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みちのく潮風トレイルとは、青森から福島まで1,000Kmのわが国最長ロングトレイルで、そのうち900Kmが開通している。(2018年9月現在)<br /><br />ただし、開通とは地図上にモデルコースを示したに過ぎないということが、今回の気仙沼大島トレイルで痛いほどわかった。<br />

みちのく潮風トレイル /気仙沼大島 点描(気仙沼市)

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2018/09/15 - 2018/09/17

39位(同エリア322件中)

旅行記グループ みちのく潮風トレイル

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20

キューロク

キューロクさん

みちのく潮風トレイルとは、青森から福島まで1,000Kmのわが国最長ロングトレイルで、そのうち900Kmが開通している。(2018年9月現在)

ただし、開通とは地図上にモデルコースを示したに過ぎないということが、今回の気仙沼大島トレイルで痛いほどわかった。

旅行の満足度
3.0
観光
3.0
ホテル
3.0
グルメ
4.5
交通
4.5
同行者
友人
交通手段
新幹線 JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • スタートセクションとして親しまれている青森の蕪島から種差海岸までのコースは、トレイルのビギナーでも安全かつ十分に楽しめるコースだが、それは主として以下の理由による。<br /><br />分岐での完璧な標識設置。<br />トレール上の下草刈り等明瞭な道作り。<br />地域住民の理解。等々。<br /><br />

    スタートセクションとして親しまれている青森の蕪島から種差海岸までのコースは、トレイルのビギナーでも安全かつ十分に楽しめるコースだが、それは主として以下の理由による。

    分岐での完璧な標識設置。
    トレール上の下草刈り等明瞭な道作り。
    地域住民の理解。等々。

  • 一方、今回の気仙沼大島は、トレイル上級者向けということができる。<br /><br />標識はテープが一か所のみで、必要性が疑問視される場所に設置。<br />複数の藪漕ぎルートがあり、獣道さえも不明瞭な道がある。<br />休暇村気仙沼大島の職員ですらみちのく潮風トレイルを知らない。等々。<br />

    一方、今回の気仙沼大島は、トレイル上級者向けということができる。

    標識はテープが一か所のみで、必要性が疑問視される場所に設置。
    複数の藪漕ぎルートがあり、獣道さえも不明瞭な道がある。
    休暇村気仙沼大島の職員ですらみちのく潮風トレイルを知らない。等々。

  • 来年3月に廃止が決定されている大島汽船のフェリーは、前後の進行方向という指向性がなく、前後どちらでも自由に進むことができる未来の乗り物。

    来年3月に廃止が決定されている大島汽船のフェリーは、前後の進行方向という指向性がなく、前後どちらでも自由に進むことができる未来の乗り物。

  • 本土との橋がかかる来年4月からは、もうこの光景は見ることができない。

    本土との橋がかかる来年4月からは、もうこの光景は見ることができない。

  • 来年4月の完成脱向けて現在工事中の橋。

    来年4月の完成脱向けて現在工事中の橋。

  • 指で釣ろうったってあたしの目はごまかせないわよ。

    指で釣ろうったってあたしの目はごまかせないわよ。

  • 僚船との擦れ違い。<br />のどかな光景もあとわずか。

    僚船との擦れ違い。
    のどかな光景もあとわずか。

  • 休暇村気仙沼大島の料理では、漁師の賄い食である「ハーモニカ」(右上の小鉢)が旨い。<br /><br />ハーモニカはマグロの背骨を醤油で煮込んだ料理で、赤身とゼラチンの口中ミックスを楽しみたい。<br />

    休暇村気仙沼大島の料理では、漁師の賄い食である「ハーモニカ」(右上の小鉢)が旨い。

    ハーモニカはマグロの背骨を醤油で煮込んだ料理で、赤身とゼラチンの口中ミックスを楽しみたい。

  • カサゴは高級魚らしいが、元来脂っこい料理を好む客にはありがたみが薄い。

    カサゴは高級魚らしいが、元来脂っこい料理を好む客にはありがたみが薄い。

  • 休暇村気仙沼大島の部屋はシービューだった点は評価できる。<br />しかし、老朽化した建物はもうそろそろ使命を終わらせようじゃないか。

    休暇村気仙沼大島の部屋はシービューだった点は評価できる。
    しかし、老朽化した建物はもうそろそろ使命を終わらせようじゃないか。

  • 港までのフリーシャトルは真新しい。

    港までのフリーシャトルは真新しい。

  • 夏山シーズン中の低山は侮れない。<br />亀山の登山道のほぼすべてが藪の中。

    夏山シーズン中の低山は侮れない。
    亀山の登山道のほぼすべてが藪の中。

  • マムシに怯えながら、藪漕ぎのトップを交代で行った。<br />蜘蛛の巣も相当手ごわい。

    マムシに怯えながら、藪漕ぎのトップを交代で行った。
    蜘蛛の巣も相当手ごわい。

  • BRTは苦肉の策とはいえ、信号や渋滞のない道路は定時運行が期待できて評判が良い。<br /><br />かつてSLマニアが全国でその存続を強く望んだこともあったが、気仙沼線の再建にこだわる一部のマニアの意見は、しょせん懐古趣味でしかないことを歴史が証明済である。

    BRTは苦肉の策とはいえ、信号や渋滞のない道路は定時運行が期待できて評判が良い。

    かつてSLマニアが全国でその存続を強く望んだこともあったが、気仙沼線の再建にこだわる一部のマニアの意見は、しょせん懐古趣味でしかないことを歴史が証明済である。

  • 肌色に赤のラインを引いたかつての国鉄カラーを国内ではほとんど見かけなくなったが、中国の大連では「大力」という名を冠したDLが国鉄カラーを纏いながら現役で活躍しているので、ノスタルジックなマニア諸氏は中国へ出発進行!<br /><br />

    肌色に赤のラインを引いたかつての国鉄カラーを国内ではほとんど見かけなくなったが、中国の大連では「大力」という名を冠したDLが国鉄カラーを纏いながら現役で活躍しているので、ノスタルジックなマニア諸氏は中国へ出発進行!

  • 当日は、まるで邦人系キャリアのCAのような笑顔を絶やさない素敵な声の美人カレチさんが乗務していたせいかどうか、車内での精算が相次いでいた。<br /><br />普段は2連ワンマンカーだが、ツールド東北の参加者たちが一関からバイクと共に大勢乗車してきたので、ハコをひとつ増やし、3両の長大編成で秋の大船渡路を駆け抜けた。

    当日は、まるで邦人系キャリアのCAのような笑顔を絶やさない素敵な声の美人カレチさんが乗務していたせいかどうか、車内での精算が相次いでいた。

    普段は2連ワンマンカーだが、ツールド東北の参加者たちが一関からバイクと共に大勢乗車してきたので、ハコをひとつ増やし、3両の長大編成で秋の大船渡路を駆け抜けた。

  • 気仙沼のレトロな建物は、1階部分が津波で水没したそう。

    気仙沼のレトロな建物は、1階部分が津波で水没したそう。

  • 一ノ関駅の東北線ホームの一角には、昭和の匂いが立ち込めている。

    一ノ関駅の東北線ホームの一角には、昭和の匂いが立ち込めている。

  • 年季の入ったカウンターと、堅く形成されたかき揚げ、そして傷だらけのプラスチック製のコップ。<br /><br />車内用のどんぶりを30円で購入し、列車内で食べたあの頃を思い出した。

    年季の入ったカウンターと、堅く形成されたかき揚げ、そして傷だらけのプラスチック製のコップ。

    車内用のどんぶりを30円で購入し、列車内で食べたあの頃を思い出した。

  • 気仙沼大島を復興させようと環境省が旗を振ってみちのく潮風トレイルを指定したが、地元の自治体を始め、観光産業関係者たちがなぜか踊っていない。<br /><br />数少ない観光資源の気仙沼大島に、みちのく潮風トレイルという新たな道がひかれた。<br /><br />今後、この新道を地元がどう活用していくか、死蔵させないためにはどのような方策があるのか、被災地復興を加速させるための有効活用が望まれる。

    気仙沼大島を復興させようと環境省が旗を振ってみちのく潮風トレイルを指定したが、地元の自治体を始め、観光産業関係者たちがなぜか踊っていない。

    数少ない観光資源の気仙沼大島に、みちのく潮風トレイルという新たな道がひかれた。

    今後、この新道を地元がどう活用していくか、死蔵させないためにはどのような方策があるのか、被災地復興を加速させるための有効活用が望まれる。

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