2018/08/08 - 2018/08/08
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+mo2さん
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オランダ・ベルギー・ルクセンブルグの旅5日目。中世の街並みが保存され天井のない美術館と呼ばれているブルージュに2泊しましたが、午前中はブリュッセルへ
ツアーのスケジュールは市内散策だったのですが、特別に別行動とさせていただきました(特別といいながらこのツアー中もかなり頻繁に別行動・・・)午後はブルージュに戻ってきて世界遺産の街を散策です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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本日出発は8時半です。早朝既に1時間ほど散策しているんですけどね。
街そのものが世界遺産となっているブルージュは、かなり交通の規制も厳しくバスの乗り入れはスーツケースの積み下ろし時のみということで、少し郊外まで歩いて移動です。ブルージュの市庁舎 by +mo2さん市庁舎 建造物
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ブルゴーニュ公国時代に建てられたベルギー最古の市庁舎。ファザードには聖人などの彫像が並んでいました。
ここブルグ広場は、小さな広場ですが市庁舎、聖血礼拝堂、公文書館、旧裁判所など歴史的な建物に囲まれています。ブルージュの市庁舎 by +mo2さん市庁舎 建造物
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市庁舎の隣の聖血礼拝堂。小さな建物ですが、12世紀に十字軍が遠征で持ち帰ったといわれるキリストの聖血を収蔵する礼拝堂です。
聖血礼拝堂 (聖血博物館) 寺院・教会
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旧裁判所の建物。現在は市の行政センターとして利用しているそうです。
旧裁判所 建造物
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運河越しに世界遺産の鐘楼が見えるベストスポット。
ホテルからも近いのでブルージュ滞在中に何度も訪れました。ベルギーとフランスの鐘楼群(ベルギー) 史跡・遺跡
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可愛らしい街並みです。
世界遺産・ブルッヘ歴史地区 by +mo2さんブルージュ歴史地区 旧市街・古い町並み
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聖母教会裏の運河です。
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聖母教会が見えるスポット。手前の建物はグルートゥーズ博物館ですが、現在は休業しているようでした。また中世には手前の橋の下で舟を止め税金を徴収する関所(税関)になっていたそうです。
グルートゥーズ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ブルージュからでバスで約1時間半、ベルギーの首都ブリュッセルに到着です。
バスを降りたすぐのところにあったサン ミッシェル大聖堂。ブリュッセル中心部の巨大な聖堂 by +mo2さんサンミッシェル大聖堂 寺院・教会
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グランプラスの方へ歩いて移動します。
ヨーロッパで最も古いショッピングアーケードの1つギャルリー・サン・チュベールです。ここでツアーの方々と別れます。ヨーロッパ最古のショッピングモール by +mo2さんギャルリ サンチュベール 散歩・街歩き
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まずはすぐ隣のグラン=プラスへ
ブリュッセルの中心地にある大広場で、世界で最も美しい広場のひとつといわれており、世界遺産に登録されています。世界遺産・グランプラス by +mo2さんグランプラス 広場・公園
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左の建物は王の家と呼ばれるブリュッセル市立博物館ですが、536年に建造(1872年に再建)されスペイン・ハプスブルク家の支配時代には政庁や監獄として使われていた歴史あるものです。
王の家(ブリュッセル市立博物館) 現代・近代建築
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ギルドは、中世より近世にかけてヨーロッパの都市において商工業者の間で結成された各種の職業別組合ですが、グラン=プラスは様々なギルドハウスが広場沿いに軒を連ねています。
世界遺産・グランプラス by +mo2さんグランプラス 広場・公園
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グランプラスで最も華麗な建物、1402年から1455年の間に建造された市庁舎です。
ブリュッセル市庁舎 建造物
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みどころも多く美しいグランプラスですが、ぐるりと写真を撮って移動します。ブリュッセル滞在時間は食事も含めても3時間半という慌ただしいものなので目的地に向かいます。
ブラバン公爵の館 建造物
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グランプラスから王宮の方に向かって歩いていきますが坂になっています。
ブリュッセルの街が一望できる写真スポット by +mo2さん芸術の丘 広場・公園
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王宮が見えてきました。
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ブリュッセルの王宮です。夏期は、一般公開されているそうですが、時間なく今回はパス。
ブリュッセル王宮 城・宮殿
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目的地は、ここベルギー王立美術館。今回のツアー目的地にはなかったのですがどうしても来たかったところです。
ベルギーの美術館~ベルギー王立美術館 by +mo2さんベルギー王立美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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ベルギー王立美術館は、15~18世紀の作品を収めた古典美術館。19~20世紀の作品の近代(世紀末)美術館。マグリット美術館などの総称です。1階大ホールに入りますがこの建物の2階が古典美術館。地下通路から近代(世紀末)美術館。マグリット美術館へと繋がっています。マグリット美術館以外は写真撮影OKということだったのでたくさんの作品の写真を撮りましたが、それは別に旅行記に纏めたいと思います。
ベルギーの美術館~ベルギー王立美術館 by +mo2さんベルギー王立美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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古典美術館2階の展示室に入るとまず、イタリア絵画がありました。グエルチーノ、グイド・レーニ、ティントレットなどルネサンス期の巨匠たちの絵がいくつかあります。ただ古典美術館のメインはフランドル絵画、初期フランドル派と呼ばれるロヒール・ファン・デル・ウェイデン、ハンス・メムリンク、ディルク・バウツなどから順番に見て回ります。
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ブリューゲルの部屋です!!オリジナルは40点ほどしか現存しないブリューゲル1世の油絵を見ることができます。ブリューゲル一族によるコピー・派生作が127点ものぼる「鳥罠のある冬風景」や「ベツレヘムの人口調査」のオリジナル「叛逆天使の墜落 」など興奮しながら見ました。
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こちらはルーベンス大展示室。ここにはルーベンスの代表作の大祭壇画7点を同時期に活躍したアントーン・ヴァン・ダイクとテオドール・ファン・ローンの作品と同時に展示してありました。ルーベンスの作品はこの大展示室以外にもたくさん展示されていました。
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今年は年初にブリューゲル展、秋にはルーベンス展、フェルメール展が控えておりそれが今回の旅行のきっかけになっているのですが、ここベルギー王立美術館でブリューゲル、ルーベンスをはじめとするフランドル絵画をたっぷり堪能することができました。
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近代(世紀末)美術館は、地下4~8階まで作品を見ながら降りて行きます。
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展示はアンソール、クノップフなどのベルギーの画家の作品の他、モネ、ゴーギャン、スーラなどの印象派、新印象派などの作品もあり楽しめました。
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日本での知名度は、若干低いフェルンナン.・クノップフの作品もここベルギー王立美術館では多く見ることができました。これもここに来たかった理由の1つです。
余談ですが、職場でベルギー旅行に行くことを話したところ、新人の女の子が大学で美術史専攻しており、卒論クノップフだったとのこと(職場は美術とはまったく関係ありません)。お土産にクノップフグッズ買っていき、喜ばれました。 -
アールヌーヴォーの巨匠アルファンヌ・ミュシャの「ラ・ナチュール」世界に4体しかない貴重なブロンズ像。ミュシャらしい美しい女性が立体で表されています。
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日本の写真家、杉本博司の展覧会「Still Life」も開催されていました。
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あっという間に3時間が経ってしまいました。ツアーと合流するためにレストランへ向かいますが、少し距離があるためタクシーで。無事合流できました。
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また1時間半かけてブルージュに戻ってきました。バスを愛の湖公園の入口で降りてブルージュの観光をします。
世界遺産「ブルージュ歴史地区」にある公園 by +mo2さんミンネワーテル公園 広場・公園
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現在の「愛の湖」は、水辺で多くの白鳥が泳ぐ市民の憩いの場となっていますが、ブルージュが交易地として栄えていた頃は港として利用され、毎日多くの船が出入りしていたそうです。東岸の城は,1893年に建造されたデ・ラ・ファイル城。現在はレストラン、ホテルとして利用されています。
ホテル エグモンド ホテル
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「ブルージュ歴史地区」として世界遺産登録されているブルージュは小さな街ですが、「フランドル地方のベギン会修道院群」と「ベルギーとフランスの鐘楼群」の他の二つの世界遺産があります。愛の湖を抜けると世界遺産のブルージュのベギン会修道院の敷地に入ります。
世界遺産・フランドル地方のベギン会修道院群 by +mo2さんベギン会修道院 寺院・教会
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ベギン会は、中世ヨーロッパで発生した半聖半俗の女性たちによる共同体で、その成員であるベギンとよばれる半聖半俗の女性たちの生活の場であったベギンホフのうちフランドル地方の計13件がまとめて世界遺産登録されています。
世界遺産・フランドル地方のベギン会修道院群 by +mo2さんベギン会修道院 寺院・教会
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修道院内には教会もありました。内部は質素で落ち着いた雰囲気でした。
世界遺産・フランドル地方のベギン会修道院群 by +mo2さんベギン会修道院 寺院・教会
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静かなベギン会修道院を出ると通りは観光客でいっぱいです。
写真はもと馬の水飲み場だったそうです。馬の口から水がでてくるのでしょうか(?) -
馬車が走っていても違和感のない街並み。ブルージュは観光用の馬車も多いです。大学時代、馬術部に所属していたこともあり、東京の高級住宅街やバイトで地方(伊豆の港町、農村他)など街中を馬でまわる経験はかなりありますが中世の石畳馬で歩いてみたいものです。
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この後は、聖母教会、メムリンク美術館などまわります(旅行記【7】に続く)。
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