沿岸急行船8日目はベルゲン出港以来初めての終日好天な日でした。<br />ハンメルフェスト(Hammerfest)では街を一望できる高台まで登り、大パノラマを満喫。<br />夜はもちろんオーロラに期待です。<br /><br />2018秋ノルウェー沿岸急行船往復の旅記事インデックス<br />https://4travel.jp/travelogue/11432987

2018秋ノルウェー沿岸急行船往復の旅 8日目：ハンメルフェスト～トロムソ

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2018/10/05 - 2018/10/05

2位(同エリア5件中)

エリア

ハンメルフェスト(ノルウェー)

同行者: カップル・夫婦

一人あたり費用: 30万円 - 50万円

旅行の手配内容: 個別手配

今日は朝から穏やかに晴れ渡っています。
ハヴォイスンに停泊中のフィンマルケン船上から朝日が眩しい極北の島々をのんびり眺めました。
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定刻通り8時にハヴォイスンを出港。
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往路でもみたハヴォイ島の風車たち。今日は波も穏やかです。
ハヴォイ島の北端を回り込むあたりで僚船ヴェステローレンとすれ違いました。

すれ違い動画
https://youtu.be/YIuAj_D3-b0
8時半頃から朝食。どんどん盛り付け方が雑になってきているのが後から写真を見返すとよく分かります・・・

海岸付近まで冠雪しているセール島(Sørøya)。
見えている山々の標高は400～600mくらいです。
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天然ガスプラントが見えてきました。次の寄港地ハンメルフェストまでもうすぐ。
ちなみにこのオレンジ色のLNGタンカー"ARCTIC PRINCESS"は三菱重工製です。
ハンメルフェストの港に入っていくと、ホッキョクグマのイラストが可愛い貨物船が停泊していました。
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ハンメルフェストには「シュトルーヴェの測地弧」という世界遺産のモニュメントがあり、今から200年ほど昔に地球の正確な大きさを測るために南北2800kmに渡って測量点を設置したそうで、その最北端がここハンメルフェストとのことです。
時間があればモニュメントの立つ広場にも行ってみたいところですが、沿岸急行船の埠頭から結構遠いので船の上から写真を撮るだけで我慢しました。
フィンマルケンが着岸する埠頭はここ。
船を降りたら奥に見えている小高い丘に登ってみることにします。
ハンメルフェストの停泊時間は10時45分～12時45分の2時間あるので余裕でしょう。
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多くの乗客が一斉に下船して街へ繰り出しました。
どこの寄港地でもそうですが、毎日決まった時刻に数十～数百人単位の観光客がワッと押し寄せるというのは、観光業にとってかなりのインパクトなんじゃないでしょうか。
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港のすぐ前にショッピングセンターがあったので早速チェック。
お目当のものはあるのかな？
ありました。ついに見つけました！（写真は帰国後に撮影）
「裸島」と漢字のラベルが貼られていますが、これはノルウェーで作られている日本酒なのです。醸造所の名前が"Nøgne Ø"で、これを日本語にすると"裸の島"という意味だそう。
お酒好きの同僚Gさん(3日目参照 https://4travel.jp/travelogue/11433411 )が喜んでくれるといいな。。。
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シロクマが出迎えるハンメルフェスト市役所。
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高台に登る道の入り口です。

高台への道はつるっつるに凍っている箇所があり少しヒヤヒヤしました。
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10分程度で上まで登りつきました。
登ってくる人は大勢いて、多分ほとんどがフィンマルケンの乗客だと思われます。
高台からはハンメルフェストが一望でした。
街・港・船・島々が全て見渡せる素晴らしい眺めです。
パノラマ写真。
小さな湾を取り囲むように市街地が連なっていました。
高台から街へ降りて、チラ見するフィンマルケンを横目に教会を目指します。
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モダンなデザインの教会に着きました。
ハンメルフェスト入港時にも船上からよく見えていて気になっていたんです。
寒い外から暖かい教会に入るとカメラのレンズが一気に曇ってしまいました・・・
レンズの曇りを拭って・・・入り口の上には定番のパイプオルガン。
小ぶりですが鮮やかなステンドグラス。
点描のような細かい色の使い分けが印象的でした。
10NOK(140円)の寄付でロウソクを1本立てましょうのコーナー。
私も1本分寄付してきました。今回のノルウェー旅行ではじめて現金を使用。
教会を出ると海側が開けていました。
周辺の島々とハンメルフェストを結ぶ高速フェリーがちょうど入港してくるところ。
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船に戻ってきましたが、少し時間があるので埠頭の目の前にあったホッキョクグマ協会に入ってみました。
中はホッキョクグマに関するちょっとした展示と土産物屋になっています。
出港と同時にランチ。
またスプライト頼んでる。。。
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ハンメルフェストを出て20分くらいのところにある小島。
トロルフィヨルドを彷彿とさせるくらい島に近付いて掠めるように通り過ぎました。
午後になっても波・風ともに穏やかなクルーズ日和。
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小さな船も滑るように海峡を進んでいきます。
後ろのちょっと尖った山はFlasketind 762m。日本語だとフラスコ岳？（日本語か？？）
青空に雪山が映えるセイランド島(Seiland)。
斜面は急ですが山頂部は標高800m前後でほぼ面一です。氷河期より前の侵食基準面でしょうか。
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15時40分、オクスフィヨルド(Øksfjord)に到着です。
このあたりはチラチラと小雪が舞っていました。
フィンマルケンの到着を待つ人・車。
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船はさらに進んで19時15分頃に定刻でシェルヴォイに到着。
「オーロラサーモン」というブランドで日本に輸入されているサーモンの加工プラントがここシェルヴォイにあるそうです。
シェルヴォイを出港したら晩御飯の時間。
主菜はローストビーフ・・・かな？
8日目にもなるといろいろ飽きてきて食事の記憶がほぼ無くなってきます。
この後のデザートは写真すら撮り忘れていました。
夕食後は間髪入れずに外デッキに出て僚船リカルド・ウィトとのすれ違い。
往路と同じ20時半のディナー開始だと間に合わないタイミングでした。
すれ違い後にそのまま外デッキで待機しているとオーロラが出てきました。
フィンマルケンの頭上に満天の星空とオーロラ。
このあとトロムソに到着するまでずっと、淡くて動きの遅い穏やかなオーロラが出続けました。
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トロムソへは定刻通り23時45分頃に到着。
船が止まったので三脚を出してオーロラ撮影を続けました。
せっかく水面にも映っているのでもう少しカメラを下に向ければ良かった・・・

シェルヴォイ出港からトロムソ到着までのオーロラを5倍速動画にまとめてあります。
https://youtu.be/xgqvJpEJdgQ

そういえば、こんな深夜の到着にも関わらず、トロムソから大勢の日本人が乗船してきました。彼らの正体は2日後に分かります。

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