カニ食べついでに福知山城見物　網野出身のノムさんはすごい人だった！

2018/11/09 - 2018/11/10

毎年恒例、両親結婚記念日プレゼントの1泊2日夕日ケ浦カニ食べ旅行。
今年も無事行くことができました。
今回の寄り道は、2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」の主役・明智光秀にゆかりのある福知山城にいたしました。
また、今年の3月にオープンした「野村克也ベースボールギャラリー」にも立ち寄りました。

過去の寄り道は旅行記グループ「カニ食べ旅行」に入っています。

エリア 丹後半島(京都)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車

＜1日目＞

いつものように金曜の午前で仕事を切り上げ、車で丹後半島へ。
途中、道の駅 京丹波 味夢の里（http://ajim.info/）でコーヒーブレイク＆野菜のお買い物。

お宿は変更しようかとも思ったけど、結局リーズナブルさを優先して、昨年と同じ琴海（http://oyado-ginkai.com/）に。
今年は静かに食事できるよう、お部屋食にしました。昨年は宴会の昭和テイストなカラオケが賑やかすぎたので。

カニを3杯使ったフルコースで満腹＆満足。
いつもはチリ鍋だったけど、かにすきに変更してもらって雑炊まで美味しくいただけました。
昨年はランチにトンカツを食べちゃって夕食にひびいてしまったけど、今年は学習してお腹をすかせておいたので、苦しくなることもなく♪

温泉に入っておやすみなさい。

＜2日目＞

おはようございます。
お部屋から少しだけ海が見えました。朝風呂へGO！

お野菜沢山、ヘルシーな和朝食をいただきます。
今回もたっぷりのお土産（お宿で栽培しているサツマイモ）をいただいてチェックアウト。

いつものようにかに一番（https://www.kani-ichiban.com/theme63.html）で無料のコーヒーをいただき、お菓子なんかを購入。
あ、カニは眺めているだけですよ（笑）

さて、お宿のエレベーターに貼ってあったポスターを見て知った場所に立ち寄ります。

アミティ丹後（http://www.tango.jibasan.jp/）内、今年の3月に開設された「野村克也ベースボールギャラリー」（無料）です。

野村克也氏から京丹後市へ寄贈されたトロフィーや楯等を展示するちょっとしたコーナーという感じ。

野村氏は京都府竹野郡網野町（現・京丹後市）の出身、プロ野球で選手・監督としてすごい記録を残された方です。が、pacorinは選手として活躍された時代を全く知らなかったので、サッチーこと故沙知代夫人のイメージしかなかったりしたのです。

平成2年　網野町町民栄誉賞
平成11年　紺綬褒章
平成21年　京丹後市名誉市民

小さい頃は大変苦労されたようです。

南海ホークス（現・ソフトバンク）時代の華々しい活躍ぶり。

三冠王1回、本塁打王9回、打点王7回、MVP5回、正力松太郎賞1回、ベストナイン19回（史上最多）、ダイヤモンドクラブ1回、オールスターゲーム出場21回･･･
こんなすごい選手だったなんて全然知りませんでした！なんかいつもブツブツボヤいてる監督って感じだったので。

キャッチャーだったことも知らなかったし。

とても達筆でいらっしゃることにも驚き。

網野町からこんなにすごい人が出ていたとは！

「丹後ちりめん」って、小学校の社会で習ったな～。
京都の伝統産業を覚えるやつで。

アミティ丹後ではお土産の販売もしていて、梨なんかはさっき立ち寄った「かに一番」より少し安かったりしました。
地酒も豊富で試飲もできたけど、ドライバーなので我慢。

福知山城にやってきました。すんごい青空です♪

ゆらのガーデン（http://yurano-garden.jp/）という施設に車をとめましたが、お昼時はほぼ満車でした。

ゆらのガーデンには飲食店や雑貨屋さんなど、7つのショップがあります。

電線がお邪魔なのよね・・・。

いい感じに撮れなかったけど、真っ赤に色づいた木がありました。

先にランチにしましょう。

焼肉ゆらの

ハンバーグをいただきました。スープと野菜サラダとごはんがついて、ボリュームたっぷり。
白ごはんが美味しかったので、珍しくいっぱい食べてしまいました。ちょっと味濃い目ってのもあったけど。

それでは福知山城を見学しましょう。

大きな橋がかかっています。

昇龍橋と名付けられています。

橋の下からこんにちは。

福知山城は、天正7年(1579)頃、丹波を平定した明智光秀によって西国攻略に向けた拠点の一つとして築かれた城です。

光秀は、それまで横山城と呼ばれていた簡素な掻揚げ城を拡充整備し、福智山城と改めました。

明治6年(1873)の廃城令により、石垣と一部の遺構を除き大部分が取り壊されましたが、昭和61年(1986)に、市民の瓦一枚運動などにより天守閣が復元されました。

空がきれいだからパチリ。

色づき始めの11月初旬。

・・・。

・・・。

丘の上の福知山城。復元された天守閣は福知山市郷土資料館となっております。

初期望楼型とよばれる古い様式なんだそうです。

石垣は「野面積み」と呼ばれる、自然石を巧みに組み合わせたもの。

また、石垣には五輪塔や宝篋印塔などの石材が数多く使われており、これは織田信長に関わる城に共通する特徴だそうで、転用石と呼ばれています。

転用石の説明をどうぞ。

こうやって見るとお城というより、御屋敷という感じ。

裏の門からの眺め。

銅門番所

二の丸の登城口にあった銅門の番所は、大正年間に天守台に移され、天守閣の再建に伴い再び本丸に移転されました。

見る角度によって雰囲気が変わりますね。

ところどころに恐竜のオブジェのようなものが飾ってありました。

ゆらのガーデンを見下ろす。

豊磐の井

本丸に残るこの井戸は、深さが50ｍ。井戸底は由良川の河床よりも深く、海面下7ｍに達し、今も清らかな水をたたえています。

朝暉神社

福知山藩主朽木家にまつわる神社。豊磐の井も朽木時代のものであると考えられています。

おや、竜王戦がここで行われるんですね。
郷土資料館を見学しましたが、残念ながら撮影禁止です。

後日、福知山城で行われた竜王戦の様子です。
確か、天守閣の2階部分でした。

館内は撮影禁止だけど、天守閣からの眺めはいいよねってことで四方をパシャリ。

光秀が見た景色はどんなだったのかな。

三段池公園方面･･･かな？
8年前のカニ食べ旅行でサルのみわちゃんとウリ坊を見に行った、福知山市動物園があるところです。

福知山市街…かな？

鉄砲石（暗いけど左側の石）

家中にその人有りとうたわれた鉄砲の名手牧重郎左衛門の技量を後世に伝えるため、第8代城主の松平忠房が建てた記念碑らしいです。

あ、展示物の内容ですが、福知山の歴史と文化財が紹介されていました。藩主の朽木が書いたものすごく達筆な書状なんかもありました。

美術館との共通チケットを購入しているので、そろそろ下りましょう。
ちなみに歴史に興味のない父はさっさと下りて、美術館で座って休憩していたようです。

緑と赤。

福知山市佐藤太清記念美術館

秋季特別展として、村居正之作品展が開催されていました。
群青色が特徴的な大きな絵が展示された空間は独特な雰囲気となっていて、貸切状態で鑑賞を楽しみました。

疲れたので帰ろう！と思いましたが、せっかく福知山まで来たのです。
多くの方の旅行記で紹介されている、有名なお菓子屋さんに立ち寄ってからにしましょう。

洋菓子マウンテン
https://www.naomi-mizuno.com/

全然お腹すいてないけど、せっかくなのでお茶して帰ります。

甘すぎて食べられなかったらどうしよう…という心配は全く無用でした。
程よい甘さでとっても美味しかった♪
チョコレートが評判だということなので、チョコっぽいケーキにしたけど、次の機会には定番人気だというチーズケーキもためしてみたい。

もうちょっと空腹だったら色々買って帰ったんだけど、満腹すぎたのでまたの機会に～。

この後はいつものように高速代をケチってちんたら下道で帰りました。

アミティ丹後で買ってきた地ビールのお土産。昨年立ち寄った丹後王国で醸造しているもので、ラベルがかわいい♪

この日の夜、お持ち帰りしたゆでガニをほぐして、マヨネーズで和え、ちょっといいフランスパンでオープンサンドにしたら超絶美味かった☆
帰ってからも満足なカニ食べ旅行でした。