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その昔、中央本線中津川駅から北に向かって北恵那鉄道という鉄道が走っていました。<br />今回はその廃線跡に残る遺構を辿る旅です。特にノーメンテの木曽川橋梁はいつ流されてもおかしくないので、必見です!<br /><br />【北恵那鉄道について】<br />1924年開業、1978年廃止<br />路線 中津町駅~下付知駅間 総延長 22.6 km <br />14世紀から木曽川沿いは木曽檜の一大産地でしたが、大井ダム建設に伴い河川を使った木材輸送手段喪失の補償として建設。下付知駅で付知森林鉄道と接続、起点中津町駅とJR中津川駅間には貨物連絡線もありました。現在も中津川駅北西に王子マテリア(旧王子製紙)の工場があるなど、木材集積地の名残があります。<br />※中津川駅から南の王子エフテックスの間にも専用鉄道が走っていました。<br />New!★第二中津川橋梁や中津町駅跡等の写真を追加しました。(2019/3/26)<br />New!★上地橋梁・恵那峡口駅跡等の写真を追加しました。(2019/5/12)

◆中津川~下付知 北恵那鉄道廃線跡巡りの旅◆Remains of Kita-ena Railway◆

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2017/11/03 - 2017/11/03

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旅行記グループ ◆廃線跡巡りの旅◆

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ブリッヂ・トレック(橋梁旅行)

ブリッヂ・トレック(橋梁旅行)さん

その昔、中央本線中津川駅から北に向かって北恵那鉄道という鉄道が走っていました。
今回はその廃線跡に残る遺構を辿る旅です。特にノーメンテの木曽川橋梁はいつ流されてもおかしくないので、必見です!

【北恵那鉄道について】
1924年開業、1978年廃止
路線 中津町駅~下付知駅間 総延長 22.6 km 
14世紀から木曽川沿いは木曽檜の一大産地でしたが、大井ダム建設に伴い河川を使った木材輸送手段喪失の補償として建設。下付知駅で付知森林鉄道と接続、起点中津町駅とJR中津川駅間には貨物連絡線もありました。現在も中津川駅北西に王子マテリア(旧王子製紙)の工場があるなど、木材集積地の名残があります。
※中津川駅から南の王子エフテックスの間にも専用鉄道が走っていました。
New!★第二中津川橋梁や中津町駅跡等の写真を追加しました。(2019/3/26)
New!★上地橋梁・恵那峡口駅跡等の写真を追加しました。(2019/5/12)

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
同行者
一人旅
交通手段
レンタカー 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • ◆Map1 JR中津川駅~第二中津川橋梁<br />googlemapにルートを点線で図示してみました。<br />※全Mapの権利帰属は、画像©Google、地図データ©ZENRIN です。

    ◆Map1 JR中津川駅~第二中津川橋梁
    googlemapにルートを点線で図示してみました。
    ※全Mapの権利帰属は、画像©Google、地図データ©ZENRIN です。

  • 【国鉄中津川駅連絡線跡】<br />国鉄中津川駅と北恵那鉄道中津町駅を結ぶ連絡線の跡。王子製紙の貨物ホームで紙製品を積み込んだ貨車(ワ・ワム等)が、電気機関車(デキ251)に引かれていました。現在は車路になっています。

    【国鉄中津川駅連絡線跡】
    国鉄中津川駅と北恵那鉄道中津町駅を結ぶ連絡線の跡。王子製紙の貨物ホームで紙製品を積み込んだ貨車(ワ・ワム等)が、電気機関車(デキ251)に引かれていました。現在は車路になっています。

  • 北恵那鉄道の用地境界杭を発見しました!

    イチオシ

    北恵那鉄道の用地境界杭を発見しました!

  • 【中津町駅跡】<br />扇形をした貨物用のホームと一体化していた王子製紙(現王子マテリア)の倉庫が、台形に形を変えて現存しています。その左に3線挟んで旅客用ホームと駅本屋があったようです。痕跡を探しましたが、枕木のフェンスくらいしか見当たりませんでした。この写真の右後ろ辺りに車庫があったようです。

    【中津町駅跡】
    扇形をした貨物用のホームと一体化していた王子製紙(現王子マテリア)の倉庫が、台形に形を変えて現存しています。その左に3線挟んで旅客用ホームと駅本屋があったようです。痕跡を探しましたが、枕木のフェンスくらいしか見当たりませんでした。この写真の右後ろ辺りに車庫があったようです。

  • 王子マテリアの外周に沿って、左から順に貨車の留置線2線と本線があったようです。

    王子マテリアの外周に沿って、左から順に貨車の留置線2線と本線があったようです。

  • ◆MapA 中津町駅配線略図<br />全くの推測ですが、往時の写真等から中津町駅の配線略図を描いてみました。<br />青線が旅客ホームと貨物ホーム、緑線が駅本屋と車庫です。

    ◆MapA 中津町駅配線略図
    全くの推測ですが、往時の写真等から中津町駅の配線略図を描いてみました。
    青線が旅客ホームと貨物ホーム、緑線が駅本屋と車庫です。

  • 【第一中津川橋梁】<br />上路プレートガーダー。石積みの橋脚が見事。真上の妙見大橋が景観を損ねています。<br />ここも含め、特に記載のない限り路駐です。<br />

    【第一中津川橋梁】
    上路プレートガーダー。石積みの橋脚が見事。真上の妙見大橋が景観を損ねています。
    ここも含め、特に記載のない限り路駐です。

  • 【第二中津川橋梁】<br />上路プレートガーダー。こちらも切石積みの橋脚・橋台と桁が現存しています。2連しか見えませんが左の藪の向こうにもう1連あるはずです。

    【第二中津川橋梁】
    上路プレートガーダー。こちらも切石積みの橋脚・橋台と桁が現存しています。2連しか見えませんが左の藪の向こうにもう1連あるはずです。

  • 第二中津川橋梁の左手をよく見ると、路盤らしき平らな面があります。Map1の赤線よりも現地はくねくねしていそうです。

    第二中津川橋梁の左手をよく見ると、路盤らしき平らな面があります。Map1の赤線よりも現地はくねくねしていそうです。

  • ◆Map2 第二中津川橋梁~上地橋梁<br />下の細い川を跨ぐのが第二中津川橋梁です。

    ◆Map2 第二中津川橋梁~上地橋梁
    下の細い川を跨ぐのが第二中津川橋梁です。

  • 【木曽川橋梁】<br />◆この旅の主役◆1924年竣工1962年嵩上、下路ダブルワーレントラス(ピン結合)+上路プレートガーダー。<br />この高さで電車が通れるのか心配になるほど桁高が低いです。

    イチオシ

    地図を見る

    【木曽川橋梁】
    ◆この旅の主役◆1924年竣工1962年嵩上、下路ダブルワーレントラス(ピン結合)+上路プレートガーダー。
    この高さで電車が通れるのか心配になるほど桁高が低いです。

  • 右岸から河原に降りることができました。コンクリート橋脚の断面形状は5角形。これほど大きな橋梁がノーメンテで大都市の近くに残っているのは大変貴重、感動です!この橋だけでも保存してもらいたいものです。<br />この橋までなら中津川駅から2km位なので、徒歩でもなんとか来られます。

    イチオシ

    右岸から河原に降りることができました。コンクリート橋脚の断面形状は5角形。これほど大きな橋梁がノーメンテで大都市の近くに残っているのは大変貴重、感動です!この橋だけでも保存してもらいたいものです。
    この橋までなら中津川駅から2km位なので、徒歩でもなんとか来られます。

  • 右岸側の道路脇に築堤があります。右の奥に見える階段を登ると・・・

    右岸側の道路脇に築堤があります。右の奥に見える階段を登ると・・・

  • 木曽川橋梁に出ました。定期的に草刈りをしてくれているようです。感謝!

    木曽川橋梁に出ました。定期的に草刈りをしてくれているようです。感謝!

  • 【恵那峡口駅跡】<br />道路脇にレールをコンクリートで巻いた支柱跡が1つだけ残っていました。恐らくホームの支柱と思われます。

    【恵那峡口駅跡】
    道路脇にレールをコンクリートで巻いた支柱跡が1つだけ残っていました。恐らくホームの支柱と思われます。

  • 【上地跨線橋跡】(正式名称不明)<br />恵那峡口駅跡の少し先に上地神社がありますが、その参道を線路が横断することになり跨線橋が架けられました。その橋台が一部残存しています。<br />ですが、北恵那鉄道営業中の1971年以前には桁はなくなり、ほぼ今と変わらない姿になっていたようです。

    【上地跨線橋跡】(正式名称不明)
    恵那峡口駅跡の少し先に上地神社がありますが、その参道を線路が横断することになり跨線橋が架けられました。その橋台が一部残存しています。
    ですが、北恵那鉄道営業中の1971年以前には桁はなくなり、ほぼ今と変わらない姿になっていたようです。

  • 跨線橋の南に拝殿のない鳥居と階段があります。鳥居の先に跨線橋の橋台が見え、昔は階段を上った先で北恵那鉄道の上を渡っていたことが分かります。<br />跨線橋のない今は、先ほどの橋台の少し右に参道があります。

    跨線橋の南に拝殿のない鳥居と階段があります。鳥居の先に跨線橋の橋台が見え、昔は階段を上った先で北恵那鉄道の上を渡っていたことが分かります。
    跨線橋のない今は、先ほどの橋台の少し右に参道があります。

  • 【上地橋梁】<br />4連上路プレートガーダー。<br />周囲の樹木が伐採され、山道が整備されていました。

    【上地橋梁】
    4連上路プレートガーダー。
    周囲の樹木が伐採され、山道が整備されていました。

  • 沢右岸側の橋台付近へ行ってみました。反対側も線路敷が未舗装のまま道路になっていて、橋台まで辿り着けます。

    沢右岸側の橋台付近へ行ってみました。反対側も線路敷が未舗装のまま道路になっていて、橋台まで辿り着けます。

  • その先も路盤が残っていて、枕木や犬釘も見つかりましたが、藪が深くなってきたので山道を通って引き返しました。

    その先も路盤が残っていて、枕木や犬釘も見つかりましたが、藪が深くなってきたので山道を通って引き返しました。

  • ◆Map3 上地橋梁~上苗木駅<br />苗木駅と上苗木駅の場所はよく分かりません。特に上苗木駅周辺は圃場整理事業が行われ用水路や道路の位置まで変わってしまいました。遺構はほとんどないかも知れません。<br />※ルートは大体です。当たらずとも遠からず、位に考えてくださいね。<br />

    ◆Map3 上地橋梁~上苗木駅
    苗木駅と上苗木駅の場所はよく分かりません。特に上苗木駅周辺は圃場整理事業が行われ用水路や道路の位置まで変わってしまいました。遺構はほとんどないかも知れません。
    ※ルートは大体です。当たらずとも遠からず、位に考えてくださいね。

  • 【山之田川駅跡】<br />ホームのものと思しき切石積みが一部残存しています。

    【山之田川駅跡】
    ホームのものと思しき切石積みが一部残存しています。

  • ◆Map4 並松駅~関戸駅<br />関戸駅はバス停の辺りにあったようですが、通り過ぎました。<br />中津川駅方面行きバス停の上屋は駅の物を移設した物が使われていましたが、既に撤去されていました。(2019/5)

    ◆Map4 並松駅~関戸駅
    関戸駅はバス停の辺りにあったようですが、通り過ぎました。
    中津川駅方面行きバス停の上屋は駅の物を移設した物が使われていましたが、既に撤去されていました。(2019/5)

  • 【並松駅跡】<br />ここはホーム2面が残っています。端部のパイプ柵も。スバラッ!

    【並松駅跡】
    ここはホーム2面が残っています。端部のパイプ柵も。スバラッ!

  • 終点側から撮影。保存状態は良好です。<br /><br />※現在はホームが撤去され、南側の道路の高さまで切土して住宅分譲用地として整地されてしまいました。残念・・・

    終点側から撮影。保存状態は良好です。

    ※現在はホームが撤去され、南側の道路の高さまで切土して住宅分譲用地として整地されてしまいました。残念・・・

  • ◆Map5 美濃福岡駅~栗本駅

    ◆Map5 美濃福岡駅~栗本駅

  • 【美濃福岡駅跡】<br />石碑がありますが、痕跡はありませんでした。

    【美濃福岡駅跡】
    石碑がありますが、痕跡はありませんでした。

  • 【付知川橋梁跡】<br />人道橋の福岡ローマン橋が架けられています。橋台は良く見えませんでしたが、石積みのようなので、嵩上げして利用している可能性もあります。<br />右岸下流側より。

    【付知川橋梁跡】
    人道橋の福岡ローマン橋が架けられています。橋台は良く見えませんでしたが、石積みのようなので、嵩上げして利用している可能性もあります。
    右岸下流側より。

  • 美濃福岡駅の石碑に取り付けてあった写真は、5角形と思しき尖った形状の橋脚が見えるので、この付知川橋梁を右岸上流側から撮影したものと思われます。

    美濃福岡駅の石碑に取り付けてあった写真は、5角形と思しき尖った形状の橋脚が見えるので、この付知川橋梁を右岸上流側から撮影したものと思われます。

  • 橋の袂には古レールが転がっていましたが、製造年が廃止より新しい1984年なので北恵那鉄道とは無関係のようです。

    橋の袂には古レールが転がっていましたが、製造年が廃止より新しい1984年なので北恵那鉄道とは無関係のようです。

  • 美濃福岡~栗本間<br />このゲートから先、旧線路敷がふくおかローマン渓谷遊歩道として整備されていて、福岡ふれあい文化センターの駐車場に車を停め、栗本駅まで散策しました。<br />ですが、先ほどの斜張橋の前後も実は遊歩道になっています。

    美濃福岡~栗本間
    このゲートから先、旧線路敷がふくおかローマン渓谷遊歩道として整備されていて、福岡ふれあい文化センターの駐車場に車を停め、栗本駅まで散策しました。
    ですが、先ほどの斜張橋の前後も実は遊歩道になっています。

  • 遊歩道の途中に滝があり、その沢を渡る橋です。橋桁は架け替えられていますが、橋台は旧橋の物が残存しています。

    遊歩道の途中に滝があり、その沢を渡る橋です。橋桁は架け替えられていますが、橋台は旧橋の物が残存しています。

  • 栗本橋<br />付知川を渡る人道橋(吊橋)、それほど古くはなさそうです。<br />昔は木製の桁が使われていましたが、現在は鋼製です。

    栗本橋
    付知川を渡る人道橋(吊橋)、それほど古くはなさそうです。
    昔は木製の桁が使われていましたが、現在は鋼製です。

  • 【栗本駅跡】<br />遊歩道の終点あたりに隠れていて、奥の方を探さないと見逃します。<br />このホームは丸石をそのまま利用していますが、根の成長により破壊されかねないので、樹木を伐採してほしいです。<br />観光開発のためホーム左手にあった旅館が土地を提供して開業、近くには栗本水泳場があったそうです。<br />そういえば中津川は栗が有名、栗きんとんもお勧めです!

    【栗本駅跡】
    遊歩道の終点あたりに隠れていて、奥の方を探さないと見逃します。
    このホームは丸石をそのまま利用していますが、根の成長により破壊されかねないので、樹木を伐採してほしいです。
    観光開発のためホーム左手にあった旅館が土地を提供して開業、近くには栗本水泳場があったそうです。
    そういえば中津川は栗が有名、栗きんとんもお勧めです!

  • ◆Map6 栗本駅~田瀬駅<br />栗本駅からしばらくは川沿いの道が線路敷のようです。

    ◆Map6 栗本駅~田瀬駅
    栗本駅からしばらくは川沿いの道が線路敷のようです。

  • 【柏原川橋梁】<br />上路プレートガーダー。美濃下野駅の少し手前にあります。<br />この近辺は道幅が狭くて道を塞いで停めるしかありません・・・上流の橋から撮影。

    【柏原川橋梁】
    上路プレートガーダー。美濃下野駅の少し手前にあります。
    この近辺は道幅が狭くて道を塞いで停めるしかありません・・・上流の橋から撮影。

  • 【美濃下野駅跡】<br />一見するとこの石積みがホーム跡のように見えますが、ホームは左の家屋の前辺りにあったようです。『失われた鉄路を求めて』というHPで石積ホーム撤去中の画像があります。ホームの石を再利用した物かもしれません。

    【美濃下野駅跡】
    一見するとこの石積みがホーム跡のように見えますが、ホームは左の家屋の前辺りにあったようです。『失われた鉄路を求めて』というHPで石積ホーム撤去中の画像があります。ホームの石を再利用した物かもしれません。

  • ◆Map7 美濃下野駅~田瀬駅<br />国道から離れる辺りから路盤は高くなっており、航空写真でもルートが分かります。

    ◆Map7 美濃下野駅~田瀬駅
    国道から離れる辺りから路盤は高くなっており、航空写真でもルートが分かります。

  • 【美濃下野~田瀬間の橋梁】(正式名称不明)<br />上路プレートガーダーが現存。草ぼうぼうで何だか分かりませんね。(笑)

    【美濃下野~田瀬間の橋梁】(正式名称不明)
    上路プレートガーダーが現存。草ぼうぼうで何だか分かりませんね。(笑)

  • 【田瀬駅跡】<br />円弧状のホームが現存していますが、現在は無残にもホーム上に建物が建っているようです。ホームの泣き声が聞こえてきますが、私有地なので何ともなりません・・・

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    【田瀬駅跡】
    円弧状のホームが現存していますが、現在は無残にもホーム上に建物が建っているようです。ホームの泣き声が聞こえてきますが、私有地なので何ともなりません・・・

  • ◆Map8 田瀬駅~下付知駅

    ◆Map8 田瀬駅~下付知駅

  • 【稲荷橋駅跡】<br />左端に鳥居が写っていますが、この神社の細ーい参道を通っていくと辿りつきます。※民家の裏にあるので、道路からはほどんど見えません。

    【稲荷橋駅跡】
    左端に鳥居が写っていますが、この神社の細ーい参道を通っていくと辿りつきます。※民家の裏にあるので、道路からはほどんど見えません。

  • 【下付知駅跡】<br />コンクリートの部分が実はホームで、線路は埋められています。<br />ホーム上の草が生えている所はホーム上屋の柱跡です。<br />終点側より撮影。

    【下付知駅跡】
    コンクリートの部分が実はホームで、線路は埋められています。
    ホーム上の草が生えている所はホーム上屋の柱跡です。
    終点側より撮影。

  • ホーム左側が線路です。今は原っぱになっていますが、かなり最近まで木材の集積場が左手の方にありました。貨物ホームと同じ高さの集積場にトラックを横付けするため、ホームを撤去するのではなく路盤を盛土してホーム高さまで埋めたものと思われます。<br />起点側より撮影。

    ホーム左側が線路です。今は原っぱになっていますが、かなり最近まで木材の集積場が左手の方にありました。貨物ホームと同じ高さの集積場にトラックを横付けするため、ホームを撤去するのではなく路盤を盛土してホーム高さまで埋めたものと思われます。
    起点側より撮影。

  • 苗木城跡<br />山頂の城跡から木曽川橋梁付近が一望にできるのでお薦めです。前後のルートも大体分かりますね。<br />手前 木曽川橋梁、奥 玉蔵橋です。

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    苗木城跡
    山頂の城跡から木曽川橋梁付近が一望にできるのでお薦めです。前後のルートも大体分かりますね。
    手前 木曽川橋梁、奥 玉蔵橋です。

    苗木城跡 名所・史跡

  • 今回の旅はこれで終了、名古屋からこんなに近い場所に廃線跡がしっかり残っているのは嬉しい限りです。今回私の紹介した場所は簡単に見つかる場所が多いので、さらっと廃線の遺構を廻る日帰り旅行には持って来いです。特に秋は紅葉狩りと併せて組み込むのがお薦め。また、この廃線跡を紹介しているHPは結構ありますので、じっくり廃線敷を辿ればもっと多くの遺構が見つけられると思います。<br />《残存トータル(未撮影除く) 橋6、橋台のみ3、駅6》<br />

    今回の旅はこれで終了、名古屋からこんなに近い場所に廃線跡がしっかり残っているのは嬉しい限りです。今回私の紹介した場所は簡単に見つかる場所が多いので、さらっと廃線の遺構を廻る日帰り旅行には持って来いです。特に秋は紅葉狩りと併せて組み込むのがお薦め。また、この廃線跡を紹介しているHPは結構ありますので、じっくり廃線敷を辿ればもっと多くの遺構が見つけられると思います。
    《残存トータル(未撮影除く) 橋6、橋台のみ3、駅6》

  • おまけ1【城山大橋】<br />1984年竣工、3径間連続上路トラス。城跡より。

    おまけ1【城山大橋】
    1984年竣工、3径間連続上路トラス。城跡より。

  • おまけ2【玉蔵大橋】<br />1966年竣工、上路カンチレバートラス。

    おまけ2【玉蔵大橋】
    1966年竣工、上路カンチレバートラス。

  • ※廃線線路敷をじっくり辿りたい方は、〔歩鉄の達人〕<br /> 北恵那鉄道健在時の写真を見たい方は、〔津島軽便堂写真館〕<br /> 両方をお望みの方は、〔昭和の鉄道員ブログ〕<br /> をお勧めします。

    ※廃線線路敷をじっくり辿りたい方は、〔歩鉄の達人〕
     北恵那鉄道健在時の写真を見たい方は、〔津島軽便堂写真館〕
     両方をお望みの方は、〔昭和の鉄道員ブログ〕
     をお勧めします。

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  • 横浜臨海公園さん 2019/03/11 12:10:14
    木曾川橋梁
    橋梁学会さま、こんにちは。

    旅行記を拝見させていただきました。

    当該橋梁は、
    チャールズ.A.ポーナル(Charles.A.W.POWNALL)(生没不詳)設計に依る、初代天龍川橋梁
    英國パテントシャフト(PATENTSHAFT & AXELETREE)社製
    錬鐡製下路ダブルワーレントラス構桁 支間63.4m(200ft)
    の転用品だったと記憶しております。
    仰せの通り、高さは低い為に架線を吊架するのに苦労した事と思われます。
    実際に、同型構桁が導入され、戦後まで使用された東北本線利根川橋梁では、C51型、D50型蒸気機関車通過の際は速度制限を設定していたとの話を聞いた事がございます。
    何れにせよ、揖斐川橋梁同様に、行政の手で保存処理される事を願うばかりです。



    横浜臨海公園

    ブリッヂ・トレック(橋梁旅行)

    ブリッヂ・トレック(橋梁旅行)さん からの返信 2019/03/11 13:58:24
    Re: 木曾川橋梁
    東海道本線の初代天龍川橋梁でしたか。19連もあったのにほとんど残っていないというのは悲しいです。立場川橋梁もなんとか保存してほしいですね。
    吉野川橋はいつ落橋してもおかしくない程損傷が著しいので、今年中に観に行こうと思っています。
    コメントありがとうございます。

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