2018/10/06 - 2018/10/06
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たびたびさん
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今日は、仙台の市街を歩きます。まずは、仙台駅の東側。宮城野通りから寺町をあちこち回って、楽天イーグルスの根拠地まで。後半は、みちのくYOSAKOI まつりです。
ところで、みちのくYOSAKOI まつりは、市内何か所かにステージが設けられているのですが、拝見したのは西公園会場。だんだん会場が拡大しているようで、ここは比較的新しく加えられた会場です。少し中心部から遠いこともあって、ステージ周辺でも激しく混み合うこともなく、ほどよい落ち着きがあったかなと思います。
さて、パーフォーマンスの方は。。東北からの参加チームが多いと思いますが、関東地区や名古屋、本場の高知県からの参加チームもあって、なかなか盛況。パレードではなくてステージの演舞だけなのでどうかなと思いましたが、その分、ストーリー性のある演出があったり、見せる工夫がすごいですね。勾当台公園の夜の部もあって、それも最後ちらりと拝見できました。
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仙台の寺町と言えば、伊達五山があったり、仙台城の鬼門にあたる北方の砦という意味合いもあった北山の寺町が有名なのですが、今回は仙台駅の東側。榴ヶ岡に広がる寺町、新寺地区をまずは散策します。
光寿院は、仙台駅東口から榴ヶ岡の寺町の方に向かった最初のところ。この辺りからお寺が多くなります。
曹洞宗のお寺のようですが、山門は寺というより、瀟洒な料亭風ですね。 -
そこから境内に入るとこれがまた広々。美しい日本庭園のようによく整備されています。
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本堂前にはちょっとしたぼたん園風のエリアもあったり、境内を見るだけでも楽しくなるようなお寺。何だか予想外に幸先の良いスタートになりました。
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成覚寺の見どころは山門。この門は、仙台藩、四代藩主伊達綱村の生母である浄眼院の墓所に霊屋門としてあったものを移築したもの。正面の前後に唐破風のある向かい門。一見した際の派手さはありませんが、黒漆塗りとか豪華なものです。
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ただ、奥の本堂はちょっと見ただけでおしまいです。
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愚鈍院は、新寺の一角にある浄土宗の寺。
鉄筋コンクリートの山門から -
境内はアスファルト敷きといった、規模は大きいのですが、ちょっと風情には欠ける寺だなと思いましたが。。
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ただ、奥に進むと池のある日本庭園が造られていて、それが少し解消。せめてもの救いかなと思います。
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妙心院は、曹洞宗のお寺です。
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ここの見どころは、何んといっても山門の仁王像。
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無垢の木を彫り込んだだけのシンプルな象ですが、その形相は大きな目がギロリ。筋肉隆々の体躯とともに、けっこうな威圧感で迫ってきます。よく見ると目だけ彩色されていることで迫力が増す効果。いずれにしても、インパクトのある仁王像です。
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こちらも本堂はチラリ確認するだけです。
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松音寺は、仙台藩の初代藩主伊達政宗の三代前、伊達成宗の菩提寺。
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もともとは、福島県の伊達郡に創建されたのですが、政宗が仙台城を築いた際、移転してきました。
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本堂の前に広がる枯山水もそんな格式の高さが感じられる雰囲気です。
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そして、飛び地境内には、伊達成宗、宗綱の墓と詳しい説明板。周囲も一族の墓と思われます。
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法運寺は、日蓮宗の寺です。創建は、仙台藩士、青木友重が伊達政宗の死に際し殉死。その弟が兄を継ぐことを勧められたが、すでに出家していることを理由にこれを断ると、二代藩主、伊達忠宗はその志を称えてこの寺を建立したというもの。
境内はあまり手がかけてなくて、ちょっと運動場のような感じ。かまわないざっくりした雰囲気のお寺です。 -
智遠寺も日蓮宗のお寺。参道を進んで境内に入ると唐破風の立派な本堂が現れて、なかなかの迫力。観光の寺ではないと思いますが、この本堂は見どころでしょう。参道の入り口から入る時は何でもない寺のように思いましたが、ちゃんと奥に入るとこうして立派です。
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正雲寺は、浄土宗のお寺。通りから参道を進み、
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山門をくぐった正面が本堂。
シンプルな構造ですが、それなりの規模がありますね。本堂の前にはひょろっと背の高いシュロの木が二本並んで立っていて、それがちょっと面白い。親しみやすい感じを醸しているように思います。 -
東秀院は、曹洞宗の寺。門前に永福山東秀院と大書した石柱が建っていて、これがよく目立っています。
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見どころは本堂前のどうだんつつじ。こんもりと小山のような大きな株。お寺の人いわく、紅葉すると真っ赤になるそうで、想像するとけっこう壮観です。
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林松院も曹洞宗のお寺。
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塀や入口の山門から本堂に続く参道など、御影石の石材をふんだんに使った贅沢で重厚な構え。外観の大きな特徴になっています。
一方で、境内には百日紅やしだれ桜など。緑も適度に濃くて、それなりにこのバランスもあるのかなと思います。 -
洞林寺も曹洞宗。曹洞宗の寺が続きます。
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通りから入ってすぐのスペースには立派なお堂が建っていて、菅谷不動尊。まずは、それが目につきます。明治40年に陸前国菅谷から分霊したという経緯が詳しく説明されていました。
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中門を入ると改めて境内。中央に桜の古木があるのですが、治療中なんでしょうか。ちょっと痛々しい姿でした。
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林香院も、曹洞宗の寺ですね。入口から仁王門は普通の構え。
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仁王門の仁王像は少し荒削りのような感じですが、
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全体の雰囲気としての勢いは感じます。
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一方の本堂とその前の境内は、こんなのあるんですかというコスモスの咲く草原状態。田舎のひなびた寺といった雰囲気もあるような。そのギャップにちょっと驚きます。
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善導寺は、仙台市街なのに、周囲が深い緑で覆われた森の中に建つ寺。
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伊達政宗の二代前、伊達晴宗の家臣だった横塚縫ノ助が出家し、米沢に西蓮院を開山したのが始まり。
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後に、仙台藩二代藩主、伊達忠宗の側室で、三代藩主、綱宗の母親、得生院の菩提寺となる歴史。
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それにしても、境内の緑の濃さはその辺りの公園も真っ青の素晴らしさ。緑に囲まれた一角にベンチが置いてあったりして、本当に優雅な趣です。
仙台藩の豊かさまで感じます。 -
そして、さらに大寺の風格は、この孝勝寺。日蓮宗の本山で、境内は広大で、五重塔などの伽藍も立派。
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そもそも孝勝寺の名は、仙台藩、二代藩主、伊達忠宗の正妻振姫の法名にちなむもの。
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その後、三代綱宗の側室で四代綱村の母、三沢初子が帰依したことでも、厚い保護を受けたよう。なお、三沢初子は、初め、振姫の侍女であったという関係もあります。
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境内には綱村を抱く初子の像とか、初子の冥福を祈るために建てられた釈迦堂とか。初子の関係のものが多く見かけられました。
ところで、三代綱宗、四代綱村というのは、まさに伊達騒動の渦中にあった人物。放蕩三昧の結果、隠居に追い込まれた綱宗ですが、後を継いだ実子、綱村はわずか2歳。そこで後見に立った大叔父にあたる宗勝が権勢を奮うようになると宗勝派、反宗勝派の争いが勃発。幕府の評定の控室で、宗勝の太鼓持ち、原田甲斐が反宗勝派の中心人物、伊達安芸を斬殺するという前代未聞の事件に発展します。綱村の幼いことを理由に仙台藩は改易を逃れるのですが、綱村も伊達一門や旧臣の抑えはきかず、事件は、結局、綱村の隠居によって終息する。幼い綱村を毒殺の危機から守ったことさえあるという初子の思いやいかにという感慨も湧いてきます。
その後、伊達騒動は講談や歌舞伎の人気演目となり、山本周五郎の小説「樅ノ木は残った」はこうした伊達騒動を描いていますが、原田甲斐は本当に悪者というだけだったのか。伊達藩内の複雑な歴史背景もある中で、なかなか謎が晴れない事件です。 -
さて、宮城野通りに戻って。この通り沿いにも寺が多いんですよね。しばらくは、宮城野通りを進みます。
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見瑞寺は、浄土真宗東本願寺派の寺。白い筋塀がなにげに格式を表しています。
境内はアスファルト式でちょっと味気ないんですが、入ってすぐのところにマンジュシャゲの歌碑。知らない歌ですが、赤いマンジュシャゲの絵模様が入っているのがいい。少し和ませてもらいました。 -
久近寺は、浄土宗の寺。いかめしい山門と塀の後ろに方形屋根の本堂が見えていて、クリーム色の筋塀も整った佇まい。
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一方の境内は、緑がまあまあ。最低限の潤いは感じますが、都会のお寺的な限界はやはりあるかもしれません。
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慈恩寺は、交差点角に建つ浄土宗の寺。大通りに面しているんですが、それに背を向けるように建物が建っています。塀も低いし、建物も簡単で平板な感じ。敷居が低いと言えばそれまでですが。。とにかく金はかけていないお寺でしょう。
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仙台サンプラザホールは、地下鉄、榴ヶ岡駅のすぐにあって、仙台サンプラザホテルと一体になった文化ゾーン。一段?・い場所に建っています。階段を上がって、建物を眺めた景色は、ちょっと福岡のヤフードームを彷彿とさせるような雰囲気もあると思いました。
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レストランの方は朝早くからやっていて、朝食を楽しむお客さんがポツポツ。これも総合的な施設のいいところです。
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こちらは、その近くで見つけたパテスリーロッシェ。「葛こおり」150円という看板が目について寄ってみました。
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これは表面を葛でコーティングしたアイスバー。いきなり氷が解けるのではなくて、少し時間差があるのが特徴です。意外にあり。面白いアイスバーです。
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先に進んで。
願行寺は、浄土宗のお寺。広い大通りに面していて、願行寺と大書した看板が遠くからでもよく見えました。 -
境内は奥深くに細く続いた形。その手前のほとんどが有料駐車場になっていて、なんか風情はなし。本堂の建物も手をかけていない感じでした。まったく観光の寺ではありません。
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徳泉寺は、真宗大谷派の寺。願行寺と同じ並びの大通りに面しています。
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ただ、こちらの方は、いかめしい山門を入ると境内は参道を覆い尽くすばかりの勢いの緑が豊富。本堂の周辺には桜の大木もありました。この潤いはお寺の心ばえのようなことかなとも思います。
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ここから宮城野通りを離れて。
榴岡天満宮は、杜の都の天神さま。寛文7年(1667年)、仙台藩、三代藩主伊達綱宗が丹塗りの社殿、唐門を造営し、現在の地に移りました。赤い唐門と -
重厚な面持ちの社殿の組み合わせが粋な妙となっていて、小ぶりですが歴史を感じる風格があると思います。
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榴岡公園は、宮城野区の丘陵地。かつて、仙台藩、四代藩主、伊達綱村がこの地に桜を植樹して民衆に開放したことから花見の名所となりました。
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入口には噴水の広場。
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中央の芝生の広場は運動場のトラックのように整備されていて、ちょっとした競技でもできそうな感じ。なお、桜の並木はこれらを囲む外周部にあるので、すぐには気が付きにくいかもしれません。
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そして、榴岡公園の奥にあるのが仙台市歴史民俗資料館。
建物は旧陸軍歩兵第四連隊の兵舎を改築したもので、県内最古の洋風木造建築物。 -
その関係で、兵舎の時代の内部を再現したコーナーもありました。
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ただ、主要な展示は、蓑やわらじなどの昔の生活道具類や
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堤人形、
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松川だるまといった民芸品まで。
ほか、仙台の古地図の企画展もありましたが、いずれにしてもちょっと雑多な印象はあるかもしれません。 -
そこからさらに足を延ばして、とうとう楽天Koboスタジアム宮城まで来てしまいました。
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イチオシ
ここは、言わずと知れた楽天イーグルスの根拠地。同じ敷地内には宮城野原公園総合運動場もあって、それらも合わせるとかなりの規模です。
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午後から試合がある日だったので、徐々に観客が集まりだしていました。仙台駅からまあまあ歩ける範囲だし、宮城野通りをまっすぐの場所だし、場所も悪くないと思います。
敷地内には、イーグルスの選手の紹介ボードとかも。ちょっとテンションがあがります。 -
こちらは、楽天イーグルスグッズショップ。店内は巨大な空間にイーグルス関係のグッズがずらり。そして、壮観なのはレジ。それぞれ係の人が待機した何十台ものレジが並んでいて、お客さんをさばく体制がすごい。まだ、お客さんは少ない時間でしたが、レジの方は早くからスタンバイ状態。やる気満々の様子にちょっと圧倒されました。
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せっかくなので、仙台市陸上競技場も覗いてみます。
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イチオシ
この日は、地元の高校生の競技会が行われていて、スタジアムから観戦しました。赤と青に鮮やかに塗り分けられたトラックはとっても美しい。こんなトラックを走ったらさぞかし気持ちがいいことでしょう。一般の人が手軽に利用できる施設にしては、かなり贅沢な施設だと思います。
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ここからは、仙台駅の方に戻ります。
いたがきは、仙台市内にいくつか店舗のある果物屋さん。せっかくなので、本店の方を訪ねてみました。 -
あんまり便利な場所ではないと思うのですが、やっぱりお客さんは多いですね。
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イチオシ
奥の喫茶スペースで焼きリンゴ。リンゴの芯までよく火が通っていて、これならOK。生クリームにシフォンケーキも添えられて、上品な味わいです。
反面、リンゴには味はついていないので、どうしても淡白な味わいになってしまうのですが、その辺りは焼きリンゴというスイーツの限界。このお店の問題ではないでしょう。 -
アンパンマンこどもミュージアムが、仙台にもありました。駅からだと東口から歩いて20分くらい。ガラス張りの明るい建物がメイン施設で、ここのミュージアムも立派です。
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ただ、先般訪ねた横浜の方のミュージアムと比べるとお客さんの数はずっと少ない。いろんなところに行列ができるというほどではなくて、落ち着いた雰囲気がありました。これなら、いつ行っても安心かなと思います。
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塩竈神社は、仙台駅東口から歩いて数分。ちょっとした飲食街を抜けた先にありました。鳥居も社殿もまだ新しい感じ。塩竃市の塩竃神社の分霊した神社だと思いますが、むしろ、この神社や神社の説明を観たりすると塩竃市の方にも行きたくなる。塩竃市の塩竃神社の宣伝にもなっているような気がします。
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ビビは、仙台駅東口を降りたところにある商業ビル。東口は仙台駅でも裏側にあたるし、仙台駅直結のビルでもないので、あまり目立ってはいないかも。サイゼリアやマクドナルドなど、飲食店はやや低価格帯を選んだパッとしない感じ。観光客にとってはあんまりおもしろくはないと思います。
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仙台ロフトは、仙台駅とペデストリアンデッキで結ばれた巨大ビル。人の流れはハピナ名掛丁の方に向かう流れが圧倒的ですが、ここもアクセスは悪くありません。二階から入ると広い店内はコスメの売り場とか若い女性向け。しかし、これだけ広い売り場が若い女性向けになっているというのはそれだけコンセプトがはっきりしているということ。仙台の懐の深さなのかもしれません。
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そのまま仙台朝市の方に向かいます。
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仙台朝市は、仙台駅から歩いて10分足らず。意外に近い場所ですよね。
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野菜や水産物など多くの店が集まっていまして、基本はプロ向けの市場なんでしょうが、一般客や観光客も大勢。朝は8時くらいから始まって昼過ぎまで賑わっています。
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仙台朝市の一角に花笠だんご本舗のお店がありました。
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いただいたのは、みたらし団子。団子は棒状のお餅を輪切りにしたような形。これがもっちりモチモチで、みたらしの甘がらさもとってもいい感じ。これは文句のつけようがないみたらし団子。いいお味です。
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その隣りのころっけやは、仙台朝市の名物店。店が開くとすぐに行列が出来て、大人気です。
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コロッケは、ジャガイモがフカフカとか、肉の味がしっかりしているとか、出汁が効かしてあるとか。うまいコロッケはいろいろ特徴があるものなんですが、ここのはそこまではっきりした特徴はないような。しかし、普通なのにちゃんとおいしい。飽きのこないコロッケなのかもしれません。
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そして。ころっけやの奥へ入ったところにあるのが朝市ラーメン。市場のラーメン屋さんなので朝からやっているのかと思ったのですが、開店はランチ時間から。
おばちゃんが一人。注文取りから料理まで手際よくやってます。 -
昔ながらの味といった感じですが、お盆・出汁スプーンが緑だったりオレンジだったり。女性的な心遣いがあったりして、温かみを感じる雰囲気もありました。
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ここから仙台南町通りを西公園の方に向かって歩きます。
いろは横丁って、面白いじゃないですか。 -
どうせちょっとした飲み屋街だろうくらいしか思っていませんでしたが、二筋ある通りはけっこう長く続いていますし、飲食店だけじゃなくて、衣料品や中古パソコンのお店まで。なにがあるのかワクワクするようなところもあるし、お昼からでもけっこう楽しめます。
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野中神社は、ビルの間に参道が細く続いていて、その先。結局、そこもビルに囲まれた妙なところでした。
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ただ、ここには伊達政宗が城下町を作る際、町割りに使用した縄が埋めてある場所。その縄にちなんで、縁結びと商売繁盛の神様なのだそうです。おみくじを引く人がちらほらいて人気があるようです。
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クロワッサンは、五ツ橋通りに出たところ。ビルに入った小さなパン屋さんです。しかし、お客さんはランチ目当ての人がほとんどかな。中はカウンター席もある小さな食堂のようなことになっていて、パンはその片隅にちょこっと置いてあるだけ。
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なんか場違いな感じの中、チョコクロワッサンをテイクアウトして、食べ歩きです。
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良覚院丁公園は、大通りから入った住宅地の中。ちょっと目立たない場所です。
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お茶室があって、この日はそれを借りておけいこをしているグループがいましたが、私はお庭の方を拝見。
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木々に囲まれて薄暗い感じのところもありますが、石組みとか、なかなか本格的。
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もともとはお寺の庭だったようですが、茶室から見る庭園としてはピッタリです。
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そこを抜けると馬上蠣崎神社。馬を祀った神社で、境内にいわれが紹介されていて。。
伊達政宗には、功臣、後藤信康が献じた五島という愛馬があったのですが、年老いたため、大阪出陣には連れて行けなかった。馬はそのことを悲しみ本丸の崖から飛下りて、死んでしまったのだとか。これを弔うために建てたのがこの神社なのだそうです。
境内も本殿もちょっと荒れかかった感じですが、いわれがいわれだけによく続いているといった方がいいのかもしれません。 -
仙台大神宮は、西公園に向かって南町通りをさらに進んだ仙台高等検察庁の西側。通りからひょいと上がって行く門が現れます。
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伊勢神宮の関係ですが、社殿は赤と屋根が緑色。配色がちょっと変わっています。
ほか、入口に茂庭周防屋敷跡と書かれた説明板があって、茂庭というのは秀吉が付けたもの。仙台藩、四代藩主、綱村がたびたび訪れたともありました。 -
さて、西公園に到着。
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この日は、みちのくYOSAKOI まつりの会場の一つ。
観客は思ったほど多くないのですが、体を休ませるにはちょうどいい。まだ空きのあるブルーシートの席に潜り込ませてもらいました。 -
第1ブロック最後のチームの
Excla!matioN -
参加回数11回目の北海道帯広市のチームです。
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それほどの大人数でもないし、こじんまりした感じもするのですが、一つ一つの動きは丁寧。
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安心感がありますね。
後で知りましたが、このチームはしっかり入賞したようです。納得。 -
福島学生“源種”~seed~
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参加回数は、16回目。
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福島県郡山市のチームです。
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もうベテランのチームだし、笑顔いっぱい。余裕がありますねえ。
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イチオシ
シリアスな立ち上がりから、今度はひょっとことおたふく。ちょっと息をつかせてくれました。
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その後は、若いチームだけに
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イチオシ
ほとばしるエネルギーがすごい。
がっつり踊りまくる元気の良さに圧倒されそう。 -
新手の太鼓集団は、
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その元気をさらにパワーアップ。
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イチオシ
どんどん攻めまくる感じですね。
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イチオシ
大漁旗のカラーと衣装のカラーの組み合わせの妙もあるでしょう。
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一転、落ち着いた女性チーム。
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しなやかな動きで観客を魅了します。
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再び、元気印が現れて
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エイ、エイ、ヤー。
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それが今度はオレンジ色に変身して
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またまたパワー全開。
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お疲れ様でしたあ。
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イチオシ
ただ、ここまでされると全体のストーリーというか起承転結の流れやどこが見せ場だったのかが分からない。とにかくガンガン攻めまくるだけで、ちょっと疲れたかな。人数が多いので、なんでもできてしまうんでしょうが、もう少し落ち着きがあった方がよかったかなとは思います。
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イチオシ
桜家一門YOSAKORI隊
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参加回数11回目
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これも福島県郡山市のチームですね
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みちのくYOSAKOI THE!!駆波”乱
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参加回数は、21回目
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宮城県仙台市青葉区のチーム
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地元のチームです。
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これも若手のチーム
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イチオシ
突然、舞台を降りてきて、観客に向かって大接近。
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息がかかるほどの間近に迫ってきて、熱気がすごいですよ~
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思い切り飛ぶ跳ねる
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元気と笑顔のチームでした。
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グァテマラ
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参加回数は21回目
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宮城県仙台市宮城野区のチームで、これも地元ですか。
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年齢はちょっと高め。
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おばさんパワーというと失礼ですが、
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円熟したパーフォーマンスでアピール十分です。
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夜宵(やよい)
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参加回数は18回目。
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愛知県名古屋市中区からの参加です。
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若手の大集団。
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切れもあるし、
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ガンガン攻めてきますよ~
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名古屋は、にっぽんど真ん中祭りというのがあって、まだまだ全国的には知られていないかもしれませんが、パーフォーマンス大国といっても過言でないでしょう。
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いつかは見てみようと思っていたんですが、ここでその一端に触れることができるかもしれません。
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青い集団をかき分けて登場した白とピンクの女性陣。
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その現れ方もサプライズというより、自然な流れを感じるし、
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悪くない。
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背後に展開してきた黒っぽい集団は、
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今度は俺たちに任せろという
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男らしい激しさですが、それも逆にさっきの女性陣の華やかさを印象付けてくれるところもあるような。
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と思ったら、青の女性陣。
女性でもカッコよさでちゃんと見せますからねと、新たな魅力をアピール。 -
ふーむ。ここが最初の山でしょう。
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続いては、如意棒を持った孫悟空みたいな集団。
ここから、新しい流れを作ります。 -
改めて大集団が現れて
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また小人数。
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孫悟空と後ろには緑のまた別の集団もチラチラ見えています。
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そこに青い大集団が帰ってきて、
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色変わり。
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一気にエネルギーが爆発して
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熱いパーフォーマンスが始まります。
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ここが二つ目の山ですね。
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すると、さっき後ろでチラチラ見えていた緑の集団。
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俺たちも忘れちゃいけねえぜって感じでしょうか。
満を持して現れるとこれもすごい。後ろの女性陣のクールな動きもなにげに華を添えていますよ~ -
いつの間にかしっとり女性陣も帰ってきて、
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またまた大集団。フィナーレを迎えます。
なるほどー。。
展開も多彩で、ガンガン攻めまくってくるんですが、ちゃんとストーリーになっている。いきなり登場するんじゃなくて、その前には伏線が設けられていたり。そのまとまりも一格上。名古屋恐るべしのパーフォーマンスだったでしょう。
にっぽんど真ん中祭り。見ないわけにはいかなくなってきましね。 -
福島学院大学YOSAKOIクラブ“月下舞流”
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参加回数は21回目
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福島県福島市
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華やかですが、シンプルな配色。
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今後は青チームが現れて
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扇子を使うのは、
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まあありでしょう。
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最後に虹色に変身して締まりました。
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かざね
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初参加の関東、東北の有志チーム。
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顔の半分が隠れる仮面をつけた不思議な雰囲気が印象的。
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青鬼と赤鬼の友情と別れをテーマにしているそうですが、
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ふうむ。
動きも練習を重ねた感じ。ユニークな面白さがあると思いました。 -
飛勇凛
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参加回数は8回目
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岩手県奥州市胆沢のチーム
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菅笠を被って華麗に踊るこのスタイルは
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さんさ踊りでもあれこれ拝見しました。
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さんさ踊りは太鼓連を始めとする太鼓踊りで知られますが、かつての盆踊りからの伝統を持つ伝統競演会はそれに勝るとも劣らない迫力。
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そのさんさ祭りでの感動がまた蘇ってくるように感じました。
参考:https://4travel.jp/travelogue/10695392 -
ちなみに、さんさ踊りは東北三大祭りには入っていないのですが、その感動はねぶたや竿灯などにもまったく負けていない。私としてはほぼナンバーワンくらいの位置づけです。
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それがよさこいと融合して、
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こんな素晴らしいパーフォーマンスになりました。
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やりましたねえ。
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ただ、一方で、これが岩手県らしいパーフォーマンスだと分かる人がどれだけいるのかと考えるとちょっと怪しい。
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よさこいは変幻自在なだけに、
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そこに味付けするオリジナリティが薄れてしまうのも仕方ないことなのかもしれません。
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ただ、私としては、もう文句なくこれは最高ランク。
存分に楽しませてもらいました。 -
みちのくYOSAKOI まつりを切り上げて、ここらで小休止としましょう。
源吾茶屋は、桜岡大神宮の門前にある立派な構えのお茶屋さん。ずんだ餅、あんこ餅、安倍川餅など餅の種類が豊富で、これが名物ですね。 -
私はメニューの一番上に書いてあったゴマの餅を注文。見た目、真っ黒なタレの中にお餅が半分沈んでいい感じ。けっこう柔らかなお餅なので、たれと一緒にすするようにして食べました。敢えて言えば、ちょっと甘さが強いし、ゴマの風味がもう少し感じられればと思います。
さて、実はここから、さらに移動して北山の寺町も少し回ったのですが、例によって旅行記としてはごちゃごちゃしすぎるので、ここでおしまいにしたいと思います。
明日は、白石の散策です。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ishigantouさん 2023/11/23 01:27:08
- 孝勝寺
- たびたびさん いつも'いいね'をありがとうございます。
実はこちらのお寺、「ご先祖さんをたずねて」と題していつか行かなくてはいけないと思っていたお寺です。そう三沢初子は父方のご先祖で、東京の碑文谷にある「正覚寺」にも像が立っています。(こちらはもちろん行ってます)
綱村が「たらちねの母」と呼んだ初子の先祖の三沢家は、元々は出雲、三沢の住人で、長門、近江、江戸と移ってきてます。
その後父方は分家であったので信州高遠に移り、祖父母の代で横浜、東京と戻ってきたのでした。
こんな初子の前後のお話をそのうち孝勝寺を訪ねて書き綴りたいなどと思っています。
ishigantou
- たびたびさん からの返信 2023/11/29 23:46:54
- RE: 孝勝寺
- 孝勝寺は大寺ですからね〜
初子の子、綱村は伊達騒動の中心人物ですが、伊達騒動をテーマにした「楡の木は残った」。青根温泉の不忘閣を訪ねた時に、その楡の木があって、ちょっと不思議な気持ちになりました。関連で参考になればと思いました。
たびたび
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