。急病人のキャビン前と思しき廊下に外部から乗り込んできた風のレスキュー隊員っぽい人がいたので、この小型船で乗り付けてきたのかもしれません。

  • ハーシュタまでもう少しというところでヘリがやってきました。<br />急病人を釣り上げて空輸するのかと思いきや、別のレスキュー隊員がヘリから降下してきてすぐに飛び去っていきました。

    ハーシュタまでもう少しというところでヘリがやってきました。
    急病人を釣り上げて空輸するのかと思いきや、別のレスキュー隊員がヘリから降下してきてすぐに飛び去っていきました。

  • 2時間半ぶりにハーシュタへ戻ってきました。

    2時間半ぶりにハーシュタへ戻ってきました。

  • 岸壁では救急車がスタンバイ。

    岸壁では救急車がスタンバイ。

  • 着岸と同時に救急隊員が乗り込んできました。

    着岸と同時に救急隊員が乗り込んできました。

  • およそ15分後に急病人を乗せたストレッチャーが出てきました。<br />救急車はすぐには出発せず、更に10分くらいしてからサイレンを鳴らしてハーシュタの街へ消えていきました。

    およそ15分後に急病人を乗せたストレッチャーが出てきました。
    救急車はすぐには出発せず、更に10分くらいしてからサイレンを鳴らしてハーシュタの街へ消えていきました。

  • 午前11時、本来の定刻より3時間15分遅れでハーシュタを再出発。<br />このペースだと、トロムソ到着は当初予定の14時15分から17時半頃に遅れそうです。再会予定の知人Yさんにもその旨を連絡。

    午前11時、本来の定刻より3時間15分遅れでハーシュタを再出発。
    このペースだと、トロムソ到着は当初予定の14時15分から17時半頃に遅れそうです。再会予定の知人Yさんにもその旨を連絡。

  • 朝に一度通った航路をもう一度なぞります。<br />朝食中であまり見ていられなかったノルウェー本土の山々を望めました。

    朝に一度通った航路をもう一度なぞります。
    朝食中であまり見ていられなかったノルウェー本土の山々を望めました。

  • こちらの山を地図で確認するとløksetinden 1237mでした。<br />この高さでアルプスのような山容を見せてくれるのは高緯度ならではです。

    こちらの山を地図で確認するとløksetinden 1237mでした。
    この高さでアルプスのような山容を見せてくれるのは高緯度ならではです。

  • 13時にちょっと遅いランチ。

    13時にちょっと遅いランチ。

  • 14時頃にフィンスネスを出港。<br />当初予定の11時半から2時間半遅れですが、ハーシュタ再出発の遅れから45分くらい巻いてきました。<br />写真はフィンスネスに架かる&quot;Gisundbrua&quot;という橋をくぐっているところで、ノルウェー本土とセンヤ島(Senja, ノルウェーで2番目に大きな島)を繋ぐ大きな橋です。

    14時頃にフィンスネスを出港。
    当初予定の11時半から2時間半遅れですが、ハーシュタ再出発の遅れから45分くらい巻いてきました。
    写真はフィンスネスに架かる"Gisundbrua"という橋をくぐっているところで、ノルウェー本土とセンヤ島(Senja, ノルウェーで2番目に大きな島)を繋ぐ大きな橋です。

  • 本土とセンヤ島の間の海峡を足早に抜けていきます。<br />トロムソ在住の知人Yさんに遅延状況を連絡し、トロムソでの再会場所・時刻も微調整しました。

    本土とセンヤ島の間の海峡を足早に抜けていきます。
    トロムソ在住の知人Yさんに遅延状況を連絡し、トロムソでの再会場所・時刻も微調整しました。

  • 当初予定の14時15分から2時間ほど遅れて16時20分頃にトロムソへ到着。遅れを少し挽回できましたね。<br />到着の遅れに合わせて、出発時刻も本来の18時半から20時へと変更されました。これでトロムソ停泊時間は3時間半あまりと充分な長さに。

    当初予定の14時15分から2時間ほど遅れて16時20分頃にトロムソへ到着。遅れを少し挽回できましたね。
    到着の遅れに合わせて、出発時刻も本来の18時半から20時へと変更されました。これでトロムソ停泊時間は3時間半あまりと充分な長さに。

  • 下船直前に撮ったトロムソのシンボル、トロムスダーレン教会(Tromsdalen kirke)。<br />北極教会(Arctic Cathedral)とも呼ばれています。

    下船直前に撮ったトロムソのシンボル、トロムスダーレン教会(Tromsdalen kirke)。
    北極教会(Arctic Cathedral)とも呼ばれています。

    北極教会 寺院・教会

  • 白い板が将棋倒しになったような変わったデザインの建物はポラリア(Polaria)という博物館。これも下船直前の撮影です。<br />トロムソには過去3回来たことがあるのですが、ポラリアにはまだ1度も入ったことがないので今回初めて見に行ってみることにします。<br /><br />知人Yさんはフィンマルケン到着と同時にターミナルまで迎えにきてくださり、無事3年ぶりの再会を果たすことができました。

    白い板が将棋倒しになったような変わったデザインの建物はポラリア(Polaria)という博物館。これも下船直前の撮影です。
    トロムソには過去3回来たことがあるのですが、ポラリアにはまだ1度も入ったことがないので今回初めて見に行ってみることにします。

    知人Yさんはフィンマルケン到着と同時にターミナルまで迎えにきてくださり、無事3年ぶりの再会を果たすことができました。

    ポーラリア(北極圏水族館) テーマパーク・動物園・水族館・植物園

  • 港から10分ほど歩いてポラリアに到着しました。表から見るといたって普通のデザイン。<br />Yさんはこの後お姉さんとの待ち合わせがあるとのことで、50分後の17時半に同じ場所で落ち合うことにして一旦解散です。

    港から10分ほど歩いてポラリアに到着しました。表から見るといたって普通のデザイン。
    Yさんはこの後お姉さんとの待ち合わせがあるとのことで、50分後の17時半に同じ場所で落ち合うことにして一旦解散です。

  • ポラリアの目玉はこの大きなスクリーンで上映されるスヴァールバルの映像です。<br />(上映中は撮影禁止で、この写真は上映前の待ち時間に撮りました)

    ポラリアの目玉はこの大きなスクリーンで上映されるスヴァールバルの映像です。
    (上映中は撮影禁止で、この写真は上映前の待ち時間に撮りました)

  • 博物館の中央にはアザラシの水槽があって、アザラシが泳いでいる様子を上から・横から見ることができます。

    博物館の中央にはアザラシの水槽があって、アザラシが泳いでいる様子を上から・横から見ることができます。

  • 雑多なものが細々と展示されている出口付近。<br />展示物のボリュームは少ないので、小1時間もあれば前述の上映も含めて一通り見て回れます。<br /><br />17時半に博物館を出てYさん、Yさんのお姉さん(初対面)と落ち合い、近所のカフェに移動しておしゃべりタイム。<br />リュンゲンアルプス(Lyngen Alps)麓のYさんのご自宅のことや、スウェーデン北部のアビスコ(Abisko)でのトレッキングなど、興味深いお話しをたくさん聞くことができました。

    雑多なものが細々と展示されている出口付近。
    展示物のボリュームは少ないので、小1時間もあれば前述の上映も含めて一通り見て回れます。

    17時半に博物館を出てYさん、Yさんのお姉さん(初対面)と落ち合い、近所のカフェに移動しておしゃべりタイム。
    リュンゲンアルプス(Lyngen Alps)麓のYさんのご自宅のことや、スウェーデン北部のアビスコ(Abisko)でのトレッキングなど、興味深いお話しをたくさん聞くことができました。

  • 18時半にYさん姉妹と別れ、一旦船に戻ります。<br />写真は最近新しくできた港のターミナルビル。沿岸急行船へのアクセスは、ターミナルビルの2階を通ってから一旦岸壁に降りて乗船という形です。<br />3年前に来た時はこの施設はなくて、沿岸急行船へは道路からダイレクトに岸壁に入ってそのまま乗船するスタイルでした。

    18時半にYさん姉妹と別れ、一旦船に戻ります。
    写真は最近新しくできた港のターミナルビル。沿岸急行船へのアクセスは、ターミナルビルの2階を通ってから一旦岸壁に降りて乗船という形です。
    3年前に来た時はこの施設はなくて、沿岸急行船へは道路からダイレクトに岸壁に入ってそのまま乗船するスタイルでした。

  • だいぶ暗くなってきてトロムスダーレン教会がライトアップされました。

    だいぶ暗くなってきてトロムスダーレン教会がライトアップされました。

  • 夜景に強いカメラに持ち替えて再出発。<br />時刻は18時45分、出発まであと1時間15分ありますがお店はほぼ閉まっている時間帯なので、港近くのトロムソ中心街を散策することにしました。

    夜景に強いカメラに持ち替えて再出発。
    時刻は18時45分、出発まであと1時間15分ありますがお店はほぼ閉まっている時間帯なので、港近くのトロムソ中心街を散策することにしました。

  • 改装中か何かで足場が掛かっているトロムソ教会。<br />ザ・教会といった感じのスタンダードな外観ですね。

    改装中か何かで足場が掛かっているトロムソ教会。
    ザ・教会といった感じのスタンダードな外観ですね。

  • 歩行者天国になっている目抜き通りStorgata(日本語でズバリ「大通り」)。人通りはそこそこあります。

    歩行者天国になっている目抜き通りStorgata(日本語でズバリ「大通り」)。人通りはそこそこあります。

  • どピンクにライトアップされたお店。1階がバーでした。

    どピンクにライトアップされたお店。1階がバーでした。

  • 坂の上にひときわ明るい建物が見えたので近づいてみると・・・

    坂の上にひときわ明るい建物が見えたので近づいてみると・・・

  • 市立図書館でした。<br />中も見てみたかったんですが市民でないと入れないようでした。

    市立図書館でした。
    中も見てみたかったんですが市民でないと入れないようでした。

  • 港の隣に建つNerstrandaというショッピングモールに入ると、ここはまだ営業していました。(とくに買いたいものはありませんでしたが・・・)

    港の隣に建つNerstrandaというショッピングモールに入ると、ここはまだ営業していました。(とくに買いたいものはありませんでしたが・・・)

    ネールストランダ ショッピングセンター

  • フィンマルケンに帰還。<br />手前の青い屋根が新しいターミナルビル、左奥にトロムソ教会の尖塔が見えています。

    フィンマルケンに帰還。
    手前の青い屋根が新しいターミナルビル、左奥にトロムソ教会の尖塔が見えています。

  • 20時半からのディナーは、もっと早いディナー時間の乗客もトロムソ20時出港に押されてレストランに集まっていて大混雑でした。

    20時半からのディナーは、もっと早いディナー時間の乗客もトロムソ20時出港に押されてレストランに集まっていて大混雑でした。

  • 主菜はCharというサケのような白身魚。

    主菜はCharというサケのような白身魚。

  • デザートはマジパンとスモモ。

    デザートはマジパンとスモモ。

  • トロムソ出港が遅れたおかげで、僚船スピッツベルゲン号(MS Spitsbergen)とのすれ違いは夕食後にラウンジで見ることができました。時間帯が遅いからか、警笛はなく静かに通り過ぎていきます。

    トロムソ出港が遅れたおかげで、僚船スピッツベルゲン号(MS Spitsbergen)とのすれ違いは夕食後にラウンジで見ることができました。時間帯が遅いからか、警笛はなく静かに通り過ぎていきます。

  • トロムソの次の寄港地シェルヴォイ(Skjervøy)への到着は定刻より1時間15分遅れの23時45分。朝の遅れがまだ残っていますが随分巻き返してきました。<br />そしてシェルヴォイ到着の前後で北の空に薄いオーロラが出ているのを確認!今回の初オーロラです。<br /><br />シェルヴォイ出港後は船の揺れが大きくなってきたので撤収&午前1時に就寝。<br /><br /><br />6日目へ https://4travel.jp/travelogue/11433427

    トロムソの次の寄港地シェルヴォイ(Skjervøy)への到着は定刻より1時間15分遅れの23時45分。朝の遅れがまだ残っていますが随分巻き返してきました。
    そしてシェルヴォイ到着の前後で北の空に薄いオーロラが出ているのを確認!今回の初オーロラです。

    シェルヴォイ出港後は船の揺れが大きくなってきたので撤収&午前1時に就寝。


    6日目へ https://4travel.jp/travelogue/11433427

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