2018/06/08 - 2018/06/23
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やさぐれママさん
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若い頃は散々楽しんだ一人旅。
子どもが生まれてからすっかり縁遠くなってしまっていましたが、
**歳になるのを記念し、ワガママを言って夫と小学生の娘を置き去りに、長年の夢だったブルガリア・ルーマニアへと旅立ちました。
目的は、
・リラの僧院の宿坊に泊まること
・マラムレシュの木造教会で日曜の礼拝(聖体礼儀?)を見ること
・ブコヴィナの修道院をめぐること
もうなかなか行けないだろうと16日間にぎっしり旅程を詰め込み「スタンプラリーか??」というような旅でしたが、旅行前の計画段階ではこちらの旅行記にも散々お世話になりましたので、忙しい社会人には参考になることもあろうかと、なるべく最新の情報を多く盛り込んで書こうと思います。
そろそろ旅も終わりです。【その16】では、ブカレストを一日観光して、旅の総仕上げ。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ルーマニア観光最終日。
早朝から、びっくりするような雷とバケツをひっくり返したような雨。
雨脚が弱くなったのを見計らって朝食に出かけました。
ブカレスト旧市街は、さすがバルカンのカオサン(かってに命名)だけあって、わりと早くから朝食を出す店がいくつかあります。
ハヌル・マヌクもそのひとつ。
https://www.hanumanucrestaurant.ro/en/
かつてのアルメニア商人の隊商宿だったという趣のある建物で、中庭がビヤガーデン、周りの建物がレストランとなっています。 -
かなりの人気レストランだそうですが、天気もあってか、客はわたし一人。再びざあざあ降りだした雨を眺めながら、二階のテラスでゆっくり食事しました。
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朝食メニューは、Hungry like a wolf、Hungry like a lamb、Hungry like a sharkの三種類。ネーミングが洒落てます。これは、クリームチーズとスモークサーモンのHungry like a shark、15.9Ronナリ。
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雨が上がるのを待って、川の対岸に渡り、ブカレスト最大の見所?「国民の館」へ。
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圧倒的な威圧感のある建物ですが、これは正面ではありません。ツアーの入場口がある、正面向かって右翼です。
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運良く、10時からの英語のスタンダードツアーに入ることができました。35Ron。
現役の国会議事堂、会議場でもあるため、パスポートチェックと荷物検査が厳しく、全員のチェックが終わるまでツアーが始まらないため、えらく待たされました。
参加者は40人ほどで、多すぎるから、ということで中で2グループに分けられました。
ペンタゴンにつぐ、世界で二番目に大きい建物だそうで、ツアーに公開されているのはそのうち1割ほどとのこと。
大理石の大回廊、大ホール、拍手が響くよう設計されたホールなど、1時間ほどかけて巡りました。お堅いツアーを想像していたのですが、若いガイドさんがチャウシェスク時代のエピソードなどユーモアたっぷりに話してくれ、なかなか面白かったです。
ルーマニアの歴史上の人物の彫刻が並んでいる回廊で、インド人のおじさんが「チャウシェスクのはないのかね?」とツッコミを入れていました。「まだ早すぎるでしょうね。50年後は分かりませんが」とガイドさん。 -
写真撮影はスマホなら無料といわれ、みなさんバシバシ撮りまくっていました(私はタブレットで撮りましたが特に何も言われず)。インド人のご家族がいろいろなところで記念写真を撮りまくり(私もシャッター係を仰せつかり)。
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最後に、正面側のテラスに出ました。統一広場まで、シャンゼリゼを模したという道がまっすぐ続いていて壮観です。
この館の完成前にルーマニア革命が起こった(89年)ので、建設を命じたチャウシェスクはこのテラスを使用していないそうです。最初にここからスピーチしたのは、マイケル・ジャクソン(93年)だったそうな。 -
一旦旧市街に戻って、昼食はこちらも有名店の「カルク・ベレ」へ。外壁工事中。
団体観光客にも利用されているようで、ものすごく混んでます。テラスもありますが、内装がなかなかシックで素敵なので内部がオススメです。 -
ひとりだったので、一階のバーを見下ろす二階のテラス席に案内されました。
平日限定のお得なランチコースがあるのですが、なぜか英語のパートには書いてない! ルーマニア語だけなのでご注意。 -
サービスランチはいくつかの選択肢から選べます。照明が暗くてメニューが見辛いのに、ウェイトレスさんがやたら急かすので参りました。
メインの豚肉の煮込み(トキトゥラ)。 -
サラダとスープとメインの上に、デザイートに巨大なチョコレートケーキ。頭がおかしくなりそうな分量(笑)。これにレモネードをつけて41Ronと大変リーズナブルです。
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午後は、地下鉄に乗って国立農村博物館へ。
凱旋門の近くに、シェアサイクルがありました。便利そうですがスマホがないので断念。 -
国立農村博物館入口。
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ルーマニア各地から移築された伝統建築がたくさんみられます。各地の民居や、船小屋、工房なども。解説板もしっかりしてるので、各地にあるほかの同じような博物館をいちいち訪れるなら、こちらに行った方がいいかも。
小学生の社会科見学(?)も来ており、もう少し体験メニューみたいなのがあったらもっとウケるだろうにな、とも思いました(例えば乳搾り体験とか、機織り体験とか、木彫体験とか……)。基本見るだけなので、やや寂しいかも。
ただしここのミュージアムショップは、各地の伝統工芸品や本などかなり充実していて良かったです。 -
懐かしい、マラムレシュ地方の教会もありました。
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古い回転木馬もありました。
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再び地下鉄で中心部へ戻り、革命広場へ。
旧共産党本部。ルーマニア革命時、チャウシェスクがここのテラスで最後の演説をしたときの映像を見たのを覚えています。 -
斜め向かいの旧共和国宮殿が、現在国立美術館になっています。ガイドブックには19時までと書かれていたのですが、行ってみたら18時までで、しかも17時半ごろには追い出されてしまいました(まだ閉館時間になってないのに後ろでどんどん照明のスイッチを落とされる!!ビックリ)。
展示はなかなか充実していましたが、やたら駆け足で巡ったのに半分も見られず…… -
ルーマニアでの最後の晩餐は結局、気に入ったハヌル・マヌクへ再び。伝統音楽のライブもあっていい雰囲気です。が、朝とは打って変わってお客さんで大混雑。かなり悪い席に通されて、しかもなかなかウェイターが来てくれず、印象がひっくり返りました。トホホ。
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ハウスビールとグラーシュ(味はいまふたつ……)。
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