紅葉の談山神社と依水園へ

2018/11/18 - 2018/11/18

近鉄電車に乗って紅葉が見ごろを迎えた桜井の談山神社、奈良の依水園へ行ってきました

エリア 桜井・三輪・山の辺の道(奈良)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

近鉄大阪線の急行に乗って桜井まで行き、コミュニティバスで談山神社へ向かいます。まだ8時過ぎですが、好天の日曜日ということもあって、バスは満員で出発しました。談山神社の駐車場に着くと、さっそく、見頃を迎えた紅葉でいっぱいでした。

談山神社 寺・神社・教会

談山神社は関西を代表する紅葉スポットの1つで、奈良でも有名な神社。境内にもすでにたくさんの人が来ていました。

談山神社 寺・神社・教会

拝殿へ続く石段脇の紅葉です。朝日をとても一層きれいでした。

談山神社 寺・神社・教会

談山神社といえば木造十三重塔。この周辺も紅葉もちょうど見頃でした。現在の塔は1532年の再建で、高さは17mあります。木造の十三重塔は世界唯一のもので、重要文化財に指定されています。

談山神社 寺・神社・教会

今年は寒暖の差が激しかったですが、紅葉はきれいに色づいていました。東北、関東とめぐりましたが、ここが一番きれいだったと思います。

談山神社 寺・神社・教会

舞台造りの拝殿です。飛鳥の法興寺で行われた蹴鞠会で出会った中大兄皇子と中臣鎌子（藤原鎌足）がこの山で談合を行い、その後、板蓋宮で蘇我入鹿を討つこととなりました。多武峰は談峯、談い山・談所が森と呼ばれるようになり、現在の社号・談山神社につながったそうです。

談山神社 寺・神社・教会

楼門をくぐって本殿にお参りしました。本殿は三間社隅木入春日造の豪華絢爛な建築で、日光東照宮造営の際は参考にされたそうです。

談山神社 寺・神社・教会

拝殿から見る灯篭と境内の紅葉がとてもきれいでした。

談山神社 寺・神社・教会

西宝庫と紅葉です。

談山神社 寺・神社・教会

末社の比叡神社です。隅々まで見どころがたくさんあります。

談山神社 寺・神社・教会

権殿です。石段の両脇にある紅葉がまたきれいに色づいていました。

談山神社 寺・神社・教会

毎年4月29日と11月3日には、けまり祭が行われ、多くの参拝客が訪れるそうです。これは藤原鎌足公と中大兄皇子が出会い、大化の改新の発端となったことにちなんで行われている行事で、その蹴鞠の庭から見る十三重塔も素晴らしいものです。

談山神社 寺・神社・教会

摂社総社も1000年以上前に創建されたもので、拝殿・本殿ともに重要文化財です。

談山神社 寺・神社・教会

総社をお詣りした後、多武峰観光ホテルの前を通ってバス停まで戻りました。帰りのバスはまだ乗客が少なく、座って駅まで行くことができました。

談山神社 寺・神社・教会

桜井からJRで奈良まで移動しました。興福寺の中金堂の完成記念でしょうか、せんとくんがいました。

JR 奈良駅 名所・史跡

奈良駅からバスで県庁東へ。奈良公園周辺は渋滞で、県庁前から先はなかなか進みませんでした。依水園までの道は風情がありました。

依水園は東大寺と興福寺の間に位置し、時代の異なる2つの池泉回遊式庭園から
構成されているのが特徴で、入口の右手に広がる庭が江戸時代に作庭された前庭です。

依水園(寧楽美術館) 公園・植物園

後庭へ続く道に沿って、風情ある清秀庵、水路を挟んで挺秀軒が建ち並んでいます。苔と石灯籠が美しく、小川の水音に耳を傾けながらのんびりと散策したいお庭です。

依水園(寧楽美術館) 公園・植物園

氷心亭の横を抜けると、突然広がる広大な庭園が明治時代に造られた後庭です。茶の湯と詩歌の会を愉しむために造った築山式の池泉回遊式庭園で、遠くの若草山、東大寺南大門も借景として取り入れ、池に映る花木も活かしています。

依水園(寧楽美術館) 公園・植物園

水車小屋付近からは紅葉や柳生堂を眺めることができます。

依水園(寧楽美術館) 公園・植物園

池に注ぐ滝と紅葉を撮ってみました。

依水園(寧楽美術館) 公園・植物園

挺秀軒です。茅葺の風情ある建物です。

依水園(寧楽美術館) 公園・植物園

後庭から歩いて、ふたたび前庭まで戻ってきました。庭園を出て寧楽美術館を見学してから近鉄奈良駅まで歩いていくことにしました。奈良線の急行電車に乗って帰りました。

依水園(寧楽美術館) 公園・植物園