2018/10/27 - 2018/10/28
1194位(同エリア3427件中)
ノーーウォリーズさん
- ノーーウォリーズさんTOP
- 旅行記210冊
- クチコミ16件
- Q&A回答114件
- 454,358アクセス
- フォロワー74人
オーストラリアのシドニーで民族系のフェスティバルに参加してきました。オーストラリアは世界中から移民が集まって来る多文化な場所なので、移民の人々が集うフェスティバルはよく開催されています。毎年春(北半球では秋)にはハロウィン(アメリカ)、オクトーバーフェスト(ドイツ)、ディーパバリ(インド)などメジャーなフェスティバルが世界中で開催され、それらがシドニーでも再現されます。昨年に引き続き、シドニーのマルチカルチャーを楽しんできました。
移民の都市シドニーで世界中のお祭りを楽しむ 2017年春
https://4travel.jp/travelogue/11299203
- 旅行の満足度
- 3.5
-
10/27のシドニーはいつもと違いました。この週末はハロウィン、オクトーバフェスト、ディア デ ロス ムエルトスと世界中でお祭りが開催される時期で、シドニーでもそれらが再現されます。シドニーでもお祭り騒ぎしたい人が集まり、この日のシドニー シティにはコスプレや変なメークアップをした人が溢れています。
-
Zombie Walk@Sydney CBD
まずはハロウィン(アメリカ)です。これは日本でもおなじみですね。オーストラリアでは、元々ハロウィンを祝う習慣は無かったのですが、今では子供がTrick or Treatをしながら家を廻っている姿をちらほら見かけます。大人はあまり祝ったりしないですが、この日のシドニー中心地ではコスプレしてハロウィンパレードする様子が見られます。セントメアリー大聖堂 寺院・教会
-
このカップル怖すぎです。夢に出てきそうです。
-
ゾンビウォークが始まりました。皆さん気合いの入ったコスプレをしています。普通の通勤の服装が、ハロウィンではこんなに変わってしまいます。
-
アニメとハロウィンのコスプレを混ぜたらこんな感じになるのでしょうか。こちらのアニメファンはコスプレが大好きです。
-
イベント名がゾンビウォークというだけあって、ハロウィンでも過激派なメイクアップです。でもメイクアップ以外は秩序だった楽しいパレードです。本場アメリカや日本の渋谷のハロウィーンパレードは未経験なので比較はできませんが、ハロウィンはどこでも独自に進化するのでしょうね。
-
Oktoberfest in the Gardens@Sydney CBD
ハロウィーンパレードの僅か300m離れた所では、別のイベントが開かれています。これはオクトーバーフェスト インザガーデンズ。シドニー最大のコスプレパーティで1万人がドイツの民族衣装を着てパーティします。ヨーロッパ系のオージーにとっては、ハロウィーンよりこちらの方が人気があります。ハロウィンパレードの参加者は1~2000人程でアジア系や日本人が多かったです。ニューサウスウェールズ州立美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
オージーでもドイツの民族衣装を着ていると、不思議とドイツ人に見えます。このイベントに入るには、コスプレは必須(95%以上はコスプレしている)ので残念ながら会場の中には入れませんでしたが。
-
ロックスのジャーマンパブではオクトーバーフェストを祝って賑わっています。
ザ ロックス 散歩・街歩き
-
Dia de los Muertos @ The Argyle
その隣のバーでは、本日3つ目のイベントが。ディア デ ロス ムエルトス(死者の日)です。メキシコで死者を迎えるお祭りで、メキシコ全土で祝うものです。日本で法事をお祭りにして楽しく祝う感じでしょうか。死者の日には頭蓋骨があちこちに飾られます。残念ながらディア デ ロス ムエルトスはバーで小規模で行われているだけです。シドニーにはメキシコ人は多くない様で、さすがにメジャーなイベントではありません。ちなみに何故馬かというと、来週には豪州最大の競馬レースメルボルンカップが開催されるからです。この時期騒ぐ理由には、事欠かせません。 -
バーテンダーもメイクアップしています。時期が近いので起源はハロウィーンとディアデムエルトスは同じかと思っていましたが、ハロウィーンはアイリッシュ・ケルト由来で、ディアデムエルトスはメキシコの土着文化とカトリックが混ざったものです。メイクアップもハロウィーンのそれとはちょっと違います。
-
Flavour of Peru@Marrickville
他にも、2018年の冬・春にシドニーであった世界各国のイベントに参加したので紹介します。写真は6月に行われたペルーのフェスティバル。このイベントはペルーが36年ぶりにワールドカップ出場を果たしたことを祝うものです。昨年ペルーを訪れたので私にとって親近感があります。写真はペルーの伝統音楽のバンド。 -
ペルー民族衣装でのダンス。おなじみですね。
-
これはアマゾンの民族衣装?ペルーも広いですから色んな民族がいるのでしょう。
-
やっぱり南米といったらラテンダンスでしょうね。このフェスティバルでのペルー人の願いが叶い、ワールドカップではペルーはオーストラリアを破り念願の勝利を飾りました。
-
Bastille Festival@Sydney CBD
7月のフランス革命記念日に合わせて、バスティーユフェスティバルが開催されます。3日にわたる大規模なものです。ただシドニーにはフランスらしいものがあまりなく、このショーのミュージシャンもモーリシャス出身です。モーリシャス~デリシャス~♪と軽快な音楽です。サーキュラー キー駅 駅
-
ダンサーも登場。インド洋に浮かぶフランス語圏のモーリシャス。どんなダンスかと楽しみでしたがクレオール文化はインド洋にも広がっている様です。
-
こちらでは真冬でしたが、ちょっとモーリシャスの南国気分に浸ります。
-
バスティーユフェスティバルの夜にはフランスのキャバレーショーが。フランスの美学が伝わる美しいダンスは言葉で説明できません。
-
Euro Fest@Frenchs Forest
シドニー北部の郊外の町フレンチフォレストでユーロフェストです。このあたりにはヨーロッパ系の移民も多く住んでいるらしく、オーストリアのパブもあります。中に入るとオーストリアの雰囲気がします。こんな場所がシドニーにあるなんて知りませんでした。 -
生憎の雨のためテントの中でダンスは開始されます。まずはセルビアのグループ。東欧系に多い手を繋いで輪になって踊るタイプです。
-
セルビア人はオーストラリアに移民としてやって来た人も多いため、コミュニティも大きく盛り上がります。
-
スペインカタルーニャ地方のヒューマンピラミッド。4段まで重なりました。
-
オーストリアのグループ。足の裏をポンと叩いてリズムをとって踊ります。
-
次はビンタの仕合です。気合ダー!とか叫んでいるのでしょうか。結構荒っぽいダンスでした。
-
次にロシアのダンス。ロシア人は皆バレエが上手なんですね(日本人は皆空手が強いという程の神話でしょうが)。
-
ロシアのダンスを見れる機会はめったにないです。シドニーのヨーロピアンコミュニティのフェスティバルを楽しみました。テントの中ではなく青空の下ならもっとよかったのでしょう。
-
Kagyu Monlam@Bankstown
次なる旅行先はヨーロッパから大きく移ってチベットです。昨年のチベット訪問後、シドニーでもチベットを感じるイベントを探していて、ようやく見つけました。これはカギュ派の高僧リンポチェがシドニーを訪問することを歓迎して開かれた会の様です。高い所に座っているのがリンポチェ。Mercure Sydney Bankstown ホテル
-
シドニーにも小さいながらチベタンコミュニティがあります。彼らにとっては待ち望んだ日なのでしょう。信者がリンポチェに祈りを捧げます。
-
五体投地で祈りを捧げる人々。チベットそのものです。
-
セレモニーが終わるとチベタンダンスのショーが。
-
リンポチェから表彰されます。この後もネパールのバンドと一人の僧がネパールの歌を披露して、僧の間ではとても盛り上がりました。このカギュ派の総本山はチベットから亡命してインドにあります。
-
Deepavali @ Parramatta Park
最後の目的地はヒマラヤ山脈を越えてインドです。パラマタパークでインドのディーパバリ(またはディワリ)が再現されます。ヒンドゥー教の正月で、光の祭典と呼ばれています。パラマタはシドニーで一番インド人密度が高い地域なので、1万人以上の多くの人々が祝いに来ています。ただシンガポールでのディーパバリは、インド人街全体が飾りつけされてクリスマスの様に明るかったのに対して、シドニーでは煌びやかな感じはなく、むしろ暗いという感じです。マントラ パラマッタ ホテル
-
オーストラリアの首相や州知事も来ていることから、重要なイベントであることが分かります。首相らの挨拶が終わるとダンスパフォーマンスが始まります。ただ、こちらのインド人はオーストラリア化しているのか、あまり騒がしくなく大人しく見ているのが印象的です。インドのインド人なら大騒ぎしてそうですが。MCが「こんな静かなインド人見たことない」と煽っていました。
-
そしてメインイベントの人形燃やしです。10mの高さの悪魔の人形を燃やします。悪魔といっても、かわいい感じで怖さはありません。
後で知ったのですが、これは通常ディーパバリではなく、その数週間前のダシェラ(Dussehra)という別のお祭りで行われるそうです。 -
火がつけられました。
-
数秒で人形は火に包まれて、あっという間に崩れていきます。恐らく結構な手間をかけて作ったのでしょうが、燃えるのは一瞬です。
-
その後は煙の演出と盛大な花火が上がり、ディーパバリ(ディワリ)は幕を閉じました。最後の一瞬だけ光の祭典という実感がありました。インド人の移民の急増から、いずれ中華圏の旧正月の様に、シドニー中でライトアップされて祝う日が来るかもしれません。
ハロウィン、オクトーバーフェスト、ディアデムエルトス、ペルー、フランス、ヨーロッパ、チベット、インドと世界のフェスティバルを周ってきました。この時期は旅行に行けないので、シドニーにいながら世界を旅した気分です。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
201X オーストラリアのマルチカルチャルフェスティバル
-
前の旅行記
移民の都市シドニーで世界中のお祭りを楽しむ 2017年春 (Festivals from all over ...
2017/11/02~
シドニー
-
次の旅行記
夏のシドニーでマルチカルチャルフェスティバル 太平洋諸国編 (Summer Pacific festival...
2019/02/06~
シドニー
-
移民の都市シドニーで世界中のお祭りを楽しむ 2017年春 (Festivals from all over ...
2017/11/02~
シドニー
-
シドニーのお祭りで世界を旅する気分 (Festivals from all over the world i...
2018/10/27~
シドニー
-
夏のシドニーでマルチカルチャルフェスティバル 太平洋諸国編 (Summer Pacific festival...
2019/02/06~
シドニー
-
秋のシドニーでマルチカルチャルフェスティバル アフリカ編 (Autumn African festivals...
2019/04/06~
シドニー
-
秋のシドニーでマルチカルチャルフェスティバル ヨーロッパ編 (Autumn European festiva...
2019/05/01~
シドニー
-
シドニーでアボリジニのダンスの祭典ダンスライツ (Aboriginal festival Dance Rit...
2019/11/23~
シドニー
-
シドニーでアジア各国の新年「お正月」を体験 (Asian new year festivals in Syd...
2020/01/25~
シドニー
-
シドニーLGBTQの祭典マルディグラ・パレード (LGBTQ Mardi Gras parade in Sy...
2020/03/01~
シドニー
-
コロナ禍に東欧・中東へ、、ローカル教会巡りでバーチャル旅行 (Orthodox churches in Sy...
2021/02/27~
シドニー
-
ノーマスクだった シドニー・中世の騎士フェスティバル (Medieval festival in Sydne...
2021/05/22~
シドニー
-
シドニーVIVIDなど冬のイベント、2年ぶりに外国人観光客が日本へ行きますが。。 (Winter Festi...
2022/06/10~
シドニー
-
戦争開始から半年、ウクライナの平和を地球の裏から祈る (Stand with Ukraine from Sy...
2022/08/27~
シドニー
-
ラグビーW杯が開幕 オーストラリアでも熱血のハカの戦いが (Haka Warriors competitio...
2023/09/01~
シドニー
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
マントラ パラマッタ
評価なし
この旅行で行ったスポット
シドニー(オーストラリア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
シドニー(オーストラリア) の人気ホテル
オーストラリアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
オーストラリア最安
1円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
旅行記グループ 201X オーストラリアのマルチカルチャルフェスティバル
0
38